仮面十二/五/二十一 三つの世界と九つの枢要大罪 聖と罪の戦い   作:OOSPH

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新たなる戦い

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第一章 試練の物語 迫りくる試練の軍勢~trials Threesie Worlds Persona
1、暗黒の楽園~A trial against crime………


暗黒の楽園

 

今よりおよそ

180年前に現れた

 

原罪の迷宮

 

その迷宮より出でた存在

 

罪徒

 

その罪徒に使役され

現れた怪物

 

マモノ

 

人々はやがて

罪徒たちにそれぞれの

居場所を奪われて行き

 

自分たちの世界の大半を

罪徒たちに制圧されてしまっている

 

やがて罪徒に対抗できる力

 

聖徒が現れたことにより

現在の形を保ちつつ

 

それぞれが進行を止めていき

 

やがて人間たちにとって

安息の場所が完成するのだった

 

それがエリアH

 

エリアHには

聖徒協会の本部があって

 

協会がエリアを守護していることによって

 

人々は安息の場所を作りあげた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はずだった・・・・・ ・・・・ ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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エリアH

 

ある里

 

そこで激しい揺れが

訪れたことによって

 

人々は慌てて飛び起きていく

 

当然面々も

外に出ていく

 

「なになになに!?

 

 何なの一体!」

 

「何なんだよ一体!」

 

外に出てゆかりと順平が

声を上げるのであった

 

「地震か!?」

 

「まじ!?

 

 だったら早く非難しないと・・」

 

陽介と千枝が慌てて言うが

当夜ら聖徒が手を横に広げて

 

声を落ち着かせる

 

「何だよ・・・」

 

「この地震の原因は何なの?」

 

竜司と杏が聞く

 

「信じられない・・・

 

 まさかこんなところに・・・」

 

有紀がつぶやきを言う

 

「この世界に迷宮・・

 

 罪徒の巣が

 現れたんです・・

 

 それもこの、エリアHに!」

 

「それでこんな大地震が・・・」

 

「でもみんなどうしてこんなに驚いてるの!?」

 

湊が地震の原因を知って

納得するが

 

真琴はそれを聞いて

人々の様子を聞く

 

「驚くだろうよ・・・

 

 何しろこのエリアHが

 制定されてから

 

 迷宮が発生したことなんて

 なかったんだからさ・・・」

 

「そうなのか・・!?」

 

悠が当夜の言葉に

思わず問いかける

 

「とにかく!

 

 この揺れの大きさからして

 ここからそんなに離れていない

 

 何としても迷宮が覚醒するまでに

 何とかしねえと!!」

 

「覚醒・・・?

 

 それはつまりまだ

 間に合うっていうことか?」

 

暁が問う

 

「迷宮が姿を現すと

 その迷宮の中心部に存在する

 

 主というマモノが成長を始めていく

 

 今は蛹の状態・・・

 

 その蛹が成長するまでに

 それを破壊すれば・・・」

 

当夜が説明していく

 

「覚醒を妨害できる・・・・

 

 そういうことだな

 

 だったら早速行こうじゃないか!」

 

明彦が向かおうとするが

 

「無茶だよ!

 

 迷宮内はラルヴァエネルギーで

 満ちていてエーテルの濃度が低いんだよ!?

 

 私たちは能力が使えなくなるし

 貴方達もペルソナが使えなっちゃうよ!!」

 

「そういや俺達がこの世界で

 ペルソナが使えるのもエーテルのおかげ何だっけ・・・・」

 

「やっぱりそういうのなれないよね・・」

 

陽介と千枝が頭を悩ます

 

「待て・・・・

 

 どうやら敵さんは

 お出ましのようだぜ・・・・」

 

モルガナが言うと

里のほうに向かって

 

何やら巨大な何かが

地面を張って里に向かっていく

 

「なんだあれは・・・」

 

「ここからだとよく見えない・・・

 

 でもあの大きさからして

 たぶんマモノだと思う」

 

その巨大な何かは

段々とこちらに向かってきている

 

「ど、どうしよう

 

 こっちに向かってきてるよ!?」

 

雪子はそれを見てやや慌てる様子を見せる

 

「だったら立ち向かうしかねえ

 

 相手はマモノだ

 少なくとも前に戦った

 

 罪徒ほど苦戦はしねえ・・・

 

 戦い方さえ分かっていれば

 それほど苦労はしねえはずだ!」

 

当夜はそう言って

剣を構えていく

 

「どのみち敵の攻撃は

 待っていても来る・・・・

 

 だったらやるしかない」

 

祐介も答える

 

「里に到達する前に

 何としてもあのマモノを

 

 食い止めないといけねえ

 

 絶対に止めるぞ!」

 

「そうだな!」

 

「おっしゃ!

 

 ここらで気張らねえと

 漢じゃねえぜ」

 

「そうね・・・

 

 どのみち敵のもとに

 向かわないといけないし

 

 行きましょう暁」

 

真の言葉に暁はうなづくのであった

 

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「迫ってきている敵は二体・・・

 

 それも別々の方向からきてる

 

 どちらか一方に集中していれば

 もう一方は里の方に向かってく

 

 そうならないために

 ここは二手に分かれましょう!」

 

有紀は提案する

 

「でもどういう風に分けていけば・・・」

 

「この二体の敵には

 それぞれ共通があります

 

 いずれも地面を掘り進んで

 いるということ・・

 

 推測の範囲ですが

 敵は土の属性を持っているはずです

 

 土の属性を持つ敵には

 炎の属性のが聞くはずです」

 

「炎だったら僕たちの方では

 僕と真琴、順平、コロマルが使えるよね・・・」

 

「俺達の方では雪子がつかえたな・・」

 

「俺達のほうは杏がつかえて・・・

 

 でも熱も加えるんなら真も使えたよな?」

 

それぞれが名前を挙げていく

 

「それじゃあメンバーを決めたら早速行くぜ!

 

 敵がここにつくまでもうそこまで時間はねえ!!」

 

当夜はそう言う

 

「それでは炎属性の攻撃を

 使えるものは前に出て

 

 後の者は想定外の事態に備えて

 サポートに徹してくれ」

 

美鶴がそう言うと

満場一致する

 

「それじゃあ僕たち二人と

 コロマルと順平で一チームを・・・」

 

「私と新島さんと

 高巻さんでもう一方を・・・」

 

湊と雪子が互いに所属を決めていくのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして闘いの火ぶたは切って落とされるのだった・・・ ・・・・ ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   




二手に分かれて

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