やはり一色いろはの青春ラブコメはまちがっている。   作:yayoi3

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こうして彼女らのまちがった青春が始まる。

『部活動。それは学校に強く根付いてしまった悪しき風習である。

 本来部活動とは教育活動として定義されていないものだ。する必要がないものを、教師自ら行っている。言うなればサービス残業だ。土日に遠征を行ったとしたら、その手当の額は下手をすれば交通費にすらならない。

 当然教師自ら行っているというのは建前だ。近年臨任教員の増加により正規教員の負担は増えている。部活動顧問ならば運動部と文化部両方任されることも珍しくない。

 もちろん、こういった現状は近年発生したものではない。昔から教師という職業はそういうものだとされ、教師をやりたい人間は掃いて捨てるほどいるから改善されていないだけなのだ。しかし、ブラック企業も真っ青の労働形態が横行している中、まともな教育が可能なのか疑問は残る。

 結論。教育現場の負担軽減のために部活動は外部にアウトソーシングするべきである。青春を求めるならばそれは学外で行われるべきであり、学内に持ち込むのは害悪でしかない。部活動強制入部の学校は速やかにその制度を廃止し悔い改め、帰宅部を推奨するべきである。』

 

 

「で、なんだねこのふざけた内容の作文は」

 

 国語教師の平塚静は額に青筋を立てながら、俺の眼前に作文用紙を突き付けた。

 

 平塚先生は組んでいた腕を解き、右手の中指を上下に叩く。

 とんとんと。

 絶え間なく聞こえるその音は私は機嫌が悪いですと強く主張していた。

 

「いえ、真面目に書いたのですが」

「内容に関して深く言及はしない。しかしだ。これでは高校生活の一年を振り返って、という内容にはあまりに即していないだろう。……体調でも悪いのか?」

「自分の高校生活の一年を振り返ったら、あまりに何もなさすぎて。で、仕方がないので一般的な高校生活はどんなものかとしばらく考えていたんですよ。高校生活といえば世間一般では青春真っ盛りとかしばしば言うじゃないですか。じゃあ青春ってなんだろうと考えたとき、分かり易いのは部活かなと。でも俺部活動に入ってないのでとりあえず帰宅部を美化しようと」

「もういい……体調が悪いんだな。再提出は明日以降でいいから今日は早めに帰って寝ると良い」

 

 本気で心配されてしまった。

 少し罪悪感を覚えなくもないが、何一つ嘘は言っていないので仕方がない。

 

「体調の方は問題ないです。ただ、今すぐ再提出はきついので勘弁してください」

「それは別にかまわないが……本当か?」

 

 疑わしげにそう言った平塚先生は、すっとこちらの額に手を伸ばしてきた。

 

「うむ……熱はないようだな。血色も良い。これなら問題はないか」

 

 組んだ腕に豊満な胸をのせ、うんうんと頷く。

 視線が引き寄せられそうになるのを我慢して視線を上げると、平塚先生と目が合った。

 じーっと、こちらの考えを見透かすかのように見つめ続けてくる。

 うっかり嫁にもらってしまいそうになるからやめてくれませんかね。

 

「ならいいが。そうだ、こんなふざけた作文を書いた比企谷には罰が必要だな」

「あ、俺体調悪いんで今日は帰」

「ついてきたまえ」

 

 俺の反論を遮って、先に進んでしまう。

 ここで待機していたらどんな反応をするだろうか。

 少し考えたが、命がまだ惜しかったので渋々ついて行くことにした。

 

 到着したのは特別棟の一室だった。

 どうやら正体不明の部活の部室に連れてこられたらしい。

 

「平塚先生、俺の作文ちゃんと読んでました?」

「もちろんだとも。部活動で青春をしたいんだろう?」

「……そんなことは一言も書いてないんですが」

 

