こっちあっち…いや逆だ?!×名探偵コナン~新探偵達の鎮魂歌・鬼の友達と名探偵~   作:Dr.クロ

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探偵たちが推理を語りし時、黒幕が現れ、最後の戦いが始まる。


DETECTIVE.Ⅵ~推理タイム⇔偽った女~

告げられた事に驚く伊東へとコナンと服部は続ける。

 

コナン「彼女は西尾殺害の罪をあなたに被せ…」

 

服部「事故に見せかけ、アンタまでも殺害しようとしたんや!」

 

伊東「嘘だ!私がトイレから西尾を撃ったんだ!お前たちも警察と一緒なのか!無能…なのか…」

 

正邪「黙って最後まで聞いとけ」

 

榊「依頼人は最後まで探偵の推理を聞くもんだぜ」

 

嘆く伊東に正邪がそう言い、榊もそう言う。

 

コナン「確かに、あなたはトイレからライフルで撃った」

 

服部「清水麗子が撃った後でな」

 

伊東「何!?」

 

続ける2人の言った事に伊東は驚く。

 

コナン「外れていたんですよ。あなたが撃った7発の弾丸は…」

 

伊東「な、7発だと?あのライフルに装填できる弾は、8発のはず…」

 

伊御「貴方は自分が撃った弾丸の数をちゃんと数えましたか?」

 

服部「まぁ、トイレに散らばった薬莢を拾わんと慌てて逃げてしもうたアンタに何発撃ったかなんてわからへんやろけどな…」

 

そう言うコナンのに戸惑いながら問う伊東へ伊御はそう返して服部が肩を竦めて言う。

 

コナン「その時、伊東さんはすでに殺害されていたんです」

 

伊東「そんなバカな!?私は見たんだ!私の撃った弾で西尾が床に崩れ落ちるのを!」

 

服部「それはアンタが撃った弾のどれかが偶然椅子のキャスターを撃ち抜いただけや」

 

そう言うコナンのに叫ぶ伊東へ服部は指摘する。

 

伊東「だ、だったら私の撃った弾が偶然西尾に当たったとも」

 

正邪「それならなんで逃げなかったって話になると思うぜ」

 

榊「それにあの状態で撃たれた後にかなり時間が経ってなきゃ椅子にあんなに血は付かなかったんじゃねぇか?」

 

服部「仲間の言う通り、そんなに乱射されて椅子に座ったまま逃げへんヤツがおるかい!」

 

コナン「西尾さんが死亡時に座っていた椅子の背には付いた血痕は座面に対して垂直に流れた状態のまま凝固していました…」

 

まだ言おうとする伊東を正邪と榊が指摘して服部とコナンも言う。

 

コナン「だから分かったんです。西尾さんの頭を1発で撃ち抜いたスナイパーと」

 

服部「流れた血ィが凝固した後に弾を乱射した素人さんの2人の犯人がいるってな」

 

伊御「それなら該当するのは一人、そしてそれを裏付けるのが毛利探偵が見つけた証人でトイレからカランカランと金属音がした後にあなたがゴルフバッグを背負って慌てて出て来たと言う証言」

 

そう言うコナンと服部の後に伊尾が続く。

 

コナン「金属音は薬莢がタイルに落ちる音。それが数回したということは乱射したのはあなたの方」

 

伊御「それなら一発で仕留めたスナイパーは彼女、清水麗子と言うことになります」

 

服部「乱射して椅子の脚を撃ち抜いて西尾をこかして、殺した気になってんのはアンタのほうやっちゅうこっちゃ!」

 

続けて言われた事に伊東は息を飲む。

 

コナン「ゴルフバッグの中身はチャーターアームスAR7…犯行前、あなたはそのバッグを麗子さんから手渡された…違いますか?」

 

伊東「た、確かにそうだが…それでなんで麗子が撃ったと…」

 

正邪「いやそれ嵌めるつもりマンマンだろ」

 

榊「あんたの疑問に答えるならライフルのスコープにあんたと西尾の周辺で清水麗子しか使ってなかったマスカラのレアもんがな付いてたんだよ」

 

