インフィニット・ストラトス地球最強と呼ばれた人間の軌跡   作:ロール

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遅くなってすみませんでした!
これからの構成や学校関係で忙しくて少しずつ
書いてました。これからも遅くなるかも
しれませんが応援よろしくお願いします。

それではどうぞ!


第11話 (2017年7月28日修正)

束side

 

それは突然の事だった。

いつものように私が一生懸命作ったISを

使って実験している施設を破壊する為に

亡国機業<ファントムタスク>の

スーちゃんとオーちゃんそれに

ちーちゃんのクローンのマーちゃんと

一緒に移動している時だった。施設を破壊する

準備していたら突然私の娘のクーちゃんから

 

「束様!大変です!破壊対象の施設付近に

謎の高密度エネルギーが発生しました!」

 

そう言われ私は急いで施設周辺の状況を確認

出来るようにして画面に手裏剣が付いた青い

球体を掲げた少年がいた。その少年は私達が

見ているなか

 

『風遁螺旋手裏剣!!』

 

そう言って謎の球体を施設に向かって投げた。

風遁螺旋手裏剣と呼ばれた球体は施設に向かって

真っ直ぐに飛んで行き膨張して青い奔流を撒き散らした。

その奔流が収まると施設は跡形もなく消えていた。

私は驚きながらもその少年に興味を持ち、直ぐに

少年の事を調べた。すると、少年についての情報は

出てきたがどう見ても普通の少年の情報だった。

その他には何も出てこなかったので私は少年暁鏡夜君の

事を聞きに行きたくなり、皆が止めるのを聞かずに

その少年に会いに行った。そして、地上に降りて

後ろからスーちゃん達が降りて来ているのを

気にせずに

 

「いや〜凄いね。あんなのでこの施設を

破壊するなんて。どうやったのか私にも教えてくれ

ないかな?」

 

そう聞いた。

 

束side終了

 

鏡夜side

 

施設を破壊して保護した子達を治して帰ろうと

すると突然空から女性が降りて来た。その後ろから

さらに複数の女性が降りて来た。1番最初に降りて

来た女性の名前を聞くと篠ノ之束と言ってきた。

 

(嘘はついてないみたいだね。それよりも篠ノ之束?

何処かで聞いた事のある名前だな。)

 

(確かISの開発者じゃなかったか?)

 

(おお〜!そうだったありがとう九喇嘛。っていうか何で

俺そんな有名な人を忘れてるんだ?完全記憶能力貰っはず

なのに。どういうことか知らない?九喇痲それに皆?)

 

(ああそのことか。儂等がISに関しての記憶を切り取って

持っているだけだ。)

 

(何でそんな事をしてんの?)

 

(お前がキレて世界を滅ぼさないようにするためだな。

いくらある程度能力や力が封印されているとしても

お前は世界を滅ぼす事が出来るからな。)

 

(そういうことか。まあ確かに俺女尊男卑嫌いだから

助かったよ。)

 

(そろそろ戻れ。疑われるぞ。)

 

(ん、了解。)

 

*この間約0,5秒

 

「何故敵か味方かもわからない人達に教えなければ

いけないんですか?」

 

「それもそうだね〜こっちには敵ではないという事を

証明する手段も証拠もないからどうしようもないけど

とにかく敵ではないかな。」

 

「ふむ。今回はそういう事にしましょうか。それで

俺が実験施設を破壊した技についてですがあれは

俺だけが使える能力を応用しただけです。」

 

「その能力って何なのか教えてくれないかな?」

 

「・・・まあいいでしょう。忍術ですよ。」

 

「「「「忍術!?」」」」

 

「忍術ってあの忍者が使う忍術?」

 

「ええ。そうですよ。というよりかまだ用事が

あるので他に何もないのならその用事を済ませ

たいんですけど。」

 

「うん。そうだね、ごめんね時間取らせて。」

 

「それではm「あ!ちょっと待ってくれない?」何

ですか?」

 

「君はISについてどう思っているの?」

 

「俺は正直現代にはいらない物だと思いますね。」

 

「何!?」

 

