ソードアート・オンラインをプレイしたらデスゲームだった件について 作:盗賊8
それではどうぞ
ピピピピ
ん?もう朝か
「葵〜もう朝よ?朝ごはんできてるから下りてきなさい」
「うん、今起きたよ〜」
あれ?なんだか声が違うような...うん、気のせいだな
「あ〜すっげぇ眠い。
昨日遅くまでゲームやりすぎたな」
因みにプレイしていたのはCODBO3である...IW?いや、昨日はBO3をしたい気分だったんだよ
俺は眠たい目を擦りながら目の前にあるはずのコントローラーを探す...あれ?無いぞ?というか本当にここは俺の部屋か?と、考えていると母さんが部屋に入ってくる
「ご飯、冷めちゃうわよ?」
え、俺の母さんってこんな若かったっけ?
「え、本当に母さん?美人過ぎない?」
今言った通り、俺の母さんはもう少し...なんというか、老けている筈なのだ
「あら?どこでそんな褒め言葉を知ったの?まぁ素直に受け取っておくわ...あ!本当に早くしないと駄目じゃない
小学校の入学式の次の日から遅れたら嫌でしょ?」
き、昨日が入学式だったの?why?お母様?私は高校3年ですよ?
そう思っていたのだが、今更になって気づいた
え、俺の身体...縮んでね?
■■■■■■
あの後、ご飯を食べて着替えを済ませたので学校に向かおうと玄関で靴を履いている時に気になった事を聞いてみた。
「お、お母様?今2000何年ですかね?」
「どうしたの急に?そんな喋り方して... 2012年よ?」
「(はい?! いやいやありえないって!)あ、ありがとう」
「?」
首を傾ける母さん...くそっ!親なのに可愛いとか思っちまった
ついでに言っておくと俺の母さんを簡単に例えると由比ヶ浜結衣の母親の髪型を黒にした感じの人だ
な?可愛いだろ?
いや、そんなことよりもだ。俺が生まれたのは確か、2000年で、最後の記憶はBO3で30キル17デスの1位でラスキルをハイテンション状態でのヘルストームで終えた2017年だったはず...
ということはタイムスリップしたってことか?いやいやなんでだよ! ドラえもんと面識ないぞ?
それ以前にタイムスリップだとしてもおかしいだろ
主に時間枠がな?どうなってるんだか
「はい、それでは次に二宮葵さんお願いします」
「...」←考え事をしていて聞こえていない
「...」
無言で立ち上がり目の前まできて、肩を叩く
「葵さん?自己紹介お願いね?」
「あ、すいません...緊張してしまって」
あ、危ない第一印象が先生の言うことを聞かない子になる所だった
「
趣味は読者と料理です
みなさんこれからよろしくお願いします」
よし、素晴らしい自己紹介だった。うん
しかし場は静まり、数秒間世界が停止したように錯覚した。
あれ?なんでみんな静かなの?
と、思っていたがよくよく考えたら小学一年生でこの自己紹介はないだろ...と今更気づいた
「え、えっと次の人お願いします」
と、先生の進行がスタートし、自己紹介の続きが始まる
微妙な空気で学校生活がスタートしたのである
「はあ、なんだろうこうなる前は小さい頃からやり直したいと思ってたけど...実際なるとなぁ...」
下校途中、やや落ち込んだ感じでそう愚痴をこぼして近くにあった石をける
「...いや待てよ」
こうなる前の自分をもう1度思い浮かべろ...今は普通に顔は悪い方ではない...むしろいい方だ、と思いたい。しかしどうだ17年後の俺は
いつからか勉強が出来なくなり、ゲームやアニメをみたりするばかりの毎日
それによって増えていった体重のおかげで、デブに近い体型になった
クラスメイトからはバカにされた
女子からはオタクと認識されて気持ち悪がられた
そうなっていいのか?
「いや、良くないな」
そう決心した俺はすぐさま自分の家に走った
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家に着くと自分の部屋にランドセルを置き、すぐさま俺の爺ちゃんが教えている剣道場(爺ちゃんの家の隣にある)まで走ってきた
「はぁ...はぁ」
全速力で走ってきたので荒く吐いていた息を一旦整え、爺ちゃんがいるであろう道場に向かう
懐かしいなぁ...最後に来たのはいつだっただろうか
「む?あ、あ、葵ではないか!小学校入学おめでとう!」
俺を見るなり瞬時にこちらへと移動し、頭を撫でてきてくれる
「あ、ありがとうお爺ちゃん!あの、頼みがあるんだけど」
あー凄ぇ恥ずいわ...いやだって精神年齢17歳ですよ?
というかその前に...今、どうやって一瞬で距離を詰めたの?それ剣道なの?わたし、気になります!
