神を破壊する大王(男)   作:ノラミミ

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 ※設定捏造多数



生贄・夜

 

 真っ先に感じたのは、纏わりつくような不快感。それから噎せかえるほどの濃厚な血の匂い。謂わば死臭、それそのものが贖罪の街には漂っていた。

 

 アルテラは、無意識的に止めてしまいそうになる足を、それを許容する心を制して街の中心部の教会へと向かう。不気味なほどに静まり返る街の雰囲気に、多少なりとも気圧されながら進んでいくと、ピチャピチャとまるで水溜まりを歩くような音が聞こえてくる。

 

『アルテラさん、聞こえていますか? 教会付近にアラガミの反応、恐らくはディアウス・ピターだと思われます! 急いでください!』

 

 通信機の向こうから焦燥を孕んだヒバリの声が響く。それをどこか他人事のように感じながら、目の前の現実へと思考を移す。

 

 拒絶したい。認めたくない。見たくない。

 

 どれだけ否定しようとしても、視覚情報は変わらない現実を突きつける。未だ教会内部へは足を踏み入れておらず、その入り口に呆然と立ち竦むアルテラ。

 

 足下に広がる夥しいほどの血の量。教会の床を真っ赤に染め上げる『それ』を辿ると、赤い地面の上に幾つも転がる『何か』が目に入る。

 

 アルテラは気付いた。否、気付いてしまった。

 

 恐らくは人であった『何か』。床を染める赤。ああ――自分はどうしようもないほどに手遅れだった。

 

「ハァッ……ハァッ……!」

 

 荒くなる呼吸を、胸を押さえて落ち着かせようとしながら、血溜まりの中を進む。一歩足を進める度に、ヒタリ、ヒタリと音が鳴り、足下を生暖かい感触が包む。

 

 それでも歩みを止めることなく、ゆっくりとではあるが、確実に教会の内部へと進んでいく。転がる『何か』を避けながら、ふらふらと覚束ない足取りのその様は、幽鬼を連想させる。

 

 崩れ落ちた壁からは日の光が射し込み、教会の惨状を照らす。内部まで足を進め、ピチャピチャと不快な音を立てる元凶を見つけたアルテラを、激情が支配した。

 

 元凶たるディアウス・ピターはその口許を血の赤に汚し、屍肉を貪る悦に浸る。そして新たに現れた餌を前に、醜悪な顔を歪ませる。浮かべるのは嘲笑。新鮮な餌が自らやって来たと、今まで喰らっていた屍肉を横へと投げ棄てた。

 

 ビチャリ。血溜まりに落下した音。それをトリガーに、アルテラは激情の赴くままにディアウス・ピターへと駆け出した。

 

「貴様ァッ!!」

 

 子供達を拐った教団の連中も、それを殺して喰らったアラガミも、間に合わなかった自分も、その全てが気に入らない。

 

 そんな行き場のない苛立ちが、ディアウス・ピターの死人に鞭打つ行動によって限界を超えた。普段は決して荒らげることのない声を荒らげ、無策とも取れるような突貫を敢行する。通信機の向こうから、静止を促すヒバリの悲鳴のごとき音声が届いていたような気がした。

 

 迎え撃つディアウス・ピターの紫電のブレス。避ける素振りすら見せずに突っ込んでいったアルテラはブレスの直撃を受け、その紫電の輝きに飲み込まれる。

 その光景に口許を歪ませるディアウス・ピターはしかし、目立った傷もなしに速度を緩めることなく距離を詰めるアルテラに、思わずその動きを止める。

 

 対魔力B。魔術の存在しないであろうこの世界に於いては役に立たないかと当初は思われていたが、それはブレス攻撃の威力の軽減に作用した。とは言え、ディアウス・ピターほどのアラガミのブレスともなればその威力も相当なもの。

 軽減されているとはいえ、全身を刺すような痛みが襲い、それに伴って身体の痺れを感じていた。それでもアルテラは動きを止めない。ディアウス・ピターが見せた隙を逃すことなく、勢いそのままに軍神の剣をその顔に突き立てた。

