リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生   作:アテナ(紀野感無)

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やばいっす…最近学校関係が忙しすぎて…なかなかかけません…

こんかいも本当は二日目の初めまで書く予定だったのに短めになってしまいました…


合宿でのゲーム大会(笑)は番外編みたいな感じでいくつかの話をまとめて書くつもりなので
その時に入れます

それではどうぞ


7話

「さー、お昼ですよー!みんな集合ーー♪」

 

「「「「はーーい!」」」」

 

 

いまは午前の練習を終えてみんなで昼ご飯だ。

バーベキューて、豪華ですなー。

 

「体冷やさないようにあったかいものいっぱい用意したからねー」

「「ありがとうございます!」」

 

メガーヌさん、すっごい気遣ってる

そこらの並のホテルの従業員より気がきくんじゃない?

 

「アインハルトにヴィヴィオちゃん………大丈夫?」

「いえ……あの」「だ、大丈夫……です」

 

ヴィヴィオとアインハルトは筋肉痛なのか痛みで震えている。

その理由としては

 

「この2人、ずーっと水斬り練習やってたんですよ」

 

です。ノーヴェさん解説ありがとです。

 

 

 

「じゃあ今日の良き日に感謝を込めて」

「「「「「いただきます!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごちそうさまです」

「はいー。お粗末様ー」

 

あー、美味かった。大勢でのバーベキューてこんなにも美味く感じるんだ。

 

「片付け終えて一休みしたら大人チームは陸戦場ねー」

「「「「はいっ!」」」」

 

なのはさん達大人チームはこんどは戦闘訓練的なものに入るらしい。

私は何をしようか。魔法の練習でもしたいけど、大丈夫かな?

 

「メガーヌさん、ここら辺で切り倒しても大丈夫な木ってあります?ちょっと魔法の練習したくて」

「あら、それならここら辺一帯の木なら大丈夫よ」

 

と、場所を示してくれる。ありがたやー。

 

「ありがとうございます」

「いえいえー、がんばってー」

 

 

 

 

 

「んーと、ここら辺か」

『そのようですね』

 

到着っと。なかなか切り倒しがいのある木が並んでいるねぇ。

 

「んじゃ、始めようか」

『はい、いつでもどうぞ』

 

その声を合図に足元に、正確には()()()()()()()()に魔力を込める。

 

すると、黒い、影のようなものがゆっくりと動き始める。

 

「そんじゃ、まずは一本!」

 

その言葉とともに黒いものが勢いよく伸び数メートル先にあった木が一瞬で切り倒された。

 

『お見事』

「どーも。そんじゃ次々行こう」

 

 

 

 

 

「はー、疲れたーー」

『お疲れです。それではサッサと一箇所に纏めてください』

「私、いま疲れたって言ったよね?」

『知っています。しかし、自分でやったのですから自分で片付けるというのが筋では?』

 

ぐっ、反論できない。

 

「はいはい、わかりましたよ」

 

と、さいど黒い物体を伸ばしこんどは小さい手のようになり、それが数十本ほど伸び木をそれで縛り一箇所に纏めていく。

 

『ほんと、便利ですねぇ、この固有能力みたいなのは』

「でしょー。遠距離の武器にもなるしバインドにも使えるなる。しかも相手にばれても対策の方法は限られてくる。ほんとにこの能力大好き」

 

まあ、完全なアニメの影響なのだが。

あとは余談だが腕に関しても、もう一つ自分しかやらないようなことがあったりする。

 

ピピッ

 

『ノーヴェさんから通信です』

「うん、繋げて」

 

『ユタ、お前どこでなにしてんだ?』

「魔法の練習です」

『そうか、もう終わってるなら大人チームの練習を見学しに行かねーか?そろそろ六課のメンツが模擬戦を始めるんだってさ』

「ぜひ!」

 

思わず即答してしまった。

 

『んじゃ、チビ達も呼ぶからまた後でな』

 

まさか、なのはさん達の模擬戦を見られるとは。

この合宿いいね。来年もきたい。

 

「あれ?ノーヴェさん達いたよ」

 

向かってるとその途中でノーヴェさん、ヴィヴィオちゃん、アインハルトが歩いていた

 

