リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生   作:アテナ(紀野感無)

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感想つけてもらえて感謝感激しまくってるアテナDAIです。
皆さんも、賛否両論、遠慮なく感想で書き込んでくださいな。

主に賛のほうの感想だとめちゃ嬉しいです。
否でもちゃんと読みます(心が持つかは知りませんが)


それではどうぞ!


2話

「なのはさん、ヴィヴィオちゃん。今日はいろいろとありがとうございました」

 

「いえいえー」「私こそありがとうございました!」

 

「また明日から練習するときになったらメールしてね。できる限り行くようにはするから」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

と、そのまま分かれて帰路に就いた。

 

 

 

 

「ふう、楽しかったねー。プライド」

 

『私も久しぶりにあんな楽しそうなマスターを見ましたよ。それはそうとマスター』

 

「ん?どうしたのかな?」

 

『なぜ、フードをそんなにかぶっているんですか?周りが見えづらくないですか』

 

「なぜかって、夜道に片目だと危ないし。両目の視界にも慣れないといけないし。けどあまり目については見られたくないし。あと先にいうとサングラスとかよりはフードのほうがかっこいいからかな?」

 

『いつも思ってるんですが、マスターの感覚ってなんかずれてますよね』

「否定はしない♪」

 

さすがは初等科のころからの愛機。私の性格をよくわかってらっしゃる。

 

「さて、今日はそのまま家に帰るかな。さすがにこの時間にゲーセンに寄ると補導されるし」

 

『というか、そろそろ家の片づけをしたらどうですか?主に二階のおも…じゃなくてグッズを』

 

やだよ、全力で却下する。あそこは私にとっての楽園なんだ。つかプライド?今おもちゃって言おうとしたよね?

愛機じゃなかったら2時間くらい説教してたかもよ?

 

 

 

「やっと、やっと見つけました。聖王オリヴィエのクローン」

 

「あれ?いまのプライド?」『いえ、私ではありません』

 

と、声のした方を見上げると少し大人びた人がいた。髪は薄い緑でバイザーをしている。うん?ていうかどこかで見たことあるような?

 

と、そんなことを考えていると目の前に降りてきた。

 

「あなたにいくつか伺いたいことと確かめたいことが」

 

うーわ、これ絶対めんどくさい奴だ。さっき聖王のクローンとか言ってたし。

 

「別に私はいいけどせめてバイザーとってから名を名乗ってくれない?でないとこっちも答える気も失せる」

 

「失礼しました。カイザーアーツ正統ハイディ・E・S・イングヴァルト。『覇王』を名乗らせていただいています」

 

うん、確定。このこ。同じクラスになった学年主席のアインハルトって子だ。

 

にしても、覇王ねえ。ってうん?てことはなに?聖王のクローンである私と勝負したいとかそういうことなのかな?それだったらいやだよ。

なにはともあれ、めんどくさくなりそうなのでフードを深くかぶる。

 

「伺いたいというのはあなたを含めた『王』達についてです。聖王オリヴィエの複製体(クローン)と冥府の炎王イクスヴェリア」

 

「あーえーと。なんて言えばいいんだろうね。正直私は聖王のクローンであるとかそういうのはどうでもいいんだよね。いやむしろその生まれについてネチネチ言ってくる奴は大嫌いだね。あと、冥府の炎王とやらは知らない。というかいるなら会ってみたいくらいだよ」

 

「それは失礼しました。では確かめたいことというのは。あなたの拳と私の拳、いったいどちらが強いのかです」

 

はい、予想的中。

 

「やだ。やる意味がないし」

 

「あなたに意味がなくても私にはあるんです」

 

うんこれ人の話聞かない奴だ。

 

「それに――」

 

「?」

 

「列強の王達をすべて斃し、ベルカの天地に覇を成すこと。それが私の成すべきことです」

 

「…あーもういいよ。わかった。やってあげるよ」『マスター!』

 

プライドが何か言ってくるがどうでもいい。とりあえずこいつは一発ぶっ飛ばすことに決めた。

ぶっ飛ばせるかは知らないけど。

 

「ありがとうございます。では防護服と武装をお願いします」

 

「ん、そりゃどうも。わざわざつけさせてくれるんだ」

 

と、自称覇王サマに言われさっきまでしていたセットアップ状態になる。

 

「…?それがあなたの武装ですか?」

 

「うん、ていうかこれに関してはあまり突っ込まないでほしいな」

 

「わかりました。では…」

ん?そこそこ距離があるのに構えた?空戦(エリアル)射砲撃(ミドルレンジ)あたりかな?

