じゃあ俺、IS触らないで帰るから   作:Izayoisigu

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今日は田中の学校のある一部を見て行こう。


13話

「あ、もしもし一夏君」

『どうしたんですか?』

「君と俺が会った時に言った文化祭の事覚えてる?」

『勿論覚えてますよ』

「その事で君の友人に会わせてくれないか?こっちもちょっと早めにやらんと間に合わなくなるからさ」

『すみません、今週の土曜日で大丈夫ですか?』

「大丈夫だよ、でも急にすまんね」

「此方こそすみませんあ、時間ヤバイのでメールか土曜日の時に」

 

そう言い残して電話が切れる。

今年の文化祭はどうなるのかな、面白くなるのか普通の文化祭で終わるのか分からんがあの校長だ。

絶対に何かあるのに違いない取り敢えず一旦トイレから出るか、トイレ行きますからと言ってから7分は流石に長く居過ぎたな。

 

トイレから出ると教師が居た。

 

「ちっすよく倒れる加藤先生」

「田中君貴方ひょっとして私に喧嘩売ってません?」

「失敬な誰が31歳になっても独身の加藤先生に喧嘩何て売りたくもない」

 

プルプルと肩を震わす加藤先生。

そんなにプルプルしてたらネタ振っちゃいますよ、プルプル私は悪い加藤じゃないよって。

 

「ちょっと先生とお話しましょうか田中君」

「スピード田中はクールに去るぜ......」

 

廊下を走り逃げる。

後ろで加藤先生が追って来てるが残念、貴様に体力がないのは知っている。

廊下を右に回りすぐ近くに保健室を発見したから中に入り、ベットの下に隠れる。

 

「何処行きやったあんのクソ餓鬼」

 

やべぇ凄い怒ってるな、これ出たらぬっころされる。

何かこの鬼ごっこ前にもやった様な記憶があるんだがまぁいいか、忘れる事は大体どうでもいい事なんだから。

 

 

「はぁ....大体何で田中はああやって結婚ネタで」

 

ぐちぐちと言ってる加藤先生。

俺が何故結婚ネタで煽るかって?

女尊男卑を無くす為だよ馬鹿野郎、どんだけ男が生きずらいと思ってるんだこの前何か3万のバック買わされたんだぞ糞が。

ガラっと扉がスライドして開き、誰かが入って来た。

 

「あれ、保険の先生」

「加藤先生こそ何故此処に?」

「いえ、ちょっと田中に用がありまして」

「あー男に人気の田中君か」

 

ファッ!?えっとちょっと何それは.....(UDK)俺始めて聞いたんだけど如何なってやがる。

結婚ネタで潰すぞ貴様ら、特に保険の先生さんよ俺は知ってるぞバツ2って事を俺は知ってるぞ。

 

「アイツは本当に馬鹿ですからねぇ」

「でも、去年の文化祭に時に霊夢?のコスプレして人気出ましたからねぇ」

「あれだけは女の私でも何か負けたのが悔しいですけど」

 

ザマァみやがれそのまま心折れよ、弄ると面白い反応してくれるから弄られるんだよ加藤先生。

 

「ねぇ霊夢ちゃん?」

「先生何か言いましたか?」

「いえ何もお茶でも飲みますか」

「イイですねぇ」

 

突然俺の身体が冷たくなった。俺が此処に居るの知ってやがるな!?

何故だ、カーテンを締めてるのに何故ばれた。

いや、そこは問題じゃない何故貴様が俺の好きなキャラを知ってやがる何故貴様がキャラを知ってる。

 

「私はもう戻りますねお茶有難う御座います」

「いえいえ、頑張って下さい」

 

では、っと言い扉をスライドして出て行く加藤先生。ヤバい早く救援を呼ばなければ、何されるかたまったもんじゃねぇ。

携帯を素早く取り出し送信しようとするが、

 

「どうも田中君、いや霊夢ちゃん」

「はぁはぁ........やめてくれ」

「私にコスプレ見してくれませんか?」

「お願いだ、それだけはやめてくれ」

 

ベットの下を覗く笑顔の先生が居た。

つい脳が謎の恐怖で機能停止して携帯を手から落ちる、カタっと。

廊下中に誰かの叫び声が響き渡り、職員室、授業中の生徒先生達が謎の絶叫に吃驚し時が止まったかの様に数秒してからまた動き出す。

 

 

カシャ、カシャっと一眼レフカメラで写真を撮る保険の先生と涙目で拘束されてる霊夢コスした田中がそこに居た。

 

「つ、次はこれ付けて」

「や、やめて....」

 

先生が強制的に嫌がる田中にアイマスクを付けて写真を撮っていく、カシャカシャとシャッターを押して次の奴はこれで行こうコスプレ写真集はっと、考える先生であった。

 

