ToLOVEる~氷炎の騎士~   作:カイナ

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第六話 クリスマス、プレゼント争奪戦

「なんか最近、時間の進みが早い気がするなぁ……」

 

「気のせいじゃね?」

 

「いや、この前彩南祭があったのにもうクリスマスとかさ……」

 

「気のせいだって」

 

炎佐の呟きに猿山は気のせいだと言い張り、炎佐もまあいいかとため息を漏らす。

 

「しっかし天条院センパイも意外にいいトコあるよな。別荘でクリスマスパーティーやるからって、俺らまで招待してくれるなんてさ」

 

「ん~……どうかなぁ。あの人の事だからなーんか俺は裏があるような気がしてならねーんだけど……」

 

炎佐の横で猿山とリトがそう話す。今彼らがいるのは彼らにとって高校の先輩である天上院沙姫の別荘、ここでクリスマスパーティをする際に彼らも招待を受けてやってきていたのだ。

 

「まあ、家のパーティで何かやらかすわけもないでしょ? 僕ものんびり食事楽しんでくるからさ」

 

「お、おう。また後でな」

 

炎佐はそう言ってリトから離れていき、適当にぶらつきながら立食パーティを楽しんでいく。

 

「やあ、エンザ。楽しんでるかな?」

 

「ああ、プリンス・レン」

 

と、同じく招待を受けていた――というより少なくとも1-Aは全員招待を受けている――レンに炎佐は挨拶を返し、それにレンは苦笑する。

 

「その言い方は止めてくれないか? 今の僕はどっちかというとメモルゼ星の王子ではなく君の友としての立場に近いんだから」

 

「ふふ。そりゃ悪かったよ、レン……ところで、プリンセス・ルンは元気か?」

 

「あ、あぁ……うん。元気も元気さ……おかげでここ最近は油断も出来なくってね」

 

「えっと、もうそろそろそんな周期だったか?」

 

「そうじゃなくて……説明するのもややっこしいというか……」

 

レンは心なしか落ち込んだ様子を見せており、それに炎佐は苦笑する。

 

「ま、なんか知らないけど元気出せ。昔からプリンセス・ララとプリンセス・ルンに挟まれて大変なんだしさ。抱え込まず相談しろよ、友達だろ?」

 

「エンザ……」

 

炎佐の言葉にレンは感動したようにそう漏らすが直後炎佐は心なしかキレ気味の表情を取る。

 

「ただし、限度はわきまえてくれよ? 具体的に言えば一日数十回しかも夜遅くまでかかる電話は止めてくれ。しかもどれもこれも似たような話題でこっちも似たような返答しか出来ないってのに……」

 

「き、気をつけます……」

 

その言葉にレンはしゅんとなって頭を下げた。

 

それから小悪魔風のドレス姿――ペケに入力した新コスチュームだ――になったララも合流。皆で雑談しながら食事を楽しんでいた時だった。

 

「さて! ではそろそろ本日のメインイベント!! プレゼント交換を行いたいと思います!」

 

前の方のステージに立つトナカイコスの凜がマイク片手にそう言う。

 

「ただし! 入場の際皆様から預かったプレゼントはここにはありません!」

 

「?」

「どーゆー事だ?」

 

続く彼女の言葉にリトと猿山が不思議そうな声を漏らす、と沙姫が凜からマイクを受け取り、それを口元に近づけた。

 

「フフ……普通に交換しあってもつまらないでしょう? そこで、私が素晴らしいゲームを発案しましたの……名付けて!! プレゼント争奪ゲーム!!!」

 

沙姫は右手の人差し指を伸ばし、天井を指差すように突き上げて高らかに宣言した。

 

「ルールは簡単! この屋敷のあちこちに隠されたプレゼントを探し出す事!! 見つけたプレゼントはその人のモノとなります」

 

「へー。おもしろそー」

 

「しかし!! それだけではありません!!」

 