 むしろ先生の負担を考慮した上で帰宅部に入部すべきだと書いたつもりだったのだが。

 その後もなんだかんだ理由を付けて、ふざけた作文を書いた罰として強制的に入部させられた。

 部活の名は奉仕部。

 ふざけた名前だ。

 そしてどことなくエロい響きを持っている。

 

 かといって放課後にあはんうふんな展開が待っている訳ではなく。

 奉仕部の奉仕とは要するにボランティアのことである。

 また奉仕部の理念として、飢えた人に魚を取ってあげるのではなく、魚の取り方を教えてあげるのだという。

 あくまで我々が行うのは手助けであり、解決するのは依頼人本人の仕事だ。

 

 幸いにして、奉仕部は意識高い系の部活ではなかった。

 基本的に依頼がくるまで部室で待機している。

 その間の部員の行動は自由である。

 放課後、静かな部室で本を読むのも悪くなかった。

 むしろ居心地は良い方だ。

 さすがに自宅には劣るのだが。

 

 奉仕部の部員は現在のところ俺を含めて3人だ。

 まずは雪ノ下雪乃。

 奉仕部の部長である。

 腰まで届く綺麗な黒髪に、整った顔立ちに整ったプロポーションを持つ。

 整いすぎて一部の起伏が足りないのが玉に瑕か。

 友達はいない。

 

 もう一人は奉仕部初の依頼人、由比ヶ浜結衣だ。

 先日、クッキーを作りたいという依頼を隠れ蓑に殺人級ダークマターを製造したフリーの暗殺者である。

 明るい色に染めたショートカットの髪に、ボタンを一つ余分に開けた胸元、そして短めのスカート。

 外観から察することができるようにビッチだ。

 マジな話のできる友達はいない。

 

 そして俺、比企谷八幡。

 DHA豊富そうな目をしたプロぼっちだ。

 当然友達はいない。

 

 今日も今日とて依頼者が来ることもなく、平穏に読書をするだけの一日が過ぎると思っていた。

 しかしそんな淡い幻想も、部室のドアが数回ノックされたことにより崩れ去ってしまった。

 平塚先生はノックをした試しがないので、恐らく外部の人間だろう。

 奉仕部に入部してからまだ一週間に満たないというのに、こうも立て続けに依頼がくるとは。

 

 ほとんど存在を知られていない奉仕部にここまで依頼人がくるのだ。

 もしかしたらこの学校の生徒は悩みが多いのかもしれない。

 現に俺も働きたくないのに働かされるという悩みを抱えている。

 

「どうぞ」

「失礼しまーす……」

 

 平塚先生がノックを覚えたという僅かな可能性にかけたが、外れた。

 ドアから顔を覗かせた生徒に見覚えはない。

 十中八九、依頼人だろう。

 

「平塚先生の紹介かしら?」

「あ、いえ……。そういう訳ではないんですけど」

 

 雪ノ下の視線が由比ヶ浜に移る。

 平塚先生の紹介でないのなら、由比ヶ浜経由で来た可能性が高い。

 ちなみに俺の知り合いがくる可能性は0であるので当然スルーされた。

 

「えへへ……」

「……」

 

 視線を受け、由比ヶ浜は照れたように笑う。

 雪ノ下が求めていた反応とは違うが、由比ヶ浜の知り合いでないということは確認できたので良しとしよう。

 

「おい。依頼人が入口で困ってるぞ」

 

 なんか二人してゆるゆりな雰囲気を作り出しそうになっていたので、助け船を出した。

 はっとした雪ノ下は女生徒に席に座るように促す。

 

 椅子に座った女生徒は、とても目立つ容姿をしていた。

 肩まで伸ばした亜麻色の髪。

 これは染めているのだろうか。

 質感からは、あまり不自然な感覚は得られない。

 

 全体的に整った顔立ちに化粧はほどよく、うっすらとかかっている。

 高すぎない身長に、潤んだ大きな瞳。

 そして小さな手を袖に半分だけ隠して、こちらを上目遣いに見つめてくる。

 

