なんにでも変身できるヒーロー志望ですが何か   作:輝く羊モドキ

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いやー、久々の投稿になってまうなー。日々が忙しすぎてヤバイヤバイ。
あんまりにも久々過ぎて内容覚えてないわ(爆
さて、前話ってどんな内容だったかなーっと


最終投稿日が6月…だと…?


大事なものに触ると怒られるから注意

SIDE:切島

 

っ!何処だ此処…!見た限りだと………演習場の中だろうが、殺生石の奴もプレイメイトも居ねぇ。見える範囲にゃ影も形も無ぇからだいぶ離されたな…。殺生石が心配…いや、あいつならあんな状態でも何とかいい具合にやりそうだ。それより…

 

「へへへ…。どうやら上手くいったみたいだな。」

「おい骨野郎。俺の邪魔をすんな!」

「あー…。そうかい。俺が邪魔だってか?」

「そうだ!急にこんな何処か分からねえ場所に飛ばしやがって!」

「まあ落ち着けよ。」

「落ち着けるか!」

 

こいつだ。このワケ分かんねえスケルトンがさっきからずっと邪魔をしてくる。

骨しか無いくせにシャツとズボン、さらにパーカーを羽織ってやがる。

しかし身体が骨だけだからなのかやたらと身軽に動いては俺の攻撃を全部回避しやがる。

そして、それだけ動ける癖に相手からは一切攻撃してこない。

 

「おいおい、少しは落ち着けって。ほら、そこの岩場で腰を落ち着けて話そうぜ?」

「そんな暇なんてねえよ!」

「へへへ…。何をそう(あせ)ってるんだ?焦げ付くほど熱いぜ?」

「うるせえ!」

「おっと。どんどん攻撃が大振りになってきたな。それじゃあ小骨だって当たらねえよ。

 

 そんなに足手まといって思われたくないのか?」

 

「っ!」

「図星のようだな。」

 

「まあそうだろうよ。アイツ(化太郎)が万全の状態だったらこんなスケルトンくらいあっという間に倒すだろう。だが落ち込む必要なんて無いぜ?お前とアイツじゃあLVが1桁は違うんだ。」

 

「諦めちまえよ。今はアイツにおんぶにだっこでも、いつかは追いつくんだ。ならそれで良いだろ?」

 

「勝てない勝負に無理をする必要はねえよ。どうせ今は俺等以外誰も見ちゃいねえんだ。少しくらいサボっちまおうぜ?」

 

「なあに、試験だってお前が頑張んなくてもアイツが何とかしてくれるさ。違うか?」

 

「今日はもう十分頑張ったろ?だから今日は休んで明日頑張ろうぜ。なあ兄弟?」

「うるせえっ!」

SKLIT!!

「っ!おいおい、俺の一張羅が少し破れちまったじゃねえか。」

 

確かに今の俺は殺生石の足手まといかもしんねぇ。おんぶにだっこかもしんねぇ。

だからといって此処で何もしない理由にはならねえ!

まだ何にも始まっちゃいねえってのに諦めるなんて男らしくねえっ!

 

いや、それ以上に俺が此処で立ち止まっちまったら、もうアイツに追いつけなくなる…!そんな気がする!

だからっ!

 

「お前をぶっ倒す!」

「………チッ、やれやれ。仕事が増えちまったぜ全く。仕方ねえな、だったら…

 

 俺と最悪な時間を過ごして貰おう。」

 

スケルトンの左目が輝きだす。(まばた)き。スケルトンが視界から消え去った。

野郎っ!何処に行きやがった!!

「後ろを向きな、人間。」

声に反応して振り向いた…瞬間、極光が俺を襲う。

「っぐああああ!」

(あち)ィ!(イテ)ェ!まるで焼けた鉄の針が身体を突き抜けていくような感覚が全身を駆け巡る!

瞬時に個性を発動。全身をガチガチに固める!