沙姫の言葉にララが面白そうだと返す。しかしさらに沙姫が叫ぶとステージにモニターが現れ、そこにビーチ沿いの高級ホテルの絵が映し出された。

 

「プレゼントの中には一つだけ! 私からのプレゼントとして“豪華リゾート三泊四日の旅”をご用意してあります! 高級ホテルで高級料理がタダでご堪能できましてよ!」

 

その言葉に招待客から「おぉ~!」と歓声が上がり、未央がにししと笑って春菜に寄る。

 

「すごいじゃん!! こりゃいただくっきゃないね、春菜!!」

 

「え? 私は別に……」

 

「それと最後にもう一つ!」

 

未央の言葉に春菜はそう返していると里紗が最後にと言う。しかしその前に何者かがスタート地点である扉の方に走り出した。

 

「フン! リゾートの旅は俺がいただく!」

 

『さすが弄光センパイ!! まだ話の途中なのにスタートしたぜ!!!』

 

彩南高校の先輩の一人――弄光泰三だ。走り出した彼に取り巻きが声を上げるが、その時彼の足もとに穴が開く。

 

「へ? ああああぁぁぁぁぁっ!!!」

 

『センパーイ!!!』

 

一瞬の浮遊感が襲って彼は暗い穴の中に落っこちていき、取り巻きも悲鳴を上げた。それを見た沙姫も妖艶な笑みを見せる。

 

「このように、この屋敷のあちこちにはトラップが仕掛けてあります。プレゼント探しは慎重に行く事をおすすめしますわ……それでは、スタート!!」

 

「よし、行くか!」

 

「お、おい炎佐!? 大丈夫かよ!?」

 

「たかが地球人一般人のトラップ。死ぬことさえなければ問題ない!」

 

「リト! 一緒に行こーよ!」

 

「わ!?」

 

沙姫の合図を聞いた炎佐が走り出し、リトもララに引っ張られてスタート。レンも走ると春菜もリサミオに押されてスタートした。

 

「……」

 

それから炎佐は一人で細長い廊下を走っていた。横には人三人分入る程度の廊下だが妙に先が長く感じる……と、炎佐は何か起動したような音を聞き、足を止めると無駄のない動きで辺りを確認。

 

「囲まれたか」

 

ぼそりと呟く。前後の壁の一部分が開き、そこからマシンガンらしきものがアームにくっついて四つ出現する。

ターゲットが来てすぐに起動ではなくある程度進んでから挟み撃ちにする辺り制作者の性格がうかがえた。

 

パラララララ!

 

「ちっ!」

 

四つの銃口が炎佐に向けられるとマシンガンから弾丸(BB弾だ)が雨のように放たれる。炎佐は素早くその場から飛び退いて弾雨から逃れ、走り出す。しかしマシンガンは既に炎佐をロックオンしているのかなかなか正確な軌道で炎佐目掛けて弾雨を降らす。

 

「流石に炎や氷を出すわけにもいかないよな……しょうがない」

 

炎佐はそう呟いて懐からナイフやフォーク(スタートする前にパーティ会場からちょろまかしてきた)を四本取り出して一旦左手で握った後両手に二本ずつ指に挟み、空中で回転。一瞬で投擲する。それらは四つのマシンガンを捉え、軽々と破壊した。

 

「ふぅ……」

 

これ以上狙ってくるものもなく、炎佐は安堵の息を吐くとマシンガンを破壊した食器を回収すると凍り付いているそれを右手で握り、高熱を発して氷を溶かし懐に戻す。

 

「よし、行くか」

 

うんと頷いてそう言ったその時、彼はまたウイイイィィィィンという機動音を聞き、嫌な予感とばかりに壁を見る。さっきと同じように壁の一部分が開いていく。しかしその穴の数が尋常ではなく、その中から再びマシンガンがアームに装着されて出現。その数、前の方にあるだけでも十個以上はあり、しかも後ろの方からも機動音が聞こえてくる。

