緋弾のアリア~イ・ウーの中の異端~   作:水戸 遥

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緋弾のアリア〜イ・ウーの中の異端〜の通算2000UA突破記念のアンケート及び質問募集をします。

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どしどしご応募くださいませ。


金と緋

あれから時は流れ三年後

 

 

 

 

「おはよう、リナ」

リナとは私がイ・ウーに引き込んだ武偵でフルネームは相澤理奈と言う。

ランクと所属ははSランクのSSRだ。

「あと5ふ〜ん。ムニャ」

あ、これ起きないやつだ。始業式もあるって言うのに……

 

-チャキッ、ズドン-

 

「!?何?敵襲?!どこ!」

「朝だよ、リナ。始業式始まるよ」

ちなみに私は始業式には出ない。リナは……何故か綴に出ろと言われたらしい。

「ほーい」

 

そして準備を終わらせた私達は、始業式のある体育館へと歩みを進めた。

 

「じゃあリナ、逝ってらっしゃい」

「ほーい、行ってきまーす。ってなんか字が違う気がするんだけど?」

「気のせい気のせい。また後でね」

「ほーい」

 

 

さて、そろそろ電話が……-ピリリッ-来た。

「もしもし」

『私だ。』

「何の用?」

『いや何。今日アリア君がそちらに転校してくるからよろしく頼むってことだけだよ』

「そんだけ?だったらじゃあね」

『つれないね。ではまた』

 

じゃあ今頃道路を爆走してるキンジでも見に行きますか。

 

ん?何か爆発音が……体育倉庫のほうか?

 

 

……。いた……。キモキンジが……。

よし教室に行こう。ちなみに私もリナも共に2-Aだった。

 

始業式から帰って来たリナの後が私の席でキンジからは二つ隣に席が離れてる。

 

げ、理子も一緒のクラスか。

 

「げっ、結衣が……」

向こうも同じ気持ちだったみたいね。

とそこで

「はいはーい、ホームルーム始めますよ〜」

高天原先生が入って来た。

「あら?私のクラスは強い人が多いのね。Rランクの方がいらっしゃるし」

その一言で教室がザワザワし出しRランクって誰だとか言ってる。

理子は気付いてるみたいでこっちをチラ見してた。

 

先生がオロオロしだし

「とっとりあえす。去年の3学期に転校して来た子を紹介します」

あ。いつの間にかキンジが帰って来てた。

 

まぁそっから修羅場になった。とだけ言っておくよ。主に理子の所為で。

 

ちなみにRランクは私だ。しかも全科目でだ。

 

まぁなんやかんやあった後、アリアは綴に拳を脳天にもらっていた。

御愁傷様。

てか、いつの間にうちのクラスに居たの?

 

始業式も終わりみんな帰りだした。

 

さて……どうしよう。誰も周りにいない。1人で帰るのは心細いし……

 

リナを待とう。と思ったら目の前にいた。

 

「そうだリナ。明日私はイ・ウーに戻って色々準備するけど……リナは来る?」

「いや、明日は勉強させられるからいけない」

あぁ、なるほどね。

「じゃあ、帰ろっか」

そうして自分たちの部屋へと帰った。


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