大変お待たせしました!艦隊これくしょん、最強無敵の憲兵達。再開です!
海賀の古き戦友へ
憲兵寮。
リーダー海賀と水平が意識不明なってから一週間が経った。二人は未だに目を覚まさず、最強無敵の憲兵部隊のリーダーは副リーダーの工海が代理をしていた。
そして副リーダー工海率いる憲兵部隊は、日本から離れた小さな島に向かっていた。
工海「・・・そろそろか」
憲兵「工海さん、何故俺達は第八鎮守府に向かってるんです?」
工海「ああ、あの泊地はリーダーの友人が提督をやっている場所らしい」
憲兵「でもなんで俺達が行くんですか?」
工海「・・・知っておきたかったんだ。昔リーダーが何をしていたかを・・・最初は気にならなかった。だが何故リーダーはあんなにも艦娘を愛しているのかを、知りたかったんだ」
憲兵「・・・そうですね。それは俺も知りたいです」
その時、船がゆっくりと止まり始めた。どうやら到着したようだ。
工海「・・・着いたようだぞ。清丸(きよしまる)」
清丸(憲兵)「はい、では行きましょう」
突撃参謀:清丸。
最強無敵の憲兵部隊の突撃参謀である。海賀の戦友だった陸軍歩兵部隊伍長の晴丸(はるまる)の弟で晴丸が戦死してから1年後、まだ最強ではなかったこの憲兵部隊に入隊した。
そして此処は第八鎮守府、ブラック鎮守府とは違い此処はホワイト鎮守府で元気な艦娘達が仲良く遊んでいる。
工海「・・・」
潮波「どうかしたの工海?」
工海「いや・・・こんな鎮守府、久しぶりに見たなって・・・」
潮波「・・・そうね」
?「貴方が海賀さんのお仲間さんですね?」
工海達は声のした方を見る、そこには一人の艦娘が立っていた。
工海「おお、金剛型二番艦「比叡」か。だが何故リーダーの名を?」
比叡「その事は提督と話すとわかりますよ。さっこちらへどうぞ!」
工海達は比叡の案内により執務室に到着した。ノックし扉を開けると、そこには正しく軍人と言う顔をした男が立っていた。
?「待っていたぞ、お前達が海賀の仲間だな。・・・うむ、全員いい目をしているな。流石は海賀の仲間だな」
工海「・・・貴方がリーダーのご友人、南郷(なんごう)殿ですか・・・?」
南郷「その通りだ。第八鎮守府へようこそ、我が友海賀の戦友諸君。歓迎しよう」
第八鎮守府提督:南郷。
海賀の戦友であり第八鎮守府の提督でもある軍人。海賀とは陸軍で同じ部隊の二等兵として戦場で活躍した。
南郷「さっそくだが、お前達たしか海賀の過去を聞きたかったんだったな。この話はかなりの覚悟がいるぞ・・・準備は良いか?」
工海「はい・・・我ら憲兵部隊。何時でも聞く覚悟は出来ています!」
南郷「そうか・・・なら話そう。何故海賀は艦娘を愛しているかを」
南郷「そう・・・あれは海賀と俺が陸軍士官学校を卒業し、第二師団に配属になった時だった・・・」
いかがでしたか?では次回!