 

「……やってられっかーっ!!!」

 

自棄になったように叫び、彼はBB弾の嵐の中を全速前進で突っ走っていった。

 

 

 

 

「沙姫様、次々と脱落者が出ているようです」

 

「あら、意外と皆さんだらしがないですわね……ララの方は?」

 

綾の報告に里紗はふふっと笑ってそう言い、メインターゲットであるララはどうなっているかと尋ね、綾はパネルを操作しララを探す。

 

「えいっ」

 

その時モニターに映ったのは鉄球を拳で破壊するララの姿だった。

 

「トラップを破壊しながら進んでいます」

 

「な! なんて怪力なの!?」

 

「あ! また見ーっけ!」

 

「プ、プレゼントもほとんどがララに確保されています!」

 

綾の報告に沙姫は絶句する。

 

「や、やはり私自ら出向くしかないようですわね……行きますわよ、綾! 凜!」

 

「は、はいっ!」

 

沙姫の言葉に綾は慌てて立ち上がる。が、聞こえてないのか座ったままの凜に目を向けた。

 

「凜?」

 

「えっ!?」

 

「凜! どうしましたの!? 行きますわよ!」

 

「は、はいっ!」

 

凜は綾と沙姫の呼び声に慌てて立ち上がる。さっきから彼女が注視していたモニターには自身を捕まえようと四方八方から襲い掛かる手袋付きアームを徒手空拳で破壊している炎佐の姿があった。

 

 

 

 

「いっぱい集まったね、リト!」

 

(まだ春菜ちゃんのプレゼントが手に入ってねーぞ。どこにあるんだ!?)

 

ララの言葉にリトは辺りをきょろきょろと辺りを見回しながら春菜のプレゼントを探す。

 

「あっ、ここにも部屋がある」

 

と、ララは前方に部屋を見つけそのドアを開けた。

 

「そこまでですわ!!」

 

「!?」

 

「これ以上好きにはさせませんわよ、ララ!!」

 

そこには銃を構えた沙姫、凜、綾が待ち構えていた。

 

「サキ!」

「げげ?」

 

「さあ、カラシ弾をおくらいなさい!!」

 

沙姫がそう叫ぶのを合図に三人の銃から黄色の弾丸――彼女の言葉からしてカラシを固めたのだろう――が放たれ、ララとついでにリトを襲う。ララはそれを軽い身のこなしでかわしていたがまだ状況を理解しきっていないのか呆けているリトの顔面にカラシ弾が迫る。

 

「ふっ!」

 

と、彼の前に何者かが立ちはだかりカラシ弾を一刀両断に叩き斬った。

 

「炎佐!?」

 

炎佐だ。彼は若干黄色に染まっている竹刀を右手に握っていた。恐らくそれでカラシ弾を斬り裂いたのだろう。

 

「チッ。自分のプレゼントを使う羽目になるとは……」

 

「あ、お前の箱妙に細長いと思ったら竹刀だったのか……」

 

炎佐の言葉にリトは呆けながら呟く。

 

「え、え? 誰?」

 

突然の乱入者に綾が混乱していると炎佐はその隙を突いて懐からナイフを取り出し、綾目掛けて投擲。綾の手から銃を弾き飛ばした。

 

「ひゃっ!?」

 

「綾! 下がっていろ!」

 

「う、うん!」

 

武器を失い無防備になってしまった綾に凜は叫び、綾が部屋の隅に下がると凜は銃を構えながら炎佐を見る。彼は前傾姿勢を取りながら竹刀を両手で握っている。その姿はまるでこちらが隙を見せれば一瞬で喉笛を食いちぎらんと狙っている獣のごとく、僅かながら殺気すらも感じ取れていた。

 

「リト、下がってろ」

 

「お、おう……俺この部屋でプレゼント探すから」

 