 

「へ?うわっ!」

 

あっぶな!あの距離を一瞬で詰めてきたよ!しかも思いっきり顔面狙ってきたし!両目じゃなかったら絶対よけれず一発KOだったよ。

 

「いきなり突撃(チャージ)はびっくりしたぁ」

 

と、無難にすぐに距離を取る。がすぐさま追いついてきてラッシュを叩き込んでくる。けどさっきまで君より早い拳をよけまくってたんだ。まだよけやすい。

 

が、まあ問題点は練習と同じで…

 

「(プライド、もう限界…)」『早くないですか⁉︎』「(しょーがないじゃん!ただでさえさっきのヴィヴィオちゃんとの練習で疲れてるんだから!)」

 

「…ひたすら逃げの一手とは馬鹿にしているのですか?」

 

おっとまずい。私のスタイルは覇王サマにはお気に召さなかったらしい。

 

「別に馬鹿にはしてないよ。まあけどそう感じたなら謝っとくよ。でも反撃の一撃を叩き込めそうな未来は見えたかな?」

 

「そうですか。ではみせてもらいます」

 

と、また中距離からいきなり詰めてラッシュを叩き込んでくる。

が、ぎりぎりの体力を残してよけてよけてよけまくる。

 

正直一発食らえば気絶するからヴィヴィオちゃんの時より神経使う。

けど、少しずつ強烈なのを打ち込んでこれるようあえて()()()()()()()()

 

「(頼む…早く…)」

 

「(スキができたっ!)断空拳!」

 

「『キタッ!!』」

 

覇王サマがおそらく必殺クラスの打撃を腹に打ち込んでくる。

 

これをよけずに右手で()()受け威力を後ろに受け流す。

そして、その威力を利用しながら回転しその勢いで覇王サマの右側頭部に裏拳を叩き込む。

 

「ッ!?」

 

「どう?ご自慢の拳の威力を使われた感想は?」

 

久しぶりな割にはうまくいったね。

覇王サマは何が起こったのかよくわからない、といった感じで戸惑いながら膝をついている。

 

そりゃそうだね。なんせ必殺の拳を打ち込んだと思ったらやられたんだから。

 

「ふー疲れた疲れた。かえって嫁達に癒されよう」ガチャ

 

「『ガチャ?』」

 

不思議な音がして振り返ろうとして見ると動けず、両手足と腹にバインドがされていた。

 

「えーと?プライドさん。これっていわゆる?」

『絶体絶命』

「デスヨネー」

 

「わたしは…負けるわけにはいかないんです…!聖王には特に…!!」

 

「なーんでそんなに古代の王様に固執するかねえ。そういうもう終わってる過去に固執するやつ、大っ嫌いなんだよ。ベルカの戦乱も聖王戦争も、ベルカの国も、もう終わってるものなのにさぁ」

 

「終わってないからです。私にとってはまだ何も…」

 

ああ、この目は。嫌いな目だ。自分以外の何にも心を開きたがらない。味方は自分だけ。みたいな孤独な目。

 

「断 空 拳!」

 

と、こんどは思いっきり横から腹に入れられた。

そのまま近くのコンクリの壁にぶつかりそのまま気を失った。

 

 

 

 

~ナカジマ家~

 

「へー、ついにヴィヴィオもデバイス持ちっスか」

「よかったね。今度見せてもらおう」

「高町嬢ちゃんちの一人娘か。今いくつだっけ?」

「10歳ですね。4年生ですよ」

「もうそんなか。前に見た時は幼稚園児くらいだったと思ったんだがなぁ」

「それ、六課時代じゃない」「もうだいぶ前ッスよ」

 

