神を破壊する大王(男)   作:ノラミミ

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神の鞭

 

 ――鎮魂の廃寺。

 

 そこは、かつて神仏にすがる人々がひっそりと暮らしていた隠れ里。鈍い月明かりが夜を照らし、降り積もった雪が白く光を反射する。

 

 最奥に鎮座する御堂はアラガミによって喰い散らかされており、かつての面影を残すものはもうほとんど存在しない。

 

 ヒバリさんから任務を受注した俺は現在、同行者として第一部隊隊長であり、最強のゴッドイーターの呼び声高いユウちゃんと共にその場所へと赴いていた。

 

 俺の実力を把握していない中での同行者としては、最適の人材だろう。実力があり、不測の事態にも対処できる。討伐班隊長の肩書きは伊達ではないのだ。

 

 任務の目的は鎮魂の廃寺に巣食うアラガミ、極地適応型グボロ・グボロ堕天種の討伐。雪の降るこの地には、ある意味で相応しいアラガミと言える。

 

 ……まあ、それはいいんだ。

 

 敵が何であれ、俺のやるべきことは変わらないのだから。別に慢心しているわけではないし、確固たる事実として負けることはないだろう。

 

 ただ、問題が一つ。

 

 

 ――寒い。

 

 

 半裸なんだから当たり前だろうって? 全くその通りです。意地張って服を着ないで来た俺が馬鹿でした。ポーカーフェイスで誤魔化しているが、肌に突き刺さるような寒さが辛い。

 

 そもそも、俺が半裸なのを分かっていてこの場所の任務を処理させようとするのはどうなのさ? 

 

 はっ!? まさかこれが新人イビり!?

 

 ……違いますね。俺がアホなだけですね。今後は気を付けよう。もう仕方ないから、今日は体を暖める意味でも張り切って働かなくては。

 

 軍神の剣の感触を確かめながら一人、そんなことを考えていた。

 

 ……緊張感ねえな。

 

 

◇◆◇

 

 

 

 初めてのアルテラとの任務。彼の話から、その実力の程は伺えてはいたが、実際のところどうなのかが分かっていないため、私が同行してその見極めをすることとなった。

 

 敵は極地適応型のグボロ・グボロ堕天種。それと同じく極地適応型のザイゴート堕天種の群れの姿も確認されているらしい。

 

 一応、大型はグボロ・グボロ堕天種の一体だけだし、難易度としてはそう高くない。私的には。もしアルテラが危なくなったとしても、フォローすれば大丈夫だろう。

 

 それより、アルテラは相変わらずの上半身裸なのだが、寒くないのだろうか。むしろ見てるこっちが寒くなる。

 

 ……もしかして着る服を持ってなかったのだろうか。十分有り得る。アナグラに来たばかりだし。そこまで気を回してあげられなかったことに、ちょっと罪悪感を感じた。

 

 一応、確認として寒くないのか聞いてみたが、「大丈夫だ、問題ない」と返された。これ明らかに大丈夫じゃない時の答えだよね。

 

 かといって、私の着てるフェンリルの制服は体格が違うから貸してあげられない。と言うより、ここで制服を脱ぎ出したら私が変態みたいだ。

 

 心の中でごめんねと謝っていると、唐突にアルテラが腕を伸ばして進行を妨げた。どうしたんだろう?

 

「アルテラ?」

 

「静かに。この先に何か、小型の群れが居る。恐らくザイゴートの堕天種だろう」

 

 真剣な声で注意を促し、目線を階段の上へと固定する彼を見て、私も気配を探る。目視できる場所に居ないことから、階段を登った曲がり角の向こうに居るのだろう。

 

 集中してみて、微かに何かの気配を感じはしたが、それが小型のアラガミであり、しかも群れを成しているなどとはこの距離からでは分からない。

 

 純粋にその技量に驚いた。気配の察知において、彼は私を上回っているのだ。伊達にアラガミと朝から晩まで戦い通してはいないということか。

 

 それに、これは戦いにおいて大きなアドバンテージになる。敵に察知されるよりも早く敵の正体と位置が分かれば、様々な対応策をとることができる。

 

 階段から目線を外して私を見るアルテラ。その瞳は、どう対応するかの判断を此方に任せていることを示していた。

 

「グボロ・グボロの気配は分かる?」

 

「……少なくとも大型の気配は感じない。小型の数は四体ほどだな」

 

 数まで分かるのか! それにグボロ・グボロが近くに居ないというのなら好都合だ。ザイゴートが呼び寄せるよりも早く仕留めればいい。できるだけ乱戦は避けたいからね。

 

 足音を殺して階段を登り、物陰からアルテラが示す方向を伺う。――居た。確かに四体、ザイゴート堕天種だ。地面に降りて捕食をしている。

 

「アルテラ、先行して欲しいんだけど……行ける?」

 

「分かった」

 

「よし、なら援護するから、合図を出したらお願い」

 

 神機を銃形態へと変化させ、タイミングを計る。

 

「――行って!」

 

 合図と同時に物陰から飛び出したアルテラが駆けていく。私もアルテラが飛び出した直後のタイミングで物陰から出て、照準を合わせる。

 

 って速っ!?