「どもー」

「あ!ユタさん!ユタさんも見学に?」

「もちろん、なのはさん達の模擬戦を見逃すバカがいるわけないよ」

 

ヴィヴィオちゃんの笑顔見てるとほんと癒される〜。

 

「え?ヴィヴィオさんのお母様方も模擬戦に……?」

「はい!ガンガンやってますよー!」

「お二人とも家庭的でほのぼのとしたお母様で素敵だと思ったんですが」

 

…………ヤバイ、笑いそう。

ノーヴェさんなんか必死にこらえてる。

 

「魔法戦にも参加されているなんてすこし驚きました」

「ブッ!」

「え?!どうしました?!」

「あ、いや……なんでも……フフッ!」

 

あー、無理だった。笑いをこらえることはできなかった。

ノーヴェさんも後ろで声を殺しながらわらってるし。

 

「えと、参加というかですね。ウチのママ。航空武装隊の戦技教導官なんです」

 

「……え?」

 

うわー、まじな反応だ、これ。てか、なのはさんって言ったらだいぶ有名な気がするけど。

 

と、陸戦場に着くと、そのなのはさんが絶賛模擬戦中だった。

 

組み合わせは なのはさんvsスバルさん、ティアナさん。

 

1vs2なのに、なのはさん普通に受けきってるよ。

すげー。

 

と、こんどはフェイトさんと龍に乗ったキャロとエリオが来た。

 

「あれは…アルザスの飛竜……⁉︎」

「正解」「キャロさんリュウ召喚士なんです」「エリオさんは竜騎士!」

 

よく知ってるね。そして説明をコロナちゃんとリオちゃんに取られて内心ショックを受けてるのは内緒。

 

「で、フェイトママは空戦魔導師で執務官をやってます」

 

あ、模擬戦終わった。

 

そして、こんどはフィジカルトレーニングしながら魔法訓練とか色々とハードな練習に切り替わった。

 

「局の魔導師の方たちは……皆さんここまで鍛えていらっしゃるんでしょうか?」

「ですね」「ま…まあな」

 

アインハルトが質問するとヴィヴィオとノーヴェが返す。

 

「スバルは救助隊だし、ティアナは凶悪犯罪担当の執務官。他のみんなも程度の差はあってもみんな命の現場で働いてるわけだしな。力が足りなきゃ救えねーし自分の命だって守らなきゃならねー」

 

「ノーヴェさんも救助訓練はガッツリやってますもんねー」

 

そうだ…そんな六課のみんなに憧れて強くなりたい……って思ったこともあったっけ。なんか、色々と昔のこと思い出してきた。

 

 

「あれ?ヴィヴィオちゃんたち抜けるの?」

 

アインハルトとヴィヴィオちゃん2人で森の方に戻ってるのをみて尋ねると

 

「ヴィヴィオもアインハルトさんもやる気モードになっちゃいましたから」

「あたしたちも頑張らないとだー!」

 

と、やる気に満ちたコロナちゃんとリオちゃんが言う。

 

「実はねコロナ。ナイショにしてたけど例のアレ、もう完成してるんだ」

「ほんと⁉︎」

「ほんと。あとはコロナが起動調整するだけ」

「アレってもしかして…⁉︎」

 

「「?」」

 

やばい、仲良し3人組で話が進みすぎて内容がつかめない。

 

「ルーちゃんお手製のわたしのインテリジェントデバイス!」

「コロナ専用のカッコカワイイやつ!」

「お嬢が組んだのか?すげえな」

 

なんか、ルーさんがドヤ顔してたので撮ってみた。

 

「ちょっ、なんで撮るの⁉︎」

「面白かったので」

 

はい、恥じらいの顔もいただきました。

 

 

「これはあたしらも負けてられないねソル!」

『Aye,Rio』

 

何語かはわからんがとりあえずソルってのがリオちゃんのデバイスってのはわかった。

 

「よーし、明日の練習では新魔法とか披露しちゃうもんね!」

「「「「おおーーっっ」」」」

 

 

 

 

 

「ね、ねぇ。アインハルトさん…これなんだと思います?」

「木の斬り倒しのプロが行った纏め伐採……ですかね」

 

 

ヴィヴィオとアインハルトはよさそうな練習場所を探していて歩いていると

 

つい最近切り倒されたであろう場所に着いた。

 