問うコナンのに答えながらうろたえる伊東に正邪は呆れ、榊が返すとそんなバカな!と伊東は漏らす。

 

コナン「彼女からバッグを受け取り、トイレで弾を撃ち尽くしたあなたは車ごとライフルを始末しようと埠頭に向かい事故に遭った」

 

服部「たぶんアンタの車弄って事故らしたんも麗子やろな」

 

伊御「貴方を事故に見せかけて殺そうとしてね」

 

3人の推理を伊東は体を震わせながら聞き続ける。

 

コナン「動機は恐らく、現金輸送車を襲って奪ったお金をの独り占め」

 

服部「彼女も乗ってたんやろ?襲撃した時に車ん中に」

 

榊「そして逃げているときにキッドと遭遇したんだろ?」

 

伊御「自分達の顔を見られたから怪盗キッドの口を封じようと追いかけて逆に曲がりくねった裏道に誘い込まれて焦って発砲した」

 

だが彼らのターンは終わってないのでまだまだ追及する。

 

コナン「その裏道に残っていたそうですよ。ガバメントとライフルの薬莢が」

 

服部「どんだけ運転が上手な奴でも、曲がりくねった裏道を片手でしかも運転しながら空飛んでるキッドめがけて拳銃やライフルを撃たれへん」

 

伊東「……………」

 

正邪「なら犯人は三人居たってことだ。ガバメントを使った奴とライフル使った奴と運転した奴の三人がな」

 

榊「あんた以外で言うと殺された西尾と殺した麗子になるって訳だ」

 

全員のを聞いて伊東ただ茫然としか出来なかった。

 

その後に服部は肩を竦める。

 

服部「まぁ、この推理に使う証拠のほとんどは警察から聞いたもんや…毛利のおっちゃんが見つけた証人も警察やったらもっとはよう見つけられるやろうから、警察はこの真相がわかって麗子に目ェ付けてたんやと思うで」

 

コナン「そう…この事件には最初から必要なかったんですよ…名刑事も、名探偵もね…」

 

そう言ってコナンは静かに締め括る。

 

正邪「つまりあんたは最悪の悪女に利用された」

 

榊「哀れな被害者って事だ」

 

服部「さ、謎は解けたぜ。和葉達のIDを外して貰うぜ」

 

伊東「嘘だ…麗子がそんな…嘘だ!!!」

 

言いながら近づく正邪と榊と服部のに伊東は大声を出して叫んだ時…

 

???「嘘じゃないわ」

 

一同「!?」

 

誰でもない声に5人は振り返ると1人の女性が入口に寄りかかっていた。

 

正邪「お前が……」

 

伊御「清水……麗子?!」

 

服部「やっぱり生きとったか!」

 

伊東「麗子…麗子か!」

 

身構える5人や反応する伊東を見て麗子は言う。

 

麗子「久しぶりね。それとあなたじゃ頼りなかったのよ。私のパートナーとして…それに西尾くんもね。彼は暴力だけ、長くいると私の方が危ないでしょ♡」

 

正邪「暴力の奴は確かにな」

 

榊「それでも殺すのはどうかと思うけどな」

 

麗子の言った最期のに頷く正邪へ榊はそう言う。

 

麗子「伊東君は気が小さすぎるわ。それに話す事と言えば自慢話ばっかり…面白くないのよ、一緒にいて…探偵たちを集めて、私の罪を被ってくれそうだったから生かしておいてあげたけど…それも今日で終わり、深山さんが管理してるあなたの財産を私が使える様にしてもらったから」

 

伊東「…深山さんと?」

 

出て来た言葉に伊東は驚く。

 

麗子「深山さんも終わったわ…怪盗キッドにしてやられたのよ…結局生き残るのは私だわ」

 

そう言って麗子はある物を取り出して、服を少しずらす。

 

ガンスミス!