だがそれでも突き抜けていくダメージに堪らず膝を突いた。

「ぐっ…ハァ…ハァ…」

 

「どうだ?俺のブラスターの威力は。地獄の業火にゃ敵わねえが、あー…それでも中々の火力だろ?」

「ハァ…ハァ…はっ!こんな程度、屁でもねえ!」

 

ああそうだ。こんな程度大したことは無い。殺生石との戦闘訓練に比べれば…。

 

 

いや…あまり思い出したくない記憶だが、それでもこうして為になってんだ。

思い出せ。今までの訓練を。殺生石との戦闘を。

 

「屁でもねえ…か。これでも同じことを言えるか?」

 

先程のブラスターの砲門と思わしき骨の生き物?が更に複数現れ、(アギト)を開けて光を溜めているのが見える。

ヤベエ!さっきのが大量に来るっ!

思い出せ!俺の防御をぶち抜いてくる攻撃をどうにかする訓練を!

 

 

『切島君。分かってるとは思うけど、硬くなるだけじゃどうしようもない攻撃がある。轟君の氷炎や芦戸ちゃんの酸、上鳴君の電撃とかね。それに対処するにはね…避けるんだよ!』

『いや、んな事言われんでも分かってるわ!』

『NO!!分かってねえな!相手からすれば切島君はいいカモなんだよ!幾ら防御特化でも、当たっちまえば関係ぬぇ防御貫通のうまあじ個性だからな!』

『うまあじ個性て。』

『だからこそ!相手を分析、予測、反応!この3つをブッチギリ鍛えれば怖いものは無い!当たっちまえばアウトの防御貫通だって当たんなければ良いからな。』

『分析、予測、反応…か。』

『攻撃の前動作を視て、どんな攻撃か?速度は?範囲は?射線は?即座に判断を下し、最適な位置に身体を動かす。言うのは楽だけど実際にやるのは難しいよ。』

『成程な…武術で言う所の後の先とか先の先って奴だな!』

『ま、そんな感じ!じゃ、身に定着するまで実際にやってみよっか!』

『…え?』

『実際にやってみよっか!』『あっはい。』

 

 

おおお思い出したくないィィ!!

だが…!

俺はヤツの後方に浮遊している砲門達を『視』た。

速度は一瞬。範囲は一つにつき人一人分程度の太さ。タイミングは、射線は………なら当たらない場所は…

 

今!

 

「どぉりゃあああああ!!」

「!?」

瞬間、極光が降り注ぐ!

何重にもレーザーが俺に向かってくる…が!

当たらない。当てさせない。偶然でも、個性でもない。

 

予測。

 

レーザーが脇を掠める。でも直撃はしてない。

極熱の光線を潜り抜け、ヤツの前に飛び出す。

拳を握りしめ、振り抜く!

「っ!」

ひらり。と躱されてしまった。

 

「CRAZY…。ブラスターの嵐に突っ込むなんて正気か?」

「当たらねえって分かってんだ。なら突っ切るだけだ!」

「チッ。ヒーロー志望ってのはどっかイカレてるぜ…。なら…コイツならどうだ?」

 

そう言うな否やスケルトンの背後から数えるのも億劫な程の骨が現れる。

いや、それだけじゃない。見上げれば同じ数ほどの骨が浮いていて、見渡せば地面からも大量の骨が生えている。

…どうやら完全に逃がす気はないようだ。

 

「もう逃げられねえし、避けられねえだろ?この数。もう諦めろよ、別にお前を殺したい訳じゃない。」

「…成程な。こんな数の骨の直撃を受けたんなら普通死んじまうな。」

「だろ?お前はこんな所で無意味に死んじまう様なタマじゃねえ。だからお前が「だがな!」…?」

 

「ヒーローってのは例え絶対(ぜってぇ)負けるかもしんねぇって時でも!例え死ぬかも知んねえって時でも!最期まで諦める事だけはしちゃなんねえんだよ!!」

 

「………そうかい…。」

 

スケルトンはゆっくり手を上げ、

 

「ならあの世で後悔すんじゃねえぞ。」

 

手を振り下ろす。

 

背後の骨が、空の骨が、地面の骨が高速で俺に向かってくる。

 

 

一本一本が硬く、そして速さをもって打ち出されたソレ()はまるで巨大な銃弾。重さも、量も合わせれば機関銃よりも高威力で人の身体をバラバラにするだろう。

俺の個性でも銃弾なら防げるが、ここまでの物量は防ぎきれない。

 

 

今までだったらな。

 

 