炎佐の指示にリトはそそくさと部屋内を這うように進んでいく。その合間にも炎佐は隙を見せておらず、凜は頬を持ち上げて微笑んだ。

 

「君……なかなか修羅場をくぐっていると見受けるが」

 

「何のことでしょうか? 僕は知っての通り同じ高校の後輩ですよ?」

 

凜の言葉に炎佐は微笑んでそう返すが目が笑っておらず、凜もふっと笑うと銃の引き金を引く。ダンッという銃声と共にカラシ弾が炎佐目掛けて突き進むが炎佐はそれをグラリと脱力するようにかわし、直後ドンッと地面を足で叩いてその反作用の力でスピードを出し突進、連射するカラシ弾を全てかわして凜に肉薄。しかし凜は弾切れになった銃を投げ捨てると背負っていた竹刀を抜き、炎佐と鍔迫り合いに持ち込んだ。

 

「ただの高校生が命の危険がないとはいえ銃弾に向かってくる挙句その全てをかわすなど、出来るわけがないだろう……」

 

「ごもっとも。これはうっかりしてました」

 

凜の言葉に炎佐は相変わらず目の笑っていない笑みを浮かべながらそう言い、二人は斬り合いを始めた。

まず凜が炎佐の首を狙うように右薙ぎ、しかし炎佐はそれを竹刀と同じ自分から見て左方向に動きながら凜の背後に回り込み、竹刀を袈裟懸けに切り下ろす。しかし凜は薙ぎがかわされたと理解した瞬間素早く前方に飛んでその攻撃をかわし、さらに左手一本で自分の身体を支えて前転。地面に足をつけながら振り向く。既に炎佐は竹刀を振り上げて斬りかかってきており、凜は立ち上がりながらその竹刀を自らの竹刀で受ける。そして互いに弾かれたように距離を取り、一呼吸の間をおいて突進、凜は炎佐の顔を見ながら足元を払うように右手で竹刀を振るう。だが炎佐はそのフェイントを読んでいたかのように小さくジャンプしてそれをかわし、その勢いのまま竹刀を振りかぶり、振り下ろすと見せかけて竹刀の柄を凜の額にぶつけようとする。しかし凜は空いていた左手で炎佐の腕を右方向に押し、自身も顔を逸らして竹刀の柄をかわす。

 

「ぐっ!?」

 

直後凜のくぐもった声が漏れる。炎佐は自分から見て左方向に竹刀がそらされた瞬間竹刀から右手を離し、凜の首筋に手刀を打ち当てたのだ。

 

「げほっ! きゃっ!?」

 

予期せぬ攻撃に凜は咳き込み、ふらついた隙を狙って炎佐は素早く足払いをかけ凜をうつ伏せに倒すとその上に乗り凜の顔のすぐ横に竹刀を打ち立てた。

 

「僕の勝ちですね」

 

「……お前、一体何者だ?……」

 

「彩南高校一年A組、氷崎炎佐ですけど?」

 

炎佐の微笑みながらの言葉に凜が悔しそうに言葉を紡ぐと彼はそうはぐらかすように答える。

 

「ま、この話はここでおしまいってことで」

 

そして彼はそう言い、立ち上がると竹刀を肩に担いだ。

 

「り、凜! 大丈夫!?」

 

「あ、ああ……」

 

慌てて綾が駆け寄り凜の安否を尋ねると綾も静かに頷く。その時ボウッという凄まじい銃声とは言えない、まるで大砲の砲撃のような音がすぐ横から聞こえる。

 

「「沙姫様!?」」

 

何か分からないが沙姫の安否を問う声。それに対し沙姫は肩に何かキャノン砲のようなものを担いで呆然としていた。そう思うと突然ゴゴゴゴゴと屋敷が揺れ始める。なんか部屋の壁におびただしい数のヒビが入っていた。

 

「……プリンセス、一体何をしたんですか?」

 