 なるほど。

 彼女は自分の利点を理解し、最大限に活用している。

 これは男子からの受けもいいだろうな。

 女子にはすごく嫌われてそうだ。

 

 そんなことを考えていると彼女はこちらの考えなど見透かしたかのように瞳をじっと見つめてきた。

 心なしか、少しだけ頬が膨らんでいる気もする。

 実にあざとい。

 慌てて目を逸らしても、彼女の視線はずっと俺に注がれたままだった。

 

「とりあえず、初めましてでいいかしら? 私は雪ノ下雪乃。奉仕部の部長をしているわ」

「えっと……はじめまして。私、1年の一色いろはって言います」

 

 雪ノ下は慈愛に満ちた笑顔で俺に手のひらを向けた。

 

「それで、このぬぼーっとしたのはヒキガエル君といって」

「お前何で俺の小学生の時のあだ名知ってんの? 比企谷な」

「あら、ごめんなさい。見ての通り独特な感性を持っているわ」

「いやそれ見て分かんないよね」

 

 説明が回りくどいのはあれか、ぼっちっていうと自分にも跳ね返ってくるからか。

 そんなことを考えていると唐突に雪ノ下はこちらをキッと睨んできた。

 先に振ってきたのはそっちですよね?

 いやなんでもないですごめんなさい。

 

「まーまー。ヒッキーもゆきのんも抑えて抑えて。あ、あたしは部員の由比ヶ浜結衣っていいます」

「ちょっと待って。由比ヶ浜さんは部員ではないわ」

「そうなの!?」

「……」

 

 てっきりなんだかんだイベントをこなしていつの間にかPTに加入しているあれかと思ったんだが。

 

「だって由比ヶ浜さんは入部届を出していないもの」

「書くよ! 入部届なら何枚でも書くよ!」

「枚数は一枚でいいのだけれど」

 

 じゃあ俺も入部届出してないから部員じゃないって事になるのか。

 

「比企谷君は平塚先生から直接入部するように言われているから部員よ。安心して良いわ」

「お前そうやって人の考えをちょくちょく見透かすのやめてくんない? 怖いんですけど」

「あなたが特別顔に出やすいだけよ」

「……まあいいけど。とりあえず一色さんは奉仕部に依頼があってここにきたんだよな? 依頼の内容を聞いても良いか?」

「はい」

 

 居心地の悪さをごまかすように話を進める。

 当然ながら彼女としてもそれは歓迎するべき事だったのだろう。

 視線が外れてホッとするのも束の間、油断したところで再び目線があった。

 今度は外れない。

 外せなかった。

 

「今日ここにきたのは、相談したいことがあったからです」

「……」

「……言いにくいことなら」

「あはは。まあ女の子同士でしか話せないこともあるしね」

 

 神妙な面持ちで彼女が『相談』を切り出した瞬間、二人の視線が俺の後頭部を突き刺す。

 いくらクラスで孤立しているからといっても、俺もそこまで空気が読めない訳じゃない。

 無言で椅子から立ち上がり、出口へと向かおうとしたところで、

 

「……お?」

 

 制服の裾を握り、相も変わらず視線を注ぎ続ける彼女がいた。

 視線が熱い。

 そろそろ俺の蝋燭のようなハートは溶けてなくなってしまいそうだぜ。

 

「せんぱい、待ってください」

 

 ……やっぱり空気読めてなかったのん?