「だってそうでしょう?貴方が何を思ってISを作り

発表してそして白騎士事件を起こしたのか知りませ

んがね貴方が起こした白騎士事件のお陰で女尊男卑の

世の中になった。さらには無関係の子供達が実験台に

なった。これを突き付けられてもISは現代に必要だと

考えられますか?」

 

束さんは俯いて何も言えない様だった。

 

「貴方は後の世界の歴史に残るでしょうね。

ISの製作者にして白騎士事件を起こし世の中の

風潮を変えた張本人としてね。」

 

「私はどうすればいいの?」

 

束さんは助けを求めるように言った。

普通の人は助けを求めるのだろう。

だが、現実はそう簡単にうまくいかない事を教えな

ければいけない。故に俺は助けないと心に決めた。

 

「知りませんよ。そんな事。」

 

「え!?どうして?助けてくれないの?」

 

「誰が助けると言ったんですか?貴方は知らなさ

すぎる現実はそう簡単に自分の思い通りにはなら

ないんですよ。貴方は一度そういう事を知った方が

いい。」

 

「そんな・・・」

 

束さんは地面に膝をついて涙を流し始めた。

そんな束さんに俺はため息をつきながら

 

「泣くぐらいなら自分がどうしたいのか悩み

考えろ!そして行動しろ!世の中には助けを

求めたくても求められずにいる人達もいるんだ!

その程度で立ち止まるな!さあ考えろお前に何が

できるのかそれがお前の道となり未来となる

絶対に後悔しないような選択をするんだな。」

 

「・・・私は・・・ISを兵器として見られない

ようにしたい!そして、ISのせいで人生を狂わさ

れた人達に謝りたい!」

 

「いい目標だ。俺もその目標に協力しよう。」

 

「本当!?」

 

「ええ。今の束さんの方が良い方向に行ってる

みたいですから。」

 

「どういう事?」

 

「まあその前に改めて自己紹介をしましょうか。

俺は初代ボンゴレファミリー再生の守護者

暁鏡夜だ。裏の世界では不死鳥とか死神と言った

ほうがいいでしょうか?」

 

そう言うと束さんは頭に?マークを浮かべて

いたが後ろの人達は驚いたようにしていて

 

「貴方が不死鳥!?」

 

「嘘だろオイ。まだガキじゃねえか。」

 

「スーちゃん、オーちゃん。不死鳥って

そんなに有名なの?」

 

「ええ。有名よ。どんな攻撃をうけても炎とともに

再生することからつけられた異名よ。噂ではISも

破壊できるらしいわ。」

 

「ISを!?それって本当?」

 

「ええ。まあ出来ますけど、そんな事はしませんよ。

ISには何の罪もないですから。」

 

「そうなんだ。それよりいい方向ってどういう事?」

 

「あまり話したくはないんだけどまあいいか。

俺は未来が見えるんですよ。いや見えるじゃ

なくて視えるかな?」

 

「それって凄くない!?ねえ皆もそう思うよね?」

 

束さんの言葉で頷く3人。

 

「あまりいいわけじゃありませんよ。

何か行動をおこす時はそれを基準にできるメリットが

ありますけどそれはあくまで基準であって結果や

課程じゃない。結果に行くまでの課程で未来なんて

いくらでも変わる可能性がありますからね。」

 

「でもそれでも便利だよね。」

 

「はあ・・・束さん。もし貴女の大切な人達が

同時に殺される未来が見えてその課程でどんな

行動を起こしても変わらない未来だとすれば貴女は

どちらを助けますか?」

 

「うっ・・・それは・・・。」

 

俺のその言葉に反論出来ない様子の束さん。

 

「ほらね?そこまでいい能力じゃないでしょう?」

 

「うん。そうだね。じゃあきょう君はどうやって

そんな能力を手に入れたの?」

 

「ああ・・・それを聞いちゃいますか。

そうですね、その事を話すには俺の正体について

話す必要がありますね。」

 

「正体?さっき言った事じゃないの?」

 

「あれはほんの一部ですよ。」

 

「あれで一部なの!?」

 

「ええ。ですが、これ以上の事を知ろうとするなら

ある約束をしてもらいますけどどうします?」

 

「それってどんな約束?」

 

「万が一俺のことを他の人に話した場合この世から

消えてもらいます。」

 

「う〜ん。分かったよ。話さないよ。」

 