と、今現在は六人で鍋を囲っていた。チンクやウェンディ、ノーヴェ、ギンガ、ディエチ、そしてその父親がそろっていた。

 

「ヴィヴィオの武術師範としてはやはりうれしいか。ノーヴェ」

「え。別に師匠とかじゃないよ。一緒に修行してるだけ。まだまだ修行中同士練習ペースが合うからさ」

 

とノーヴェは言っているが恥ずかしさからか顔が赤い。

 

そのそばではギンガがお代わりのほしい人はいないかと尋ねると全員元気よく、はーい、と答えていた。

 

「あ、ヴィヴィオに新しく増える練習仲間って聞いたんだけど知ってる?」

 

「んーどれどれ?」

 

とノーヴェはチンクたちに送られてきた写真を見せる。

 

「ああ!ユタちゃんじゃない!」

 

「ユタ?」「誰っスか?それ」

 

「八神さんとこの娘だよ。養子縁組だけどね。確かヴィヴィオちゃんたちも目指すインターミドルの都市本戦に10歳で出てたかな」

 

「ふーん。って都市本戦?!」

 

「そうそう、ヴィータさんやシグナムさんにバリバリ鍛えてもらってたらしいからね。けど、決勝で事故が起こって早くも現役引退せざるをえない。みたいなことで騒がれてたと思うけど」

 

全然知らねーとノーヴェやウェンディはポカーンとしながら思っていた。

 

「ま、明日会えるならその時に聞いてみたら?」

 

「ああ、そうするよ。あギンガ、おとーさん。明日教会の方に行ってくるから」

「そう」「いつものお見舞いか?」

「うん、そんなとこ」

 

「じゃアタシもいくっス!セイン姉と双子をからかいに!」

「姉も久しぶりに行きたいな」

「えー!?」「駄目よー。あんまり大勢で押しかけちゃ」

 

ピピッ

 

「あ、ごめん。あたしだ」

 

と、メールがノーヴェのもとに来た。

 

「どうしたっスか?」

 

「悪い、なんか近くで人倒れてるらしいからちょい行ってくるわ。なんかほかの救助隊全員出払っててあたしが一番近いらしい」

 

「手伝うっス」

「悪い、頼む」

 

と、ノーヴェとウェンディは外に出た。

 

 

 

 

 

 

うーん、体中が痛い。なんで痛いんだっけ?

確か学校行って病院行って、『…ター』完治できて

なのはさんたちに『マ…ター』報告に行って

そのあとヴィヴィオちゃんと練習して『マスター!』

そのあとは…『マスター、目を覚ましてください!』

 

うるさいなあ、いま目覚めかけの意識で情報整理してるってのに。

うん?なんで気絶してたんだっけ?

 

がばっ

 

「うわっ、急に起き上がるなよ。体に響くぞ」

 

「…?プライド、どうなってるの?」『この方たちが保護してくれたようです』

 

目の前には赤い短髪で男っぽい顔立ちが特徴の人と青髪の人がいた。ほかにもオレンジの髪の結構美人な人や赤髪の人の髪の色だけ青、みたいな人がいた

 

「あ、どうも。片目閉じた状態ですいません」

 

え?ちょっとまって。なんでフードとれてんのさ。もしかして両目見られた?

 

「いいっスよ、気にしなくて。私はウィンディ・ナカジマ。こっちが私の姉さんで」

「ノーヴェ・ナカジマだ。んで、そっちにいるオレンジの髪の方が」

「ティアナ・ランスターです。本局執務官をやってます。でラストの一人が」

「スバル・ナカジマだよ。ノーヴェたちのお姉さん。そしてティアナの親友です。ここは私の家」

 

ん?なんか二人くらいかなりの有名人の名前が聞こえた気がするんだけど気のせい?

