もう明日のことは明日の俺に任せます..。頼んだぞ、明日の俺!
まあもう0時過ぎてるからテスト今日なんだけどね..
八幡「だぁ〜終わったぁ..」
時雨「お疲れ提督。それでドックはいつから使ってもいいのかな?」
なんか今日は時雨とよく話すな..。というかさっきから距離が近い!意識しちゃうだろうが!ボッチと話す時は一定の距離をとることってお母さんから習わなかったの!?てか艦娘ってお母さんいるの..?
八幡「..まあ、今から使いたいやつは自由に使っていいぞ?」
時雨「ほんと!?だって、皆!」
電「久しぶりのお風呂なのです!」
暁「レディの嗜みとして当然よね!」
ふっ..風呂がそんなに嬉しいか?なら俺に感謝しろよ?俺が風呂を修理する許可だしたんだからな!....あれ?俺そんなに大したことしてなくね?むしろお風呂に負けてる気が。ここで突如浮上する、八幡より風呂の方が存在価値がある説。
八幡「俺は風呂にすら勝てねーのかよ」
響「司令官..ドックの解放、ありがとう」
八幡「んあ?ああ気にすんな。自分のためってのもあるからな」
響「司令官..もしかして覗くつもりなのかい?」
おいおい..俺をそんな犯罪者予備軍みたいな目で見んなよ。確かに目に関しては何回か犯罪者みたいって言われたことはあるが、犯罪を犯したことは1度もない!親に迷惑かけたらスネかじれなくなっちゃうでしょうが!
八幡「悪いが俺にはそんな度胸はない。それにそんな事する暇あったら自分が風呂に入る。むしろそっちの方が有意義に感じるまであるぞ」
響「なんか、癪に障るけど..気にしないでおくよ。ちなみに何のためにドックを綺麗にしたんだい?」
八幡「明石と夕張に俺が入る風呂を修理してもらうため」
響「それってこんな面倒なことをしなくても、命令をだせば済んだ話なんじゃ..」
八幡「はぁ..誰に話したか忘れたが、俺は借りを作るのが嫌でな、だからあいつがドックも直したいって言ったからこうしたわけだ。これで貸し借り無しだろ?」
むしろ仕事量に関して考えると俺の方が働いてんじゃね?って思いたくなるがな!!
響「..時雨が言ってた通り変な提督だな。私達相手に貸し借りを気にする提督なんてなかなかいないよ」
八幡「ボッチは平等主義者で平和主義者なんだよ。それにお前らが艦娘だろうが兵器だろうが、俺には関係ない」
いや、関係はあるか?ま、どっちでもいいか
響「司令官は..艦娘のことを兵器だと思うのかい?」
八幡「まあ、他の提督がどう思ってるかは知らんが..俺は少なくとも兵器だと思うぞ」
俺には艤装なんて出せないし、持てないからな。
響「っ..そうか。まあそうだろうね」
八幡「でも、飯食ってる時とか、掃除してる時は普通の女の子に見えるけどな..あれで兵器とかもはや詐欺なんじゃね?っておれは思う」
響「..何言ってるのか分からないんだが?」
八幡「話は変わるが、お前は自分が嫌いか?」
響「なんだい急に..少なくとも、この汚れた体を好きになる事なんて無理だ」
八幡「そうか..ちなみに俺は自分の事が大好きだね。顔とかじゃなくて性格の方な?そんなナルシストじゃないからね?」
響「そんなにひねくれてるのにかい?」
八幡「馬鹿言え!そこがいいんだろうが..他の奴らとは違うんだぞ?つまり特殊ってことだ。英語で言うとスペシャルだ!なんか優れてる気がするだろ?」
響「ぷっ..ははは!なんだいそれ..」
八幡「まあつまりは、兵器なのにあんなふうに笑ったりできるお前らも特殊ってことだよ。そう考えると自分が優れてるって感じになるだろ?」
響「ポジティブなんだね」
八幡「それはないな。いつも最悪な状況を想定して最善の行動をするのがボッチだ。これがポジティブに見えるか?」
響「じゃあ..捻ティブだね」
八幡「なんだそれ、変な名前つけんな。つけるならせめて国語辞典にのってるやつにしろ。反応しずらいだろうが」
響「なんか..普通の提督とはまた違う考え方するんだね」
八幡「それはお前の価値観の違いだろ。俺にとっちゃこれが普通なんだよ」
響「Спасибо」
八幡「は?なんだって?」
響「なんでもないよ..見た目に反していい人でよかったよ」
八幡「何言ってんだ?1週間休んだら死ぬほどこき使ってやるつもりだからな。俺が楽するためにお前らには頑張ってもらう」
目標は1日中ベストプレイスでマッ缶を飲みながら過ごせるくらいだな。
響「..まあ嫌な事されないくらいマシさ」
八幡「俺も嫌なことしたくないのには同意だな。だから仕事もしない。..さてと、なんか風呂に入る準備終わったっぽいから行くわ」
響「聞き捨てならないけど..まあいいさ。あ、そうだ司令官..」
八幡「なんだ?」
響「私も少なからず期待してるよ」
八幡「なんかデジャブるからやめろ。ボッチに期待するだけ無駄ってことを教えてやるよ」
そう言ってドックを後にする八幡
時雨「ね?言っただろう?前とは違うって」
響「なぜだろう..違うんだけれど、ある意味残念な方で違う気が..」
時雨「..分かるよ、その気持ち」
八幡「おーい、俺の部屋の修理は終わったのか?」
明石「はい..終わりました」
夕張「石鹸とか置いといたけどそれ以外のやつは自分でなんとかして」
相変わらず冷たいなぁ..まあ媚び売られるよりマシか。むしろこれが俺に対しての正しい接し方だわ
八幡「ありがとさん。じゃあお前らも風呂に入ってこいよ」
明石「え、でも..」
八幡「飯の時間までまだ少し時間あっから早めに入った方がいいぞ」
夕張「ねぇ..あんた何考えてんの?まあどうせいやらしい事しか考えてないんだろうけど」
八幡「おいちょっと待て..世の中男が全員性欲まみれなわけあるか!もっとほかの事考えてるわ!」
例えば..世界平和とか?あとは..特に無いかな。
夕張「信じられないわ..そんなの」
八幡「あ〜はいはい。別にそんな事どっちでもいいから早くて出てけ。俺はそれよりも風呂に入りたいんだよ」
夕張「はぁ!?そんな事って何よ!」
明石「夕張..ちょっと落ち着いて?あんまり言うと何されるか..」
そうだぞ?俺は提督だからな..何でもできるんですよ
八幡「明石の言う通りだ。俺との無駄な会話なんざやめとけ。いい事ないぞ?」
ちなみに言うが俺にもいいことが無い
夕張「もういいわ..。それじゃ」
明石「まってよ!..あ、失礼しました!」
八幡「はぁ〜..風呂入るか」
この後飯食ってどうするか......寝るか
疲れたんでもう寝ます笑