『まあ、避けるのばっか上手くなっても仕方ないんだけどね!』

『お…お”お”ィ!今までの特訓全否定かコラァ!!』

『ちゃうさ。要はさっきのが短所を補う訓練だって事。じゃ今度は…?』

『…長所を伸ばす?』

『いぐざくとりー。切島君の個性は”硬くなる”って言うけど、硬さには種類があるんだ。例えば、世界一硬いって言われるダイアモンドは、実はハンマーで砕けるんだ。知ってた?』

『そうなのか!?』

『そー。でもハンマーじゃ鋼鉄の塊を叩きのばすことは出来ても砕くことは出来ないでしょ?つまり、これからはどういった”硬さ”を求めるかを強くイメージするんだ。』

『”硬さ”のイメージ…。』

『後はそうだねぇ…。例えばだけど折れないイメージかなぁ?』

『折れない?』

『んー…。個性って結局身体機能だからね。日頃から鍛えるのも大事だけど、”こう成る!”って理想があると育ちやすい、らしい。ま、ダイエットする時毎日鏡を見るってアレと一緒だね。』

『いや、個性の成長とダイエット一緒にすんなよ。』

 

 

”折れない”イメージ。不思議としっくり来た。

今までなんとなくで使っていた個性を細部まで意識する。手本は殺生石が何度も見せてくれた。

そしてただ硬くするんじゃなく、折れないイメージを、”ああなりたい”って理想を具現化する!

「折れない、折れない、折れない、折れない!!」

身体がいつもより更に硬く、強靭に変化していく!

「負けない、負けない、負けない、負けない!!」

今の俺じゃ5秒と保てない『最後の切り札』。だけどその5秒間なら例えオールマイトの一撃だろうが何発だって耐えて見せる。体中の全ての力を”守り”に特化させる!!

「『烈怒頼雄斗(レッドライオット) 不暗侘屠夢安無嶺剋(ファンタズムアンブレイカー)!!』」

皮膚を、筋肉を、骨を、内臓を。全身をガッチガッチに硬める代償として一歩も動けない、否。動かなくても良い。全て受け止めて見せるのだから。

 

「 うおおおおおお!!! 」

 

大量の骨が俺の身体に激突していく!

本来なら人間を簡単に貫くであろう威力の骨が俺に当たると同時に砕けていく。

1...

 

「くっ、ならば…こうだ!」

空から嵐の如く骨が降り注ぐ。

一本一本が害意をもって殺到する。だがそれでも俺には傷一つ付かない。

2...

 

「しつけえ奴だ…!」

左右から骨が襲来する。

プレス機の様に挟んでくるがそれでも俺にはダメージ一つ無い。

3...

 

「クソ…」

地面から、背後からも骨が突きでてくる。

だが俺は踏鞴を踏むことなく耐えきった。

4...

 

 

 

5秒...

 

 

 

「ハァ…ハァ…マジかよ…。用意した骨を…全部受け止めた…だと…?」

「…どうだ?諦めねえ心は強ぇだろ?」

「ああ…クソ…。こんなボウズにいいようにされるとはな。ああもう、止めだ止め。元々俺はこんな事するガラじゃねえっつーの。」

「…」

「あーやれやれ。久々に骨身を惜しまず(・・・・・・・)働いたらコレだ。やっぱ人間の決意ってのは面倒だぜ。」

 

 

「…さて、こんな負け骨は放っておいてさっさと行きな人間。時間に余裕はねえんだろ?」

「っ!そうだった!コレ試験だった!」

「…お前は十分合格だとは思うがな。それでも行くってんだろ?」

「当たり前だ!ダチがまだ苦戦してるかもしんねえからな!」

「やれやれ、元気な人間だ。ならあっち側に向かって行けばいい。近道だ。」

「おう!あと俺は切島鋭児郎ってんだ。『人間』じゃねえぞ!」

「…へへ、なら俺は『Sans』。スケルトンのSansだ。」

「そうか!近道を教えてくれてありがとなサンズ!」

「別にいいさ。それより…アイツ(・・・)は恐ろしく強いぞキリシマ。」

「分かってる。それでも俺は行かなきゃならねえんだ!」

「…そうかい。ま、死なねえ(・・・・)程度に頑張んな。」

「シャレに聞こえねえぞ…。じゃあなサンズ!」

 

