リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生 作:アテナ(紀野感無)
そして、そろそろvivid strikeへのフラグ建築もしていこうかなーと思ってます。
それではどうぞ
私は、いまジークさんとヴィクターさんとともにある場所へ案内されている。それは----
「イクスヴェリア陛下。お初にお目に掛かります。ヴィクトーリア・ダールグリュンと申します」
「ジークリンデ・エレミアですー」
「八神ユタです」
冥府の炎王イクスヴェリアのところだ。
聖王教会で保護しているとは聞いていたけど会ったことないから一度会ってみたかったんだよね。
「顔色もええしお肌も綺麗やねー」「本当にただ眠っているだけみたい」「そうですね…アインハルトはこんないたいけな子に喧嘩を売ろうと……ププッ!」
そのアインハルトを想像してしまい少し笑ってしまう。いじるネタが増えた増えた。
「まあ、聖王教会が全力で保護してっからね」
余談だけど、ここにはスバルさんも結構くるらしい。
なんでもイクスヴェリア……めんどいのでイクスさんと呼びます。
イクスさんを保護したのはスバルさんらしい。
救助された直後は元気で意識もあったらしいがヴィヴィオちゃんと友達になった後に眠りについてしまったらしい。
「いつ眼を覚ますのかわかるんですか?」
「わかんないってさ。10年後かもしれないしもしかしたら100年後かもしれない。だけど明日かもしれないし今日かもしれない。いつになるかわからないから……ウチの陛下やスバルさんはちょくちょくお見舞いに来るんだよ。お見舞い嬉しいよね。イクス」
質問するとシャンテさんは答えてくれた。詳しい状況まで。
「あ……もし迷惑でなかったらなんやけど」「私達もまたお見舞いさせて頂いてもいいかしら?」
「上司に聞いてみる……わかったらセインに連絡してもらうよ」
「ええ、ありがとう」
「あんたらが教会に来るなら会うこともあるだろうし案内やなんかを担当することもあるかもだけど……
私は陛下たちとは違う。馴れ合いはしねーかんな。特にお嬢様!」
と言われシャンテさんが私達を指差す。
「今年のインターミドルは終わったけど試合はアレだけじゃないんだ。次に試合で当たったら絶対ハリ倒す」
「ええ、受けて立つわ」「ウチもやー」「私は遠慮します」
『………そこは普通受けるべきでは?』
あ、シャンテさんがなんか泣きそう。ヴィクターさんにもジークさんにもジト目で見られてしまった。はて、おかしなことを言った覚えは………ああ!やばい!本気で泣きかけてる!
「嘘ですよ。私はいつでも受けて立ちます。けど……その前に私はジークさんに雪辱を晴らしたいですねー」
「ウチは嫌やわ。ユタの影はなんか苦手や」「わたくしもですわ。あれはどうも克服できそうにありません」
「よく言いますよ。イレイザーと放電で一気に消しとばしたお二方が」
「あたしのことを忘れんなーー!!」
あ、シャンテさんが蚊帳の外になってた。
「あたしがいつ教えた?えー!」
「うう……その……教えてもらったことをできてなかったのは深く反省してます」
とある部屋の横を通ると、まあノーヴェさんが激怒していたよ。コロナちゃんとリオちゃんに止めてください的な眼差しで連れ込まれたけど何をしろというのか。
「の、ノーヴェさん。その辺で……」「そ、そうですよコーチ。そろそろ……」
「黙れチビども!ユタも!お前らも聞いとけ!あたしが教えてんのは競技試合で使う『技術』だ。そいつをコロナはマイストアーツの土台にするしリオは春光拳に取り込んでいく。ユタは魔法戦だな。これからはアインハルトもだ。
で!お前に教えてんのはバリバリの正統派!打撃格闘家の花道!
