真・恋姫†無双~未踏世界の物語~   作:ざるそば@きよし

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 前回のキーワード能力紹介に引き続き、今回はいずれ物語内にも登場するであろうカードの一部を紹介しようと思います。こちらもマジック的な世界観を現すフレーバーの意味しか持っておりませんので、気に入らない方は読まなくても結構です。


『外史』を取り巻くもの その1

 

『外史戦記』プレビュー第1週にようこそ。この記事では本作の雰囲気をより鮮明するためのカードを紹介していく。これは実際のカードではないし、これらを使って実際にゲームをするわけではないが、どうかそうであるかのように楽しんでいただければ幸いである。では早速見ていこう。

 

『献策士サイクル』

 

《清廉な献策士》https://imgur.com/a/ppelp

《狡猾な献策士》https://imgur.com/a/5mK3A

《熱心な献策士》https://imgur.com/a/i6gUK

《堅実な献策士》https://imgur.com/a/6eGav

《有望な献策士》https://imgur.com/a/hkXE3

 

外史のような戦乱の世界に必ずと言っていいほど求められるのは、統率する君主――勇猛果敢な戦士たち――そして彼らに様々な作戦を提供する頭脳、軍師たちである。

彼らは実際の軍師と同じく己が付き従う勢力に最も有利だと思える策を提供し、その活動を支援する。だがその代償として彼ら自身は1ターンのあいだ身動きが取れなくなってしまうのだ。これは少し痛手ではあるが、だがそうだとしても彼らが効果はどれも魅力的で、リミテッドでは必ず君の役に立つだろう。

また、彼らは基本的に自分の勢力に最も合うようにデザインされているが、使い方次第では別の勢力と共に戦う事になっても十分効果を発揮することができる。これは共闘することもある戦場においても十分フレーバーとして活用できるだろう。

 

『活用サイクル』

 

《糧地活用》https://imgur.com/a/DDb8N

《農地活用》https://imgur.com/a/2dRd9

《高地活用》https://imgur.com/a/iP1dd

 

この三つのオーラ呪文は、戦乱の時代ならではの土地の運用方法について表現している。一方は荒れ果てた土地を再生させて国力とし、はたまたもう一方は敵が整備した領土を奪って自分のものとし、またある一方は自分たちに有利な地形を更に有利な形へと作り変えてより強力な国力を出せるように工夫している。どれも各陣営の特色を表しており、その違いを楽しんでもらえれば何よりだ。

 

 

《殲滅》https://imgur.com/a/iCmA6

 

このようなリセットカードは白の役割としてしばしば作られるが、全てのクリーチャーと過去にあったもの(墓地にあるカード)をすべて追放という形で無くすというのは戦争のすさまじさを如実に表しながらも実用性を高めているので、私はとても気に入っている。

 

 

《羌族の剣歯虎》https://imgur.com/a/YBJ55

 

以前コメントで、外史には人間以外は登場しないのかという意見を目にした。率直に言えば、外史ブロックのクリーチャーは人間がメインではあるが、登場するのは決して人間だけとは限らない。例えば西涼は軍隊に動物やエレメンタルを使用していることもあるし、他の陣営もアーティファクトを使う時もある。他にもいろいろな種族が登場する予定ではあるが、どのようなクリーチャーが実際に物語に登場するのかは、後々の楽しみにしておいてほしい。

 

 

《防賊の砦》https://imgur.com/a/Nz9vn

 

こちらも同じく人間以外のクリーチャーだが、こちらは砦であり、外的から身を守るための施設である。このクリーチャーの特徴はなんといっても、相手の騎馬クリーチャーをブロックできるところにある。騎馬は相手のブロックをすり抜ける能力ではあるが、現実として馬の機動力とは純粋に拠点のない野戦で真価を発揮する。このように砦や城を前にしては何の役にも立たないのだ。

 

 

《強迫》https://imgur.com/a/xAcpV

 

このカードが最後に収録されたセットはタルキール龍紀伝だった。黒の象徴たる手札破壊がどのような理由で収録から遠ざかっていたのは自分には分からないが、このセットにおいては黒の重要なファクターであり、同時にこのセットでは欠かすことのできない要素である考えたので、このたび強迫を再録することにした。

 

『戦略サイクル』

 

《朝廷の戦略》https://imgur.com/a/L5foG

《曹魏の戦略》https://imgur.com/a/8Rvqo

《蜀漢の戦略》https://imgur.com/a/TZKv9

《西涼の戦略》https://imgur.com/a/MxxdJ

《黄巾の戦略》https://imgur.com/a/NOLqK

 

これらのカードも各陣営の強さを象徴するカードだが、その真骨頂はプレイヤーが戦略の強さ選択できることにある。

と言うのも、戦いの真骨頂とはその変幻さにあり、まるで生き物のように常に状況を変化させる所だと考えている。戦略サイクルは彼らが持つ武力と知力という二つの力を主軸としながらも、盤面に合わせてあなたが最も望む方を授けるカードなのだ。

サイクルの特徴として、武力を選択した場合はあなたのクリーチャーに何らかの恩恵を、知力を選んだ場合はそれ以外の行動やカードに恩恵を受けられるようにデザインしてある。武力で攻めるか、知力で戦うか――君が最善だと思う方を選んでほしい。

 

 

今回はここまで。次回はいよいよ勢力の中枢である指導者たちを紹介していこうと思う。本編のほうも引き続き頑張っていくので、そちらも楽しみにしていただきたい。

 





お久しぶりです。
この夏はコミケの原稿を作ったり転職したりと大忙しでこちらに手を付けている暇がありませんでした。また時間が取れ次第作っていきますのでよろしくお願いします。

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