八幡「はぁ..」
八幡は悩んでいた..。
八幡「どうしたもんか。こんなに悩んだのは小町が病気になって起き上がれなくなった時以来だな」
正直いうと..現状の打開策ならいくつかある。既成事実とかその他云々..。やっぱり社会って男に厳しい気がするのは気のせいだろうか。話を戻そう。まあなんで策があるのにやらないかというと
八幡「俺があいつらにそこまでしてやる意味が..ない」
だからといってこのまま放置したら、調子に乗った輩が鎮守府内に不法侵入とか有り得るからな。だから丁度いい解消法を探してるところだ..
八幡「ま、無いこともないんだな..。ただ後々面倒臭いんだよな」
けど..これしかないか。
館内放送「..あぁわるい。今後の対応の話をしたい。至急グラウンドに集まってくれるか?来れるやつだけでいい」
後がどうなるか..。ま、見えない未来を考えるより、目の前の事だな。これ名言に登録していいよ?あ、迷言じゃないからね?
ザワザワ..
八幡「結構集まってくれたな」
金剛「当然ネ!自分らの仲間をバカにされて黙っていられるわけないデース!」
龍田「そーねぇ..私も久しぶりに火がついちゃったわぁ」
八幡「とりあえず落ち着けお前ら..今後のこと話すから、よく聞いとけよ」
文句異論反論上等!!どっからでもこいや!!あ、暴力は無しでお願いします
八幡「町の近くの海岸の方の警備はこれからはしない..。深海棲艦が現れたとして、町が襲われてたとしても鎮守府に攻撃してこない限りこちらは何もしない。つまりあの町との縁を切る」
ポカーン..
そんな表現がピッタリなくらいこいつらの今の顔が酷い
電「で、でもそれじゃあ襲われたとき沢山の人が亡くなってしまうのです!」
八幡「そうだな..。だから?」
勿論見捨てる気はない..向こうの出方次第だがな
電「そんな事..電にはできないのです!」
八幡「お前は何を勘違いしてるんだ?艦娘は一般市民の命を救うために造られたんじゃない。深海棲艦と戦うために造られたんだ。そうだろ?人を守るなんてその過程にすぎないんだよ」
天龍「おい..そんなんで俺達の気が済むと思ってんのかよ。こっちは仲間を..戦友をバカにされてんだぞ!?いっぺんぶっ殺さなきゃ気がおさまんねーんだよ!!」
龍田「天龍ちゃんに同じく〜」
八幡「お前ら全員が納得いかないのは分かりきってた事だ。でもな?これはもう決定事項だ..。勝手な行動はするなよ?あと俺が許可するまで町への出入りは禁止だ」
ま、ざっとこんなもんか..
大淀「ですが..市長が黙ってませんよ?他の市民も、きっと今よりひどくなるかも..」
八幡「そこは俺に任せとけ..。結局悪いのは前任の提督で、その次に悪いのは市民たちだ。さらに悪口を言ってくると来た。こっちは深海棲艦と戦ってんだ。そんな事すんなら、艦娘はテメーらを守るためにいるんじゃないってキッパリ言ってやる」
そうすれば..悪意の目が艦娘から俺に移る。俺が命令してこうなったんなら当然俺に対して怒りを覚えるのは当然の摂理。後はほとぼりが冷めた後に艦娘達を町に行かせてみよう。そん時の市民の心境がどう変化するかによるな。ま、人っていうのは根本的な所は死ななきゃ治らないからな..それって次世代まで続いちゃうじゃん。
天龍「..ちっ。煮え切らねー締め方なこった」
お前らにとっちゃ終わりだろうが..この後が俺にとってホントの戦いなんだよ。そう、必ず来るだろう人物との会話、話し、コミュニケーション、緊張する。何たって相手は市長だからな..。なんて言ってくるか、見物だな
一対一のボッチに勝てるなんて思ってんのかよ
すいません今回は短めです。駄作なっちゃったらごめんなさい