 

伊御「ガイアメモリ!?」

 

正邪「お前、それをどうやって手に入れたんだ?!」

 

麗子「バイヤーから買ったのよ」

 

服部「バイヤーやと?」

 

答えた後に左胸の丁度上部分にメモリを差し込むと麗子の姿が変貌する。

 

見た目はガンマンの様で足の所に10は超えてる沢山の銃をぶら下げていて、顔はタブードーパントみたいな感じであった。

 

服部「変身しよった!?」

 

伊東「な、何が起きてるんだ!?」

 

伊御「バイヤー……それがガイアメモリを売っているのか」

 

正邪「そいつのことはまぁ後で考えるとして」

 

榊「まずはこいつを片付けるか!」

 

その言葉と共に3人は変身アイテムを取り出す。

 

ガンスミスドーパント「そうはさせないわよ!」

 

服部「おっと!」

 

キィン!

 

それにガンスミスドーパントは攻撃しようとして発砲し、3人の前に服部が出て、持っていた盾で防ぐ。

 

服部「はよ変身せい!盾がいつまでもつか分からんからな!」

 

伊御「ありがとう服部!」

 

サイクロン!ジョーカー!スカル!エターナル!!

 

礼を言って伊御達はそれぞれ変身アイテムを取り出す。

 

伊御&正邪&榊「変身!」

 

伊御はエクスドライバーにガイアメモリを装填し、榊は飛んで来たアヌビスゼクターをキャッチしてライダーベルトにセットし、正邪は変身音叉を取り出して、手短な所に当てて震わせた後に自分の額に持っていくと正邪は炎に包まれる。

 

サイクロン!ジョーカー!スカル!エターナル!エクス!!

 

HENSIN!チェンジ!ビートル!!

 

それぞれの音声と共に姿が変わる。

 

伊御は顔は額のアンテナをWのをXにして複眼の色を黄緑にしたエターナルで胸はマキシマムスロットを外したエターナルで両腕はWになっていて、両足はスカルとなっていて、首に赤いマフラーを巻き、スーツ部分は黒で胸の装甲は白と黒で緑と紫のラインがX状になっていて右肩には白・紫の左肩には緑・銀のラインがある仮面ライダーエクス

 

榊はカブトの赤い所を明るい黄土色に変えており、ライダーホーンを短くしていて後頭部に別の角を付けて、複眼の色は緑色に変えている仮面ライダーアヌビス

 

そして正邪は顔は額の十五を消して鬼の顔を付けたフィフティーンで胸は響鬼で両腕両足が響鬼とフィフティーンを混ぜた感じの色はメインの色が赤でサブが黒の仮面ライダー反鬼になる。

 

ガンスミスドーパント「成程、話通りの仮面ライダーになるのね」

 

反鬼「話通りだと?」

 

ガンスミスドーパントから出て来た言葉に反鬼は顔を顰める。

 

服部「まさかファーイーストオフィスで出て来た男らは!」

 

ガンスミスドーパント「そ、私の差し金。まぁ、別の仮面ライダーに倒されちゃったけど…未来を知っているって男も普通に倒されてたし」

 

アヌビス「未来を知ってる奴に仮面ライダーだと!?」

 

誰もが驚く中でガンスミスドーパントは不満げにぼやく。

 

ガンスミスドーパント「だけど、そこの坊やたちはともかく、仮面ライダーの存在は予想外とかぼやいていたからハンパものだったみたいだけどね。それに倒されたら消えたし」

 

コナン「(…どういうのか分からないけど…)とにかくドーパントを外に!ここで暴れたらIDは解除できなくなる恐れがある!」

 

反鬼「わかった!」

 

まだネクタイを通して指示を出すコナンに反鬼は頷いた後に能力を使って銃弾を防いだ後にエクスとアヌビスと共にガンスミスドーパントを押し出して外に飛び出す。

 

ガシャーン!!

 

そのまま部屋の窓を突き破って地上に着地した後に距離を取る。

 

エクス「よっと」

 

ガンスミスドーパント「大胆ね。嫌いじゃないタイプだわ」

 

そのまま構えるエクスへとガンスミスドーパントはそう言う。

 

アヌビス「気に入られたようだぞ伊御」

 

エクス「あははは;」

 

反鬼「おいおい;」

 

それに軽く言いあう3人だが相手が相手だけに気が抜けない。

 

さらに近くに毛利が寝てる車がある。

 

エクス「榊、クロックアップで毛利さんを上に運んでおいてくれ。ここが危なくなるし(小声)」

 

アヌビス「了解!」

 

