インフィニット・ストラトス地球最強と呼ばれた人間の軌跡   作:ロール

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遅れてしまい申し訳ありません。
いくつかの学校行事と私用が入り、書けなかったので遅れました。

そして、感想欄に罵倒の様な発言をしてくる方々
やめてください。
改善を望む方、何処をどんな風に改善したら良いか
意見をお書き下さい。

更に主人公の能力など色々とISに関係ないものが
あるのは様々な世界(原作)に転生するからです。
そうすると、その作品の所で設定書けば良くね?
などと思うでしょうが正直言うと面倒くさいので
この作品に出来るだけ書くようにしようと思います。
ですが、必要な所だったらそこで書きます。

長々申し訳ありません。
それではどうぞ!



第16話

第17話

 

それから数分後キリトと本音はその場に居なかった

楯無、虚、簪、サチを連れて来た。

 

楯無(刀奈)

「鏡夜君が来たって本当!?」

 

アスナ

「うん、本当だよ。今あの人の腕の中で眠っているよ。」

 

刀奈達はアスナが指指している方向つまり、ミラに

抱き抱えられて寝ている鏡夜を見た。

 

虚・刀奈・簪

「「「え?」」」

 

サチ

「うそ・・・。」

 

「どう見ても同じ女の子にしか見えないんですが。」

 

刀奈

「確かに同じ女の子にしか見えないわね。この子本当に

鏡夜君なの?」

 

陽乃

「そうみたいだよ。私達が見慣れている姿からこの姿に

なる所みてるんだもん。」

 

サチ

「それなら本物なんだろうね。それにしても、

何でおしゃぶり?」

 

ユウキ

「あ、それボクも気になってた!」

 

刀奈

「おしゃぶり・・・。」

 

「お姉ちゃん、何か知ってるの?」

 

刀奈

「うん、どこかで聞いたことがあるんだけど、

なんでこんな時にド忘れしちゃうんだろう?」

 

キリト

「だったらあの人に聞いてみればいいんじゃないか?」

 

キリトがミラの方を見ながら言った。

 

アリス

「確かにそうですね。貴方と鏡夜は何者

なのですか?」

 

ミラ

「私?そうねえこの子の義理の母親かしら?」

 

千冬以外

「「「「えー!?」」」」

 

ミラ

「それにこの子の事を一部だけでも話すとしたら

そこの子に聞くといいわよ。」

 

ミラに言われキリト達とクラス中がその方向を向くと

顔を青くしたセシリアがいた。

 

刀奈

「彼女はイギリス代表候補生のセシリア・オルコット

さんよね。どうして彼女に聞いた方がいいんですか?」

 

ミラ

「それはね一部とはいえ暁鏡夜という存在を

知っているからよ。」

 

千冬

「どういう意味だ。」

 

ミラ

「あら、貴方に言う必要があるのかしら?」

 

千冬

「オルコット暁兄の事を言え。」

 

セシリア

「で、ですが。」

 

千冬

「言え!」

 

セシリア

「は、はい!」

 

千冬の剣幕に押されたセシリアが鏡夜の存在を

言おうとした時ミラが待ったを掛けた。

 

ミラ

「あら、いいのかしら?この子の存在を知るという事は

裏の世界に足を踏み入れるという事よ。」

 

千冬

「ふん、そんな事信じられるか。」

 

ミラ

「そう・・・それなら最後に忠告しておくわ。

命が惜しいのなら耳を塞ぐ事をおすすめするわ。

鏡夜の一部とはいえ存在を知るという事は裏の世界に

関わるという事よ裏の世界はいつ死んでも文句は

言えないわ。それでも聞きたいのならそのまま聞いて

いなさい。」

 

ミラのその言葉にクラスの殆どが耳を塞いだ。

 

ミラ

「さあ、話してもいいわよ。」

 

セシリア

「で、ですが・・・」

 

ミラ

「これぐらいなら問題無いわよ。」

 

セシリア

「分かりました。あの方は呪われた赤ん坊

アルコバレーノと言われる方です。」

 

刀奈

「アルコバレーノ!?」

 

「お姉ちゃん知っているの?」

 

刀奈

「ええ、マフィア社会では知らない人はいないほど

有名な存在で最強の赤ん坊と呼ばれているわ。」

 

千冬と耳を塞いでいない生徒以外

「最強の赤ん坊!?」

 

「でも赤ちゃんになってないよ?」

 

刀奈

「それは私にも分からないわ。ミラさんでしたか?

貴方なら何か知っているんじゃないんですか?」

 

ミラ

「ええ、知っているわ。」

 

アスナ

「それなら教えて下さい。」

 

ミラ

「仕方ないわね。でも少しだけよ?