「そうですか。それじゃあ後ろの方々は

どうしますか?」

 

「私も知りたいわ。」

 

「俺もだぜ。」

 

「私もだ。」

 

「そうですか。それじゃあ始めましょうか。」

 

〜男の娘説明中〜

 

あれから俺の過去を見せた。

見せた後は俺は束さん達に抱きつかれ、頭を

撫でられた。そして、

 

「それじゃあまた会いましょう。」

 

「うん、そうだね。また会おうね」

 

「また会いましょう。今度貴方の本当の姿を

見せてね。」

 

「そうだな。お前の本当の姿を生で見たいもの

だな。」

 

「あはは。機会があればね。」

 

ー私達からもお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

「!?」

 

「?どうしたの?」

 

「いや、何か声が聞こえたんですけど。」

 

「!?それってこの子の事?」

 

そういうと束さんはあるものを俺に見せて来た。

 

「これは?」

 

「ISのコアだよ。」

 

「へ〜これがISのコアなんですね。」

 

ー初めましてNO.0です。

 

「喋った!?」

 

「やっぱり聞こえたんだね。・・・そうだ!

NO.0に触れてみてよ。」

 

俺はそう言われるがままにNO.0と呼ばれる

ISのコアに触れた。すると、俺の体が光に

包まれた。眩しくなり、目を瞑った。

光が収まると装甲のようなものが目の入った。

 

「は!?」

 

「やっぱり起動できたんだね。」

 

「どうして起動出来たんですか!?」

 

ーおそらく貴方の本当の姿が男の娘だからでしょう。

もしくは私達が貴方のことを好きになったからで

しょうか。

 

「前者が1番気になるけど後者って意味あるの?」

 

「案外あるかもね。この子達には基本自由に

させてるから。」

 

ーいわゆる一目惚れというものでしょうね。

そして、あのような過去を経験した貴方の力

になりたいと思ったからです。

 

「そうなんだ。ありがとう。あ、そうだ束さん

俺がISを動かせることは発表しないでくれませんか?」

 

「どうして?」

 

「俺がISを動かせることが世界中に広まると

俺に護衛がついて行動しにくいので。」

 

「そうだね。うん、分かったよ広めないでおくね。

そうだ!せっかくだからこの子を専用機に

してみない?」

 

「いいんですか?」

 

「いいんだよ。この子もそう望んでいるみたい

だしね。」

 

「俺なんかでいいの?」

 

ー貴方は勘違いをしています。

貴方でいいではなく、

貴方がいいんです。

 

「ありがとう。そして、よろしくね。」

 

ーはい!よろしくお願いします。

 

「きょう君。NO.0に名前を付けてくれないかな?」

 

「分かりました。・・・決めた!

君の名前はミユだ!」

 

ーミユ・・・いい名前ですね!

ありがとうございますマスター。

 

「うん!よろしくね!」

 

ーはい!よろしくお願いします!

 

「とりあえず武装を決めようか。リクエストある?」

 

「特には無いです。多分原初の神の方のお母さんが

武装などを送ってくると思うのでそれを参考にしてください。」

 

「なるほど、面白そうだね。うん、やってみるよ。」

 

「本当ですか!?ありがとうございます。

それじゃあミユ専用機になってまた会おうな。」

 

ーはい!マスターお役に立てるように

頑張ります!

 

「あはは。そんなに気負わなくてもいいよ。

それじゃあまた会いましょう。」

 

俺はそう言って子供達を治すためにその場を

後にして子供達を治し家に帰った。

 

そして数ヶ月後

 

「さてサイドエフェクトで見えた通りになったな。

SAOをクリアする為の人を守りながらゲームを

楽しもう。手紙は残してあるから問題なしっと。」

 

俺はナーヴギアを被り、

 

「リンクスタート!」

 

そう言った。

 

鏡夜side終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この小説を読んでいただいている読者の皆様に
質問です。一夏のアンチを二通り考えています。
その内容は

・ホモによるアンチ

・鏡夜に好意をよせる人に恋をして既成事実を
作ろうとすることによるアンチ

この二通りのどちらを書いた方がいいか活動報告にて
意見をお聞かせください。

それでは次回もお楽しみに!

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