ガンスミスドーパント「何を話してるかしら!」

 

そう小声で指示するエクスにアヌビスは頷くとガンスミスドーパントが銃を抜いて攻撃を開始し、アヌビスは避けると共にクロックアップに入り、車から毛利を抱えてレッドキャッスルへと入る。

 

ガンスミスドーパント「あらあら、早いわね」

 

反鬼「余所見は禁物だぜ!」

 

それを見て言うガンスミスドーパントに反鬼は弾幕を放つがガンスミスドーパントは銃をを取り出したと思ったら先端を撫でる様に手を動かすと銃の先端が変化し、トリガーを引くとマシンガンの様に弾が飛んで弾幕を撃ち落とす。

 

反鬼「うぉ!?」

 

エクス「ッ!?」

 

弾幕を破って来たのに2人は避けた後にガンスミスドーパントを見る。

 

ガンスミスドーパント「どうかしら?銃の腕前が良い私にピッタリの能力でしょう」

 

エクス「なるほどね」

 

銃を回転させて言うガンスミスドーパントにエクスはメモリの特徴を理解する。

 

ガンスミスとは銃器の製造、改造、分解、メンテナンス等を行う銃工職人の事で、銃を様々な感じに作ったり、改造することが出来るのが彼女の使用してるメモリの力の様だ。

 

ズガガガガガガガガガガガガッ!!

 

そのまま銃撃をし続けるガンスミスドーパントに反鬼はこの!と能力で跳ね返す。

 

ガンスミスドーパント「くっ!変わった事やってくれるわね!」

 

反鬼「悪いな!私は普通じゃねぇんでね!」

 

跳ね返されたのを受けて呻くガンスミスドーパントに反鬼はそう言う。

 

それならとガンスミスドーパントは銃の銃口部分を変化させるとそのままトリガーを引く。

 

反鬼は跳ね返そうとするが銃弾は急に方向を変えて反鬼の横から腕へと命中する。

 

反鬼「ガッ?!」

 

エクス「反鬼!?」

 

ガンスミスドーパント「フフフ、どう?軌道を変えて来た銃弾のお味は」

 

腕を抑える反鬼に駆け寄るエクスを見ながらガンスミスドーパントはそう言う。

 

エクス「そんな弾丸も撃てるのか……」

 

ガンスミスドーパント「このメモリだからこその力なのよね」

 

くすくす笑うガンスミスドーパントにエクスはふむと呟いた後にどうするかと考える。

 

スカルマグナムでなら相殺は出来るだろうが相手は簡単に銃を改造する事が出来る。

 

どうしようかと考えてエクスはある考えに至る。

 

ならば撃たせる前に手を封じれば良いのだ。

 

ガンスミスドーパント「さて、どうするのかしら?」

 

エクス「こうするんだ」

 

エターナル!マキシマムドライブ!!

 

そう言ってエターナルエッジにエターナルメモリをセットしてマキシマムドライブを発動する。

 

ガンスミスドーパント「ぐっ!?」

 

それによりガンスミスドーパントに火花が迸り、銃を落とす。

 

ガンスミスドーパント「あ、あなた、何を!」

 

エクス「貴方のメモリの力を封じました」

 

驚くガンスミスにエクスはそう答えるとガンスミスは銃を改造しようとするが変化が起きない。

 

反鬼「ありがとな伊御」

 

エクス「良いって、これで決めさせて貰うよ」

 

ガンスミス「くっ!やられないわよ!」

 

そう言って必殺技をしようとしたエクスへとそう言うとガンスミスは別のメモリを取り出す。

 

ゴールド!