 

「………へ、全然似てねえのになんか思い出しちまうぜ…人間…。」

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

SIDE:融剛・砂糖

 

「おい………遊戯………俺達生きてる…よな?ここが天国じゃあねえよな?」

「はっ、ここが天国だとしたら随分とまた………殺風景どころか殺意高い場所だこと。」

 

隕石群からなりふり構わず逃げてきた結果、俺と砂糖はギリギリ五体満足で生還出来たようだ。

必死に逃げた所為か、母さんを見失っていた。瓦礫やクレーターによって出来た影に隠れるように飛び込み一息つく。

つーか何なんだよ一体。これ試験じゃねえのかよ。死ぬわこんなん。大量に隕石が降り注いだ所為で試験場が月面並にボコボコの大穴だらけになっちまってるじゃねえか…。

 

「………流石にもう隕石は降って来ねえよ………な?」

「…ああ。母さん…いや、フレンドシップはサイコロを振った5分間は同じ個性を使用できるが、それが過ぎると一度使った個性は24時間は使えない…らしい。」

「らしいって…そんな曖昧な。」

「阿呆。自分の個性ですら完全に把握してるなんて言いきれないのに、親とはいえ自分以外の個性を把握してる訳ねえだろ…。それこそ解析系の個性でもない限りな。」

「確かにそうだが…。いや、それよりもどうやってフレンドシップを出し抜けばいいんだ…?」

「…方法は、まあ無いことは無い………が。」

「本当か!?」

「ああ…。まず、どっちか片方が足止め役に徹してゲートに向かう。もしくは二人で時間ギリギリまで粘って脱出するか。」

「…いや、それって普通じゃねえか?」

「下手な奇策はぶっ潰されるだけだ。だからと言って普通の策を遂行するのも難しい。」

「…時間ギリギリまで粘る理由は?」

「母…フレンドシップの個性は長期戦に向いていない。一回5分、借りれる個性も無数にある訳じゃない。ましてや身体を削ってサイコロを生み出している以上、消耗も激しい。だからこそフレンドシップが全力で戦い続けるためには父さん…『プレイメイト』がサポートに回るんだが、今は一人。…一応試験って形をとってる以上、何かしらの攻略ルートが用意されている筈だ。多少賭けになるが、俺とお前との『フュージョンヒーロー』ならば相手がどういった個性を使ってきてもそれなりに立ち回れるだろう。」

「…その試験でマジな方の命の危険を感じたんだが?」「言うな。」

 

「…片方が足止めしてゲートに向かう策は?」

「………発案しておいてなんだが、こっちの策はあまり良い策じゃない。何故ならフレンドシップを一人で相手取らなければいけないからな。」

あの(・・)ヒーロー相手に一人…。無理だろ…。」

「可能性はゼロじゃない…が、限りなく低いのも確かだ。この試験を突破するための奇策を考えたい所だが、生憎時間は待っちゃくれねえ。持久戦に持ち込むとしたら早くしないと制限時間がキツイ。」

「…だけどよ、俺の個性”シュガードープ”はあんま長期戦に向いてねーぞ?」

「ああ、そこはまあ考えがある。うまく行く確率はまあ………五分くらいだが。」

「………まあ、フレンドシップとマトモに戦える確率って考えれば良い方だな…。」

 

 

「作戦会議は終わったか?待つのに飽きてきたところなんだが。」「「っ!!」」

 

いつの間にか瓦礫の山の上から俺達を見下ろしていた。いつの間にここまで接近した!?いや、今は…!