ただ3〜4本ならわかるのだが

 

「にしては…量が多すぎますよね…」

「ですね…」

 

最低でも30本近くの数が切り倒されていた。

しかもなぜか木の断面は

 

ものすごく()()()だった。

まるで居合いの達人が切ったような。

 

「ま、まあ練習しましょうか」

「そうですね……」

 

 

 

 

 

 

 

今は練習見学を早めに切り上げてホテルに戻りメガーヌさんと談笑中だ。

その内容はというと

 

「で、ここで火を強めて」

「なるほど」

 

料理だ。この方めちゃくちゃ料理うまいんだもん。

思わず、弟子にしてください!って言いそう。

 

「「「おつかれさまでーす」」」

「あ、なのはさんたち帰ってきましたね」

「そうねえ、ユタちゃん。みんなと一緒にお風呂に入ってきたら?」

「わかりました。ではまたその後にご指導お願いします!」

「私なんかでよければいくらでも♪」

 

 

 

 

 

「ふー、極楽極楽~♪」

 

なんだここ。温泉沸いてるって。神地かなにかですか。

温泉ある理由もびっくりしたよ。

適当にほったら沸いてきたって。ギャグマンガじゃないんだから。

 

「…ん?何か騒がしいね」

 

キャロさんあたりがなんか騒いでる。

ぬるっとしたものが、とか。

 

あ、今度はヴィヴィオちゃんたちのほうに…

 

そしてアインハルト。

あ、水斬り成功してる。おめでとうアインハルト。後で一緒にゲームしてあげるよ。

 

今度はスバルさんたちが騒ぎ始めた。

 

あ、なんか水色の髪の人にリオちゃんが胸もまれた。

 

え、ちょっと待って。リオちゃん、ぶっ飛ばすのはいいけどこっちにとんで…

 

「げふっ!」「あだっ!」

 

そのまま見事に頭がぶつかり合った。

 

 

 

「もーダメだよセイン。こういうイタズラは!みんなが転んでケガでもしたら笑い事じゃすまなかったんだし」

「セクハラも犯罪なんだからね」

「私が営業妨害で訴えたら捕まるしね」

「まったく、こんなのがあたしより年上かと思うと涙が出てくるわ」

 

あの後、セクハラしまくってた犯人はセインさんというのが判明し

説教されている。

 

「う……うう……。なんだよ~!ちょっとみんなを楽しませようよ思っただけじゃんかよ~‼ケガとかしないようちゃんと気を付けてたっつーの!これでも聖王協会のシスターだぞ!」

 

「いや、ユタがケガしたからね?」

「ティアナさん、それどちらかというとリオちゃんの飛ばす方向がまずかっただけです。誰が悪かったわけでもないです」

「うう、すいません・・・やりすぎました…」

 

つか、このひとノーヴェさんより年上って…20くらい?なのに何このわめき。

小学生みたい。

 

「自慢じゃねーがあたしはお前らほど精神的に大人じゃねーんだからな!?」

 

「「(言い切ったし開き直った…)」」

「(ホントに自慢じゃねーよ)」

 

 

そのあとはセインさんがみんなに謝って回った。

ヴィヴィオちゃん曰く、お茶目が過ぎることもあるがとても優しいシスターだとのこと。

 

……お茶目??

 

「セイン、訴えない代わりに交換条件をのまない?今夜と明日の朝、みんなのご飯作ってよ。そしたら今夜一泊してってもらえるようシスターシャッハに頼んであげる」

「ホントか!?そんなので良ければいくらでも!」

「示談成立だね」

 

「あ、それなら私も」

「?」

「セインさん、今夜一緒にゲームをしてください。それなら私許します」

「ホント!?いいの!?」

「はい」

「もちろん!そんなのでいいなら!」

 

よし、(ホラゲの)生贄は確保だ。あとは誰を巻き込もうか。

 

そのあとは料理が得意というセインさんとメガーヌさん、なのはさんを交えて料理談笑をしばらく続けた。

 

そして、そのあとは…ご想像にお任せする




どうでしたか?

おそらくハガレンを見ていた方は
ユタがどんな魔法にしているかはわかるかと…ww

前書きでも述べた通り最近本当に忙しいので投稿ペースが遅くなります
ご了承ください

それでは、読んでいただきありがとうございました

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