比企谷八幡、提督に着任する!?   作:しーや(厨二全開)

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なんか一気にuaが増えてたので連続投稿しようと思います笑
感想もいくつかもらってやる気に満ち溢れてます笑

あと艦娘の紹介がなかなかめんどくさいのでこれから初登場でも名前は普通に書いちゃいますね笑


彼と彼女達の朝食

 

そして次の日、〇7〇〇時

 

長門「ほう..これをあの提督が」

 

間宮「はい」

 

響「何か酷い条件とか言われなかったのかい?」

 

間宮「条件はありましたがそれほど酷いものではなかったですよ」

 

天龍「おい間宮..無理しなくてもいいんだぜ?」

 

間宮「いやほんとに大したものじゃなかったんですよ」

 

金剛「その罰とはなんだったんデース?」

 

間宮「1週間休みって言ったけど買い物と料理はしてくれ、でした」

 

金剛「what?」

 

天龍「いやいや..あの提督に限ってそれはねーだろ。だって目が腐ってるし」

 

八幡「腐ってるは余計だ」

 

天龍「うひゃっ!!?」

 

八幡「..なんだよ」

 

むしろ反応が良すぎてこっちもビックリしちゃったよ。自分で言うのもあれだけどステルスヒッキー..侮れん

 

響「司令官..間宮さんに対しての罰はほんとかい?」

 

八幡「響だったか?お前は仲間の言葉も信じられないのか?」

 

響「そんなことはない..ただ司令官が無理矢理そう言わせてるのかもしれないと踏んだからだ」

 

八幡「..なるほどな。けど残念ながら間宮の言ってる事は本当だ」

 

ていうか..普通に意見反論してくるじゃん。なんなの?舐められてるの?

 

響「っ..な、なんだい?」

 

いや、舐められてないわ。普通に怖がってるわ。てことはただ間宮の事を気にしただけか..なんだ、意外と絆ってやつはあるんだな。..なんか俺以上に絆って言葉似合わないやついなくね?これちょっと自慢出来るわ

 

八幡「いや、仲間思いでなによりと思っただけだ」

 

大淀「全員席につきました」

 

さて..何から話すかな..

 

八幡「あ〜..まず久しぶりの飯だってのに邪魔して悪い。色々報告したくてな。まずは食費に関してだ..とりあえず金庫に恐らくお前らの給料から盗った金と食費から盗った金両方が出てきた。けど結構使われててな..恐らく合計の2割程度しか残ってなかった。まあ結果的に俺の独断で食費にまわしちゃったわけなんだが..お前らはそれでよかったか?」

 

長門「..質問の許可を」

 

八幡「これから許可なんてとらんでいい。なんだ?」

 

長門「....貯金を全部食費にまわしてしまって平気なのか?」

 

八幡「一応本部?から戦果をみて報酬が送られるらしい。ここの鎮守府はブラックだったから次の支給でかなりの額が貰えるはずだ。ちなみにお前らの給料なんだが来月からはちゃんと俺が払う。今月分の先払いを申請したんだが通らなかったわ」

 

暁「え、じゃあこの1週間に町にでて何も出来ないじゃない!」

 

八幡「間宮..お金の残りはどのくらいある?」

 

間宮「そ、それなりにはありますが..全員は無理かと」

 

八幡「んじゃ..そこから駆逐艦にだけ配布してくれないか?皆には悪いが今回はちっちゃい奴らに譲ってくれ。ま、嫌だといっても聞かねーけどな」

 

間宮「わ、分かりました」

 

八幡「他になにか質問は?」

 

金剛「これから提督はこの鎮守府をどうする気デース」

 

八幡「どうする気..か」

 

俺はどうしたいのか..まあとりあえず自分が楽してやっていければいいんだが、今のこいつらの警戒心とかじゃ俺の気持ち的に楽になれん。嫌われるのは大したことじゃないが目の敵にされるのは勘弁してもらいたい

 

八幡「そうだな..金剛はどうしたい?」

 

金剛「私は..皆が笑っていける鎮守府がいいデス」

 

八幡「なるほど..まあ約束はできんが善処はしよう」

 

時雨「そんな..そんな言葉..信じられるかァァ!!!」

 