 

ガンスミス「回収しておいたのが良かったわね」

 

エクス「なにっ?!」

 

反鬼「もう一本のメモリだと?!」

 

驚く2人を前にガンスミスドーパントはゴールドメモリを自分にへと突き刺す。

 

ガンスミスドーパント「が、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

エクス「なっ?!」

 

反鬼「どんどんデカくなってる?!」

 

ゴールドメモリを突き刺すと共に咆哮すると火花を迸らせながら体が大きくなっていくのに2人が驚く中でアヌビスが来る。

 

アヌビス「うぉぉぉおおお?!なんじゃこりゃ?!」

 

エクス「い、一体……」

 

反鬼「どんだけデカくなるんだ?!」

 

誰もが驚いているとガンスミスドーパントの姿はゴールドドーパントと合わさった様な姿となり、電王に出るギガントの大きさの2倍位の大きさへとなる。

 

Gガンスミスドーパント「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

そのままGガンスミスドーパントは腕を振り下ろす。

 

振り下ろされる腕に慌てて3人は避ける。

 

アヌビス「うぉ?!」

 

エクス「おっと」

 

それぞれ避けて態勢を整えた後に驚く。

 

Gガンスミスが殴った所が金になっているのだ。

 

アヌビス「なっ!?」

 

エクス「金になった!?」

 

絶対に攻撃に当たってはならないのとレッドキャッスルから放す為に自分達にへと注目を集めようとエクスはスカルマグナムで、反鬼は弾幕、アヌビスは言葉で注目を集める。

 

アヌビス「こっちだこっち!」

 

反鬼「私たちが相手だろ!」

 

そんな3人にGガンスミスは殴り攻撃を仕掛ける。

 

アヌビス「うーん。真宵になんか銃の武器を作って貰った方が良いかな俺…」

 

反鬼「確かにそうかもな」

 

エクス「榊のには遠距離系のないからな」

 

声を出しつつそうぼやくアヌビスにエクスと反鬼がそう言うとGガンスミスは銃を取り出して砲撃を開始する。

 

アヌビス「撃ってきたぞ!」

 

反鬼「ガンスミスなのにこの大きさだから銃撃が砲撃になるのか!?」

 

エクス「避けろ!」

 

飛んで来た砲撃に3人は慌てて避ける。

 

この状況だとエターナルメモリでのマキシマムを行おうにも砲撃が激しくてその隙が出来ない。

 

ズトォン!ズトォン!ズトォン!

 

アヌビス「くそぉ!この状況!どうするんだよ!」

 

反鬼「デカいうえに触れたものを金にしたり、強力な砲撃をするなんてデタラメ過ぎるだろ!?」

 

必死に逃げながら叫ぶアヌビスと反鬼にエクスも必死に考える。

 

誰もがどうすればと思った時…

 

ドカァアン!!

 

Gガンスミス「!?」

 

どこからともなく飛んで来た黒い蛇の様なエネルギーがGガンスミスの顔面に炸裂する。

 

それにより隙が出来る。

 

エクス「よし、今だ!」

 

エターナル!マキシマムドライブ!!

 

すぐさまエクスはエターナルメモリの力でGガンスミスドーパントのメモリの力を封じてただの大きい存在にする。

 

ここで決めるとアヌビスも必殺技の手順に入る。

 

1・2・3!

 

ベルトの上部のスイッチを押して行き…

 

アヌビス「ライダーキック!!」

 

ライダーキック!

 

アヌビスゼクターの角を動かす。

 

ジョーカー!サイクロン!スカル!エターナル!マキシマムドライブ!

 

続けてエクスはジョーカーメモリとサイクロンメモリを腰のマキシマムスロットに装填し、スカルマグナムにスカルメモリを装填し、再度エターナルメモリをエターナルエッジに刺してマキシマムドライブを発動する。

 

エクス「エクスラッシュエクストリーム!!」

 

アヌビス「ライダーキック!!」

 

斬撃と銃撃を放ってからエクスはアヌビスと飛び上がると銃撃と斬撃を受けるGガンスミスドーパントの胸元へとダブルキックを食らわせた。

 

Gガンスミスドーパント「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ダブルキックを受けたGガンスミスドーパントは断末魔をあげながら倒れると爆発し、それを背にしてエクスとアヌビスは着地する。

 

爆風が収まった後には倒れ伏した麗子が残っていた。

 

麗子「あ…ああ…見えない…目が…足や腕が…動かない!?」

 

反鬼「こ、これは……」

 

近寄った事で聞こえて来た麗子のうめき声に反鬼は驚く

 

そこにアヌビスとエクスも近寄り、メモリの欠片を拾う。

 

アヌビス「これって…もしかして自分用のじゃないメモリを使っての代償か?」

 

