じゃあ俺、IS触らないで帰るから   作:Izayoisigu

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デジャブ


番外編

今日は篠ノ之神社に来てます。何の神様祭りしてんのかは知らんが、神様にお祈りだよ。

前に来た時と同じ服装なのでモッピーには速攻バレますけどね、初見さん。そもそもモッピ―いるかどうか知らんがな。どうでも言い話だけど廃墟とか立ち入り禁止の神社って死体とかあるらしいっすよホントにどうでもいいけど。

 

「所で君何故ガスマスクなんだ」

「気にすんなよ」

「気にするなって言うのも無理な話だが」

「じゃあ、あれだよ。赤い彗星とアムロの違いだと思えばいいと思うよ」

「どんな例えなんだ...」

 

俺も気になるが何故貴方が此処に、千冬さんや。仕事はどうした?休みなのか。

 

「山田君ゲフンゲフン...有休を取ったから大丈夫だ。」

「教師いや、働いてる人としてどうなんですかそれは...」

「私も偶には息抜きしたくなる」

「えぇ...」

 

すっげーわざとらしいなおい。因みにいつものメンバーは(居)ないです。3人は面倒臭いからパスで束は適当ぼかして来なかったな。

 

「ふーんじゃあデートかよ(決闘者)かよ」

「馬鹿たれ寝言は寝て言え」

「もっと腕にヴェクターキャノンまくとかさ」

「ヴぇ何だって」

 

普通に考えてもヴェクターキャノン腕に巻くものじゃねぇし、小型物ねぇよ。あれ一つあれば世界消滅可能だよワトソン。んなこたあどうでもいいんだよ。神社来たら何するってお祈りだよ。お祈りしにイクゾー

 

「そんじゃまた今度」

「まぁ待て」

「何でしょうか」

「最近一夏が妙な物で発狂してるからそれについてお前は何も知らないか?」

 

妙な物って色々渡してたから心当たりしかないぞ?どう切り抜けるか...恋に発展するMK5でもないし、はてなんだろうか。

 

「確かアイザックってゲームに発狂してたな」

「あ...(察し)」

「その顔は知ってるな。ちょっとお話しようか」

「やだ小生やだお家帰る」

「安心しろ死にはしない」

 

こうして、彼の冒険の書1は消去された。...あのさ、千冬さんの筋力ってどんくらいなんですかね?ビクともしないんですかそれは。仕方ないので私は諦めて捕虜になるよ、立花さん。

 

ずるずると引きずられ、丁度日影と木の間に日光が差す昼寝スポット的な所に来た。

 

「んで、何でしょうか?」

「五月蝿いから攻略方法教えろ」

「え?」

「それだけだ」

「それだけ?」

「ああ」

 

何てこった。まさか世界最強からゲームの攻略方法教えてくれって凄い言葉だぜ?学園の安眠の為とは言え、ゲームで救われるってのも可笑しな話だが仕方ないね。攻略法を教えてあげようじゃないか。

 

さっとズボンのポケットからスマホを取り出し、例のゲームを起動。

 

「あの、近くないですか?」

「仕方ないだろ画面が小さくて見えんのだから」

「少し古い物の方が使いやすいんですよ」

「それも一理あるが最近の携帯は便利な機能が増えて来たじゃないか」

「あんなもん使ってられないですよ。開発側も苦労して作ってるのは分かりますけど無駄な機能が追加されてて、逆に重くて使いずらいったらありゃしませんから」

「ふむ」

 

そう言って少し考えこむ千冬さん。ISでも、いやあそこをこう...とブツブツ呟き始めた。

 

「俺帰っていいすか?」

「待て待てまだ攻略法が」

「あんたが考えてる内にゲームクリアしちまったよ」

「な!?」

「いや驚くなよ。俺何回も解説しながらやったぞ」

「はぁ...クリアした物は仕方ない本題に入ろう」

 

こっちが待て待てだよ。本題って何だよ、こっちはくじ引いてお祈りして帰りたいんだよ。勘弁してくれとっつぁん。もう良いだろ?俺、頑張ったよね?もうゴールしても良いよね。コッコファイヤーで。

 

「束は最近何してるんだ?」

「貴女の親友だろメールとか電話しろよ」

「コロコロ携帯変えるせいで連絡も満足に出来んからお前から聞いてるんだ」

「束そんな事やってたの?海外の電話番号無料で取得出来るのに面倒な事よくすんな」

 

ふーむ。最近の束か。働いて酒飲んで酔って、俺の事襲って来てクロエガードで防いで叱られて...ん?ロクな事やってねぇぞ。待てよ、そもそも普通の行動したか?いやNOだ。天と地をひっくり返さないと無理だ。だって自分の事を天災って言う人物だぜ?ただのヤベェ奴なんだよなぁ。

 

「お酒呑んでぐうたらしてるだけ」

「何やってるんだアイツは」

「そゆことでお願い事してくるか」

「またな」

 

シュコーシュコーっと息を吐きながら、去って行く田中を見つめ少し考える。もし田中がiS学園に居たら少し変わったかもしれないと、そんな期待が込み上げてくるがそんなあったら、もしもの話何て無いのは分かってるが少しだけ息抜きをさせてくれと思う。

 

 

 

 

カラカラ、パンパンっと音が響く。5円を賽銭箱に入れて祈る。何故5円かだって?ご縁があるようにだよ。もし5円玉を2枚あるとしよう。その二枚を賽銭すると、十分にご縁がありますようにと言う意味?っていうかそんな意味があるが、逆に返して見よう。言葉の意味をそしたらご縁が遠のくっていう考え方の人も居る。結局の所5円玉賽銭箱に入れるのが丁度いいかな個人的には。

 

「まぁ、結局あれだよな。自分が入れたい分だけ賽銭するのが一番だy...」

 

バキバキ

突然足場が崩れ、スポットハマる。次に鈴が落ちて来て頭に直撃し血が出て来たがピクリともしなかった。ガスマスク内の彼の顔は何かを悟った顔をしていた。

 

 

 

一方変わって此処はis学園の食堂。一夏は今日も今日とてハーレムを送っていたが、ニュースを見ていた。

 

「昨晩。篠ノ之神社でガスマスクを付けて青年が、賽銭箱の手前で頭から血を流してハマっていました。たまたま近くに居たブリュンヒルデに助けられて無事、救出されました。以上◯テレニュースからです」

 

だから俺達が行った時は穴空いてたのかっと何処か納得した一夏だったが千冬姉ぇと田中さん居るんだったら呼んでくれても良かったのに、っと何処ズレた考えをしていた一夏だった。丸

 

 

 

 

 

 

 




本編はどうしたって?日常系に本編なんぞんなもんねぇよ。

やあ。後書きが逆だって?気にすんなよ今日はそう言う気分だったんだよ。まぁあれだよね、今回も短かったけど許してヒヤシンス。今回もってか何時も通りだけど分かる人には分かるネタがちらほらあるから探してみてね。後はですね、田中が学園行ったらっともしもの話を書くもしれないですそんなIfのお話があるかもよ?(大嘘)

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