 

 私の予想していたよりも遥かに早く、まさに一呼吸の内に彼我の距離を詰めたアルテラは、そのまま油断しきっていたザイゴートを強襲し、一閃のうちに二体を沈めた。

 

 そのまま流れるように残りの二体へと攻撃を加えようとするも、仲間の断末魔で敵を察知したザイゴートはそれよりも早く空へと逃れる。驚きで少しばかり呆けてしまっていた私はそこで我に帰り、空中のザイゴートを撃ち落とそうと再び照準を合わせた。

 

「逃がさんっ!」

 

 のだが、宙に向けて振るったアルテラの剣が、あろうことか伸長して鞭のようにしなり、空中にいた二体をまとめて斬り落とした。そのまま地面へと落ちたザイゴートへ止めの一閃。

 

 瞬く間にザイゴート堕天種の群れは討伐されたのである。

 

 

 ――いやちょっと待て。

 

 

 アィェェェ!? 剣! 剣伸びたぁっ!?

 

「終わったな。ユウ、コアの回収を頼む」

 

「あ、うん」

 

 ……って違う!! 余りに自然すぎて流されてしまったじゃないか!!

 

 え、私がおかしいの? 違うよね? もしかして私の知らない間に剣が伸びるのは普通のことになってたの?

 

「あの、アルテラ?」

 

「どうした?」

 

「その、さっきその剣、伸びてたよね?」

 

「ああ、言っていなかったな。伸びるんだ」

 

 「伸びるんだ」じゃねえよ。何そのまるで納得のいかない雑な説明。いやそもそも説明にすらなってない。それただの事後報告だよ。

 

 剣が伸びたのもそうだけど、ザイゴート堕天種を一撃で仕留めた威力にも驚いた。勿論、それを扱うアルテラの技量にも。

 

 パワー、スピード、テクニック。どれをとっても普通の人間の域を越えている。それどころか、ゴッドイーターでさえ凌駕しているのではないだろうか。

 

 ――本当に、謎の多い青年だ。

 

 この分だと、剣が伸びる以外にもまだ何か私たちに言っていないことがあるような気がする。光の柱のこととか。

 

 捕食してコアを回収する傍ら、そんなことを考えていた。

 

 ふと、アルテラがすぐ近くで、というか隣で、私の神機が捕食する光景を物珍しそうに眺めていることに気付いた。そういえば、これを実際に見るのは初めてだったっけ。心なしか、目が輝いているように見える。ちょっと可愛い。

 

「これが珍しい?」

 

「ん、ああ。話に聞いてはいたが、実際に見るのは初めてだからな。今の形態が捕食形態というやつなんだろう?」

 

「そうだよ。こんな感じ」

 

 実際に捕食形態へと変化させて見せてあげる。「なるほど」と控えめなコメントをしながらも、その控えめさに反するように体をあちこちに移動させながら色々な角度で神機を観察するアルテラ。

 

 敵陣のど真ん中で何をしているんだろうと心の片隅でツッコミをいれつつ、興味津々を体で表すその姿に笑みがこぼれた。

 

「――?」

 

 暫しの間それに付き合っていると、何かに気が付いたようにアルテラが空を見上げた。グボロ・グボロの気配を感じた、というわけではないだろう。それなら空を見上げる理由にならない。

 

 だとすれば――

 

「何か……落ちてくる……!」

 

「――っ!離れて!」

 

 弾かれたように互いに逆方向に離れる。と同時に先程まで立っていた場所に氷弾が落ちてきて弾けた。

 

 やっぱりグボロ・グボロの遠隔砲撃――!!

 

 どのタイミングで気付かれた? ザイゴートは早急に片付けたから、増援を呼ぶ暇なんてなかったはず……。いや、まさか。

 

 最初に仕留めた二体は断末魔をあげたんじゃなくて、応援を呼んでいたのか――!

 

 連続で氷弾が降り注ぐ中で思考を巡らせる。初めの一発以降、アルテラに氷弾が集中していることから狙いは明らか。危なげなく回避しているので大丈夫だとは思うのだが、落ちてくる頻度が一体にしては多すぎる。

 

 その時、氷弾を回避していたアルテラの背が壁に触れて、動きが止まった。その隙を逃さないかのように空から二発の氷弾が落ちる。

 

「アルテラ!」

 

 即座にバレットを発射し、片方を撃ち落とすことに成功する。

 

 だけど、もう片方は――!?

