ここから先には“IS世界に世紀末を持ち込む少女”の登場人物についての設定が書かれています。
また、この先登場する予定の人物についても書いてありますので、ネタバレ的な要素があります。
あと、人物はまだ増える予定です。
まだ本編を読んでいない方はご注意下さい。
・北星南美
→本作品の主人公。総合格闘家兼格ゲー超上級者。
格闘スタイルは手刀と蹴りを中心とした破壊力に重きを置いた一撃必殺系(ジョインジョインジョインジョインミナミィ)
格闘の基礎は父親から教わり、それをひたすら磨き上げてきた。
行きつけのゲーセン、TRF‐Rの店員である“ほんわ君”に好意を寄せ、IS学園入学前に告白、無事に交際に至った。
交際前、格ゲーマー“ノーサ”のスイッチが入っている時は積極的にほんわ君とボディタッチを行うが、スイッチを切った後に冷静になってその事を思い出して恥ずかしくなり、奇声を上げて悶えることもしばしば…。
世紀末企業と名高い日本のThe Last of Century Enterprises社からスカウトを受け、専用機“ラスト”をもらい受ける。
・織斑一夏
→原作の主人公。そこまでの改変は加わっていない。
幼少期に両親を失っており、実姉の織斑千冬への恋慕すら疑われたことがあったほどのシスコンである(あまりそう言った描写はないが)。むしろ歳上にしか反応しないのではとも呟かれていたこともある。実際歳上好き。
顔良し、性格良し、家事良しという優良物件ではあるものの、どこか人生を諦めたような節があり、モテるにはモテていたが、そこまででもなかった。がしかし、中学2年の夏に北星南美と出会ったことで燻っていた強くなるという野心に再度火が付き、剣道を再開。モテ度が急上昇した。
実践的な、相手を倒すための剣術を求め、後述の狗飼瑛護に師事するようになる。
・セシリア・オルコット
→原作ヒロインズの一人。織斑一夏同様、さほど改変されてはいない。
原作同様に一夏に対して恋心を抱くと同時に南美に対して憧憬の感情を抱いている。
そのうち英国面に落ちると思われる。
・篠ノ之箒
→原作ヒロインズの一人、こちらも大きな改変はない。
剣道少女であり、その戦い方は正面から相手を圧倒するという単純明快なもの。
専用機を手に入れた一夏とその周りにいる専用機組に置いていかれないように実践的な技を欲して一夏と同じく狗飼瑛護の教えを受けるようになる。
・凰鈴音
→原作ヒロインズの一人で、大きく改変された人。
世紀末スポーツアクションゲーではサウザーを使用し、勝鬨の声と言わんばかりに高笑いする。RNはファリィ。
格闘技に手を染めた。師匠は後述される呂虎龍で、小さな体格というハンディを補うために手数と速さを活かして相手の急所を襲撃するスピードタイプ。
師匠との出会いは中学1年の頃、母親から教わった太極拳の練習を公園でしているとき、声を掛けられたのが切っ掛けである。
それからはジークンドーに目覚め、才能を開花させた。
その実力は南美に匹敵するレベルである。
一夏への恋心は半ば人生を諦めたような節のあった一夏に対して放っておけなさを感じたため。
そしてこれも原作とは違い両親は離婚していないものの、父親は亡くなっており、現在は母親が一人で中華料理屋を切り盛りしている。
・更識楯無
→名前だったりは出て来ているが、ほぼ出番のない人。本当はもっと出番を作ってあげたい。
恐らく原作ヒロインの中でも大きな改変がなされた人(トキインストール)。
柔の拳の使い手で、その流れるような動きは南美の憧れでもあった(ジョインジョインタテナシィ)。
恐らくナギッが使えると思われる。ただし病弱ではない。
・布仏本音
→そこまで大きな改変はなされていない。強いて言えば世紀末スポーツアクションゲームに染まったことである。
それを除けば、のほほんとした癒し系キャラのまま。
・更識簪
→更識楯無の妹で、日本代表候補生の一人。髪や瞳の色は楯無と同じだか、楯無の人懐っこい猫のような顔つきとは違い、簪はとても大人しそうな顔をしている。また楯無の髪が外はねなのに対して簪は内はねである。
投射型ディスプレイの代わりに眼鏡型のディスプレイしているため、目は悪くなく実は視力は良い方。
優秀過ぎる姉の楯無と事あるごとに比べられコンプレックスを刺激されてきた結果、アミバ病を発症した。
姉楯無に出来て自分に出来ないはずがないと、過去に楯無が為し遂げた個人でのIS作成に取り組んでいる。