 

「Goaaaaaaaaaaa!?」

 

 絶叫をあげてのたうち回るディアウス・ピターに振り回されて、軍神の剣を掴んだままのアルテラは全身を強かに打ち据えられる。それでも尚、軍神の剣を離さないアルテラ。

 白かったクレイドルの制服は朱に染まり、身体から髪に至るまでを血で汚しながら剣を手離さないその瞳には、仄暗い光が宿っていた。

 

 ディアウス・ピターは暴れ続け、それに疲れたのか体勢を崩す。その瞬間、赤い瞳がカッと見開かれた。

 

「『軍神の剣(フォトン・レイ)』!!」

 

 突き立てられたままに軍神の剣の刀身が回転を始め、回転を邪魔するディアウス・ピターの体組織を抉り砕く。悲鳴すらあがらず、最早その顔は原形を留めてはいなかったが、アルテラは残りの魔力を全て注がんとばかりに過剰な破壊を行う。

 

 そこに込められているのは怒りか、悲しみか、また別の何かなのか。八つ当たりであることは自覚しながらも、その行いは魔力が尽きる寸前まで止むことはなかった。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

『アルテラさん! アルテラさん!!』

 

 ヒバリの悲痛な叫びにふと我に返る。一体どれだけこうしていたのか。未だいつも通りには働いてくれない頭をノロノロと回転させ、とにかく誰か生存者はいないかと血溜まりを探す。

 

「誰か、誰か生きている者は……!?」

 

 その身が汚れることなど厭わずに転がる『何か』を手当たり次第に確認し、反響して通る声で呼び掛ける。応える者は――いない。全滅なのかと顔を上げた時、崩れて光が射し込む壁の付近で何かが動いたことを察知した。

 

 急いで駆け付けると、そこに居たのはまだ5、6歳程度の男の子。この中では、一番まともな状態ではあった。ヒュー、ヒューと弱々しくも呼吸をしていることから、まだ生きていることが分かる。だが、一目見て理解できてしまう。

 

 ――この子はもう助からない。

 

 身体には深く、恐らくは爪で抉られたのであろう傷が刻まれ、四肢を片方づつ欠損している。顔色も悪いことから、血を流しすぎているのだろう。

 

「…み、んな……皆、は……?」

 

 アルテラが側に来たことに気付いたのだろう。か細く、注意しなければ聞き逃してしまいそうな小さな声で、すがるような声音で男の子は問う。

 

 きっと、目も霞んでいることだろう。意識も途切れ途切れなのだろう。それでも他の子の安否を気にして意識を保つ少年を、アルテラは優しく抱きしめる。壊してしまわないように、優しく。

 

「皆は、無事だ。……よく頑張ったな。疲れただろう? 少し休むといい。大丈夫、俺が側にいる。目が覚めたなら――また皆と会えるから」

 

 少年からすれば、声の正体など分からない。声質から男性であることには気付けても、その言葉が本当なのか、信じていいのかも分からない。ただ、身体を包む暖かな温もりだけは確かなことだった。

 

「そっか……良かっ、た……」

 

 安堵したように目を閉じる少年は、意識が途切れる寸前、もう一度だけ口を開く。

 

「……ありがとね……お兄さん」

 

 その言葉を最後に、少年はその身を包む温もりに身を任せて、意識を落としていく。眠りに落ちる最後の最期まで、彼は優しい温もりを感じ続けていた。

 

「――――」

 

 脱力した体を抱き締めたまま、アルテラは涙を溢す。今、眠りに落ちたこの少年は果たして、安心して逝くことができたのだろうか。最期の言葉は、その疑問を氷解させてくれていた。

 

 救われたのは――どっちだ。

 

 手を伸ばすことすら出来ず、間に合わなかったアルテラは確かに、少年の言葉で救われていたのだ。行き場のない遣る瀬のない想いは、涙と共に流れ出していた。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 気付いていた。

