インフィニット・ストラトス地球最強と呼ばれた人間の軌跡 作:ロール
長い話をしたくないので本編へどうぞ!
第28話
キスを終えた鏡夜は機嫌が良いユウキ達に抱きつかれていた。
ユウキ
「キョウー!」ギュウ
本音
「きょうやーん」ギュウ
鏡夜の左右の腕に抱きついていたユウキと本音は甘えるように顔を鏡夜の腕に擦り寄せる。
鏡夜
「ユウキ、本音離して欲しいんだけど...。」
ユウキ・本音
「嫌(だよ~)!」
鏡夜
「ユイの体を調整したいんだけど…。」
ユウキ・本音
「むう〜。」
鏡夜
「お願い終わったらまた抱きついていいから、ね?」
ユウキ・本音
「わかった(よ〜)。」
ユウキと本音は少しむくれながら鏡夜から離れた。鏡夜はユイの体を取り出して調整を始めた。そんな鏡夜を見ていたユウキ達だが
ユウキ
「ちょっとALOにインしてくるね。アスナと簪も一緒にインしない?」
アスナ
「そうだね。シノのん達と話したいし。」
簪
「私もレベリングしたい。」
ユウキ達が話し合った結果束、楯無、虚、ミラ、スコール以外がALOにログインして行った。
虚
「私達も仕事に戻りますよお嬢様。」
楯無
「えぇ〜鏡夜君と一緒にいたい!」
虚
「駄々こねないでくだいお嬢様。」
楯無
「いいじゃない、虚ちゃんだって鏡夜君と一緒にいたいでしょ?」
虚
「私も同じ気持ちですがそれとこれとは話が別です。ほら行きますよバ会長。」
虚はそう言うと楯無の襟を掴み引きずって行く。
楯無
「イヤー!鏡夜君助けてー!って虚ちゃん待って私の事をバ会長って言わなかった!?」
虚
「言ってませんよ。今週中に提出しなければいけない書類が溜まっているんです。そんな事を言ってる暇があったら早く行きますよバ会長。」
楯無
「ほらー!やっぱり言ってる!」
楯無はぐずり始め虚はハアとため息をついたあと楯無達の方を向いて苦笑いをしている鏡夜に近づき、
虚
「鏡夜君お嬢様をお願いします。」
鏡夜
「えっとどうすれば?」
虚
「ご褒美をあげればやる気を出すと思うので…。後私にもご褒美をください。」
鏡夜
「はい分かりました。楯無さーん早く終わらせてきたらご褒美あげますよー。」
鏡夜の言葉にぐずっていた楯無は目の色を変えてやる気を出し始めた。
楯無
「虚ちゃん早く行って終わらせるわよ!」
虚
「はあ、まったくお嬢様は現金すぎます。」
楯無
「何よ〜虚ちゃんだって鏡夜君にご褒美ねだったじゃない。」
虚
「当たり前です。お嬢様と同じ事をしているのにお嬢様だけがご褒美を貰えるのは不公平です。」
楯無
「それもそうね早く行きましょうか。」
楯無と虚は部屋を出ていき、
スコール
「さてと、束、私達も行きましょうか。」
束
「そうだね。私も新しいラボを用意してもらったから見に行かないとね。」
束とスコールも部屋を出ていき残ったのは鏡夜とミラだけとなった。
鏡夜はユイに手伝ってもらいながら調整をしていると後ろからミラに抱きしめられた。いつもより少し強く抱きしめられているせいかミラの豊満な胸がムニュムニュと鏡夜の頭の後ろに押し付けられ頭の上にはミラが顔をスリスリと擦り付ける。
鏡夜
「んっミラさん?」
ミラ
「ごめんね鏡夜、早くに助けてあげれなくて…。」
鏡夜
「大丈夫だよ。結果的にミラさんは俺を助けてくれたんだから。気にしないで。」
ミラ
「そう、それでも気にするわよ。大好きな人が危険に目にあったんだから。」
鏡夜
「あぅ大好きって。」
ミラ
「ええ、大好きよそして愛してるわ。それに私や美九ちゃん達は絶対にあなたを裏切らないわ愛しているもの。もう前世の時みたいにいつも警戒なんてしなくていいのよ。」
ミラはそう言うと鏡夜の首筋にキスを落とすと鏡夜はピクンと反応してしまう。そんな鏡夜を見てクスクスと笑うミラ。鏡夜はムスッとした顔をしたがミラが謝ると機嫌を直したのかおそるおそるミラの方に体を預けていく。ミラは嬉しそうにしながら体を預けてきた鏡夜の体を優しく抱きとめ頭を撫でる。そんな2人の間には穏やかな空気が流れていった。
その後構ってもらえなかったユイが拗ねてしまい鏡夜があやすことになってしまうのだが今の2人にはわからない事だった。
新しい学校にも慣れてきたので週一投稿を心がけていきたいと思います。
初心者それでは次回もお楽しみに