 まさかの待機命令に一瞬だけ硬直して、視線で理由を求める。

 

「せんぱいは居てください。というか、居てくれないと意味がないです」

 

 若干の上目遣いで、けれど先ほどまでとは違う、あざとさのない真剣な表情だ。

 この時初めて、俺は彼女を見たのだろう。

 そしてーー。

 

「おお、分かった。分かったから離してくれ。このままだと通報される。ーー俺が」

 

 しばらくの間見つめ合っていると(大変不本意だろうが端からはそう見える)携帯を取り出し今にも警察を呼びそうな雰囲気の二人が視界に入った。

 

「待て。俺はまだ何もしていない」

「まだ? ということはこれから何かをするというということかしら?」

「そんなことはない。というか、本題から逸れているぞ」

「……そうね、ごめんなさい。少し騒がしかったわね」

「全然そんなことないですよ。むしろ緊張が解れました」

 

 意を決したようで、彼女は口を開いた。

 

「私、今好きな人がいるんです」

 

 瞳を伏せ、頬を少し染めて彼女はそんな告白をした。

 それを聞いて、由比ヶ浜は口を「O」の形に開けて馬鹿みたいにそのまま「おー」と呟いている。

 

 雪ノ下は相変わらずの無表情だ。

 少し頬に赤みが差しているような気もしなくもないが、まあ気のせいだろう。

 現に俺の視線に気付くとこちらに鋭い視線を返して少し赤くなっていた。

 結局赤いのかよ。

 

「一色さん。あなたに好きな人がいるということは分かったわ。その上であなたはどうしたいのかしら? もし単純な恋愛相談なら、私たちではあまり力になれないと思うのだけれど」

 

 それもそうだ。

 雪ノ下や俺は論外だし、由比ヶ浜も意外とそういう経験はなさそうだった。

 

「いえ、恋愛相談ではないんです。ただ見ていてほしいんです」

「? 勇気が足りないから応援して欲しい、ということかしら?」

「いえ、応援はしなくても良いです。むしろ……」

 

 言い淀んだ彼女は一瞬だけ由比ヶ浜に視線を向けた。

 由比ヶ浜は何故か表情を強張らせて、「まさか……」と呟いた。

 

「私が好きになったのは……」

 

 一色の視線が再び俺を捉える。

 途端に、けたたましい警鐘が脳内に鳴り響く。

 "そんなこと"あり得るはずがないのに、何故か一刻も早くここから離れるべきだと本能が告げている。

 でなければ、俺のポリシーを根幹から揺るがすような何かが起きるぞ、と。

 

「せんぱいです」

 

 まっすぐに、俺を見つめたまま告げられたその言葉は室内の空気を瞬間的に凍らせた。

 水をゆっくりと冷却していって0度以下にして振動を与えて一気に凍らせるあれが頭の中に思い浮かぶ。

 固まった部屋の空気は溶けることなく、発言した本人以外を文字通り凍り付かせた。

 誰も言葉を発しないし、動きもしない。

 

 重い沈黙を破ったのは雪ノ下だった。

 それ以前に少し不思議そうな表情で首を傾げ、俺たちの表情を見て手を振っていた一色は除く。

 雪ノ下はこめかみを押さえつつ、

 

「状況を整理しましょう。一色さんは奉仕部に依頼に来た。依頼内容は……比企谷君を逃がさないようにする、といったところかしら」

「いやいやいやいや。え、何これ? 何なのこの状況」

「とても信じられないのだけれど、どうやら告白されたようね。先輩?」

「それじゃ雪ノ下か由比ヶ浜、もしくは他の上級生を呼んでるかもしれないだろ」

 

 状況証拠はそろっている。

 けれど本当に訳の分からなかった俺は無駄な抵抗をした。

 せざるを得なかった。

 

「せんぱいはせんぱいですよ?」

「いや、だからちゃんと名前で言わないと誰のことを言っているのか」

 

 そう言ってしまってから失言だったと気付く。

 一色は瞳を潤ませ、恨めしそうにしながら告げる。

 

「………………比企谷、八幡、せんぱいです」

「……」

「総武高校2年F組、比企谷八幡せんぱいです」

 

 彼女は怒ったような、けれど少し照れたような声で俺の名を呼ぶ。

 名前と苗字とせんぱいとを分け、一言一言、愛おしそうに。

 