 

 通信機の向こう側から伝わるアルテラの様子がおかしいことから、きっとそういうこと(・・・・・・・)なのだろうと。

 

 今まで聞いたこともないほどに声を荒らげ、感情的に戦っていたところで、半ば確信となった。

 

『皆は、無事だ。……よく頑張ったな。疲れただろう? 少し休むといい。大丈夫、俺が側にいる。目が覚めたなら――また皆と会えるから』

 

 聞こえてくる遣り取りで、これが現実なのだと認識した。押し殺したような嗚咽が響き、ヒバリは自分の感情が溢れてくるのを抑えきれなくなってしまった。

 

 これ程までに、悔しさを感じたことがあっただろうか。これ程までに、遣る瀬のない悲しみを感じたことがあっただろうか。

 

 直接現場に居合わせた彼は、こんなものでは済まなかっただろうことは容易に想像できた。自分の感じたものよりもずっと強烈に、痛烈に感じているであろう青年を想い、ヒバリは目を伏せる。

 

 書類を濡らす雫は、暫く止むことはなかった。

 

 

 

『ヒバリ』

 

 響く声に意識を戻す。ヒバリは潤んだ瞳を拭いながら、出来るだけ不自然にならないように「はい」と短く応答をした。

 

『悪いが、アナグラに帰るのは遅くなる。孤児院への説明は此方でしておくから、その点は気にしなくていい。業務時間内に戻ってこなくても、俺のことは気にせずお前はそのまま休め』

 

 『それではな』と言うだけ言って通信を切ってしまうアルテラ。色々と言いたいことはあったのだが、それらは全て彼の気持ちを汲んで胸の内に仕舞うことにした。

 

 一つ大きく深呼吸をする。完全に、とまではいかないが、取り敢えずは業務に支障をきたさないくらいにまで気持ちを落ち着けると、再び業務へと取り掛かる。

 

 『待たなくていい』とは言われたが、ヒバリはその言葉を守るつもりは更々なかった。ただでさえ心配していた青年のことだ。それに、やはり「おかえりなさい」と迎えるまでが自分の仕事であるはずだ。そうに違いない。

 

 若干の言い訳じみた考えのもと、業務をこなしたり、休憩をとったり、帰ってくるゴッドイーター達を迎えたりとしている内に時間は過ぎていく。

 

 沈む太陽が空を黄昏に染め上げる。

 

 ――まだ、彼は帰ってこない。

 

 日が沈み、夜の帳が下りる。

 

 ――まだ、彼は帰ってこない。

 

 既に業務時間は超えており、アナグラは昼とは違った静けさに満ちている。未だ帰ってこないアルテラを、ヒバリはそわそわと落ち着かない様子で待ち続けていた。

 

 そうして日が変わろうかという時間になった時、ゲートが開く機構的な音が静寂を破る。それに反応して勢いよく顔を上げるヒバリ。

 

「……ヒバリ?」

 

 現れたのは待ち望んだ青年。全身を赤黒く汚し、クレイドルの制服は所々がぼろぼろになっており、顔には多少の疲れが見えるが、それでも無事に帰ってきてくれたことに安堵した。

 

 驚いたように名前を呼ぶアルテラに対して気にすることはない意を首を振って示すと、ヒバリは心からの笑みを溢した。

 

「――おかえりなさい、アルテラさん」

 

 数瞬、面食らったかのように呆けていたアルテラだったが、ヒバリの意を察するとふっ、と脱力。それから同じように笑みを見せた。

 

「――ああ、ただいま、ヒバリ。待たせてしまって、ああいや、違うな――待っていてくれて、ありがとう」

 

 汚れていてなお、それどころか汚れているからこそより輝いて見える宝石のような赤い瞳。そして綺麗な笑顔。それが今、自分だけに向けられている。その事がどうしようもなくヒバリの心をくすぐる。

 