・北星総合警備派遣会社-KGDO-(Kitaboshi Guardsmen Dispatch Office)
→南美の父親、北星義仁が立ち上げた警備会社。本来は義仁が現役時代に闘った強敵《とも》達と一緒に開いた小さな事務所が始まり。
所属するメンバーの腕が確かで仕事に実直なこともあり、次第に評判が上がり会社が大きくなっていった。
それからは義仁がスカウトしたり、メンバーのツテなどを使って更なるメンバーを増やしたことにより、今では日本国内で最大規模の警備会社へと成長し、国内シェア1位である。
・北星義仁
→北星南美の実父であり、元世界的格闘家。現在は日本最大手の警備会社、北星総合警備派遣会社KGDOの社長を勤める。ただしその肉体は全く衰えていない。
現役の時は日本人離れした体格を活かしての殴り合いが得意だった一方で、寝技への対処がかなり上手かった。
また、世界中を飛んで回ることが多かったため、日本語はもちろん、英語、ロシア語、ドイツ語、ポルトガル語、フランス語、スペイン語の読み書き会話が出来るというハイスペックである。
また、格ゲーが好きで南美に大きな影響を与えた。主な戦場はアカツキ電光戦記で、メインキャラはアドラー。
・狗飼瑛護
→KGDO社員で、現在はIS学園の警備を担当している。
彼の出自や腕を磨いた経歴は人に話せるようなものではないらしいが、雇った義仁自身はそんなことは気にしていない。
若いことと、仕事熱心で実力も確かなこと、社長である義仁からの信頼に厚いことなどから女性社員達からは優良物件として覚えがいいらしい。
趣味はバイクで、休みの日はたまに愛車のVMAXに乗ってひとっ走りする。
・呂虎龍(ルゥ=フゥロン)
→KGDOの社員で、現在はIS学園警備を担当している。その前は中国のVIPのボディガードとして1年近く向こうにいた。
格闘技の腕前はかなりのもので、凰鈴音にジークンドーを教えた人物でもある。
体格が小さく軽いため、それを補うための急所強襲という戦い方をする。
・川内弥子(センダイミコ)
→恵まれた体格を活かした足を止めての殴り合いが得意なパワーファイター。
相手の懐に潜り込んでからが本領であり、そのためのテクニックはKGDOの中でも屈指のもの。
圧倒的パワーで正面から捩じ伏せるその戦闘スタイルから人呼んで“撲殺”弥子という名で一部の人間に知られている。
その胸部は豊満であった。
余談ではあるが、家系図を辿ると実は博麗神社という由緒ある神社に繋がる人物で、そっち関係の知識にもそれなりに通じている。また従妹で妹分である霊夢という少女が博麗神社の巫女として務めている。
・ルガール=ベルンシュタイン
→KGDOの物資輸送部門を担当する人物。スーツに髭、閉じた右目と、怪しさ満点だが職務に忠実で、とても信頼出来る人である。
例に漏れず肉弾戦が得意であり、特に壁や障害物のある場所での戦闘はKGDOでもトップクラスの実力者。
相手を壁や障害物にぶつけ、すかさず別の壁や障害物にぶち当て続けるという恐怖のコンボ、通称“運送スペシャル”が得意技。
・アーデルハイド=ベルンシュタイン
→ルガール=ベルンシュタインの息子で、KGDO社員。父親譲りの格闘センスがあり、ドイツ大会では優勝の常連だった。
ドイツの大学卒業後、ルガールと義仁からの薦めもあり、KGDOに入社した。入社後もその才能を遺憾なく発揮し、急激に頭角を現した若手のホープ。
現在は輸送部門で意欲的に仕事をこなしている。
・飛田高明
→KGDO所属の元プロレスラー。関節技・寝技に長けており、その技術はKGDOの中でも五指に入るほど。
現役時代に膝の靭帯を痛め、その傷が大きな原因となって引退し、かねてからスカウトを受けていたKGDOに入社することになった。
たまに格闘大会の解説を務めることもあり、分かりやすいことに定評がある。
・クリザリッド
→KGDOで中間管理職を務めるアイルランド出身の元格闘家。
色々と濃すぎる上司と部下に挟まれ、常に胃薬と鎮痛剤が手放せない苦労人。
格闘だけでなく、事務処理能力にも長けていることが彼の苦労が加速する原因となっているのは明らかである。
なお、現在はとある中華料理屋の女性店主に恋心を抱いている模様。その事は彼の周りの社員ほぼ全員の知るところとなっており、関係の進展が期待されている。
・不破刃
→うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!