 彼女の優しい声に、魂が震えた。

 人に好きと言ってもらえたのは家族以外では初めてかもしれない。

 悪戯でも何でもなく、真剣にそう言ってくれているのだということが分かる。

 なので俺も真剣に答えることにした。

 

「ごめんなさい」

 

 頭をほぼ直角まで下げて、彼女の告白に返答する。

 三方向から理由を求める視線が突き刺さる。

 

「いやだってお互いのこと全然知らないのに付き合うとかあり得ないですしそういうのは親密度あげてイベントCG全回収してベストエンド一歩手前になってからにしてくださいごめんなさい」

「ヒッキー何言ってんのか分かんなくてすごく気持ち悪い」

「やめて? 俺も自分で言っといてこれどうなのって思ったけどキモいより気持ち悪いの方がマジっぽくて傷つくからやめて?」

「比企谷君。由比ヶ浜さんはマジっぽく、ではなく真剣に言っていると思うのだけれど」

「うぐっ」

 

 実際に意味が分からなかった。

 好きと言われても、俺のどこを好きなのかこれっぽっちも理解できないのである。

 告白される理由が分からない。

 容姿はまあ、腐った目にさえ目を瞑れば見れなくもないが取り立てて優れているというわけではない。

 というか中学生以降、業務連絡以外で女子と関わった機会が皆無まである。

 

「いたずら、という線はなさそうね」

 

 雪ノ下は軽くため息を吐いてから、すっと目線を上げた。

 どこか諦観を滲ませるその表情から、次に何を言うのかは容易に予想がついて。

 

「いいでしょう。この依頼、引き受けるわ」

「……ぉい」

「えぇっ!?」

「私たちは手助けをする。あくまでそれだけよ」

「その、手助けっていっても具体的にどうするの?」

 

 由比ヶ浜が疑問の声を上げる。

 

「そうね。一色さん、あなた奉仕部に入部する気はないかしら?」

「ふぇ?」

 

 声だけ聞くと実にあざといが、本当に予想外のことだったのだろう。

 ぽかんと口を大きく開けたその表情はまぬけそのものである。

 

「嫌だったら、いいのだけれど」

「い、いえっ! そんなことないです。ぜひぜひ、入部させてください!」

「いやちょっと待て」

「あら比企谷君。あなたに新入部員の入部を拒否する権利があるのかしら?」

「……ないな。ないですね」

「なら、問題はないでしょう?」

 

 そんな権利どこにもなかったわ。

 というか俺がそもそも数日前に入部したばかりの新入部員だし。

 由比ヶ浜結衣に至っては入部は数分前だ。

 その時に何も言わなかった時点で部員として口出すのも筋が通らない。

 

「一色さんには奉仕部として活動してもらうわ。その過程でお互いを知り合う。もし途中で"合わない"と思ったのなら、ここを離れるなり、好きにすればいいわ」

「俺の意思は……」

「あなたにも言っているのよ?」

「はひ?」

「あなたが言ったんじゃない。お互い良く知らないのに付き合うことはできないって。これが好きな人がいるからとか生理的に無理という理由だったのなら、一色さんには悪いのだけれど、お引き取り願っているわ」

「そ、そうだったのか」

 

 意外。

 ちゃんと俺にも人権が残ってたのね。

 

「つまり、俺が合わないと思った場合、出ていくのは俺か?」

「それも、お好きに。自分の意志で出ていく分には構わないけれど、相手を追い出すようなことはないようにしてちょうだい。平塚先生に引き留められたら私から言っておくわ」

 

 なるほど。

 それならば合法的に放課後の労働を拒否した上で帰宅部に戻れるということか。

 俺に元々拒否権はないが、メリットはあり、後腐れは残らない。

 

「……分かったよ」

 

 一色は俺の発言を聞くと、ぱあっと表情を輝かせる。

 

「はい、よろしくお願いしますね? せんぱい!」


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