ガイルから材木参加、取り敢えず訓練生でエンジニア見習いと言ったところ
⑤ マジに?
出張中の林堂支部長からメールがきた…
ー ラーメン食いにくるか? ー
( って、アンタさぁ… 今宇都宮でしょうが? 近所のラーメン屋に居るノリでメールされても困るんだがな… )
メールを見ながら溜め息を吐いていたら
「 溜め息吐いてどうしたのだ、六花殿 」
と、そう声を掛けてきたのはざ、ざ、ザザムシ? 」
「 り、六花殿… 」
「 あ、材木座課長… お疲れさまですお茶、いつもので良いですか? 」
そう六花に聞かれたのは材木座義満開発室特殊アイテム研究課課長さんで、俺達が持ち帰ったマジックアイテムのの研究をしている関係で親しくしてもらっている
先に声を掛けてきたのは課長さんの息子で材木座義輝、中1なのに厨二のイタいヤツ
「 さっきから難しい顔をしてPHSをみているがどうしたのかね? 」
そう聞かれたから
「 はぁあ、このメールのせいなんですけど… 」
「 なんか都合が悪い 「 親父、林堂さん今は宇都宮に出張中のはずだから宇都宮のラーメン屋… と、言うになるんじゃないのか? 」」
そう厨二が言ってくれたから
「 行けなくはないけど行ったら冗談で言っただけって言われたらイタイですから迷ってるんですよ 」
槍バカ登場 ~ 大きな栗の木の下で…
その日俺は大きな栗の樹の枝でお昼寝していたら声を殺して咽び泣くヤツの存在に気付いた
「 んで… ナンでダメなんだよ? お、俺だってボーダーになりてーのによ… 」
( … そのトリオン量子の低さじゃな… )
そう思っていたんだけど…
( マズイ、菜の花も気付いたばかりで対応が間に合わないっ! )
そう思って魔槍を呼び出し、泣いてるソイツに向かって
「 もうあと数十秒でゲートが現れてトリオン兵が現れるがそしたら… わかるな? アタシ一人じゃあの子等を守りきれない 」
そう言って視線の先に居る保育園児の集団見ながら
「 覚悟はあるのか? トリオン兵に… ネイバーフッド立ち向かう勇気と覚悟はあるのか? もしそれが有るゆーんならコイツに示してみせろ… 」
そう言って魔槍を手渡すとソイツが魔槍を手にした瞬間魔槍が光だしてソイツに訴え掛けている
ー 我、主になれ ー
と、
だからそのの声を聞いた俺はソイツに
「 魔槍はお前の覚悟を認めたからソイツを手に取り『 アムド 』 と、叫べ 」
そう俺に言われたソイツが言われるがままに魔槍
ー アムドっ! ー
そう叫ぶと魔槍は鎧の魔槍となりソイツに装備されるのを見て
「 その槍を使やトリオン兵とだって戦えるけど今一度問うが俺と共に闘う覚悟はあるのか? って聞いているんだが 」
そう重ねて問われたソイツは
「 もちろん有るっ! どうか俺を導いてくれっ、戦場にっ! 」
そう叫ぶから
「 トリオン量子の低さは入ってからカバーすりゃ良いがその鎧の魔槍でも戦えるんだからそれを見せてやれよ、魔槍が認めた戦士よ 」
その日の防衛任務の嵐山さんと柿崎さんが来るまで持ちこたえ、二人が到着後に四人で一掃したから二人の推薦で無事に入隊したその男… 米谷洋介
どうでも良いけど誰が 『 俺のレイヤ姫だよ? 』 全く… 勘弁してくれよなっ?!
おおな栗の木のぉ下でぇ~っ…
その後嵐山さんと柿崎さんの二人、特に剣と槍の違いは有っても鎧のの武具を持つ者として共に戦いたい
そう強く推してくれたお陰で無事にボーダー入りを果たした米谷洋介は魔槍をヒントに開発室と共に槍型の弧月の開発に取り組むことになるのは未だ少し先の話
なんだけれどこれが槍バカが槍に目覚めた瞬間のエピソードなのは間違いの事だった