今回は番外編ということもあって短いです。
それでは本編をどうぞ↓
どうも皆さん、ほんわ君です。
今日は皆さんに僕のTRF‐Rでの1日を紹介して行きたいと思います。
まずは起床、朝の5時です。
僕は大体この時間に起きます。…早起きは昔からの癖なんです、爺臭いとか言わないでください。
これでも昔よりは遅く起きてる方なんですよ?
えー、話がずれました。
朝5時に起床です、それから朝ご飯の準備をします。
ご飯はとっても簡単なものですが、しっかりと摂ります。春に体調を崩したので…。
まぁ、そのお陰で南美ちゃんに看病してもらえたので、プラマイゼロですけどね。
それと、蛇足ですがカセンさんはいつも朝7時に起きるそうです。健康的な生活です。
え?僕が言っても説得力が無いって?
そうですよね、ごめんなさい。
それでモミー店長はTRF‐Rのあるレゾナンテから徒歩3分の場所に一軒家を構えているのですが、レゾナンテが駅前のショッピングモールなので、よくよく考えると店長の家って土地代含めてかなり高いような…。
朝ご飯を食べてから僕はTRF‐Rに向かいます。
自宅からTRF‐Rまでは何もないので割愛です。
TRF‐Rに着けばもう仕事です。
事務室の鍵を開けて、制服のエプロンを身につけます。
このエプロンと名札がTRF‐R店員の証です。
制服に着替えたあとは店内の掃除です。
店内の床を掃いたり、筐体回りの点検をしたりして周ります。地味な仕事ですけど、けっこう大変で大事な仕事なんです。
そしてそれが終わる頃にはもう開店時間です。
既にお客さんが何人か並んでいて、いつも驚きます。
常連の皆さんはいつも挨拶してくれるのでとても恐縮です。
ゲームをしているところを見ていると、皆さん本当にゲームが好きなんだなぁって思います。
TRF‐Rに来てくれるお客さんの多くは男性の人が多いですが、なかには女性のお客さんもいらっしゃいます。
その人がとても強かったりするので侮れません。
でも常連の女性客の方は僕に対してボディタッチが多いような気がします。
ここ最近になってからますます頻繁になった感じです。前までは腕とかを触ってくるだけだったのですが、最近は抱きついてきたりするんです。
僕だって男ですから悪い気はしませんが、勘弁してほしいです。
何でかって? 最近は女性のお客さんとこうしているとその、恋人のノーサさんからの視線が怖いんです。
何というか、ハイライトさんが遠いところに出張してしまった目で僕を見てくるんです。
回りの人達は楽しんでるみたいですが、僕からしたら大変なんですよ。
この後はノーサさんの機嫌を何とか元通りにすることになります。
「…、なんですか?」
事務室に不機嫌なノーサさんを連れて入ると、あからさまに不機嫌さを隠そうともしないで目を合わせてくれない…。
「その、機嫌直してくれない…?」
「私別に怒ってませんから!」
ノーサさんはふんッと鼻を鳴らして顔を背けた。
こんな拗ねた表情のノーサさんも可愛いけど、今はそんな事を言ってる場合じゃない。
「ごめんよ、その…、あの人達も別に僕の事を恋愛対象に見てる訳じゃないからさ、ね?」
「……。」
う~ん、今日は一段と頑固になってるなぁ。
取り敢えずベンチに座ってもらって、隣に座ろう。
「南美…。」
「何ですか…?」
呼び掛けると素直にこっちを向いてくれた。それを逃さずノーサさんを抱き締める。
「うにゅ…?!」
「ごめんね…。不安にさせちゃったよね? でも僕には南美しか見えてないよ。」
そう言うとノーサさんはぎゅっとしがみついてきました。
「うぅ~、だって、だってぇ…。」
駄々っ子みたいなノーサさん、こんな姿も可愛いと思うのは、それだけ僕が彼女にぞっこんだからなんだろう。
「私、女の子っぽくないですし、ほんわ君さんに言い寄る人たちはみんなキレイで可愛くて…。」
「いつも言ってるじゃん、僕は南美が好きなんだって。」
「…うん…。」
やっと素直になってくれた。
拗ねた顔も可愛いけど、やっぱりノーサさんはこうして素直な方が可愛い。
そんなことを思っていると彼女の方からまた強く抱きついてきた。
「南美…?」
「もっとぎゅーってしてください。」
「うん、良いよ。」
ノーサさんに言われた通りに抱き締めると、彼女の方からも強く抱きついてきた。
「しばらくこのまま…。」
「うん…。」
そのあと長い間二人で抱き合っていました。
しばらく店頭を留守にしていたので店長とカセンさんからはこっぴどくお説教を喰らいましたが…。
でも、ノーサさんと一緒にいられたので良い1日でした。
普段は普通に振る舞っているけど、ほんわ君の前ではデレちゃうノーサちゃんでした。
次の番外編は誰にしようか…。