田中は只々この悪夢が早く終わらないかと祈る。

が、この撮影はまだ終わらない。

学校が終わるまでこの撮影会は終わらなかった。

因みにだがこの犠牲者は田中だけで、写真は女子生徒と女性教師に出回った。

数日後裏ルートで悠達は写真をゲットしたりしていなかったり。

 

 

 

 

 

 

そして放課後。

 

「お前大丈夫か?死んだ目の魚してるけど」

「え、大丈夫だよ岳斗さん」

 

3人が心が共通された、誰だコイツ。

何かどっかのキャラクターになりきってると言うか人格がぶっ壊れて駄目だこりゃ、一体誰がぶっ壊したんだコイツの人格。

 

「田中今日何処に居た?」

「何言ってるの?私は博麗霊夢って名前だけど今日はずっと神社でゆっくり過ごしてただけだけど如何したの?悠」

 

君が居た場所は神社じゃなくて学校だよ、寺子屋じゃないんだよ。

それと君の名前は田中龍って名前だよ。

取り敢えず、束さんに連絡しようか。

 

「束さん仕事中にすみませんちょっと田中の人格が消滅したんで見てくれません?」

『まさか君から電話くるとは思いもよらなかったなぁ』

「俺もだゾ、そんな訳でよろしくオナシャス!」

 

気絶させて運ぶか。

 

「ちょっといいか?」

「何よ?」

「フンッ!」

「ぐっ!?」

 

気絶した田中を家に運ぼうとするが坂本が待ったをかけた。

何だよ人格ぶっ飛んだ奴を早く運びたんだが、お前は何をする気だ貴様。

 

「ちょっと待ちな悠」

「何だよ」

「ソイツをカフェに運んで脇巫女で働いて貰えれば確実に稼げる。給料を倍にしてやる、どうだ?」

 

給料を増やす、高校生の心を揺るがす最大の言葉。

一瞬だけ心が揺らいでしまったが、彼には効かなかった。

 

「しょうがねぇな〜」

「すまんね、こっちも商売がね」

 

悠が坂本に預けようとした瞬間。

 

「フンッ!」

「がっは!」

 

悠が腹パンして気絶させ、倒れる坂本。

誰が預けると言った馬鹿野郎、俺はしょうがねぇなと言っただけで預けるとは一言も言ってないゾ。

 

「じゃあ行くか岳斗」

「へいよ」

 

坂本を放置して田中の家に向かう。

 

 

 

 

「お邪魔しまーす」

「やあ、りゅーちゃんは?」

「某何処かのキャラになりきって閉じ籠ってる」

 

あちゃーそれはマズイねと言っている。

が、何処か楽しんでる様に見える。

 

「あ、今日俺ら泊まって行くからよろしく」

「えぇ〜」

「君料理出来んの?」

「あ.....」

 

床に手を付いて心が折れた音が聞こえて使い物にならなくなった天災(笑)天災だったらそれぐらいで心折れるなよ、今日から豆腐って呼ぶぞラビット。

 

「はよ戻せ」

「テイ」

 

豆腐が謎の銃の形をした物から紫の光線が田中に当たり、煙が一瞬で消える。

 

「君の名前を教えてくれ」

「バートリ・エルジェーベト」

 

何でお前が出てくるんだよ、飛び過ぎだよお前の頭過去に飛び過ぎだよボケ。

 

「何やってんだよ豆腐ブチ殺すぞ」

「ごめんって!てか誰バートリって」

「大量の罪を持ってる人物」

「テイ」

 

罪と聞いた瞬間光線を田中に向かって撃つ。

次こそ戻ってくれよ。

 

「名前は?」

「博麗霊夢」

 

戻って来ちゃったよ、お前は幻想郷の住民だったのかよ(困惑)

 

「ちょっといいか?」

「何だ岳斗」

「この豆腐は使えんからもう殴って記憶消失にしようぜ」

「そうするか」

 

ちょっと何するのよ!と女声で言ってくるがスルーだ、すまんねこれも仕事なんだよ。

岳斗がキレの入ったコークスクリュウを田中の頭に当て、血を吐いて倒れる田中だがすぐに起き上がった。

 

「いってぇ!?頭が割れる様に痛てぇ」

 

床でのたうち回る田中だったが周りを見渡し狂った様に笑出した。

 

「ハハッハハハハ生きてるぞ!!俺は生きてるぞヒヒ生きてるって素晴らしい!!」

 

涙一雫溢す田中。

玄関からクロエが袋を持って帰って来る。

リビングに入り発狂してる田中を見て取り敢えず殴って静かにしたクロエだったが、3人はなんて事を.....という世界が終わりに顔をしていた。

 

「貴様らぁただで帰れると思うなよ?」

 

田中が言った言葉が引き金になりリアル鬼ごっこが始まった。※二日後には元に戻りましたちゃんと。

 

 




何でこんなの書いてるんだ俺

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