艦隊これくしょん、最強無敵の憲兵達   作:魂零

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久しぶりに投稿再開です。


第五鎮守府の艦娘達

 

第五鎮守府、執務室。

 

鹿島「丸藤(がんどう)提督・・・噂の憲兵部隊がこちらに接近しております」

 

丸藤「そうか・・・直ちに艦娘を出撃させろ、全て殺すのだ」

 

鹿島「わかりました・・・」

 

鹿島は執務室から出て行った。

 

丸藤「・・・遂に来たか、最強無敵の憲兵部隊・・・俺はこの時をどれほど待っていたか・・・」

 

丸藤「奴を・・・海賀をこの世から消すことが出来る・・・!!ハッハッハ・・・ハーハッハッハッハ!!」

 

その頃、第五鎮守府付近の海域では・・・。

 

戦艦「海道」、艦内。

 

海賀「・・・」

 

潮波「どうかしましたリーダー?」

 

海賀「いや・・・第五鎮守府の事を考えていてな」

 

潮波「戦いの事ですか?」

 

海賀「いいや違う・・・第五鎮守府は元々俺の知り合いが提督をやっている場所なんだ・・・」

 

潮波「え!?ですが何故リーダーのお知り合いがブラック鎮守府の提督なんかを・・・?」

 

海賀「俺にもわからん・・・」

 

工海「リーダー!第五鎮守府が見えてきましたぜ!」

 

海賀「わかった、到着する前に水平と少し話してくる」

 

艦長室。

 

海賀「入るぞ」

 

水平「海賀殿か、どうかしたか?」

 

海賀「・・・「丸藤」と言う名の男を知っているか?」

 

水平「!?」

 

海賀「お前は昔俺と同じ高校の同じ教室にいた・・・だからこの名前はわかるだろう?」

 

水平「・・・ああ知っている、やはりあいつの鎮守府だったか」

 

海賀「やはり知っていたか・・・」

 

水平「だが・・・何故あいつがブラック鎮守府なんかを・・・?」

 

海賀「さあな、だが今回のブラック鎮守府・・・俺とお前が解決しなければならないようだ・・・」

 

水平「そうだな・・・我らの昔の友を何としても止めなければ・・・」

 

海軍憲兵「艦長!大変です!」

 

水平「どうした?」

 

海軍憲兵「6人の艦娘がこちらに接近中!全員こちらを攻撃しようとしています!」

 

水平「丸藤め・・・やはり我らに気づいていたか・・・」

 

海賀「とにかく急ごう!」

 

二人が艦長室を出ると、6人の艦娘達が海道を包囲していた。

 

鹿島「貴方達が例の憲兵部隊ですね・・・提督の命令で貴方達を排除します!」

 

海賀「・・・そうか、お前達は提督側の艦娘か」

 

潮波「・・・?なぜそんな事がわかるんです?」

 

水平「雰囲気ですよ潮波さん、彼女らは主の為ならどんな手段も選ばないという雰囲気をしている・・・」

 

水平「(しかし何故だ・・・?あの艦娘の中から一人だけそんな雰囲気を感じない・・・)」

 

海賀「・・・どうしても俺達を排除する気か?」

 

鹿島「それが提督の命令です」

 

海賀「・・・俺達は艦娘を守るのが使命、だがお前達がその気なら仕方がない」

 

鹿島「まさか私達と戦う気ですか?」

 

海賀「そのまさかだ・・・今こそ俺が戦うとき・・・」

 

鹿島「愚かな人ですね、皆さんやっちゃってください!」

 

艦娘達が海賀に向かって砲弾を撃とうとした瞬間、海賀は高く飛び上がった。

そして着地した場所は・・・・海の真上だった。

 

鹿島「ど、どういうこと!?艦娘以外が海の上を立てるなんて・・・!」

 

海賀「俺は常に艦娘と同じ装備を足に付けているんだ・・・さてこれで対等に戦えるな」

 

鹿島「っく・・・!ですが私達の砲弾をまともにくらっては貴方も死ぬでしょう!皆さん撃ち方始めてください!」

 

数々の砲弾が海賀に向かって撃たれた、だが!