スピード!センス!反射神経!技術で相手のパワーとタフネスを翻弄する!『打たれずに打つ』カウンターヒッター。それがお前の資質に一番合ってるしお前の夢にも一番近い。
けどな、体もできてないお前らが目先の勝利欲しさに無茶な戦いを続けていたら……ユタ、どうなる」
「良くても中等科くらいに故障して選手生命終わりですね」
「そういうことだ。悔しいだろ。そんなのは」
「はい……」
「それでも黙って見てたのはお前とアインハルトの特別な事情を汲んでのことだ。今後は許さねーからな!わかったか?」
「お……押忍!コーチの許可がない限り今日みたいな戦い方はもうしません!」
「本当だな?」
「押忍ッ!」
うん、私なんで連れてこられた?本当に。この子たちの信頼関係なら私いらないと思うんだ。
と、まあこうしてチームナカジマのみんなはまた気持ちを一つにして目標に向かって歩いていくんだと思う。
そのうち、将来のことにも関わってくるのだろうか。
私は……どうしたいのかな。
魔法戦技とアニメ関連のことばっかで将来とか何も考えてないんだよなぁ。
また近いうちに母さんあたりに相談しようか。
〜八神家〜
「ふーん、なるほどなぁ」
「で、私は将来何をしたいのかなーって考えて。それで……」
「考えて?」
「私は、母さんやシグナム姉さん、ヴィータさんやエリオ達なんかのように命をかけれる現場で働きたいな、って思った」
それを言うと母さんはウンウンと笑いながら頷いてくる。
これはどうなんだろうか。バカにされているのか本気で嬉しいのか。
……いや、多分後者だ。前者だと笑い方がもっと独特だし。
「それで、管理局志望っていっても簡単にはなれないものでしょ?」
「そらなぁ。けど……まあ、ユタくらいの実績があれば入れんこともないとは思うけどなぁ。それに、ユタの能力は重宝されると思うし」
「へぇ、そうなんだ?」
「よなぁ、シグナム」
「はい、犯罪者を捕らえる時にはかなり役に立つと思いますよ」
へー、まあ当たり前っちゃ当たり前か。
「まあ、入れる可能性あるってわかっただけで充分だよ。ありがと。……まあその前にインターミドルの都市本線優勝を成し遂げないと」
「あ、そのことなんやけど…シグナム、ヴィータ。話さんと」
と、2人がこっちにくる。
「ユタ、先に言っておくぞ。これはお前を見限っているわけでもない。ただ、お前の事が心配だから考えたことだ」
「?」
「ユタ、私とシグナムで話し合ったんだ。……ユタとミウラはそろそろ私らとの練習は終わりにしたほうがいいと思う」
「………え?」
え?なんて?シグナム姉さん達との練習が、もう終わり?
「私達も、ここ最近でまた忙しくなってきそうなんだ。そんな中、片手間で、本気で上を目指そうとしてるお前の練習の面倒を見るなんてのは、お前に対する侮辱のようなものだ。
でだ、本格的に選手としてやらせるためにも、お前はジムにでも通わせた方がいいと思ってな」
「けど、終わりっつっても二度とやらねえってわけじゃねえよ。もちろん、時間のある時は遠慮なく手合わせは申し込んで来い。いや、むしろこい。あたしもシグナムもストレス発散……じゃなくて、お前の成長は見たいしな」
「いま、ストレス発散って言ったよね⁉︎」
「まあ、そういうことだから。しっかり考えとけ」
「だが、今年のインターミドルはしっかりと練習はやるつもりだから、安心しろ」
「遺言を書いておけの間違いじゃ……。………うん、わかった」
まさかこんな話になるとは……。これは今年は本気で負けられないじゃないですか。
「まあ、そのことはまだ時間はたっぷりあるからいっぱい悩めばええ。それより……アンタ、色々あったとはいえ大丈夫なんやろうな?」
「なにが?」
「学期内試験。もうすぐやろ?」
「あ……」
……はい、忘れて『忘れてませんのでご心配なさらないでください、はやてさん。この人、かなり勉強していますので』
「おい、せっかくのドッキリ的なことを台無しにするんじゃない」
「ま、それならええんよ。今回こそは一位とりいやー」
と、母さんが笑顔の圧力をかけてくる。
あれ?この家ってこんなにスパルタ家族だっけ?