『気のせいじゃないですよ。マスター』

「プライドはさらっと私の心を読まない」

 

「えーと、先に目覚めてた君のデバイスには話を聞いたんだけど。八神ユタさん。あなたからもお話ししてもらってもいいかな?」

 

まだいろいろと混乱してるところにティアナさんに聞かれる。

しかもプライドにはもう事情聴取済みらしい。

さて、プライドがどこまで本当のことを言ったか。

 

「えーと、帰っている最中に喧嘩を売られて、買った結果。ズタボロにされました」

 

「プライド君からは勝った後不意打ちでやられたって聞いてるよ。できれば治療費ほしいから被害届を出したいっていうのよ」

 

おいこらプライドさん。何勝手なことを言ってるんすか。

ていうか、プライド君て。なんかその言葉だと私のしってるアニメ内でのイメージが崩れる気がする。

 

「あーうん。間違ってはないですが。総合的にみるとたぶん私の方が格下ですよ。あと、被害届は別に出すつもりないです」

『マスター!いいんですか⁉︎治療もやっと終わった直後に襲撃されたのに』

「いいよ、別に二年前(あの時)みたいに後遺症にならなさそうだし。プライドの防御のおかげだよね。まあ全魔力使ってくれたからお互い気絶になったんだろうけど」

 

「えーと、続きいいかな?」

 

「あ、はい。すいません。どうぞ」

 

「相手の姿は見た?顔とかは。これはプライド君教えてくれなくてね。もし知ってるのなら誰かも教えてほしいんだけど」

 

……どうしようかな。あの時は半分くらい逆切れ気味だったからやるのに同意した私がアインハルトだけを貶めるわけにもいかないし。けどあんなことさせ続けるのも嫌だし…。『マスター、正直に』えーい、どうにでもなれ

 

「いえ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

うん、ほぼ正直に言ったよ?だってあくまでも私と同い年のアインハルトっていうのを知ってるだけであってあんな大人になったアインハルトって人知らないもん。

顔もフード深くかぶってたからよく見てないし。

 

「そう、ありがとうね。にしても、ダメだよー喧嘩なんてしたら」

 

「あ、はい。すいませんでした。以後気をつけます」

 

「うん、よろしい。礼儀正しいねー」

 

とティアナさんが褒めてくる。そりゃそうですよ。シグナム姉さんなんかに作法を叩き込まれてみなさい

サルでも1時間でプロレベルに変身できる。

 

「?あれ外が明るい…」

『ああ、今は朝の9時半ですよ。昨日襲撃されたのが夜の10時頃ですから、だいぶお休みでしたよ』

 

は?今なんて言った?この愛機。え?朝の9時半?てことは……

 

 

「今季のアニメの1話分何個か逃しタァァァァァァァ!」

 

「「「「は?」」」」

 

「えー嘘!新シーズンの1話目は全部生で見るって決めて一度も破ったことなかったのに!やらかした!!プライド!録画は⁉︎」

『してあります。ですから落ち着いてく…』

「あの覇王サマ、次会ったらぶちのめす………」

 

 

 

 

『すいません、マスターはネジが5本くらい飛んでるので無視してください。ここからは少し私がお話しします。マスターが忘れてる話もありますし』

 

今はユタを部屋に残し、その他の全員が別の部屋に来ていた。

 

「いや、いいけどよ。お前の主人はいいのか?」

『いいんです。あの方は会った時からあんな感じでした』

「大変だな、お前も」

 

とノーヴェが呆れながら言う。

 

「それで?話していないことって?」

『えーと、マスターの目についてはみなさん見られました?それならお話が早いのですが』

 

と、4人は顔を見合わせ

 

「「「「見たよ」」」」

『そうですか』

 

「もしかして、喧嘩売られたのってそれが原因なの?」

 

『はい。なにやら聖王と冥府の炎王イクスヴェリアに用があったみたいです』

 

「なんでまたそんな」

 

『私にもわかりかねます。で、伝えたいというのは冥府の炎王イクスヴェリアも狙われる可能性が高いということです』

 

と言うとスバルとノーヴェは苦い顔をする。

 

「まあ、大丈夫でしょう。あの子はいま教会の人たちが全力で守ってるし」

「そうっスねー」

 

