今回はちょっと文字多いです。
第三鎮守府 執務室
提督「そういや響が最後の艦娘だったな・・・まあいいか、あんな兵器何回でも作れるしな、そんな事より何すっかな・・・」
その時、第三鎮守府の憲兵が鎮守府に大慌てで入ってきた。
提督「どうした?」
糞憲兵「た、大変です!あの最強無敵と言われた憲兵部隊がこの鎮守府に侵入してきました!」
提督「な、なに!?あの憲兵部隊がだと!?他の憲兵達はどうした!」
糞憲兵「全滅しました!」
提督「なんだと!?この役立たず共が!・・・しょうがない、あの手を使おう・・・お前は奴らの相手をしていろ!」
糞憲兵「はっ!」
糞憲兵は出て行った。
提督「・・・あれを使えばあの憲兵部隊なんていちころだ、クックックック・・・」
数分後・・・第三鎮守府 執務室では・・・。
工海「執務室に来たのは良いが・・・誰もいない・・・なぜだ?」
その時、外から何かを撃つ音がした。
工海「ッ!?まさか・・・!」
工海が逃げようとした途端、執務室が爆発し崩壊した。
工海「グア!?やはりか・・・!」
その時、鎮守府の外から提督の声が聞こえた。
提督「ハッハッハッハ!!どうだ驚いたか?これが以前夜な夜な陸軍から盗んできた戦車、コメット巡航戦車だ!」
工海「・・・人の物も盗むのも変わらないようだな!」
提督「ん?・・・・そ、その声は、まさか工海!?」
工海「聞いたぞ、まだ人を虐めてるみたいだな」
提督「人だと?あいつらは人じゃない、ただの兵器だ、だから虐めても別に問題はないだろう!」
工海「・・・どうやらまた痛い目にあいたいようだな」
提督「いくらお前でも、このコメットには勝てまい、お前はもうお終いだ」
工海「どうかな?やってみろよ」
提督「・・・まあ、お前が死んでも俺には関係ない、遠慮なく撃たせてもらうぜ!」
工海「・・・」
提督「発射!」
コメットの主砲から砲弾が撃たれ、工海に直撃したかに見えた、だが違った。
提督「いっちょ上がりだぜ!ざまぁみろ!って・・・」
煙が消えていくと同時に提督は工海がどうなったかがわかり始めた。
提督「そ、そんな馬鹿な・・・!?」
工海「この程度の威力か?そんなんじゃ俺は死なねえぜ?」
提督「そ、操縦手!早く右に転換して逃げろ!急げ!」
工海「逃がしはしねえぞ・・・!」
提督はコメットで逃げようとした瞬間、目の前に工海が現れた。
提督「い、いつの間に・・・!?」
工海「これで終わりだ!」
工海は右手に力を入れ思いっきり提督を殴り倒した。
提督「ぐ・・・ぇ・・・」
提督は気絶した。
工海「・・・さて、こいつを大本営に連行して帰るか」
その時、潮波と憲兵達が来た。
潮波「ちょっと工海、今の音はいったいなに!?それにその戦車は・・・」
工海「すまねえ、ちょっと手こずっちまった、早く大本営に向かおうぜ」
潮波「・・・そうね、船で響達も待ってるわ」
工海「そうだな、じゃあ船に戻るか」
船
工海「今戻ったぞ響・・・どうした?」
響「ああ君か・・・姉と妹達を見てたのさ」
工海「・・・憲兵寮に帰ったら一緒に墓を作ろうぜ」
響「うん・・・」
赤城「響さん・・・」
憲兵「工海殿、出発の用意ができました!」
工海「わかった・・・大本営へ出発だ!」
憲兵「了解!」
今回はここまでです。