 

「炎の(わだち)よ!」

 

 前方に回転しながら振られた剣から炎が発生し、アルテラに着弾せんとしていた氷弾を四散させる。振るった剣の軌跡が、赤く煌めいた。

 

 ……ツッコまないよ、うん。

 

 炎くらいでるよね。私も炎だせるし。バレットで。

 

「ユウ、北だ!」

 

「――! アルテラはそっちの階段を登って! 御堂で合流しよう!」

 

「了解した!」

 

 一瞬「何が?」と思ってしまったが、この流れだと敵の位置以外に有り得ないだろう。どうやら撃ち込まれながらも敵の方向を見切っていたらしい。

 

 こっちは君の滅茶苦茶っぷりに驚いてばかりだっていうのに余裕あるなこのヤロ――!!

 

 若干の八つ当たりをしながら、アルテラに遅れないように全速力で御堂へと駆ける。断続的に地鳴りのような音が響いてくることから、あっちは狙われ続けているらしい。あのスピードなら大丈夫だろうけど。

 

 階段を駆け上がり、御堂までの道を踏破する。御堂へと至る階段の前で丁度反対から来たアルテラと合流し、視線を交わして御堂まで並んで進む。

 

 果たして、私の疑問を解消するように、御堂に居たのは二体のグボロ・グボロ堕天種。道理で落ちてくる氷弾がやたら多いと思った。

 

 咆哮をあげる二体を前に、神機を構える。しかし、私が駆けようとするのを遮るようにアルテラが前に出た。

 

「アルテラ? 何を――」

 

「元々、この任務は俺の実力を計るのが目的だろう。だからお前は下がっていろ」

 

「え、けど……」

 

「それに――」

 

 飛び掛かってこようとするグボロ・グボロ達を、鞭のように伸ばして振るった一閃で牽制する。二体を見据えるその瞳は、アナグラという日常の中では見せることのなかった、鋭く、威圧感を伴ったもの。

 

 戦士、という言葉が頭に浮かんだ。

 

 彼が以前言っていた。自分は戦う者だ、と。だからそんな言葉が浮かんだのかもしれない。

 

 敵と戦い、そして勝利する者。

 

 剣を構えるアルテラの姿からはそれを感じた。 ……不安はある。それは彼を信じていないということではなく、戦いでは些細な切っ掛けで命を落とすことを知っているから。

 

 だけど私は、任せることにした。

 

「対軍戦は得意分野だ」

 

 そう言って不敵に笑う彼の横顔が、どうしたって頼りになると感じてしまったから。

 

 ……軍って何というツッコミはおいといて。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 カチリ、と自分の中でスイッチが切り替わる。

 

 必要とするのは、ただ眼前の敵を討ち滅ぼす為だけの情報。

 

 感情を殺せ。機械のように正確に、一縷の誤りもなく身体を稼働させろ。

 

 

 意識の全ては――破壊の為に。

 

 

「グアァァァァァァァ!!」

 

 堪えきれなくなった右方の一体が、その巨体を浮かせて飛び掛かってくる。

 

 それに向けて駆け出し、自分に当たる寸前に地面との間に身体を滑り込ませるのと同時に軍神の剣を突き立て、すれ違う勢いのままにグボロ・グボロの細胞を切り裂いていく。

 

「ガアァァァアアア!?」

 

 咆哮とは別種の絶叫をあげるのを背後で聞きながら、もう一体の個体へと駆ける。

 

 溜めの動作――ブレスか。

 

 躱しても問題はないが、流れ弾がユウの方向に行ってしまうのは避けたい。

 

 ならば――!

 

 走りながら、軍神の剣を前方に突き出す。刀身が発光し、回転を始める。そして、小規模ながら刀身を起点に、螺旋状に魔力の奔流が集う。

 

「『軍神の剣(フォトン・レイ)』」

 

 真名を解放し、出力を押さえた『軍神の剣(フォトン・レイ)』を発動。グボロ・グボロの口内から発射された氷弾の三連射を全て砕け散らせ、それでもなお勢いを殺されていない宝具の一撃を以てグボロ・グボロの肉体を構成するオラクル細胞を蹂躙し尽くす。

 

「――――!?」

 

 背後から響く形容し難い悲鳴と、倒れ伏す音。

 

 ――先ずは一体。

 

 落ち着き払った思考で事務的にその事実を処理する。

 

 安堵することもなく残りの一体に意識を向ければ、傷つけられたことに怒りを感じたのか、口から白い息を吐き出していた。

 

 オラクル細胞の活性化。

 

 だが、それが何だというのか。

 

 

 力が上昇する。速さが増す。それだけだ。

 

 所詮は獣の悪足掻きのようなもの。気に留める必要性すら感じない。

 

