Alternative Frontier    作:狼中年

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設定 オリキャラ編

人物紹介

 

◎エクス・レーヴァテイン

 

 本作主人公。

 24歳。 階級は大尉。 コールサインはセイバー1。

 セイバー小隊隊長で、かなりの腕前を誇るエースパイロットであり、過去にロイ・フォッカー勲章を授与されている。 

 かなり奥手の性格で押しに弱く、ティアの押しに負けて絶賛交際中。

 本人はまんざらでもない様子だが、他に気になる相手が居るとか居ないとか。

 普段は少しボケッとしているが、戦闘中は口調が少し変化し苛烈な攻撃や機動をみせる。

 搭乗機体はVF-25SCメサイア・エクスカスタム

 

◎ティア・フランベルジュ 

 

 本作ヒロイン。

 26歳。 階級は中尉。 コールサインはセイバー2。

 セイバー小隊隊員で、エクスには劣るものの確かな操縦技術を持つパイロット。

 小隊に配属された初日にエクスに一目惚れし、押して押して押しまくって落とした。

 しかし、自分の方が年上なのを気にしている様子。

 操縦技術では劣るが、小隊指揮能力はエクスを上回り、戦闘中は副官としてエクスを支えつつエクス不在時は僚機に指示を出す。

 元モデルであり、抜群のスタイルの持ち主でもある綺麗系。

 搭乗機体はVF-25Fメサイア

 

◎カロン・デュランダル

 

 セイバー小隊隊員。

 32歳。 階級は少尉。 コールサインはセイバー3。

 元統合軍のセイバー小隊所属のベテランパイロット。

 エクスのような派手さは無いが経験に裏打ちされた操縦が持ち味。

 面倒見も良く、エクスやグラムの相談にもよくのっている。

 ティアの事をお嬢さんと呼び、辟易させている。

 搭乗機体はVF-25Aメサイア

 

◎グラム・ラグナロク

 

 セイバー小隊隊員。

 21歳。 階級は少尉。 コールサインはセイバー4。

 セイバー小隊所属のパイロット。

 まだまだ若く荒削りだが、経験しだいではエースになれる器がある。 

 しかし、まだまだミスも多く、前途は多難なようである。

 ティアの事が気になっているが、当のティアはエクスしか見ていないため、最近諦めようかと思案中。

 搭乗機体はVF-25Aメサイア

 

◎ヴォーパル・アロンダイト

 

 マクロス・クォーターEX艦長。

 43歳。 階級は大佐。

 優れた判断能力と指揮能力を併せ持つ元統合軍のエースパイロットだった人物。

 普段は穏やかな紳士だが、戦闘中や作戦行動中はまさに軍人という感じになる。

 しかし、融通が利かないという訳ではなく、臨機応変な対応が取れる頼れる人物である。

 惑星エデンに別居中の妻子がいる。

 

◎クラウ・ソラス

 

 チーフオペレーター兼管制官。

 25歳。 階級は中尉。 コールサインはシース1。

 ブリッジクルーのまとめ役。 

しっかり者で、ヴォーパルを始めとするクルーからの信頼も厚い。

 エクスがS .M .Sに入社した頃から色々面倒を見ていたため、彼をティアにもっていかれて(奪われて)内心穏やかじゃない模様。

 ティアとは違い、可愛い系女子。

 ちっパイである。

 

 

 

機体紹介

 

◎VF-25SCメサイア・エクスカスタム

 

 VF-25Sをベースにエクスの無茶な機動に対応するため、機体各所の関節部やフレームの剛性アップ、エンジン出力や耐久力のアップや調整等を施したカスタムメイド機。 

 カスタム化によりある程度、慣性を無視した機動が可能だが、パイロットに掛かる肉体的負担はISCを搭載しているとはいえ無視できないレベルになっている。 

 武装面では実体弾ガンポットから重量子ビームガンポットへの換装、マイクロミサイルの装弾数が増えている。

 エンジン出力のアップにより、ファイター形態のままでのピンポイントバリアの使用が可能となっている。

 各種オプションパック(スーパーパック・アーマードパック・トルネードパック・パラディンパック・スナイパーパック・フォールドパック)を装備可能。

 カスタム機、及びフロンティア支部仕様の新型機故に予備機が存在しない。

 その為、被弾や破損をすると修理完了まで出撃不可となる。

 