 

海賀「・・・ふん!」

 

全ての砲弾は海賀の拳によって破壊された!

 

鹿島「う・・・うそ・・・!?」

 

海賀「どうした、その程度か?」

 

鹿島「貴方・・・本当に人間なんですか!?」

 

海賀「人間だ、こんな事俺の友人達なら普通にできるぞ」

 

鹿島「に、人間離れしてますね貴方・・・!」

 

海賀「よく言われるよ」

 

鹿島「・・・こうなったら!」

 

鹿島は投げナイフを取り出し海賀に向かって投げた。

だが海賀は指二本で飛んできた投げナイフを掴んだ。

 

海賀「・・・何故こんな物騒なものを持っている?」

 

そう言うと海賀は投げナイフを指二本でへし折った。

 

鹿島「提督からの貰い物です、護身用として持っておけと・・・」

 

海賀「・・・」

 

鹿島「まだまだありますよ!全て避けきれますか!」

 

鹿島は多くの投げナイフを再び海賀に向かって投げた。

海賀は投げナイフを全て避けた。

 

海賀「・・・そちらが刃物を使うなら、こちらは刀を使わせてもらおう・・・!!」

 

鹿島「っ!?」

 

海賀「お前達艦娘は俺達憲兵部隊が全ての艦娘を守ると勘違いしているようだが・・・実際は違う、罪のない哀れな艦娘は必ず助ける・・・しかしお前達のような罪を犯した艦娘は必ず罰せなければならない・・・!」

 

海賀「俺は今怒っている・・・お前達のような罪を犯した艦娘達に怒っている・・・!!」

 

鹿島「な、なにをしているんですか皆さん!あの男を倒してください!」

 

大井「残念だったわね・・・他の艦娘達は私が眠らせておいたわ」

 

鹿島「大井さん!?なぜ貴女が・・・貴女は私達と同じ丸藤提督を愛していたはず・・・!!」

 

大井「お芝居よ全て、私は第一鎮守府の戦海元帥からスパイとして配属された軽巡洋艦だったのよ・・・」

 

鹿島「そ、そんな・・・」

 

海賀「・・・やはり戦海の所の大井だったか」

 

大井「久しぶりね海賀さん、強さは相変わらずのようですね」

 

海賀「お前に言われたくないな、それよりも・・・」

 

鹿島「た、たった一人になっても私は丸藤提督の為に戦います!」

 

大井「・・・気絶させときましょうか」

 

海賀「そうだな」

 

その瞬間海賀は鹿島の後ろに回り込み首を手刀で叩き気絶させた。

 

海賀「・・・さて、とりあえずこの艦娘達を海道に運ぶか」

 

大井「そうですね、此処のブラック鎮守府が綺麗になったら大本営に預けましょうか」

 

海賀「ああ・・・水平!艦娘運ぶの手伝ってくれ!」

 

艦娘運び中。

 

水平「よし、これで全ての艦娘を運んだぞ」

 

海賀「ありがとう、大井は俺達と一緒に第五鎮守府に行くのか?」

 

大井「当たり前でしょう?その為にスパイしてたんですから」

 

海賀「そうだったな」

 

水平「ようし、再び第五鎮守府に出発だぁ!」

 

その頃、第五鎮守府執務室では・・・。

 

丸藤「・・・この時間になっても鹿島達が帰ってこないとなると、やられたか・・・だがそんな事は想定内だ、いずれ海賀達はこの鎮守府にやってくるだろう・・・フッフッフッフ・・・ハッハッハッハッハ!!」

 

はたして、丸藤の目的は・・・そして海賀と丸藤の間に何があったのだろうか・・・?

 

 

 

 

 

 





意外と長く書いたきがする・・・。

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