 どれだけの強力な一撃だろうと、当たらなければ意味はない。そして、少なくともこのアラガミには、そのための能力が決定的に欠落している。

 

 攻撃は単調かつ力任せ。速度があるわけでもなければ、それを補うための知能もない。加えて致命的な大きな隙がある。

 

 グボロ・グボロというアラガミは、余りに脆い。

 

 

 此方の攻撃後の隙を狙ったかのような氷弾を、倒れ伏したグボロ・グボロを盾にすることで防ぐ。

 

 砲撃が止んだタイミングでその陰から飛び出し、最短の直線距離を全速力で潰す。

 

 小細工など不要。

 

 最速かつ最適な一撃を叩き込む――!!

 

 見据えた敵の瞳に、恐れが浮かんだ。

 

 ……ああ、もう勝負は決した。獣が恐れを抱いてしまったなら、あるのは死だけだ。

 

 軍神の剣を振るう。グボロ・グボロも、その生存本能故か、恐れを押さえ込んで大顎を開いて噛みつかんと突っ込んでくる。

 

 交錯は一瞬。

 

 三条の光が閃き、蒼と交差する。

 

 互いの距離が開いた時、沈んだのはグボロ・グボロだった。

 

 残心を終えて、構えを解く。

 

「――! アルテラ!」

 

 その時、ユウの焦ったような声が届いた。

 

 否、実際、焦っているのだろう。倒したと思ったアラガミが、再び此方を狙って動いたのだから。

 

 声より先に気付いていた為、自分に焦りはない。ただ、呆れた溜め息が溢れてしまったのは仕方がないだろう。

 

 仕留めきれなかったのは、こちらの技量不足だっただけの話だ。それはいい。

 

 だが、ここで立ち上がることは、違う。

 

 死に際まで立ち向かう。そう言えば聞こえはいいが、少なくとも今この場面において、それは全くの無駄だ。

 

 その行為に、感嘆も称賛も感じない。

 

 死に瀕して恐れを克服するくらいなら、初めから恐怖など感じるべきではなかった。それならば、勇敢という言葉で済ませられた。

 

 だが、これは違う。言うなれば、そう。

 

 只々(ただただ)――

 

「見苦しい!」

 

 振り返り様に神の鞭として振るった一閃が、最期の攻撃を許すことなくその命を散らせる。断末魔もあがらない、静かな終わり。

 

「対象の破壊を完了。任務の達成を確認」

 

 深々とした御堂の静けさの中に、感情の籠っていない自分の声だけが響いた。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 圧倒的。その言葉が相応しい戦いだった。

 

 否、あれは戦いというよりも、蹂躙。アルテラとグボロ・グボロとの間には隔絶された力の差を感じた。

 

 動きは軽やかに、振るう一撃は力強く。

 

 無駄のない正確な動作で攻撃を掻い潜り、剣を振るえば確実に敵の命を削る。

 

 その度に躍動する肉体が、閃いて軌跡を描く流星のような三条の光が、私の目を惹き付けて離さなかった。

 

 ああ、正直に言おう。

 

 私は、完全無欠にアルテラに魅せられて、見惚れていたのだと。

 

 その戦う様が、美しいと感じたと。

 

「そちらに被害はないか、ユウ?」

 

 戦闘中の冷たい気配はすっかり霧散し、温かな心地を感じさせる声でアルテラが歩み寄る。

 

 その言葉で気付いた。彼はどうやら、私に攻撃が届かないよう気遣いながら戦っていたらしい。その余裕が憎たらしく、同時に頼もしく感じる。

 

「う、うん。大丈夫だよ」

 

 ――? 何故か言葉に詰まってしまう自分に疑問を抱く。何だろう、何か、変だ。

 

「そうか……。なら良かった」

 

「――――」

 

 安堵したように小さく微笑むアルテラ。その笑顔が、私の変調を加速させる。

 

 ――ああ、まずい。

 

 何がどうまずいのかはよく分からないけれど、とにかく何かまずいような気がする。咄嗟に顔から視線を逸らす。

 

「か、帰ろう! うん、それがいい!」

 

「――? まあ、そうだな」

 

 訝しむような気配を後ろから感じながら、気持ち足早に帰路につく。アルテラに関して、今日だけでツッコみたいことは多々できたが、今はいいと思えた。

 

 だって、それよりもこの、いつもよりも速く聞こえてくる鼓動の音をどうにかしたかったから。

 

 ――明日からは訓練もっと頑張ろう。

 

 そんな風に心音のことから思考を逸らしながら、アナグラまで一緒に帰っていった。

 

 

 その後、コアの回収を忘れて怒られた。おのれアルテラ……。

 

 ……完全に八つ当たりですね、分かります。

 

 

 


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