◎VF-25F メサイア

 

 A型をベースにドッグファイトを主眼においた仕様変更機。

 基本的には、F型早乙女アルト機と同型機であるが、エクスカスタムと同様に重量子ビームガンポットに換装されている。

 他のVF-25シリーズ同様、各種オプションパックを装備可能だか、機体特性上、重装備になりがちなアーマードパックやパラディンパックとは相性が悪いが、高機動型のスーパーパックやトルネードパックとはすこぶる相性が良い。

 こちらもVF-25S同様、予備機が存在しない。

 

◎VF-25A メサイア

 

 VF-25シリーズの一般仕様機。 

 EX《エクス》-ギア(飛行パワードスーツ兼インターフェイス)、ISC(慣性制御システム)等の最新技術を標準装備した、高性能機。 

 開発元がマクロス・フロンティアにあるL.A.I技研の為、配備数が極端に少ない。 

 しかしながら仕様に変更がないノーマルタイプの為、予備機が1機のみ存在する。

 部品にフォールドクォーツを使用している部分があり、マクロス・クォーターEX内では修理出来ない箇所が存在する。

 こちらも重量子ビームガンポットに換装済である。 

 各種オプションパックを装備可能。

 尚、VF-25A/MF25が正式な形式番号である。

 

◎VF-19E エクスカリバー

 

 VF-19シリーズの最終量産モデル。

 VF-25には及ばないものの、性能は高水準でまとまった傑作機。

 ピーキーな操縦性の為、扱いが難しいが乗りこなせればかなりのパフォーマンスを発揮する。

 試作機であるYF-19と同型のファストパック(スーパーパック)、陸戦パックを装備可能。

 一世代前の機体ではあるが、最新技術によるアップデートで性能の底上げが成されている。

 マクロス・クォーターEXには、予備機も含め18機が搭載されている。

 

◎VF-19Es エクスカリバー

 

 VF-19Eの隊長機仕様。 

 基本性能はそのままに通信能力や索敵能力・指揮管制システムを強化した仕様変更機。

 本来、VF-19EにはS型が存在せず、本機はS .M .SがE型をベースに独自改良した機体である。

 通常のE型と同様にファストパックを装備可能。

 このEs型には試験的にEX-ギアとISCが実装されているが、VF-25のそれと比べ完成度で劣っている。

 マクロス・クォーターEXには、予備機も含め7機が搭載されている。

 

◎VB-6 ケーニッヒ・モンスター

 

 砲撃、重爆撃機。

 機動性は有って無いようなものだが、遠距離からの砲撃は戦術核兵器に匹敵する威力がある。

 旧型ではあるが、最新技術によるアップデートで幾分性能がアップしている。

 旧型機の為、残存する機体が少なく2機のみの搭載である。

 

◎マクロス・クォーター級 マクロス・クォーターEX

 

 可変ステルス攻撃宇宙空母、クォーター級の実験艦。

 通常のクォーター級は分離すると巡洋艦1・空母1・砲艦3という構成だが、クォーターEXは継戦能力と搭載能力の向上、作戦行動期間の延長を視野に入れ巡洋艦1・空母2・砲艦2さらに艦後方に接続牽引する形でプラント艦1という構成になっている。

 プラント艦では、弾薬の生産や、簡易な部品の製造、野菜の栽培から小型の家畜(ニワトリ等)の飼育が可能。 しかし、大規模な施設が必要な機体自体の生産や、反応弾(核弾頭や対消滅兵器)やMDE(マイクロ・ディメンション・イーター)弾等の特殊なマテリアルが必要な弾薬は生産出来ない。