KGDOの社員で、事務方の人間ではなく実動員の一人。社員一同は皆、口を揃えて彼をこう評する、“……すごい漢だ”と。
実際の実力は確かであり、社長の義仁自らがスカウトに赴いたほどである。
彼の特徴は声が大きいこと。特に事務方からはうるさいことで有名。
鍛え上げた肉体を見せつけるように上半身裸で戦うという破天荒な人。ただし、強敵には最大限の敬意を払うなど、武人としての誇りを持っている。
・グスタフ=ミュンヒハウゼン
→KGDOでも屈指の実力を持つ人物。
黒の長髪をオールバックにし、黒いスーツに黒の革手袋、無精髭の優男で、渋いダンディボイスも相まって女性社員から人気がある。
半透明のワイヤーや、様々な飛び道具を上手く使って立ち回り、相手に何もさせないまま鎮圧することが得意である。
・ブロントさん
→KGDOの社員の一人。白い髪にやや黒い肌と、クリザリッドと被っている。
入社前はイギリスで騎士道競技の選手をしていた。
選手の頃は国内大会で9連覇し、10連覇11連覇と更なる記録更新なるかと騒がれていたが大会を辞退する。
なぜ辞退したのかとマスコミに尋ねられると『連覇数は9でいい。余りにもオレが勝ち過ぎると新人が育たないから(英語)』とだけ答えて現役を引退した。
とても丁寧な英語を話す一方で、日本語には未だ慣れずとても独特な日本語を操る。
性格はとても謙虚である。
・高野レン
→KGDOの社員の一人で、営業部。かつてはやきうのスター選手であったのだが、膝に死球を受けてしまい、それが原因で引退した。
打ってはホームラン、投げては奪三振の山を築く名選手で、彼女の引退には多くのファンが涙した。
ちなみに名前は“たかのれん“ではなくて、“こうやれん”である。
・ヘビィ=D!
→KGDOの営業部で高野レンとコンビを組んでいる社員。入社前は有能なボクサーで、王座にもついたことがあるのだが、対戦相手を死なせてしまい、その事が一種のトラウマとなりリングに上がることが出来なくなって引退した。
あてもなくぶらついているところを義仁に声をかけられる。そのあとはKGDOの営業として高野レンとコンビを組むこととなる。
・高町なのは
→KGDOの渉外部に勤める女性。数年前は新人育成の部署で教官として働いていたのだが、交渉の才能を開花させ、渉外部に人事異動することになった。
いまでは黒色が大好きな交渉人を相棒に、様々な事案に取り組んでいる。
・Last of century enterprises社
→日本のIS関連企業の1つで、スポーツ振興にも力を入れている。
テストパイロットとして北星南美を抱えており、専用機“ラスト”を開発した。
時代の流れから逆行した武装やなぜか開発側の予想を裏切った挙動を見せるパーツなどを多く開発し、近接戦に特化したパーツを数多く産み出した実績から“世紀末企業”の名前をつけられている。
営業の社員には元メダリストなども在籍している。
・鷲頭清雅
→last of century enterprises社の社長を勤めるナイスミドル。格闘技全般と格ゲーが大好きで、ニヤニヤ動画のプレミア会員。
北星南美を直接スカウトしに行ったりと、なかなかフットワークが軽い系の社長である。
・暁
→last of century enterprises社の技術社員で、南美の専用機“ラスト”開発部のチーフを勤めている
技術職ながら、カラテを嗜んでおり腕前はかなりのもの。
大食漢で、ざるそば十枚を軽く平らげる姿が社員食堂にて目撃されたこともある。
休みの日にはよく、夢弦市のとある寺に足を運んでいる。
KGDOのメンツは誰にしようかを考えるだけでも楽しいです。