 

「砂糖!戦うぞ!!」

「っお、応!!」

「安心すると良い、先程の様な隕石はもう降って来ない…。

 

 代わりに私の拳が振ってくるがな!」

 

個性”滞空”   空に浮かぶことが出来る!風に流されやすいので注意。

個性”飛拳”   空気で出来た拳を飛ばす!真っすぐにしか飛ばない。

個性”悪魔の翼” 悪魔っぽい翼が生える!カッコいい。

 

「『飛翔拳:デビルスピア!!』」

 

フレンドシップが空から空気を殴りつける。見えない塊が地面に当たり、破裂音と共に当たった個所が砕けた。

フレンドシップが更に空気を殴りつける。見えない空気の弾が雨の様に降り注いできた。

 

「恰好つけてるけど只遠距離からチマチマ削ってくるだけじゃねえか!」

「だけど実際問題、攻撃は見えないし当たれば普通に殴られたみたいに痛ぇだろうしこっちの攻撃は届かないと来た。どうやって戦えばいいんだよ!」

「…いや、ある意味好都合だ。向こうから時間を稼いでくれるって言うんなら願ったり叶ったりだ。砂糖、まだ個性使うなよ。なるべく温存しておきたい。」

「…つーかどうすんだこの状況。このままじゃ一方的にやられていくだけじゃねえか…!」

「………いや、対抗策は有る。この瓦礫を…」

 

そう言って俺は瓦礫の山に手を突っ込み、個性を発動させる。瓦礫が俺の中のストレージに溜まっていく。

…こんな所でいいか。

 

「フレンドシップに向けて撃ち出す!『ディフュージョンショット』!!」

 

拳大の瓦礫がフレンドシップに向かって飛んで行く。すると途中で撃ち出された空気に当たったのか、破裂音をさせては瓦礫が別の方向に飛んで行った。

 

「よし!砂糖、お前もその辺の手ごろな瓦礫を投げつけろ!」

「お、おう…(んなアホな…)」

 

空から降りそそぐ空気の拳。隕石に比べれば当たれば痛い程度で済むが、後の事を考えるとそうそう当たってられん。時間はフルに使って何とか攻略してやる…!

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

SIDE:化太郎

 

・殺生石化太郎の<発想>ロール!失敗!現状を打破することが出来なかった!

・プレイメイトはデッキからカードをドローした!

 

ヤバイ。何がヤバイって色々ヤバイ。全身に力入らなすぎワロえない。この状況をどうにかする為には個性使ってどうにかこうにかしないとってのに何も思いつかん。しかもなんだか変身するのに異常な程エネルギーを食われる…。感覚的にはあと2~3回くらい…かな?それ以上変身するとエネルギー切れで詰む。

…どないしょ。

 

・殺生石化太郎の<発想>ロール!失敗!現状を打破することが出来なかった!

・プレイメイトはデッキからカードをドローした!

 

「ほらほら、どうした化太郎君?時間を掛ければ掛けるほどに手札が潤沢になって更にピンチになっていくぞ?」

 

好き勝手言いおる…。こんなガチガチのガチロック掛けておいてそのセリフよ。

 

・殺生石 化太郎 ATK 0  DEF 0  

 E.呪縛の足枷 攻撃的行動不可、逃走不可

 E.魂魄牢 ATK・DEF0、移動制限、攻撃対象に選択不可

 E.不調のメトロノーム スキル発動時75%の確率で無効

 

 

・プレイメイト ATK 2000 DEF 1800

 E.超圧縮おもり ATK・DEF半分

 

 場:アイテム貯蔵庫 装備カードが破壊された場合、手札1枚捨てデッキから装備カード1枚手札に加える

  :カードリサイクラー 墓地に送られたカードは表側表示のままデッキの一番下に送られる

  :夢幻の結界 モンスターゾーンに魔法・罠カードを配置できる

  :伏せカード2枚

 

「詰んでるじゃねえか!」

「はっはっは、時間すら味方の内だよ。」

 

ちょっとこの布陣マジで意味わかんないんだけどなんなの?動けんし攻撃できんし変身し辛いしで3重苦なんすけど。

 

…いや待てよ?プレイメイトの個性は確かアレであーだったからこうすれば…

 

試す価値はあるな。

 

・殺生石化太郎の<発想>ロール!成功!現状を打破する一手を思いつき、実行に移した!

・殺生石化太郎の特殊スキルが発動した!

・不調のメトロノームが動き出す!2枚のコイントス!『裏:裏』不調のメトロノームの動きが止まった!

 

よしっ!これで少しの間だけ個性に制限が掛からない!

イメージするは嵐。それもただの嵐じゃない、一切合切を消し飛ばす巨大な嵐だ。

風になれ。

雨になれ。

全てを巻き上げる災厄となれ。

 

・大嵐が巻き起こる!