アルコバレーノが何故最強と呼ばれるのか

それはある1つの分野で最強もしくはその道を極めた

人間がなっていたからよ。」

 

陽乃

「最強?」

 

ミラ

「そう最強。現にSAOっていうゲームではこの子

強かったでしょう?」

 

キリト

「確かに・・・」

 

ミラ

「それにこのこの場合、強くなきゃいけなかったの。」

 

美九

「どういう事ですか?」

 

ミラ

「それを話すならにあなた達に理由を聞かなきゃいけ

ないわ。」

 

アリス

「理由?」

 

ミラ

「そう理由よ。どうして鏡夜の事を知りたいの?」

 

アスナ

「それは・・・」

 

ミラ

「まさかだとは思うけどあなた達は興味本位だけで

聞けるだなんておもってないでしょうね?そんな事で

この子の事を聞こうとするなら私はこの子を連れて帰るわよ。」

 

ミラのその言葉に

 

美九

「・・・私は兄さんの役に立ちたい。それにたとえ

アルコバレーノだとしても私は兄さんが好きです。

だからこそ知っておきたいそして、支えたいんです。」

 

ミラ

「他の子達もそうなのかしから?」

 

ミラがそう問いかけると、キリト、ユージオ、

サチ以外の女子が頷いた。

 

キリト

「俺達は、鏡夜に助けてもらったし、元気づけて

もらった。今度は俺達が鏡夜を助ける番だと

思ったからです。」

 

ミラ

「そう、分かったわ。教えてあげるいえ、見せて

あげると言った方が正しいかもしれないわね。」

 

キリト達が首を傾げているとミラは空中に何かの文字を

書きその後鏡夜にキスをした。

唖然としているキリト達と羨ましそうな視線を向けて

いる美九達に向かって

 

ミラ

「貴方達の覚悟が本物なら心は壊れないでしょうね。

この子の過去を教えたとしても信じられないでしょうから

見せてあげるわこの子が行き着いた世界を。」

 

その言葉にまたもや首を傾げるキリト達そんなキリト達を

無視してミラはある言葉を紡ぐ。それは人に利用され

世界に絶望をし心を壊され、自分の運命を呪った

英雄になる事を望まなかった人間の人生を表した詩だ。

 

ミラ

「体は願いで出来ている

血潮は想いで心は希望。」

 

その途端キリト達の脳裏にノイズが走った。

 

ミラ

「幾度の戦場を超えて腐敗

唯の1度の敗走もなくたった1度の勝利さえも理解

さえも無し。」

 

すると、キリト達のノイズが映像に変わった

そこは星以外の全てが暗闇で覆い尽くされている丘だった。

 

アスナ

「な、何?この光景。」

 

ミラ

「貴方達に見えているのはこの子の心像風景よ。」

 

そう言いながらミラは詠唱を続ける。

 

ミラ

「担い手はここに1人星々の丘で平和を願う。」

 

更にキリト達が見ている光景に変化が現れた。

自分自身が前に進んでいくように景色が変わり、

ある場所で止まった。そこには前を向いている

1人の少女の様な少年が居た。その背中は

アスナ達は直感的に鏡夜のものだと分かった。

 

陽乃

「悲しい光景だね。」

 

アリス

「ええ、そうですね。」

 

それを聴きながらもミラは詠唱を続ける。

 

ミラ

「故に我が生涯に意味は要らず。」

 

突然キリト達が見ている背中に変化が訪れた。

なんと周囲から誰のものかも分からない腕が現れ、

まるで助けを求めるかのように鏡夜の体を掴んだのだ。

 

ユウキ

「え?!何これ?」

 

キリト

「何なんだあの腕は・・・」

 

ミラ

「この体は・・・」

 

ミラは一筋の涙を零しながら抱き抱えている

鏡夜を何かから守るようにギュッと抱きしめた。

キリト達が見ている鏡夜が腕に引っ張られ闇の中に

引きずり込まれていた。その時鏡夜は上を向いて

助けを求める様に腕を伸ばし、涙を零した。

そして、

 

ミラ

「全ての人々の無限の願いで出来ていた。」

 

ミラのその一言でキリト達の視界が真っ黒に染まった。

 

ー続くー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これから1週間に1話もしくは2週間に1回の投稿にしようと思います。
そして、どんどん物語的には巻いていこうと思います。
理由としては、ある方とのメッセージのやりとりで
転生する世界が5個ぐらいあるので巻いていかないと終わらないからです。
なのでいきなり飛んだりしますがご了承ください。

それでは次回もお楽しみに!

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