『あと、これはお願いなのですが…』

「許容範囲でなら受け入れるから。なんでも言って」

『マスターを念のため病院で検査させたいのですが…』

「ああ、それは私がしといたよ。特に異常はないってさ」

『ありがとうございます。ノーヴェさん』

 

 

 

 

「それで、なんで私まで教会に行かなきゃいけないんですか…。昼間は太陽が出てるから外に行きたくないんですよ…」

 

「まあまあ、そう言うなよ。いいところだよ」

「本当ですか?ノーヴェさん。嘘だったら私怒りますよ?」

「ああ。そういや、ヴィヴィオに聞いたんだけど一緒に練習するんだって?」

「あ、はい。そうです…ってなんで知ってるんですか」

「いや、なんでって。あいつらが師匠とか言ってる人。私のことだし」

「へ?」

 

え?なに最近やたらと偶然が多いな。

ハッ!もしかしてこれは私が滅ぶ前兆……

『んなバカなことがあると思いで?』

手厳しい言葉をどうもありがとう。心を読む天才愛機さん。

 

「あ、これは失礼しました。改めまして八神ユタです。宜しくお願いします。師匠」

「師匠はやめろって…。まだ教えてもないし…。というかユタ?」

「どうしました?」

「その眼帯はなんでつけてんだ?もう治ってんだろ?」

「カッコいいからです」

 

あ、でた。呆れ顔

 

 

 

 

「んじゃ、私はこっちに見舞いがあるから。後でまた庭にいるウェンディ達のところに集合な」

「オッケーです」

 

とノーヴェと教会の中で別れ、ノーヴェは見舞いに。

ユタは……

 

「さーー!迷ったぞ!」

『そんな威張っていうことですか…』

 

はい、絶賛迷子です。そりゃ知らないところに1人になったらこうなるでしょ。

 

「無駄に広いのが悪い」『マスター、今全世界の広い教会を敵に回しましたよ?』

 

しっかし、本当に広いな。あ、誰か来たから聞いてみようかな。

 

「どうされました?」

「あ、いえ。ただの迷子です!」『マスター、威張らない』

「よかったら案内しましょうか?」

「いいんですか?では是非ともお願いします」

「はい。私はシスターシャッハと申します」

「私はユタです。えーと、ノーヴェさんには騎士カリムのところに行けって言われてるんですけど」

「それでしたらすぐそこですよ」

「あ、有難うございます」

「いーえ。ではごゆっくり」

 

って、部屋の中まで入れてくれないのかい!1人でお偉方の部屋に入るのって無駄に緊張するんですが。

まあうだうだ言っても始まらないし入りますか。

 

「失礼します。ノーヴェさんにいわれてきました」

 

「どうぞー。お話には聞いてますよ。ユタさん」

 

と、待っていたのはかなり落ち着いた感じのシスターだ。この人が騎士?まあいいか。

 

「騎士カリムには襲撃者について一言言いたいことがあってきました」

 

「ああ、あなたもですか」

「私も?」

 

「先ほど、別の方にもそのことを忠告しに来てくださったんですよ」

 

「なるほど。では、それとは別でカリムさん」

「どうしました?」

「あなたの後ろの窓のそばで1人シスターがサボっているのはどうすればいいでしょうか?」

「…放っておいてあげてください。特訓で疲れていると思うので」

「わかりました。では私はこれで」

「はい、ありがとうございました」

 

 

 

はい、取り越し苦労。まあ念には念をっていうし。別にいいか。

さて、庭に向かいますか。ルート?んなもんカンに決まってますよ。

 

 

 

「おっせーよ!」「迷ってたんですよ!」

『すいません、ノーヴェさん。嘘だと思われるかもしれないですが本当なんです……。このアホマスター。初めての土地には弱すぎるので』

 




どうでしたか?

まさかのユタ不意打ちで敗北!

感想のとこでも質問?であったのですが
ユタの強さに関してはストライクアーツというよりは魔法によるところが大きいので今はまだ真価を見せれないかもですね。


読んでいただきありがとうございました

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