エクス「もしくはメモリ二本使用の反動か、片方が適正じゃなかったからか……」

 

破片を見ながら2人は呟いた後にそう言えば時間はと考えるとおーいと言う声に見上げる。

 

そこでは服部が手を振っており、3人が自分に気づいたのに気づくと笑って両腕を使って大きい丸を作り出す。

 

そのポーズに爆弾を解除出来たんだと納得して3人は安堵した後に変身を解除して中に戻る。

 

しばらくして伊東のいた部屋から出て来たコナンと服部と合流する。

 

服部「お前等、やったんやな!」

 

伊御「ああ、黒幕は倒した。ただ……」

 

話しかける服部に伊御は複雑な顔をして、榊と正邪もなんとも言えない顔をするのにコナンと服部は真剣な顔をする。

 

服部「なんや?何かあったんか?」

 

榊「いやな……」

 

正邪「黒幕、あぁなった」

 

そう言って榊と正邪は引きずって来た麗子を見せる。

 

コナン「これは…」

 

服部「これ…伊東と同じ感じになってるんか?」

 

伊御「おそらくガイアメモリの影響でね;」

 

うう、ああと呻く麗子の状態を見て言う2人に伊御はそう答える。

 

服部「……色々と今回の事件、後気味悪い感じやな…解決は出来たけどほんまな…」

 

正邪「まぁ因果応報って事じゃねぇのか?」

 

顔を顰めて言う服部に正邪は肩を竦めて言う。

 

コナン「まぁ、とにかく、こっちはアクシデントあったけど時間制限のを解除したよ。エリア制限のは無理だったけど」

 

服部「ほんまギリギリやったな。あの姉ちゃんが放った一発が画面の1つに命中して大変やったからな」

 

伊御「マジか;」

 

榊「それは大変だったな;」

 

そう言うコナンとぼやいた服部のに麗子を見て伊御と榊はそう言う。

 

服部「ほんまな、んでパスワードを入れろで伊東に聞こうとしたら伊東は伊東で事故の後遺症で気絶するわで大変だったんやで」

 

コナン「まぁ、パスワードはちゃんとわかったけどね」

 

正邪「どんなのだったんだ?」

 

そう言う2人に正邪は聞く。

 

服部「それがな、パスワードのヒントが『あなたが一番愛する人の名前は…』ってので最初は清水麗子と思ったんやけど…それが開ければビックリ、伊東本人の名前だった訳や」

 

コナン「清水麗子が言ってたからね話す事と言えば自慢話ばかり…ってそれだけ自分を愛してるって事だね」

 

榊「なるほど、ようするにナルシストってことか」

 

正邪「やれやれ、面倒な依頼人だったな」

 

それに榊と正邪は呆れる。

 

正邪「普通愛しているって聞いたら恋人とか連想するだろ?」

 

服部「確かに普通は恋人やろうな…俺も工藤が伊東の名前を入力した時は驚いたで…」

 

その後にパスワードのヒントについて述べる正邪に服部も頷いた後にそや…とコナンに顔を向けて聞く。

 

服部「そういやアイツ、なんでお前を工藤新一やと思うてたんやろな?」

 

コナン「ああ、それはこれさ」

 

その後に気になってたのか聞いた服部にそう言ってコナンは左手人差し指を伸ばす。

 

服部「これって…指紋か?」

 

榊「あ、そう言うことか」

 

伊御「それなら誤解するのかな?」

 

正邪「???どういう事だ?」

 

見せたのにそう言う服部の後に榊と伊御は納得する中で正邪は首を傾げる。

 

伊御「指紋認証って言ってね。個人個人でそれぞれパターンが違うからそれで個人を識別する事が出来るんだよ」

 

正邪「へぇ~そうなのか」

 

服部「指紋認識とかで判断したって事なんか?それ何時したんや?」

 

説明されたので正邪が納得する中で服部は聞く。

 

コナン「この部屋の椅子のひじ掛けだよ。この部屋の雰囲気と合わなかったのに指紋認識装置が付いてたって訳さ。依頼人の目が不自由なら音声結果だけじゃあ俺を工藤新一と思い込むことは可能だよ」

