戦国乙女現代ロマン記を呼んで頂きありがとうございます
さてさて今回、当初の予定では大学の話を入れるつもりでしたが大学行くまでに文字数が3000文字に到達してしまい、大学の話を入れれませんでした。
ですが、今回の話も面白く読みやすくなっていると思うので御愛読宜しくです❗
〜AM6:00〜ジリリリリリ❗️バン!
和樹「んーもう朝か…ふぁ〜眠いな…取り敢えず起きるか。」
そうして俺はベッドから起き上がり、朝食準備の為にリビングに向かった。
和樹「やっぱり朝は玉子焼きだよなぁー」
朝食を作っていると、皆が起きてきた。
皆「おはよう(ございます)」
和樹「おはよう!そろそろ朝ご飯出来るから、顔でも洗ってきたらどうだ?」
皆「は〜い…」
和樹「ミツヒデ!」
ミツヒデ「どうした和樹殿?」
和樹「まだ何人か起きて来てないけど、何人寝てる?」
ミツヒデ「確か…ヒデヨシ殿、トシイエ殿、イエヤス殿、ソウリン殿、ヒデアキ殿、モトナリ殿がまだ起きて来てないな」
和樹「そうか…悪いけど起こしてきてくれないか?流石に男の俺が部屋に入るのは不味いからな。」
ミツヒデ「ああ分かった!」
そしてテーブルに朝食を並べてると、残りの組が眠そうに起きてきた。
6人「おはよ~~ふぁ~」
和樹「おはよう。かなり眠そうだな、大丈夫か?(笑)」
ミツヒデ「大丈夫だ!全く❗戦国乙女なのだから、朝くらい早く起きろ❗」
と小言を言いながら眠そうな6人を洗面所に連れていくミツヒデ。
和樹「何か…世話焼きの母親みたいだな(笑)」
しばらくして………
和樹「よし❗皆揃った事だし朝御飯食べようか❗」
皆「頂きまーす‼」
ヒデヨシ「んー❗こんな朝御飯食べたことないや⁉美味しい 」
和樹「そりゃ良かった❗」
リキュウ「本当に美味しいですよ。やはり朝は和食ですね。」
マサムネ「うむ❗味噌汁もいい味を出している❗」
ドウセツ「魚も良く焼けております。」
と口々に誉められると流石に照れるわけで。
和樹「なっ何か恥ずかしいな///。」
マサムネ「いや…誇っても良いと思うぞ。」
和樹「ありがとう❗️マサムネ。」
マサムネ「あ…ああ////」
和樹「(なんか…顔が赤いけど風邪か❓)」
と俺がマサムネを心の中で心配してると、横からジーーーっと視線を感じたので視線を合わせるとドウセツが冷ややかな目で俺を見ていた。
和樹「どっどうかしたか❓」
ドウセツ「いえ…何でも御座いません。」
和樹「そう…か、アハハ(汗)(何か…あの視線で見られると凄くあの人と重なるな…今頃どうしてるかな❓)」
マサムネ「和樹❓おい❗️和樹❗️」
和樹「わっ‼️なっ何だ。」
マサムネ「全く…先程から呼んでいたと言うのに、取り敢えずだ。ヒデヨシ殿とトシイエ殿が呼んでいるぞ。」
和樹「え❓」
と声のする方を見ると向こうで、既に朝食を食べ終えていた。ヒデヨシとトシイエの2人が「「ちょっときてー」」と俺の事を呼んでいた。
和樹「んー❓どうした❓」
ヒデヨシ「えっとね、あたし達が来た時に気になってたんだけど…この黒くて大きい箱みたいなやつ何なのかなーってトッシーと言ってたの、ね❗️」
トシイエ「ああ❗️しかもこの箱めちゃくちゃ細いんだぜー。」
ずっと気になっていたのか、凄く興奮してテレビの事を聞いてきた。
和樹「あーそれな。」
と何て2人に説明しようかと考えてると、後ろから声が掛かる。
ノブナガ「和樹よワシにも教えい❗️それは南蛮の物じゃろう❓」
和樹「まあな」
ヨシモト「確かに、私達の時代では見慣れないですわね。大きな鏡にも見えなくもないですが…使い方がまるで分かりませんわー」
リキュウ「ソウリン殿なら、使い方が分かるかもしれませんね。」
ヨシテル「それは良い考えですね、お願いしても良いですか❓」
ソウリン「………❗️」
ミツヒデ「ソウリン殿❓如何された❓」
ヨシテルのお願いも、ミツヒデの心配する声もどうやら聞こえて無いらしい。するとソウリンが