 暫しアルテラの笑顔に見惚れた後に、そんなことを感じてしまう自分の胸の内に気付いてハッとする。その動揺を隠すように立ち上がり、話題を変えることにした。

 

「あえっと、その、こ、コーヒーでも飲みますか?」

 

 訂正、あまり隠せていなかった。

 

 アルテラに少し訝しんだような表情をされはしたが、結果的には了承の返事を貰うことに成功。「汚れを落としてくる」と体を洗いに行ったアルテラより一足先にラウンジでコーヒーを淹れることにした。

 

「…………」

 

 無言でコーヒーを淹れながらアルテラを待つ。ラウンジには人がおらず、コーヒーの匂いがその空気を徐々に浸食していく。その香りを心地よく感じながら、思い出すのは先程のアルテラの顔。綺麗な笑顔に影を落とす涙の跡だった。

 

 そうこうしているうちにアルテラがラウンジへと入って来る。コーヒーを淹れたカップを渡し、礼の言葉を聞きながらアルテラの隣の席へと腰を掛ける。その際にチラリと顔を伺うと、洗い流されたのか、既に涙の跡は残ってはいなかった。

 

「……美味しいな」

 

「ふふっ、ありがとうございます。お代わりもありますよ?」

 

 ポツポツと、途切れ途切れに会話が続いていく。しかし、沈黙は決して気不味く感じることはなく、穏やかで心地のいい空間がそこにはあった。

 

 ヒバリはこの時間を心地よく感じながらも、先程見た涙の跡が引っ掛かってしまっていた。何があったのかを聞きたい浅はかな好奇心と、アルテラを心配する紛れもない本心とが入り交じる複雑な心境。それが自己嫌悪へと繋がる。

 

「何か聞きたいことがあるんじゃないのか?」

 

「――え?」

 

 心臓を掴まれたかのような驚き。自分は今、間抜けな顔を晒しているだろうな、と他人事のように感じた。アルテラはただ、ヒバリを真っ直ぐに見据える。

 赤い瞳が自分の全てを見透かしているように錯覚して、そして気を遣うつもりが逆に気を遣われることになって、居心地の悪さを感じたヒバリは視線を逸らす。

 

 本当に触れてしまっていいのか。聞きやすくしてもらったにも関わらず、踏み込む勇気を出せずにいたヒバリの背を、アルテラはそっと押した。

 

「ヒバリ、気にするな。待っていてくれたんだ。お前が望むなら、話すことに躊躇いはない」

 

 優しい眼差しで、優しい声音で、どこまでも此方を気遣ってきて。

 

 ああ、本当に――本当にこの人は。

 

 その優しさに、どこまでも甘えてしまいたくなってしまう。そんな内心をそっと押し留める。支える側の私がそれではいけないと。

 

 しかし、ここまで言わせてしまっては仕方ないだろう。またも自分の中で言い訳じみたことを考えて苦笑する。

 

 結局、ヒバリは言葉に甘えてアルテラから一部始終を聞くに至った。通信機から伝わっていたまでのこと。そしてその後のこと。

 

 アルテラは亡くなった子供達を全員弔ってきていた。教団の人間については、明らかに子供用ではないローブのようなものが残っていただけで、恐らくは捕食されたものと思われた。

 弔いを終えた後、見つけていた子供達の遺品を持って孤児院へと向かい、事情の説明と遺品の返還を行った。その際に院長の女性にお礼を言われたことを、悲しそうに語った。

 

 全てを聞き終えたヒバリは「そうですか」としか言うことが出来なかった。下手な慰めなど、なんの価値も持たない。また、分かったようなことなど言おうものなら、それこそアルテラの想いを侮辱することになる。

 だからと言って、何も言わないことが最善だとも思えない。しかし掛ける言葉が見つからない。そんなジレンマに気付いてか気付かずか、アルテラはポツポツとまた話始めた。

 

「助けられなかった……などと言うのは傲慢だな」

 