 上記の構成、プラント艦での自己生産が可能になっているため総合火力は若干低下したが、本来の目的である継戦能力と搭載能力の向上、作戦行動期間の延長は達成されている。 

 各艦艇の構成は通常のクォーター級と違うが強攻型への変形も可能で、重量子反応砲(マクロス・キャノン)の発射ももちろん可能である。

 EXはエクスペリメントの略で、実験という意味。

 ちなみに名称が長くてめんどくさいという理由で、MQEX(マクェクス)という通称があるが、これはこれで発音しづらいと不評である。

 

オプションパック

 

◎SPS-25S/MF25 スーパーパック

 

 高機動オプションパック。

 大型化学ロケットブースターや増槽、マイクロミサイルランチャーなど基本的な構成は従来のスーパーパックと共通しているが、各部の装甲を強化した簡易アーマード的な機能も追加されている。

 推進剤を一定量消費た上にミサイルを全弾撃ち尽くした総重量の軽い状態なら、瞬間的に機体設計限界強度を超える30G近い加速度を得られる。

 

◎APS-25A/MF25 アーマードパック

 

 高火力重装オプションパック。

 火力面では全身の増加装甲に、小口径ビーム機銃、マイクロミサイル多連装ポッド、ロケット弾連装ランチャー、速射ビーム旋回砲塔などの火器を装備しブースター側面に反応弾などの大型ミサイルを片方2発ずつ装備可能。

 これらの武装は高性能AIシステムで全自動制御され、敵味方が入り乱れる乱戦時でも敵機のみを正確に捕捉し、攻撃を行える。

 装甲内部には大容量のキャパシターが内蔵されており、全火器の使用と同時に、第2世代強化型エネルギー転換装甲の展開が可能。

 

◎VF-25/TW1 トルネードパック

 

 技術検証用高機動オプションパック。

 従来のオプションよりも空力を重視した形状になっていて、基部に姿勢制御用バーニア、翼端に前方に推力を向けての急減速も行える回転式の双発エンジンポッドを左右に装備している。

 機体背面には旋回式連装ビーム砲を装備し、ファイター・ガウォーク形態では機首両脇に前方へと突出、バトロイド形態では後頭部横から砲身を前方に向ける形になる。  

 元々トルネードパックはYF-29デュランダルの技術実証とデータ収集のために開発されたものである。

 

◎SPS-25P/MF25 パラディンパック

 

 試作型重装甲突撃用オプションパック。

 大容量のエネルギーコンデンサーを搭載しており、積層エネルギー転換装甲、全方位バリアによって高い防御力を誇る。

 ミサイルランチャーなどは追加武装は無く、防御力増強のためのオプションパックである。

 専用武器のブレイズランスは表面にピンポイントバリアを展開可能な打突用武器だが、穂先からはレールキャノンを発射可能。

 

◎スナイパーパック(形式番号不明)

 

 長距離支援オプションパック。

 精密狙撃用ライフルであるドラグノフ・アンチ・マテリアル・スナイパーライフルを装備し20km先の目標に対し誤差10cm以内という破格の命中精度を誇る。

 ライフル以外の機器は内装式の為、他のオプションパックと同時装備可能。

 

◎フォールドパック(形式番号不明)

 

 超時空航法オプションパック。

 従来のフォールド・ブースターは片道しか使用できなかったが、VF-25用のフォールドパックは往復使用が可能。

 大気圏に突入する場合は大気圏外で分離、衛星軌道上で待機させ、大気圏離脱後に再装着し使用する。

 




 人物と機体・装備の設定でした。 オリジナルな設定もありますが気にしたら負けです。

 ちなみに、VF-25用のオプションパックであるイージスパック(基本、RVF-25用の装備。 早い話がルカ・アンジェローニ機)は出番が無いので書いてません。

 では、また次回で。

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