・フィールドのカード全てが破壊さ「読んでいた!リバースカードオープンッ!『嵐吸収装置』!魔法・罠カードを複数枚破壊する効果が発動した時、破壊エネルギーを吸収!相手に返すぜ!」

・嵐吸収装置が稼働した!大嵐のエネルギーを吸収し尽す!

・嵐吸収装置にエネルギーが充填された!

・プレイメイト「発射ァ!!!」

 

装置から巨大な空気とも言えるエネルギー塊が打ち出された。だがそれは元々私の一部…というか今も私の一部なのだから私に牙を剥く筈が無い。

 

・嵐のエネルギーが殺生石化太郎に直撃した!0ポイントのダメージ!嵐吸収装置は反動で破壊された!

・罠カード『エナジーキャプチャー』の効果!殺生石化太郎の活力を奪「カウンタートラップ発動!セルフスピリチュアリズム!」「はぁっ!?」

 

荒らせ。

撒き散らせ。

手に負えない害悪となれ。

 

・殺生石化太郎「スーパーポルターガイスト!」

・場のカード全てがランダムにプレイヤーの手札に戻される!殺生石化太郎は4枚の手札を得た!

・殺生石化太郎は手札を()()()!体力が食べた枚数×1000ポイント回復!

 

「…ふっ。成程成程…先程の大嵐はフェイク、本命は()()()だったか。」

「げふぅ。フフフ、『手札』はエネルギーの塊って聞いた覚えがあるからね。それに厄介な装備カードは食べちゃうに限る。」

「いや、そもそも食べ物じゃないんだが…。だが、そうか。あくまでも君は僕相手に()()で戦うつもりか。」

「…まさか。というか分断作戦仕掛けて来てそりゃないんじゃないの?」

「味方と分断されるなんてヴィラン組織の拠点に突入すると割とよくある事だ。アジトを守るために、より有利となる様に地形操作系の個性を置いたり、罠設置系の個性を置いたりな。」

「へぇ、それで?分断された場合はどうするのが正解なんですかね?」

「第一に合流する事。分断されてしまった時点で既に敵の術中だ。分断された先でヴィランが待ち構えていようがまず合流を優先する。経験上、分断された先には複数のヴィランが待ち構えている場合か、1対1で最も効果を発揮する『詰み系』個性が待ち構えている場合が多い。その場合は命を無駄に散らすだけだ。」

「はー、勉強になりますわ。ただお生憎、敵を背に逃げる気はないですね。」

「…そうか。なら………手遅れになる前に矯正させてもらう!」

「絶対にNO!そして…ブッこめ切島君!」

「おおおおあああああ!!」「っ!いつの間に!?」

 

・切島鋭児郎の攻撃!SKLIT!相手の不意を打つ!ATK+500

・プレイメイトは咄嗟にガードを試みた!超圧縮おもりの効果!攻撃・防御にマイナス補正!

・ガード失敗!プレイメイトに1300のダメージ!プレイメイトは怯んだ!

・殺生石化太郎の高速移動!「剃!」

・殺生石化太郎はプレイメイトにハンドカフスを掛けようと試みた!

・プレイメイト「魔法カード発動!」

・装備カード『ヘビーアームアーマー』の効果。DEF+1000.回避行動不可、1度だけ破壊されない

 

プレイメイトの両腕にゴツくてデカい籠手?の様な物が装備された。

ズルイ!そんな物付けられたらこのハンドカフスが付けられない!!

 

「ふぅー…間一髪。不意を打たれるなんて何時以来だったか………。切島鋭児郎君、いつの間に此処まで接近したんだ?『システムログ』には何の反応も無かったんだが…。」

「…殺生石がカウンターがどうのって叫んでいた時だ。」

「プレイメイト。貴方は昔から周囲の探知を個性に頼り切っているってフレンドシップが言ってたのを思い出してね。ちょっとばかし頭を使って、切島君を隠してたんだ。」

「いきなり殺生石が覆いかぶさってきた時はビックリしたけどな。」

「成程。………成程成程。こりゃ一杯食わされたね、はっはっは。はっはっはっはっはっは。

 

 おじさん本気だしちゃうz「マジックカード発動っ!」っな」

 

・装備カード『不調のメトロノーム』の効果。ス=ル■□時・・%¥^。・@不..........

