今日はクリスマスなんで、家でみかん食べる。ケーキだって?んなもんねぇよこの語世代。ケーキ食べるよりかは僕はみかんを選ぶね、お金に優しいし、お茶もあればなお最高だ。
「どう思うよこの理論」
「理論もクソもねぇよ」
はて、そうだろうか。俺は立派な物だと思うがそこんとこどうよクロエよ。
「私に話しを振られましてもどう答えればいいのか分かりません」
「いいか?考えてみろ。クリスマスの日に外出して、リア充共がわんさか湧いて年齢=彼女無しの人間が精神的ダーメージを食らって外出るより遥かにマシだぜ」
「えぇ...じゃあケーキ食べれないじゃん」
「ケーキなんて出前で頼め」
「出前で頼む物だったかな」
「つまりはそういう事だ」
「面倒と」
俺が頷くと束はテーブルに顔を乗せてブーイングしてくるが、そんなのが知らね。欲しければ自分で頼め。みかんが最強なんや!悪いか!
ピロピロピロピロ
「電話なってるけど出なくていいの?」
「別にいいだろTE勢だし」
「インターホンも鳴り出しけど」
「田中さん窓で寺本さんがプラカードで叩いてますよ」
えーと何々...リア充にペイントガン当てに行こうぜって普通に捕まるからアウトだろ。腕でバッテン作って断るか。
何だよ次は。家に入れてくれってか、居れて欲しいか?入れてやるよ!(どっかの決闘者)
「ふぃー寒かった」
「普通に携帯で連絡すれば良かっただろ」
「それじゃあ面白くないだろ」
取り合えず家の中に居れたが何しに来たんだ。コイツ。親父狩りならぬリア充狩りは却下したからやる事ないのに
「あぁんなんでぇ?」
「リア充は取り合えずキリストに裁いて貰うとしてケーキあるから食べようぜ」
「やったな束、ケーキが食べれるよ」
「おいやめろ」
テーブルで不貞腐れてる束の耳が少し動いて、ゆっくりと体を起こしてく。何故か残像が見えるが気にしたら負けなんだろう。そう、お前の中ではな。
このメンバーでケーキでもいいが、後二人呼ぼうかと思ったけど面倒だな。岳斗先生の次回ケーキにご期待下さいってな。
「一つ言い忘れてたがホモ一匹と猫じゃない坂本さん呼んだんでよろしゅう」
「おーまーいがー」
「ほほう!これは賑やかになりそうですな運び屋さん」
「そうだなボッチ」
クロエが混ざりたそうにしてるが語録?いやネタが無いと言った方が正しいか。此間見せてあげたんだけどな、ニコニコ大百科と言うネタの宝庫を。
「あれだよクロエ。デカビタ飲め」
「ありがとうございます」
さらっと岳斗が酷い事言ってるが何時ものだから仕方ない。
「おまたせ。ココアあるけど飲んでかない?」
「貰うわ」
「待て。何処から入って来たお前ら」
「普通に窓から入ったよ」
「はぁ...(クソデカ溜め息)」
コイツ精神状態可笑しいよ(ブーメラン)窓からじゃなくて煙突から入って来いよ折角サンタの格好してんのにさ。さてはオメーサンタじゃねぇな?
「後これ持って来たからやろうぜ」
そう言って、坂本がポケットからゲームキューブのディスクを取り出した。何とケースの中身はドカ○ンだった。
「お前友情破壊しに来たの?」
「スマブラよりマシだろ」
「これの方がスマブラよりタチ悪いわ」
「何々ー新しいゲーム?」
坂本が面白いゲームだぞって束とクロエに説明しだし、ゲームをやる事になった。何故クリスマスなのにバトロアやらんといけないのか、宿命なのか使命感なのか分からないよパトラッシュ。
「じゃあ、チーム組んでやるか」
「は?」
「こんだけ人数居るんだからチーム組まないとな」
「そうだよ(便乗)あ、俺とチーム組んだ奴耳糞ミュージアムな」
「ヒデェチーム名だなおい」
「うへぇ絶対に同じになりたくないなー束さんは出来ればくーちゃんとりゅーちゃんが良いなぁ」
「あ、いっすよ(王者の余裕)」
不味い。この流れは完全にホモのペースになっちまう。何としてでも経験者と初心者をバラバラに組ませなければ負け確だ。経験者PT3人と初心者2人と経験者1人のチームなんぞ出来レースにも程があるぞ、耳糞ミュージアム供め。
「はい、よーいスタート」
「待てよこら」
「えー実況は私、ジョン・カビ○がお送りします。」
「解説の方はクロエ・クロニクルがお送りします。」
嗚呼...駄目みたいですね。変に思考してたせいでゲームが始まってしまった。これから地獄が待ってると知らずに、可哀想に。
「所で田中さん」
「何だいクロエさんや」
「相手の手を見てコマンド入力見てもルールOK何でしょうか?」
「耳糞ミュージアムにその手はやめとけ、バトル始まった瞬間に押してるから見えん」
「成る程」
クロエが頷いてると束が耳糞に勝負仕掛けてた...ん?オイオイ馬鹿野郎。
「お?やんのか?ボッチ」
「その減らず口叩き潰してやるよ」
「サレンダーするなら今のウチだぜ」
「こっちが先行よ後攻の奴には言われたくないね」
茶番が始まったけど気にしない。大人しく僕はケーキ食ってるから、俺の番になったらコントローラ貸して。
「は?」
「後攻初手降参は当たり前」
「束さんから逃げるなよ」
「お前、序盤で戦闘は楽しくないぞ。取り敢えず城出てからな」
早速友情崩壊してるけど君達、後半から本番だからな。友情崩壊ゲームは。因みに使用キャラは魔法特化と忍者で、あっちが殺し屋と謎の生命体だ。
「一旦休憩な、丁度セーブ画面やし」
「そうするかー疲れた疲れた」
「ケーキは?」
「冷蔵庫」
束とクロエはと言うと耳糞ミュージアムにどの様に仕返しするか考えてる。最終的には金が全てだからな、あの人生バトロアゲーム。
「久しぶりに電気消してロウソク付けて消そうぜ」
「最近やってないからやるか」
部屋の電気とテレビの電源を消して、ショートケーキにロウソクを刺してチャッカマンで火を付ける。
「クリスマスソングの歌詞忘れたんだが」
「奇遇だな、俺も忘れてる。」
「此処に居る皆忘れてるだろ」
「仕方ないからビリー兄貴と野獣先輩祝うか」
男子全員はそれに決まり。少女と行き遅れ一人は互いにを祝う事にした。
「ハッピーバースデーなんとかーハッピーバースデービリー兄貴と野獣先輩。これから皆で友情破壊しますー」
こうして彼らのクリスマスが始まった。
やあ皆さんお久しぶりです。今回は短かったけど許して。正直な話を言うと小説書く気力が無かった。後は仕事で疲れとかモンハンやってましたとかで色々な物に手を出したりとかしてたせいで書くと言う事を忘れてました。丸。まぁ、あれだよ僕は何かにハマり出したらそれしか集中しない癖がありましてね、それのせいなんだよ(言い訳)
んじゃ、またいつかお会いしましょう。バイニー