 

榊「指紋は一人一人違うからな」

 

正邪「同じ指紋は全くないのか?」

 

服部「それは低いな…双子でも違う感じになるさかい。」

 

そう説明するコナンのにうんうんと頷く榊のを聞いて質問する正邪に服部はそう答える。

 

毛利「のぉぉぉぉぉぉ!?時間が!爆発する!!」

 

すると先ほどまで寝ていた毛利が起きて時間を見て慌てる。

 

コナン「外れるよ、IDのベルト」

 

毛利「えっ!?ベルト!?」

 

そう言われて毛利は慌てていたからか、ズボンのベルトを外してしまい、パンツが丸見えになる。

 

正邪「おいおい;」

 

服部「これやこれ」

 

それに正邪は呆れ、服部が苦笑して外したIDを見せる。

 

見せられたのに毛利は慌てて左手首に付けていたのを外す。

 

毛利「おお~!ホントだ~!よかった~!!」

 

服部「ホイ、回収!」

 

喜ぶ毛利の手から服部はIDを取って入口に向かう。

 

あ、こら!と慌てて追いかけようとした毛利は落ちたズボンにこけてしまう。

 

正邪「やれやれ……」

 

コナン「まったく…」

 

服部「あれが出ると事件も終わったっちゅう感じやな~」

 

それに5人は笑って外へと向かう。

 

コナン「それよりも降ろせよ」

 

服部「無理しなさんや、足痛いやろ?」

 

伊御「無理はしないほうが良いよ」

 

そう言うコナンに服部はそう言い、伊御も続く。

 

服部「とにかくミラクルランドに行こうか。さっき姉ちゃんたちのIDをこいつの知り合いの警部はん達にお願いして回収して貰っとるし、ミラクルランドのエリアからでえへん限り爆発はせえへんで」

 

榊「そうだな」

 

正邪「まぁ回収し忘れがあったりしてな」

 

そう言う正邪に流石にそれはきついで…と服部に突っ込まれてジョークだよと返す。

 

 

しばらくして伊御達は蘭達やつみき達と合流を果たした

 

服部「そーなんよ!こいつのケガにはねーちゃんのおんぶが一番の薬やから」

 

コナン「てめー!ふざけるな!」

 

榊「傍から見ると普通の姉弟見えるね」

 

そう言って笑う服部に蘭におんぶされながら怒るコナンを見て榊はそう言い、つみき達も確かにと頷く。

 

佳奈「それにしても私たちは見るだけだったね」

 

姫「そうですねぇ」

 

京谷「活躍あまりなかったなぁ」

 

そう呟く佳奈に姫と京谷は同意する。

 

伊御「皆は遊園地のみんなを守ってくれたじゃないか」

 

正邪「十分活躍したと思うぜ」

 

そう労う伊御と正邪に遊園地組は照れ臭そうにする。

 

服部「お~いお前等!スーパースネークに一緒に乗らんか~」

 

歩美「お姉さんたちも乗ろうよ~」

 

そんなメンバーに服部と歩美が呼ぶ。

 

伊御「ああ、良いよ」

 

真宵「名物のスーパースネークに乗れるなんて最高なんじゃよ!」

 

それに伊御達も了承して一同はスーパースネークへと向かう。

そんな一同を見送ってから休みでミラクルランドに高木と共に来ていた佐藤はIDを回収していた千葉に話しかける。

 

佐藤「千葉君、爆弾IDの回収は終わった?」

 

千葉「あ、佐藤さん。はい、歩美ちゃん、光彦君、哀ちゃん、コナン君、服部君、蘭さん、毛利さん、園子さん、和葉さんに付いてたID全部回収しました」

 

報告に佐藤はご苦労様と言いかけてん?と違和感を持つ。

 

同じ様に違和感を持ったのか高木が質問する。

 

高木「おい千葉、もう一回言ってくれないか」

 

千葉「え?だから歩美ちゃん、光彦君、哀ちゃん、コナン君、服部君、蘭さん、毛利さん、園子さん、和葉さんに付いてたIDを…」

 

その瞬間、違和感に気づいて高木と佐藤は顔を青くする。

 

