新たにゆんゆんを仲間?にした俺たちはゆんゆんに話を聞きながらも近くを探索していた。
「それでゆんゆんの言うアークウィザードの知り合いってどんなやつなんだ?」
「どんな…っていうと同じ紅魔族で私の生涯のライバルよ」
そうゆんゆんは言いながら自慢していた。っというか、ゆんゆんみたいなある一部が大きい子がそれやると胸が「八幡さん?」にこっ あっ…はいすいません
「う~ん…特徴的なのは何かないのか?」
「特徴…ですか?え~っと身長は私よりも低くてアークウィザードで独特な帽子を被り、目に眼帯してますね」
えっ!それ完全にただの中二病な子のような…なんか材木が喜びそうな感じだな…
「あとですね…
八幡さんと同じで爆裂ま「エクスプローージョン!!」を使いますよ。そうそうこんな感じに…」
なんかゆんゆんが喋っている途中に爆裂魔法を唱える声と凄まじい衝撃がこちらにもきた。えっ!これ俺が使う時より威力高くないか?
「え~っと…と、とりあえずさっき爆発音したあたりに行ってみない?」
途中でゆんゆんの言葉が切れたからなのか。はたまた爆裂魔法の威力に驚いたからなのかは分からないが、クリスはちょっとたじろぎながらもそう言ってきた。えっ!大丈夫なのか?
ーーー
ーー
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クリスの意見によりさっき爆発したほうへと向かうことにした。文章にすると長いみたいに聞こえるが実際数分歩いた程度の距離だった。さ、さすがに近すぎて驚いた次第。この距離であの威力のをされるとかかなりヤバかったんじゃないか?(汗)
「この辺だと思うんだけど…」
「あっ!いた」
そう言ったゆんゆんのほうを向くと何故かカエルに飲まれかけてる子が二人とそれをなんとか助けようと剣で頑張って切っている男がいた。えっ!なにこの状況…
「え~っと…カエルに食べられてるほうの一方だと思うんだけど…正直違う…かもしれない」
なんとも曖昧な…まぁ、仕方ないか。なにせ顔が見えてるのはカエルを頑張って切りつけてるあの男だけだからな。
「あっ!ちょっとまずいな」
そんな話をしていたさいに俺は男の後ろから数頭のカエルが迫っているのが見えた。ってかカエルなのに土から出てくるって…
「クリス、ゆんゆんはあの三人を手伝ってやってくれ 俺は後ろから出たあのカエルどもをちょっと狩ってくる」
「わ、私はどうすればいいんだ?」
ダクネスだけ名前を呼ばれなかったからなのか、本人が聞いてきた
「あ~…ダクネスはここで待機な」
さすがにその発言にはかなり不満そうだな…
「な、なぜ私だけ待機なのだ!理由を教えてくれ」
「えっ!だってお前攻撃当てられないから盾にしかならないし、下手したらカエルに突っ込んで行く気だろ? そうなったら二次被害だろうが」
「ぐっ!」
さすがにそのことについて反論はないようだ。まぁ、理解してるぶんマシだが…ホント、攻撃でも頑張って欲しいわ
「とりあえずしょげてるクルセイダーは放っておいて、あいつらを助けに行かなきゃな…めんどくさいが」
「まぁまぁ、八幡くんもそんなこと言わないで、ゆんゆんのためでもあるんだし…」
「えぇ~っとよろしくお願いします。私も頑張りますから」
そこまで言われたらやらないとな。
「んじゃあ役割分担通りに…カエル退治をはじめますか」
ーーー
ーー
ー
「これで…ラストだ!」
そう俺は言うと残った一匹に魔法を打ち込み消滅させた。ん?他のはって?いちいち説明するのを作者がめんどくさがってるだけである。って作者って誰だよメタいわ!
「さて…ゆんゆんにクリス そっちはどうだ?」
「こっちも終わったよ。っというか私たちよりもカエル多かったのに同じくらいに終わるって…八幡くんも充分チートだよね」
この力与えてくれたの確かエリスさまでしたよね?それをチートと言われましても…
「それで…え~っと…あんたら大丈夫か?」
カエルに飲まれかけてた二人は今は向こうにいるので近くに座っていた。剣を持った男に話しかけた。
「あ…あぁ…悪い…な助けてもらって…」
何故か話しかけたら驚愕したあとシドロモドロになりながらも返事を返してきた。えっ!俺ってそんなに怖いか?目が腐ってるのそんなに気になるか?
「俺の名前はカズマって言うんだ。とりあえずよろしくな」
「俺はヒキガヤだ。まぁ、助けた縁だ、よろしく頼む」
俺とカズマが自己紹介をしおえると
「め、めぐみん!今日こそ決着つけるわよ」
そんな声が聞こえてきた。えっ!ゆんゆんの前にいるのがそうなのか?どう見たって…
「なんでしょう…今凄く嫌な視線を感じた気がしたんですが…」
き、気のせいです(汗)
そんなやり取りを見ていると…
「ちょっと!なんでこんなところにグールがいるのよ この私に対する挑戦ね!いいわよ さっきのカエルへの鬱憤あんたで晴らしてやるわ」
そんなことを言いながら走ってくる女の子がいた あれって…もしかしなくてもカエルに食べられかけてたもうひと「ゴーーッドブロー!」ぐふっ…このアマいきなり何しやがる…
「な!…私のゴッドブローが効かないなんて…ならこの魔法で!」
そう言うと手に持っていた杖をこちらへ向けてきた
「ターンアンデット!」
そう唱えると俺の回りに魔方陣が描かれ、光に照らされた。な、なんかちょっと眩しい…
「これもダメなんて…なんて強力な…!もうこれにかけるしか「いい加減にしろ!」きゃんっ」
何かを唱えようとしてたところをカズマがその女の子の頭を叩いて止めてくれた。いったいなんだこれ?
それよりも…
何故クリスさんはそんなに青ざめて俺の背中にいるんでしょう?
「ななななななんでアクア先輩がこの世界に来てるんですか…ここ担当エリアじゃないはずなのに…」
そう言いながら足がプルプルと震えていた。ってか口調がエリスさまの状態になってるし…
「は、八幡さん…よく聞いてくださいね。あの人は水の女神をしている人で名前はアクアさんって言って
天界での私の先輩にあたる人です」
えっ!あれも女神なわけ?あまりにもエリスとキャラちがうくないか?
やっと書き終わりました。 正直遅くなったうえに出来も良くはないですが…読んで貰えたら嬉しいです