ソウリン「素晴らしいですうーーーー‼️」
キーーーーーーーン‼️と部屋に物凄く響く音量で叫んだ。
モトチカ「うるさ❗️」
モトナリ「頭に響くから…本当に止めて。」
ドウセツ「五月蝿いで御座います。ソウリン様」
と3人が口々に文句を言っているが、ソウリンは聞く耳持たずでテレビを凝視してるので3人は呆れてため息をつく。
イエヤス「何だか、ソウリンさん…凄く嬉しそうです。」
モトナリ「そうね…嬉しいでしょうね…ハア」
モトチカ「あーあ、ソウリンのもう一つの迷惑モードに入っちゃたわね。」
ドウセツ「全く…ソウリン様には困ったものです。」
和樹「アハハ(汗)(正直…苦笑いしか出来ない。あっ❗️そうだ良い事思いついた。)」
俺は近くあるテレビのリモコンを取りそのままテレビに向けて電源を押した。そして突然暗かった所が急に光出し人が現れたのだからそれは驚くだろう。
ソウリン「きゃーーーー‼️」
と腰を抜かして涙目になりながら後ろにいたドウセツにしがみついた。
ドウセツ「大丈夫で御座いますか❓ソウリン様。」
ソウリン「はっ箱の中に人が〜〜〜きっと魂を抜かれたんですよーー」
余りにもソウリンが驚いてしまい、皆も多少なりとも怖がってしまいミツヒデやヒデアキに至ってはその場にうずくまってる。
和樹「えーと皆❓言うタイミングが見つからなくて、言い出せ無かったんだけど…実はテレビn」
皆「えーーーーーーーーーーーー‼️」
と皆は驚いていた。特に怯えていた3人は、3人「「「ひどーーい❗️」」」と言い俺に詰め寄った。
和樹「悪い❗️悪い❗️ちょっとした悪戯心d」3人にかなり苦しい言い訳している時に、丁度テレビでやっていたニュースの声が聞こえて俺の顔が段々と青く染まっていく。
和樹「あーーーーーーーーーー‼️」
皆「‼︎‼︎‼︎」
和樹「しまった❗️今日から大学だった。(雛の奴、昨日この事を言っていたのか。)ってそんな事を言っている場合じゃない。急いで用意しないと❗️」
と忙しなく自分の部屋に駆け上がって行った。
ヨシテル「あっ❗️和樹さん…行ってしまいました。」
ノブナガ「なんじゃ❓忙しない奴じゃのう。」
ミツヒデ「しかし…大学とはどういった場所なのだろうか❓」
ソウリン「そんなの決まっているじゃないですか❗️大聖キリシタン学院の事ですよ❗️きっと。」
ドウセツ「また…南蛮の書物を読んで覚えたのですか。」
ソウリン「そうですよ❗️」
ドウセツ「左様で御座いますか。」
ノブナガ「ワシも南蛮の物が好きじゃが、ソウリン程では無いのう。」
トシイエ「そっそうですね❗️お館様。だよな〜ヒデヨシ❗️」
ヒデヨシ「うっうん❗️もちろんだよ、トッシー❗️」
トシイエ/ヒデヨシ(でもお館様もソウリンさんに負けてないよ…)
マサムネ「しかし…大学と言うのは、私達の所で言うと寺子屋みたいなものか❓」
ミツヒデ「まあその考えで間違いないだろう。」
すると、和樹が上の階から慌ただしく降りてきた。
和樹「ヤバい❗️間に合うか❓」
と色々身だしなみを確認してると、皆が連れて行けと言う視線が背中にビシビシと刺さる。
和樹「ハア…連れては行けないからな。」
ノブナガ「なんじゃ…つまらん。」
イエヤス「私も…行ってみたかったですね。」
ヨシモト「そうですわね❗️私もこちらの教養と言う物を学んでみたいですわ❗️」
ソウリン「やっぱり、和樹さんが行かれている学舎はキリシタンの事もされているんですか❓」
和樹「ん❓まあ…一応さわりだけやる感じかな。うちの大学はどちらかと言うと、勉強よりはb…いや身体を動かす方が多い大学かな。」
モトナリ「(何だか今和樹の顔が一瞬曇ったような気がしたのだけど、気のせいかしらね❓)ねえ…そろそろ行った方が良くないかしら❓」
和樹「本当だ❗️そろそろ行くわな、昼御飯は用意してあるからその時に食べてくれよ。それじゃ行ってきます。」
皆「行ってらっしゃい‼️」
俺は皆に見送られながら家を出た。