 

「っしまった!まだカードを持ってたのか!!」

「この装備にゃ手こずらされたけど、自分が装備される側になった気分は如何?」

「よく分かんねーが…形勢逆転…だな!」

 

 

《報告だよ。条件達成最初のチームは轟・八百万チーム!》

 

 

「Oh、こんな放送あんのか。」

「試験開始から大体10分位か?よし、なら2着は俺等が!」

「慌てない慌てなーい。早くクリアすりゃいいってもんじゃ無し、何より最後まで気を抜かない様に。」

「お、おう。そうだな。」

 

「………ふ、フフ、フ。情けない。自分が情けないじゃないか。ええ?プレイメイト。化太郎君に変わってない等とほざきながら、当の本人はこの体たらく。本格的に鍛えなおさなきゃいかんなぁ…。だが、その前に………

 

先人たる者、舐められたまま終われない。そうだろ?」

 

・..........『.....』!....が.■○代わる!

 

っ!何が…!?

 

「うぉっ!!重っっ!!?な、急になんだぁ!??」

「わっ!腕にゴツゴツのデカ籠手がっ…!いつの間に!?」

 

「魔法カード『強引な仕立て屋』。コイツは装備を強制的に入れ替える魔法カードだ。そしてその効果は全てにおいて優先され、妨害されない。例え僕の強力なカードによる妨害でもね。」

 

魔法カード『強引な仕立て屋』 自分の場のモンスターと相手の場のモンスターの装備を入れ替える。この効果は無効にならない。

 

「い、入れ替えるっ?!ちょっと!?私達はそんな入れ替えられるような装備してなかったじゃんじょんよ!」

「いいや、装備していたのさ。君達が自覚していなかっただけでね。」

 

・殺生石 化太郎 ATK 0  DEF 0

 E.ヘビーアームアーマー DEF+1000、回避行動不可、1度だけ破壊されない

 E.不調のメトロノーム スキル発動時75%の確率で無効

・切島 鋭児郎 ATK 1700 DEF 2500

 E.超圧縮おもり ATK・DEF半分

 

 

・プレイメイト ATK 2000 DEF 1800

 E.決意 ATK・DEF+0、決意で満たされる、装備モンスターが敗北した時、勝者に装備される

 E.ふしぎな仮面 ATK・DEF+0、???

 

 

「…え?」

「…うん?このお面、個性の力を感じる…。ただのお面じゃなかったのか。」

「ぐぐぐ…プレイメイト、こんな重いモン付けながら戦ってたのかよ…!

…?おい、殺生石?どうした?」

 

無い。

 

「あぅ」

 

無い。

 

「あ…」

 

顔が

 

「ああ」

 

私の顔が

 

「あ、」

 

私だけの顔が

 

 

「な………い………?」

 

「殺生石…?」

「化太郎君?」

 

無い

 

無い無い無い

 

無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった無くなった亡くなった無くなったなくなった無くなった無くなった無くなった無くなったなくなった無くなった返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ還せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ孵せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

 

 

私は「私じゃない」僕は「僕じゃない」ソレは「誰だ」違う「違わない」返せ「奪え」煩い「消えろ」コレが「お前が」止めろ「やってみろ」やめてくれ「化け物め」

 

 

「お、おい。殺生石…?」

「…マズい!離れろ切島君!」”デュエルフィールド オフ”

「あ、身体が軽く…?」

「呆けるな!」

 

 

お前は誰だ

僕は僕さ

お前は誰だ

君じゃない私だ

お前のお前で

誰でもない

俺が

お前で

私は

僕か

違う

違わない

お前は

 

 

「化け物なんだよ、殺生石化太郎。」

 

 

HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA

 

 

 

 

「っぐ、あ”…なんだ…この重圧…っ!!」

「これは…まさか、個性の暴走…!?」

 

 

苦しい

生まれながらに

悲しい

顔が無いワタシ(ぼく)

痛い

自分だけの自分を

熱い

証明する物がなく

タノシイ

代わりの物は

ウレシイ

所詮作り物だったと

キモチイイ

紛い物でしかなかったと

あは

 

 

