インフィニット・ストラトス地球最強と呼ばれた人間の軌跡   作:ロール

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読者の皆様2話を読んでいただき

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。



プロローグ③(第3話)

鏡夜side

 

「え?誰?」

 

それが僕が見て次に発した言葉だった。

 

「(いや。誰この美少女!?僕ってこんな

顔だったっけ!?)」

 

そう思いながら顔を触るととてもスベスベ

していた。

すると、突然後ろから衝撃を受けたので

後ろを振り返ると僕をガッチリ捕まえた

原初の神様だった。

その目を見ると獲物を狙う野獣

のような目だった。

その目を見た僕は思わず

 

「ひっ」

 

と言い怖くなってしまった。

すると原初の神様は

 

「あ〜んもう可愛いわね。」

 

と言いながら僕の頭をなでてきた。

僕は気持ち良かったので

 

「フニャア〜」

 

と言ってしまった。

それを聞いた原初の神様は

更に頭をなでてきてとても気持ち良かった。

 

ー1時間後ー

 

原初の神様は僕を抱きしめながら

 

「さて気をとりなおして特典のことに

ついて話さないといけないわね。」

 

と言った。

僕はまた、

 

「特典?」

 

と言った。

原初の神様はニコニコしながら

 

「そう。特典。特典っていうのは

転生するときに貰える特殊な力のことよ。」

 

と言った。僕ってそれを聞いて

 

「(特典って何個貰えるんだろう。)」

 

と思っていると、

 

「普通は2個から3個だけど貴方は

何個でもいいわ。」

 

と言われたので僕は少し考えて

 

「前世で使っていた能力と

前世で僕に力を貸してくれた人達

に会える事と前世で僕が使っていた

武器や道具そして、僕の中にいた

エキドナ以外の仲間を僕の中に

入れることもちろんちゃんと了承を取って

下さい。そして、最後に完全記憶能力をお願いします。」

 

と言った。

原初の神様は少し驚きながら

 

「ええ。わかったわ。少し待っていてね。」

 

と言いながら空間を操作し始めた。

そして、少し経って

 

「できたわ。これを飲んで。」

 

と言いながら一つのダイヤのような

宝石を渡してきた。

僕は、それを躊躇うこと無く飲んだ。

すると、僕の中になくなっていた

力が戻って来たような気がした。

僕は、目を閉じると前世で僕に力を

貸してくれた仲間が居た。

僕は微笑みながら

 

「久しぶりだねみんな。」

 

と言った。

すると仲間たちは頷きそして

笑った。

それを見た僕は目を開き原初の神様に

 

「ありがとうございます。」

 

と言った。

すると原初の神様は

 

「いいのよ。可愛い娘のためだもの

さらに神格化ができるようにしたわよ。」

 

僕はそれを聞いて「ありがとうございます。」と

言おうと思ったけど

 

「ん?娘?僕って女の子でしたっけ?それに僕って

感情がほとんどなくなっていたなんですけど。」

 

と言った。

原初の神様は

 

「いいえ。まだ男の子なんだけど今の

見た目は男の娘ね。それと貴方の壊れていた

感情は私が治しておいたわよ。」

 

とニコニコしながら言い、

 

「ついでに女の子にもなれるように

しておいたわよ。」

 

と言った。

僕は思わず怒りそうになったが

それをこらえて

 

「使わないでしょうがありがとうございます。」

 

と言った。

 

「赤龍帝ドライグ、白龍皇アルビオンも

力を貸してくれる見たいだから。」

 

「そんなことまでありがとうございます。」

 

すると原初の神様は

 

「コラ。親子なんだから敬語はなしよ。」

 

と言われたので僕は満面の笑みで

 

「ありがとう。お母さん。」

 

と言った。

 

それを聞いて原初の神様は微笑みながら

 

「あとお願い事が2つあるんだけど

聞いてくれる?」

 

と言った。

僕は断る理由もなかったので

 

「いいよ。どんなお願い事なの?」

 

と言うと原初の神様はパアッと顔を

輝かせながら

 

「本当?ありがとう。」

 

と言い、

 

「えっとね、まず1つ目のお願いは

私に名前を付けてほしいの。そし2つ目

のお願いは転生した世界で人生を終えた後

また次の世界に転生してほしいの。」

 

と言った。

僕は

 

「1つ目のお願いはいいけど、

2つ目のお願いはどうしてなの?」

 

と言った。

原初の神様は

 

「可愛い息子の活躍を見たい

からだけどだめ?」

 

と言った。

僕は

 

「いいよ。それじゃあ名前を考えるね。」

 

と言い、少し考え

 

「うん。決めた。お母さんの名前は

フィリア、原初の神フィリアだよ。」

 

と言った。

お母さんは顔を輝かせながら

 

「フィリア。いい名前ねありがとう。」

 

と言った。

そして、

 

「それじゃあ転生しましょうか。」

 

と言い手を降りかざすと扉が表れた。

僕はそれに向かって歩いて行き

扉の前まで来たときお母さんの方

を振り返って

 

「いいの?また死ぬまで会えないよ?」

 

と言った。

お母さんは微笑みながら

 

「大丈夫よ夢の中でも会えるから。」

 

と言い、

 

「いってらっしゃい。」

 

と言った。

僕はその言葉を聞き満面の笑みで

 

「いってきます。」

 

と言い扉を開け扉の向こうに

歩いていき僕は光に包まれた。

ー続くー




読者の皆様読んでいただきありがとうございます。

やっと転生までいけましたね。

次回は皆様が気になっているであろう設定を

載せたいと思います。

それでは読者の皆様次回までお楽しみに。

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