まあ、言われなくてもとるけどさ。
〜アインハルト家〜
「というわけで勉強教えてください」
「休日にいきなり寄ってくださったかと思えばそれですか…」
「いやいや、勉強はしてるんだよ?けど、アインハルトと一緒にやれば弱点克服できてかつアインハルトに何か不利になるようなことをできるんじゃないかと」
「それ、はっきりいう必要ありましたか⁉︎」
え、面白くなりそうだから。
「で、問題だけど……」
「はい、どれですか?」
「これ」
●次を微分しろ
y=cos(2x+3)tan(2xの2乗-9x)
「…………は?」
「えー、もしかしてアインハルト解けないのー?」
「い、いえ!解けます!」
少し煽るとなんかやり始めた。
うん?これ、アインハルト習ってないよね?微分って言葉すらわからないんじゃない?
案の定、ペンが一文字も書けないでいる。
『はぁ……アインハルトさん。マスターの単なる悪ふざけですので真面目に受け取らなくて結構ですよ。そもそも、このバカマスターもわからない問題ですから』
「誰がバカマスターだ」
『バカマスターはバカマスターですよ。バカマスター」
うっさいよ!バカマスターバカマスター連呼すんな!
「まあ、茶番はこれからなんだけど」
『「まだあるんですか⁉︎」』
おおう、2人からのダブルツッコミありがとう。
そうだよ。最近までシリアスばっかだったから色々と溜まってるんだよ(下ネタと受け取ったやつ、その場で土下座しやがれー)。
「んでね、このアニメのこのシーンなんだけど」
「もうすぐ学期内試験だということを理解しておられますか⁉︎」
「うん、だからこそアインハルトの邪魔……じゃなくて手助けをしにきてる。主にリラックスの」
「そんなものいりません!」
いやー、人を弄るとはなんと楽しきことやら。
このあと、堪忍袋が限界になったアインハルトに断空拳されちゃいました。
めちゃ痛いよ?
〜学期内試験終終了後 八神家〜
テストが終わり、結果も帰ってきたので私は母さんのところに来たんだけど……
「なんでミウラはそんな死にかけなの?」
「だ、だって…今回はすごい辛かったんですもん」
ミウラはどの点数も赤点ギリギリ回避してる感じだ。
「ほいでー、ユタはどうやったんや?」
「ふっふっふ…」
「ん?ユタ、アンタとうとうおかしくなったか⁉︎」『ああ……日頃の行いのせいで…』
「いや、2人とも酷すぎない⁉︎……コホン。
えー、今回のテストは全教科満点でした!結果も学年トップを取れました!」
「おーー」『おめでとうございます』「ふえぇ…すごい…」
「これで、あとは都市本線優勝を残すところとなりました〜」
「ユタ。ウチからサプライズがあるんやけど」
「?」
え?なんか最近そういう系多くない?
「実はなー局員のちょい偉い人に掛け合って見たんやけど、ユタをウチの部下という形でやけど採用するってことが決まったんやー」
「「『…………え??』」」
2人と一機の言葉が重なる。
「「ええぇぇぇぇぇ!!!!!!」」
『よくそんな無茶を通せましたね……」
「ふふーん、ウチの人望を甘く見ちゃいけんでー。階級的にはなのはちゃん達よりも下……は当たり前やけど。まあ、ウチの元で働いてもらうっちゅーこっちゃ。来年からやけどなー」
「ほぇーー」
〜その頃のアインハルト〜
「ユタさんのせいユタさんのせい………」
アインハルトの点数を見ると、なぜか数学のテストに関しては悪かった。
なぜかというと……
「ユタさんが……数学のある日の直前に変なことをやりまくるから……頭がちゃんと働いてくれなかった……」
ユタがはっちゃかめっちゃかなことをしまくったからです。
この後、ユタは顔を合わせた瞬間に断空拳を2連発ほどやられることとなる
次からは学園祭ですねー
自分の方では体育祭です。beat itとハカを踊らないといけないんですよねー。
けど、割と楽しいんですよ。
応援団サイコー(真顔)
追記 自分は管理局などの構成などに疎いのでもしかしたら間違っているかもしれません。
そういうのがあれば感想などでご指摘ください
読んでくださりありがとうございます