比企谷八幡、提督に着任する!?   作:しーや(厨二全開)

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最近色々ありすぎて大変ですね。あ、自分に色々あるのでは無く身の回りに色々あったんですけどね(๑>؂•̀๑)テヘペロ

ホントこれ書いてるだけで給料発生しないかな..


彼は語る

艦娘達「「ガヤガヤ..」」

 

どうしてこうなった..。大淀さん?睦月のこと見張っててくれたんじゃないの?

 

時雨「提督..。これどうするの?」

 

八幡「ホント..どうしたらいいんでしょうね」

 

状況を整理しよう。葉風さんに市長の処遇は任せると言われたところまではいい。それを艦娘達に聞かれてしまった..あれ?もう詰んでね?

 

天龍「おい。あの話..ほんとなのか?」

 

嘘..なんて言っても状況悪化するだけか。だからってなんて言えばいいんだよ..

 

八幡「あ、あぁ」

 

長門「そうか。事実なのか」

 

龍田「なら殺しちゃいましょ?あんなクズ死んでも誰も困らないわ」

 

雷「そうよ..。暁の事もそうだし。今までしてきた事が消えるわけじゃないわ!」

 

天津風「そうね。私もそれで賛成」

 

八幡「ちょっ、待て待て!何勝手に話進めてんだよ。処遇を任されたのはお前らじゃなくて俺だ」

 

長門「提督..私はお前の判断に任せようとは思う。だが、あいつから受けた屈辱は並のものではない。それを理解した上で処遇を決めろ」

 

そりゃそうだ。あの市長は前任と一緒になって艦娘を侮辱してた奴だ。そいつを法的に殺せるってんだからこの上ない話だろうよ。正直、こいつらを納得させて、そんでもって殺させる以外の方法が思いつかない..。俺がいくら綺麗事を言ったところで恨みは消えない。そんなんで消えるくらいならもうとっくに消えてるはずだ。それくらいこいつらの恨みはデカい..

 

八幡「..そう、だな。悪い..少し考えさせてくれ」

 

天龍「は!?おいおい、冗談はよしてくれ!今目の前に俺達を侮辱してた奴がいて、そいつを殺せるってんだぜ!?」

 

八幡「だからこそだ..。殺す殺さないが問題なんじゃない。俺達がどんなふうに話し合って決めたかが問題なんだ。ただ自分達の私情で決めたなんて事になったら..やってる事は前任とさほど変わりないだろ」

 

龍田「そうね..あなたが言ってることはご最もだけれど。そんな綺麗事で我慢できるほど私達は大人じゃないのよ〜?」

 

綺麗事だってのは分かってる。もしかしたら詭弁なのかもしれない。俺だって暁に手を上げたところを見た時、少なからず頭にはきた。お前らがあんな気分をずっと味わってきたのも知ってる。けど..

 

八幡「いや、ダメだ..。我慢してくれ」

 

愛宕「..理由を聞かせてもらえないかしら」

 

八幡「理由..そんなの簡単だ。お前らに前任みたくなってほしくないからだ。俺が着任してすぐはここの全員が俺を前任と同じ呼ばわりしてきただろ。そんな憎悪の目で見られてきたからお前らの恨みのデカさは良くわかる。今でもそんな目で見てくる奴もいるからな。でも、だからこそだ..お前らに前任みたいな道を歩んでほしくない。そんな事したら、今まで頑張ってきた努力を、生き方を..否定することになるだろうが。そんなの絶対にダメだ」

 

愛宕「生き方..ね」

 

明石「はぁ..納得したわけじゃないし、恨みが消えたわけじゃないけど、私はアンタに任せるわ」

 

時雨「僕も任せるよ」

 

睦月「睦月ちゃんも任せるよ♪」

 

八幡「お、おう」

 

届いてくれるもんだな..。ていうかこれで駄目だったらホントにどうしようって思ってたのは内緒ね?

 

天龍「ちっ..。今回は譲ってやる」

 

龍田「天龍ちゃんがそういうなら私も〜。でもそれが皆の本心じゃないってことも、覚えておいてね」

 

八幡「あぁ。分かってる。他に、意見があるやつはいるか?ない..な。少し時間をくれ。お前らが納得する案を考えて、もし浮かばない場合は..お前らの案でいくつもりだ」

 

長門「期間は?」

 

うっ..。なに?宿題なの?忘れたら市長殺されちゃうのかよ。

 

八幡「..明後日の朝食の時間までには。決める」

 

長門「..了解した。それで頼む」

 

 

 

 

 

 

八幡「ハァァァ....疲れた。もう無理..死ぬ」

 

加賀「提督..今日の夕食に寿司を追加してくれないかしら」

 

八幡「いや和食だけどさ、もっと鎮守府の財布に優しいやつにしてくれ。てか、お前はあの場にいなかったが、良かったのか?」

 

加賀「どっかの誰かが仕事を丸投げしてくれたお陰で行けなかったわ。因みに赤城さんは寝てるはずよ」

 

八幡「あ、はい。すいません。あと最後のは別に聞いてません」

 

加賀「正直、あなたが皆を言いくるめる事が出来るなんて予想外ね」

 

八幡「言いくるめてない。あと、それだと俺は周りの意見に流される奴みたいじゃん」

 

まぁ確かに?ほとんど生きてきてた中で自分の意見が通ったことなんてないけどね?それは俺が生きてた世界が多数決で決まるような世界だったから仕方が無いんですよ。だってボッチだし。つまり俺は悪くない、社会が悪い。いや世界が..かな?

 

加賀「終わったわ」

 

八幡「ん、あんがと」

 

 

..コンコン

 

大淀「失礼します。書類の方受け取りに来ました」

 

八幡「おぉ、悪いな」

 

大淀「いえいえ!これもお仕事ですから!ではこれで..」

 

八幡「なぁ、大淀。監視は..任せるって言ってたよな?」

 

大淀「資料の整理が.」

 

八幡「なんで睦月があそこにいたのか..俺気になるなぁ..」

 

大淀「す、スケジュールの」

 

八幡「いや待て、スケジュールは俺がいつもやってるだろ。人の功績を盗ろうとするな」

 

大淀、加賀「器が小さすぎ..」

 

八幡「とりあえず大淀明後日までの俺の仕事..全部任せた」

 

多分俺がこの鎮守府に配属されてから一番の笑顔だったと思う。そして大淀は俺が来てから一番の悲鳴だったんだろうな

 

加賀「キモいわね」

 




市長..どうするか。もうこのまま一生牢屋に放置でいいんじゃね?あ、忘れてたわとかで..いいんじゃね?..はいなんでもありません。ちゃんと考えますからw

前書きでも同じ事を言いましたが、もう1度言わせていただきます。

どうして給料発生しないの..

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