今までの(コレ)(まが)い物で、(マガ)イ物だった

 

 

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、」

 

「違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う」

 

「返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ」

 

 

異形(嫉妬)

 

 

「な、んだよ…コレ…!!」

「っ…全く…。自分の浅はかさを恨むよ。」

 

 

異形(狂気)

 

 

「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、」

「見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな」

「奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う奪う」

 

 

異形(暴走)

 

 

今まで封じていた狂気が、嫉妬が、暴れ狂う。

人の、最も個性的なパーツを■■■■■■。

 

「ア「ヒャ「GAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」ャ!!」ァ!!」

 

()の亡い三つ首の悪魔が降臨した

 




主人公、アマルガメイト化。
試験だけど試されるのは試験官…的な?という訳でSANチェック、1D100

融剛「お前の仮面ってただの飾りじゃなかったんか。」
化太郎「アチキの顔が飾りな訳ないのよさ!」
ふしぎな仮面「実は俺ってば狂気の封印術式的な?」
「「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」」

化太郎「私の攻撃力と守備力が0なのはおかしいと思う!」
融剛「まあこれ、元々の能力値を写してるだけだからなぁ。個性とか装備とかの補正無しだとそうなるんじゃねーの?」
化太郎「つまり実質的な能力値は…
・殺生石 化太郎 ATK 無限(0) DEF 無限(0)
の可能性が!」
融剛「エクゾかよ。」

つーか更新遅れまくってマジすんませんっしたァァァァァァァァァァァ!!!
休みは有った。だが書かなかったこの体たらくよ…!
という訳で罵ってください。(という感想古事記)


『デクとサウザンドフェイスのプロヒーロー考察!!』

「お久しうごぜーやす皆様!という訳で今日のプロヒーローはこの方!!」
「あ、これ単発企画じゃなかったんだ…。」

・カードヒーロー プレイメイト

「彼の個性はとにかく影響範囲が広いっ!その影響範囲の広さから『空間支配系個性』なんて呼ばれてるよん。」
「個性名『テーブルトークカードゲーム(TCG)』!フレンドシップが人の個性の力を借りる個性なら、プレイメイトは創作物の力を借りる個性なんだ!」
「他の個性も創作物みてーだろ!ってツッコミはナシだぞ♪」
「借りた力は一枚の”カード”として保存、彼用のカードホルダー、”デッキ”に組み込まれるんだ!」
「デッキからカードを引かないと使えないがな!」
「創作物の力を借りれる上限は60!つまり、ざっくりと言って一度に60個もの個性を使えるって事だよ。強い!」
「ただし、実際にはそんなに一度に使いこなせない上にそれぞれ干渉しあうからあえて一度に使う数を絞ってるよ。」
「それが所謂”デュエルフィールド”って奴だね!あえて個性の使用に制限を掛けることで対象を絞り、より効果的に個性を使えるんだ!」
「モンスターゾーン、魔法・罠ゾーンと分け、それぞれ1度に5枚までのカードをだせるんじゃよ。」
「副次作用として、デュエルフィールド圏内の出来事に対して”システムログ”が表示されるよ!これはフィールド内に居る全員が確認できるんだ!」
「『俺のログには何も無いな』ごっこが出来ると評判に「ならないよ!」おいィ。」
「そんな強力な個性だけど、唯一の欠点はカードを引かない限り使えない所だ!そして基本的に一枚ずつしか引けないから、その瞬間に欲しいカードが引けない!なんて事もあるかもね。」
「だからこそそんな風にならない様に立ち回る力があるのサ。ちなみにだけど、今回は試験だからってンでなんちゃって装備ビートダウンデッキだけど、コレが凶悪ヴィラン退治だったらもっとガチのテーマデッキ使ってるのは言うまでも無いね?」
「ちなみにガチデッキって例えばどんなの?」
「戦闘にめっぽう強い”龍玉デッキ”、拘束に長けた”鼻毛ギャグデッキ”、隠密に相手を倒す”アサシン生徒デッキ”、全力で相手をブッ倒す”ラスボスデッキ”とかだね!」
「名前からして!」

今日は此処まで。シーユーネクストタイム!


次回!もっと更新速度上げろジンギスカンにすっぞ!お楽しみに!!

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