仮面十二/五/二十一 三つの世界と九つの枢要大罪 聖と罪の戦い   作:OOSPH

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一同の前に現れたのは

・・・ ・・・・ ・・・・・

・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 


22,Mediocrity

「ああ・・・

 

 よろしく頼む・・・」

 

そんなことを言っていると

そこに何やら大きな音が鳴り響くのを

 

聞いたのだった

 

「今のって何?」

 

「まさか・・・

 

 敵襲!?」

 

一同は急いでその場所に向かっていく

 

・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・‣・・・・・・・・・  ・・・・・ ・・・・ ・・・

 

その場所に駆け付けると

そこにいたのはなんと

 

「いたたた・・・

 

 何とか戻ってくれたか?」

 

当夜であった

 

「「当夜!?」」

 

これにはその場にいた一同は

大きく驚きを見せる

 

「さてと・・・」

 

当夜はお顔を起こすと

一同の存在に気が付いた

 

「うお!?

 

 みんなそこにいたのか!」

 

「いたのかって・・・・

 

 お前こそどうして・・・・」

 

「あの崩壊に巻き込まれて

 死んだんじゃないの!?」

 

「勝手に俺を殺すな!」

 

順平と紫の言葉に

突っ込みを入れる当夜

 

「まあさすがにあの時は

 もうだめだって思ったけど

 

 それでもこうして戻ってきたんだよ・・・」

 

「ったく

 

 心配させてくれやがって」

 

「今度またおんなじことしたら靴跡つけるからね・・」

 

「でも、戻ってきてよかった・・・」

 

一同はとにかく当夜のもとに行く

 

「さあてと

 

 試練の迷宮を

 クリアしたんだから

 

 今度はいよいよ本格的に

 動き出そうぜ、なんてったって

 

 暗黒の楽園を終わらせるんだからな」

 

「そして俺たちは

 元の世界に戻っていく・・・」

 

「ああ、そうだ・・・・」

 

「だから俺たちもついてくぜ」

 

「だからさっきに見たいに

 死にに行くようなことは絶対にしないでよね・・」

 

杏がつぶやく

 

「俺は絶対に死なねえよ

 

 なんてったって俺は

 暗黒の楽園を終わらせるんだからな!」

 

と力強く答える当夜

 

「・・・でもその前に

 何か食べないか?

 

 俺ここに来るまでに

 何にも食べてないからさ・・・」

 

「そうだな・・・

 

 我々もこれから

 食事と大事な用事も

 兼ねていたところだったんだ・・・」

 

「ようし

 

 俺は肉を制覇するぞ!」

 

「お前は相変わらずだな・・・・・」

 

明彦の言葉にあきれる荒垣

 

「そういえば

 罪徒を倒せば

 

 賞金がもらえるんだよな・・・・」

 

「神社に行けば

 聖痕を鑑定してもらえれば

 

 経験値に乗じた賞金がもらえるの・・・」

 

有紀が説明する

 

「まあ今後どうするのかは

 飯を食いながらにしようぜ

 

 一杯食って次の戦いに備えないとな」

 

「そうだね・・・」

 

「それじゃあさっそく・・・」

 

「行くか・・」

 

「そうだな・・・」

 

こうして一同の中から

暗い雰囲気が一気に晴れて

 

明るくなっていくのが

周りから見てもわかる

 

こうして

 

すべてに決着をつけられた一同であった

 

だがこれは終わりではない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むしろこれからが始まりなのだから・・・ ・・・・ ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   




旅立ちの時

・・・ ・・・・・・・・・

・・・・ ・・・・・・・・

・・・・・ ・・・・・・・・

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