真・恋姫†無双~未踏世界の物語~   作:ざるそば@きよし

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 今回の記事も本編とはあまり関係ありませんが、今後物語に影響するであろうカードたちも一部登場します。どのように出てくるのか楽しみにしながら読んでいただければ幸いです。


『外史』を取り巻くもの その2

前回の『外史戦記』プレビュー第1週に引き続き、今回も物語内に登場するカードの一部を紹介しよう。何度も言うが、これは本作の雰囲気を掴むためのフレーバー的な記事なので無理に読む必要はない。とはいえ、知っていると役に立つこともあるだろう。では始めていこう。

 

 

『作戦の看破』https://imgur.com/a/l0LvO

 

 魔術が存在しない(下位互換の技術は存在するが)外史次元において、打ち消し呪文というのは存在が難しいものであった。そもそも彼らには呪文を使うという文化がないため、それを無力化するという行為が存在しないからだ。そこで我々は彼らが使う『戦略』に注目することにした。そうして完成したのが、この『作戦の看破』である。

 これは、彼らが使う大規模な作戦から咄嗟の機転に至るまで、様々な状況に対応するカードではあるが、クリーチャーやアーティファクトの様にその場に存在するものに対しては無力である。そこもまた、軍師と兵士の役割分担という訳だ。

 

 

『予想外の結果』https://imgur.com/a/vTQh2

 

 赤のカードにはしばしば奇妙な動作をするものがある。『予想外の結果』もその1枚だ。これはドローカードの一種だが、デッキの一番上ではなく下のカードを引く。これだけでは変則的なドロー加速でしかないが、他のドローカード、特にデッキの1番下にカードを送るものと組み合わせることで、まさに予想外の結果をもたらすことが出来るだろう。

 

『流刑への道』https://imgur.com/a/Ur9oe

 

 この呪文は白の役割を逸脱しており、除去として見ても少々強すぎるのは否めない。だが中国における流罪というのはありふれたものであり、フレーバー的には問題ない。あとはカードパワーの問題ではあるが、上昇傾向にあるクリーチャーの質を考えれば、起こり得る問題は少ないと考えている。使い慣れているであろうこのカードを再び手に取ってほしい。

 

 

『2色土地サイクル』

 

『広漠な大河』https://imgur.com/a/NzYza

『草茂る山地』https://imgur.com/a/zZIGE

『焼失の城塞』https://imgur.com/a/p2eYD

『荒廃の水田』https://imgur.com/a/ARZlS

『平穏な村落』https://imgur.com/a/VrgK4

 

 サイクリング能力を持つ土地や、出したときに占術1を行う神殿サイクルなど、我々はいくつもの土地を作ってきたが、今まで直接ドローに関する効果までは作っていなかった。このサイクルはその穴を埋めるものである。

 とは言え、ただドローするだけではカラーパイにも反するし、タップインとは言え強すぎる。よってどの色に合っても邪魔にならないルーター能力をつけることにした。これならばどの色にも邪魔にはならないだろう。

 

『機体クリーチャー』

 

『猛進する破城槌』https://imgur.com/a/GCMKr

 

 機体というメカニズムはカラデシュから初登場したものだが、驚くほど応用の利くメカニズムだと言うことが長いプレイ期間によって分かった。これはリミテッドにおいてコモンやアンコモンのファッティを簡単に用意してくれるだけでなく、人々が使う乗り物としても大変便利なフレーバーを持っているのだ。

 今はまだ登場していないが、いずれ多くの機体クリーチャーが刷られることだろう。楽しみにしていてほしい。

 

 

『太平要術の書』https://imgur.com/a/4evVL

『操心の鏡』https://imgur.com/a/NhvGy

 

 この伝説のアーティファクトたちには重要な役割を持たせてある。これらは外史次元における秘宝中の秘宝であり、同時に多くの英雄達が狙う強力な武器なのだ。

 しかしこの二つのアーティファクトは現在、とある人間が所有しており、暗躍のために使用されている。これらがいつ登場するかは物語の進行を以て明らかになっていくだろう。

 

 いかがだったろうか。これらのカードはいずれ物語に登場し、英雄たちに――そしてプレインズウォーカーたちに様々な目的や状況を与えるだろう。いつ登場するかはまだ言えないが、その時をどうか楽しみに待っていてほしい。


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