「え? サキの銃を改造しただけだよ?」

 

どうやらララの改造品が原因らしい。

 

「プリンセス、天条院先輩を連れて外に避難を」

 

「あ、うん!」

 

「リト! 逃げるぞ!!」

 

「え、お、おう!」

 

炎佐の言葉にララは頷くと未だ呆然としている沙姫と今まで回収したプレゼントを入れた袋を軽々担ぐと部屋の外に走り出し、リトも青いリボンのプレゼント箱を持ってその後に続き、炎佐は凜と綾を肩に担ぐように抱えた。

 

「きゃっ!?」

「な、なにを!?」

 

「この方が速いのでご勘弁を! あ、俺が回収したプレゼント、悪いですけど持っててください!」

 

「あ、うん……」

 

突然肩に担がれた二人はほぼ当然とはいえ抗議の声を出しそうになるが炎佐が真剣な声でそう言い、ついでにプレゼントを入れた袋を持たされた綾がうんと頷くと炎佐は「行きます!」と合図してから一気に走り出した。

そして三人が別荘を脱出するとほぼ同時に別荘は全壊、ララは沙姫を下ろすとあちゃ~というような表情を見せた。

 

「ちょっと強力過ぎたみたいだね」

 

「わ、私の別荘が……」

 

ララの言葉の横で沙姫は流石に呆然とした様子で瓦礫の山と化した別荘を見る。

 

「あっそーだ。私、みんなに集めたプレゼント配ってくるね!!」

 

「あ、ララ。僕のも配っておいていいよ。僕のプレゼント、汚しちゃったし」

 

「あ、ありがとー」

 

ララがそう言ってプレゼントを配りに行こうとすると炎佐もさっきの戦いで傷だらけにしてしまった自分のプレゼントである竹刀を見せながらそう言い、ララは嬉しそうにプレゼントをもらい、他の招待客に配っていく。

 

「さてと、僕はもう帰るか」

 

「待て」

 

プレゼントをララに全部渡した炎佐はもう帰ろうとするが、凜が呼び止める。

 

「何か?」

 

「貴様……何者なんだ?」

 

凜は鋭い眼光で炎佐を見ながら問いかけ、それに炎佐はくすっと笑う。

 

「ただの高校生ですけど?」

 

「そんな言葉で納得がいくか!!」

 

やはりはぐらかそうとする炎佐に凜はそう言い、右手で彼の左肩を掴んで自分の方に向けさせようとする。

 

「っ!?」

 

その次の瞬間凜は弾かれたように右手を離し、炎佐から距離を取った。そうしないと八つ裂きにされる、そんな錯覚を彼女は感じ取ったのだ。そしてその感覚を感じ取らせた原因、彼の細められた目を見る。それは人間というよりも獣に近い気配を見せていた。

 

「お前は、一体……」

 

その言葉に対し炎佐は目を閉じて振り返り、にこっと微笑んだ。その仕草にさっきの獣じみた気配は見受けられない。

 

「僕に勝てれば教えて差し上げますよ。ではメリークリスマス、九条先輩。おやすみなさい」

 

そう言ってぺこりと一礼し、踵を返すと彼は夜の闇へと消えていく。凜は彼の姿が完全に闇に消えるまで、彼から目を離すことが出来なかった。




今回はクリスマスでのプレゼント争奪戦の中で炎佐VS凜をやらせてみました。ちなみにあの戦いの中で炎佐はまだ“炎佐”であり“エンザ”にはなってません、いくら強いとはいえ流石に殺し合いでもないのに本気を出させるわけにもいきませんし。友達が襲われたのでちょっと怒って驚かせたくらいです。
さて次回はヤミちゃんとの戦いかな? ようやく炎佐の隠された設定を出せるぜふっふっふ……でもこれホントに読んでる人いるのかなぁ……感想来ないから不安だわ……ま、それでは~。

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