「できる限りの事はしよう...頼みってなんじゃ?」
まぁそんな疑問は置いといて
まず、剣道を始めて精神力と身体を鍛える。昔じいちゃんに誘われ時に色んなことに役立つとも言っていたしね
「僕に剣道を教えて欲しいんだ!お願い!おじいちゃん」
と、頭を下げてお願いすると
「ど、どうしたんじゃ急に...?」
と、最初は嬉しさ半分ながら焦っていたが、
「儂は厳しいぞ?それでもやるのか?」
先ほどまでの優しい声ではなく少し怖い声で言ってくるが
「はい!お願いします」
俺の決心は変わらない
もうあんな自分にはなりたくない!
「稽古は明日の朝、5時から始める...
「お父さんとお母さんに?」
「当然じゃろ?朝早くに儂のところに出かけているなんて知らんで葵の部屋に入っていなかったら、あの親バカ夫婦は大混乱じゃろ...」
どこか遠い目をして話すお爺ちゃん
あぁそう言えば今の俺ぐらいの歳で、風邪を引いた時に
母さんと父さんが大騒ぎで病院に連れてってくれたんだっけ?
...うん、絶対に家に帰ったら言おう
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「明日の朝5時からと学校から帰ってきた後に爺ちゃんの家で剣道を教えてもらいに行くね」
そう二人に話すと
「ど、どうしたの急に?!」
「そ、そうだぞ?どうしてそんなことを...」
と、聞いてきた
「剣道をやって精神力と身体を鍛えて、運動でも勉強でも1番になる為だよ!」
よし、これなら小学一年生らしいぞ!さあどうだ!
「そうか...わかった父さんは止めないよ(そう言えば葵の部屋のマンガに剣道系のやつあったからそれが影響だろうな)頑張れよ」
「私もよ諦めないで頑張って(アニメ?仮面ライダー?なんの影響かしら)」
「うん、ありがとう父さん!母さん!」
((まぁ、そんなことよりも葵が可愛い))
明日の朝は早い為、ご飯を食べ、風呂に入って寝た
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その日から毎日が大変だった
朝5時前に起床し、爺ちゃんの家前に集合
準備運動をし、10分間走る
その後、腕立て10回5セット
腹筋10回5セット
背筋10回5セット
その後に剣道(型、構えを覚える事と素振り)の稽古&八極拳(折角だからどうじゃ?と言われたので)をした
学校帰りも行った
最初はキツかったが少しづつ慣れていった。が、本当に辛いのはここからだった
準備運動をし、20分間走る
その後腕立て、腹筋、背筋を20回を5セット
剣道(他に習いに来てた人との打ち合いなど)と八極拳の練習がもっと高度なものに
と、このように毎日の練習量が慣れる事に倍になっていくのだ
それでも俺は毎日欠かせずにトレーニングした。勿論、こうなる前からの知識があるものの、勉強も欠かさず行った
あれから色々と面倒なことががあったが俺は順調に高校へと進学していた
道場では少年が
まぁ夕方の時間帯は義妹とか親戚の中学生とかと練習するんだけどね
「ふう、今日の練習おしまい」
タオルで汗を拭くと「ありがとうございました」と一礼し、急いで家に向かう、家に着くと風呂に入った後に朝食を食べて高校に向かう。授業が終了し、帰宅すると義妹と合流してある道場に向かって練習。
これが俺の日常だ
そんなある日、俺は友達から面白そうな話を聞く、それが
元ゲーマーである俺は当然のように興味を持ち、色々調べた。すると次のことがわかった。
VRMMORPG
正式名称はVirtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game。
フルダイブマシンによる仮想空間を舞台とした新世代のMMORPG。
こんなゲームが発売されてるとは!!と、驚いたがβテスターを募集している所があったので試しに応募してみると当選し、見事にプレイすることが出来た
そして、
2022年の11月6日ソードアート·オンライン正式サービス開始日
色々と設定を済ませ、微妙に重く感じるヘルメットのようなもの、ナーヴギアを頭にセットすると時間になるまで待つ
「父さんと母さんに感謝だな」
β版が終わり、ソードアートオンラインが発売されると知った俺は母さんと父さんに頼むと1発OKで買ってくれたのだ。 しかもラス1である
「さて、時刻は...12時59分40秒」
そして時刻は13時丁度になったので叫ぶ
「“リンクスタート"」
3000文字越え、頑張った
読みづらかったりおかしいなと思った点は教えて下さい!なるべく直しますので
らなお、オリ主が子供になった所の説明はまだしないのでそこは追求しないで頂きたいです
こんな内容でも最後まで書きたいと思うので見てください!