「傲慢、ですか?」

 

「ああ。間に合わなかった者に、そんな事を言う資格はないだろう」

 

「アルテラさん……」

 

「……何と言えばいいのだろうな。悲しい、悔しい、苦しい。何より、そう、遣る瀬ない、というのが一番強いな。感情を向けるべき相手ももう居ない。只々、遣る瀬ない。……こればかりは、時間が解決してくれることを待つしかないな」

 

 言外に「だからお前は気にするな」というニュアンスを含めてアルテラはヒバリに視線を向ける。またも気を遣わせてしまったことに気付き、ヒバリは自身を恥じた。

 

 どうしてこう上手く出来ないのかと自己嫌悪に陥りそうになり、これでは堂々巡りだと空気を切り替えるために自分のコーヒーのお代わりを淹れるために立ち上がる。アルテラに尋ねるも、もう十分だとカップを洗おうとしたので、流石にこれは私がやらなくてはと使命感に駆られ、やや強引ながらも引き渡してもらった。

 

「…………」

 

 コーヒーを手に戻ると、アルテラがテーブルに突っ伏して眠っていることに気付く。こんな短時間で眠ることから、どうやら相当に疲れていたらしい。 ……コーヒーを飲むと眠れなくなるというのは嘘だったのかもしれない。

 

 こんなところで眠っていたら風邪を引くかもしれない。

 

 そう思いはしたが、わざわざ起こして眠りを妨げるのも気が引けた。ヒバリは暫くアルテラの寝顔を眺めながらコーヒーを飲み、それが無くなると毛布を取りにラウンジを後にする。

 

 再び戻って来るとアルテラに毛布を掛け、自分は隣の席へと座る。そして座ってからふと思う。

 

 ――どうしてまた座っているんだろう。

 

 もう自分が残っている必要はないだろう。アルテラは眠り、これ以上ここに居たとしても特に何があるわけでもない。ただ、何だか自然と此処に座ってしまっていた。

 

「――――ん」

 

 眠っているアルテラが身動ぎをする。何とはなしに、自然と反応してヒバリは顔を向けた。

 

「あ……」

 

 閉じられた瞳からは、一筋の涙が零れ落ちていた。不謹慎だとは自覚しながらも、ヒバリにはそれがとても美しく思えた。

 

 手を伸ばし、指先で雫を掬う。

 

「時間に任せるだなんて、嘘ばっかり。辛いなら辛いと、悲しいなら悲しいと言えばいいんです。 ……だけどきっと、貴方は言わないのでしょうね」

 

 自然と頬が緩む。

 

 これは、模範的なオペレーターとしては正しくはないのかもしれない。理性的な部分が行動を否定する。

 

(でも、今は業務時間外ですし。今の私はオペレーターではなく、ただの竹田ヒバリですから。だから――)

 

 だから、今だけは――。

 

 両手を、眠るアルテラの右手へと重ねる。右手からアルテラの温もりが伝わってくる。此方の温もりも、アルテラへと伝わっているだろう。

 

「大丈夫です、アルテラさん。貴方は独りにはなりませんから、きっと乗り越えられます。だから、今は休んでいいんです」

 

 どうか、穏やかな夢を見られますように。

 

 温もりに乗せた想いは、果たして――。

 

 

 

 暫くの時が経ち、灯りが点いたラウンジには二つの影が在った。

 

 手を重ね合ったままに眠る二人は、どちらも穏やかな顔をしており、心なしか微笑んでいるかのようだった。

 

 

 

 

 

 翌朝、それを見つけたムツミによって一騒動が起こったことは余談である。

 





 対魔力B:当然、GOD EATER世界線に魔術なんぞありゃしません。でもアラガミって神秘っちゃ神秘だし、そこから吐き出されるブレスなんて神秘の塊じゃないか(錯乱)! というかこれだけ使い道がなかったので、こういう風にするでもなければいらない子になってしまうので登場。設定遵守?大丈夫、設定n(ry。

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