八幡「うわっ!!なんだよ急に..ビックリするだろ」

 

時雨だったか?確か姉妹艦の夕立が轟沈しちゃったんだっけか?まあそれは前任の命令で無理矢理とかなんだろ?俺関係ないじゃん

 

時雨「お前らは..夕立を..夕立を、死なせた!!」

 

八幡「轟沈したことは確かなんだが、それを俺のせいにするな」

 

時雨「なんだと!?」

 

八幡「どうせお前はその夕立が沈んだ事実を素直に認めたくないだけなんだろ?自分が楽な方を選んでるだけだ。そうだろうな..なんせ自分の姉妹艦が沈んだ理由を誰かのせいにして、悲しむ前に俺を恨むんだから」

 

時雨「ち..ちがう!!お前に何がわかる!!お前みたいなクソ野郎に僕らの何がわかるんだ!!」

 

八幡「いーや違わない。どうせ前任の提督が死んだ時に、夕立..僕やったよ。とか言ってたんじゃないか?」

 

時雨「っ..ち、ちがう!!僕じゃない!!」

 

八幡「そうか..殺したのはお前じゃないのか。」

 

時雨「あっ..」

 

八幡「はぁ..お前は馬鹿だな。安心しろ別にここの前任が殺されてようがなんだろうが別に俺はどうでもいい。因果応報ってやつだ。けどな..自分が可愛いからって誰かにそれを押し付けるのはやめろ。何が言いたいか分かるな?」

 

まあホントはどうでもよくないけどね!?俺まで殺されるかもって事じゃん..マジでもう勘弁して

 

時雨「でも..」

 

長門「時雨..そこまでにしとけ」

 

八幡「そうだな..飯が冷めるから、いただきますの合図は大淀頼んだ」

 

大淀「は、はい。いただきます!」

 

艦娘達「「いただきまーす!!」」

 

おぉ..皆幸せそうに、いや泣くほど!?そんなに不味かったのか..

 

電「美味しいのです!!」

 

暁「おいじいよぉ〜!!!!」

 

あ、そういう..ま、俺はベストプレイスにでも言って食べますかね

 

スタスタ

 

八幡「ん、うまいな」

 

時雨「提督..」

 

八幡「ん?なんだよ..俺は今至福の時を過ごしてるんだ。邪魔すんな」

 

時雨「さ、さっきは..ごめん、なさい」

 

八幡「ああ..はいはい」

 

そう言えばこの鎮守府マッ缶あったか?

 

時雨「罰は..な、なんでも、受けますから」

 

八幡「あぁ..そーなのか。はいはい」

 

そもそも自販機すら見たことないんだけど..今度経費使って箱買いするか?

 

時雨「あの..提督?」

 

八幡「そりゃすごいなー(棒)」

 

箱買い..マッ缶を!?なんてこった、提督って実は俺にとって志向の職業だったり!?

 

時雨「提督!!」

 

八幡「うわっ!!なんだよ..ビックリさせんな」

 

時雨「罰は..なにもないの?」

 

八幡「は?」

 

時雨「え、もしかして聞いてなかったのかい?」

 

八幡「あぁ..聞いてない。聞く必要性がないかと」

 

普通こういう場面は、聞いてたぞ!!とか言うんだろうが..残念ながら相手が俺だ。嘘をつく必要もないから本音を言わせてもらっただけだ。

 

時雨「そっか..」

 

八幡「さっき罰って言ったな」

 

時雨「え、あ、はい」

 

そんな急にかしこまらんでも

 

八幡「近くのスーパーに行ってマッ缶買ってきてくれないか?」

 

時雨「え、それだけ?」

 

八幡「残念ながらそれだけだ」

 

何この子..そんなに残念なの?マゾヒストなの?いくら可愛くてもそれはちょっと引くな..

 

八幡「ほれ..金だ」

 

時雨「うわっ..じゃ、じゃあ行ってくるよ」

 

八幡「余った金は好きに使え」

 

またもや凄く残念そうな顔してらっしゃるよ..全くもってマゾヒストの集まりかここは..ま、これで存分に朝飯が食える。はぁ..仕事めんどい




夕立ファンの方申し訳ございません..

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