なぜなら千葉が言った名前で足りない人物が1人いるからだ。

 

高木「おい、元太くんのは!?」

 

千葉「え?…………あっ!?」

 

佐藤「じゃああの子のはまだ!?」

 

言われて千葉もしまったと顔を青くする中で佐藤はスーパースネークを見る。

 

 

一方で丁度スーパースネークが動き始めた所であった。

 

ちなみに3列目の灰原の隣に姫が、コナンと蘭の後ろに、咲と京谷、榊と真宵、ジャンケンの結果、伊御と正邪、つみきと佳奈の順に乗っていた。

 

伊御「……なぁ、正邪」

 

正邪「ああ分かってる、あれだよな;」

 

そんな中話しかける伊御に正邪も分かっているのか頷く。

 

2人の前で見えるのは…

 

正邪「おい、コナーン!」

 

伊御「元太くんのIDが!」

 

そう、元太の左腕に付いたIDであった。

 

同じ様に気づいた服部とコナンも叫ぶ。

 

服部「お前~~~~~~~~!!」

 

コナン「外せ~!!元太~~~~!!」

 

榊「おいおい、このままだとまずいぞ!?」

 

真宵「このままエリア外に出たらジ・エンドなんじゃよ!?」

 

必死に叫ぶ面々に知らないメンバーは何言ってるんだろうとなるが知っているメンバーは焦る。

 

がっ!

 

そんなIDが付いた元太の左腕を腕を伸ばした灰原が掴む。

 

元太「お、おい!何すんだよ~!!「動くと死ぬわよ!!」ハ、ハイ…;」

 

文句を言おうとした元太へ威圧感を出して動きを止めた後に灰原は必死に外そうとするが焦りもあってなかなか外れず…

 

灰原「あっ!?」

 

外せたが良いが登り切っての急落下の所に来て、後ろに行ってしまう。

 

姫「あわわわわわわ!?」

 

それに姫が慌てる中で服部が両手でキャッチする。

 

服部「よっしゃ!うお!?」

 

キャッチした事で喜ぶが今度はループので驚いた服部はループのに耐えた後に両手を見るとIDがなかった。

 

伊御「うおっと!」

 

真宵「ナイスキャッチ!」

 

目的のIDはまた後ろに行って今度は伊御がキャッチする。

 

榊「早く海の方へ!!」

 

正邪「伊御!」

 

伊御「ああ、わかっ……」

 

ガタン!

 

伊御「うぉ!?」

 

投げようとした伊御は振動で投げる前にIDが手から離れて誰もいない後ろの席に引っかかる。

 

京谷「んげ!?」

 

咲「やばっ!?」

 

真宵「取りたくてもこれ全部連動だから全部外れちゃうんじゃよ!」

 

誰もが取れないと言う状況にげっとなる中で真宵の報告に安全バーを外そうとしていたコナンはくそっ!と顔を歪め、万事休すと思われた時…

 

そこにグラインダーで飛ぶ怪盗キッドが現れてIDを掴むとその場を離れ…

 

怪盗キッド「いっけ!!」

 

勢いよく誰もいない海の方へと投げて、その場を離れるとエリア外から出たIDは爆発する。

 

ドカーーーーン!!!

 

園子「もーサイコー!」

 

歩美「まさか花火が見られるなんて!」

 

元太「俺、ひやひやした」

 

空中で爆発したので蘭達は花火と勘違いして興奮する。

 

服部「なんであいつが此処に?」

 

コナン「一緒に捜査していたからな」

 

正邪「ああ、変装してな」

 

誰もが知らぬ中で疑問を呟く服部へとコナンと正邪はそう言う。

 

服部&榊「「……へ?」」

 

伊御「……あぁ、そう言う事か」

 

呆気に取られる2人に伊御は誰なのかに気づいて納得する。

 

とにもかくにも、探偵たちの長い1日は無事に終わったのは確かだ。




キクヱ「キクヱです~前回の答えは四つ葉のクローバーですの~四つ葉のクローバーの花言葉には幸運と約束が入ってるんですの~次の問題はですね~操られている人の事をなんと言うでしょう?次回最終話『事情説明⇔また会う日まで』に続きますの~」

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