たとえ、全てに否定されようとも   作:Laziness

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戦場まではいけませんでした。申し訳ありませんでした。
天城君の刀についても載せてあります。質問がありましたら、どうぞ。
では、お楽しみください。


Ⅲ・第三話

5月29日 08:00

 

「それでは、戦術について報告する。まず、東部制圧は

   ・Genesis Kingdom支部長     {ザーフ・スノードロップ}

   ・India Empire支部長      {チャブン・マハラーシュトラ}

   ・Neo Strong Aggregation本部副長 {ランズ・アプロディーテー}

   次に西部制圧は、

   ・Arabia Coalition支部長     {アズィーズ・ラフマーン・サウード}

   ・Australia支部長        {ジョシュア・モールドフィッジ}

   ・日本支部長           {有里美 杏}

   ・天城翔                          」

 

「「「「「「「YES,Marshal」」」」」」」

 

「それでは、Russian Empireには、WN×WR用ヘリで飛ぶ。

 UTC May29 12:00:00 までに第一ポートまでに集合。」

 

 そうして、全員は散っていった。

 

「俺もいろいろと準備しないとな。」

 

 俺も部屋に戻っていった。

 

 

 

 

5月29日 12:00:00 第一ポート

 

「では、全員集合したな。私は戦場に赴くことはできない。健闘を祈る。」

 

 そうして俺たちを乗せたヘリは、ロシア帝国へ向かった。

 

「天城様、やはりいらっしゃるのでしょうか?」

 

「分からないな。いたら、なかなかきついが。」

 

俺は解散後、元帥にとある話を聞かされていた。

 

「天城君、実は一つ面白い情報が手に入った。」

 

「おもしろい・・ですか?」

 

「ああ、それはなもう一人の地球最後の兵器(ディザスター)のことだ。」

 

「・・!!ついに現れましたか。」

 

「確信ではないがな。ロシア帝国で出会うかもしれない。」

 

「敵対してしまったら、かなり辛いことになるかと存じ上げます。」

 

「ちなみに、戦闘中に遭遇した場合は敵対しているようであれば、あの刀を使ってでも倒せ。絶対に殺すなよ。」

 

「了解しました。」

 

 

 

回想終了

 

「もう一人は、どんな武器を使ってくるんでしょう?」

 

「それについては大体調べがついているらしいぞ・・どうやったかは知らんが。」

 

 マジでWN×WRの情報収集能力は恐ろしいわ。

 

「天城様の武器は、[己身滅時 剣天切裂 主神力与]ですよね。」

 

「ああ、そうだ。あれは使い終わったあとがきついがな。」

 

「話題を戻しますが、結局どんな武器を使ってくるのですか?」

 

「ああ、どうやら[本]らしい。」

 

「・・本ですか?」

 

「どうやらその本を使うと、一切の代償を支払わずに魔術を使えるらしい。」

 

「・・チートですね。

 そしてその・・やはりもう一人の方は・・天城様の婚y」

 

「余計なことを考えるな、杏!」

 

 僅かに怒りを孕んだ声で、警告した。

 

「すっ、すみません!大事な戦争の前なのに・・」

 

「余計なことを考えていると、その場の判断を鈍らせるぞ。」

 

「申し訳ありませんでした・・。」

 

 そのまま、無言の時間が過ぎていった。

 

 

 

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[己身滅時 剣天切裂 主神力与]

・効果

 剣の使用中、解放術で解放できるステータス全てをmaxにすることができる。

 感覚器官も操れるようになる。

 

・継続可能時間

 およそ1時間程度。身体疲労が大きい。

 

・特徴

 遠距離も近距離でも攻撃できる剣。

 何よりの特徴は、この剣と繋がっている限り、死なないということ。




そういえば、学校ネタを期待していた方、申し訳ありませんでした。
この戦争は、唐突に思いついたネタなので、お付き合いください。
では、次回もよろしくお願いします。

※修正祭にて、修正完了。

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