じゃあ俺、IS触らないで帰るから   作:Izayoisigu

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スマブラ万能過ぎんよぉ俺の中では。

活動の設定の仕方がイマイチ分からん、コメント来てるのに何で見れないんだよ、どうなってやがる(無能)

追記

ログアウトしたら見れました。面倒臭いけどログアウトして確認しながら返信します、お手数ですがよろしくお願いします。


7話

現在俺の家に一夏の友達が来ている。IS学園から来た友達が来てるのだ。

まさか女子3人とは、ちゃんと聞かなかった俺が悪いけど女子3人が時折こっちを睨んで来るのはやめてもらいたい。

 

「いやさ、俺の家に来ても何もないぞ」

「駄目でしたかね?」

「駄目とは言ってないけどやるとしてもゲームしかないぞ」

「じゃあ、スマブラやりません?」

「まぁええか」

 

俺は後ろから見てるだけだけどな、初心者の間に上級者が入ってみろクソゲーとかつまんねとか絶対に言うから俺はやらん。

 

「少し待ってろ持ってくるから」

「すみません」

 

自分の部屋からハードとコントローラーを持って来て、リビングにあるテレビにセットして電源を入れる。

一人のツインテ少女があ!っと呟いた。

 

「これスマブラじゃないですか!」

「やった事あるのか」

「ありますよ」

「ほお、そちら二人は?」

 

ポニテの子と金髪ドリルの子がいきなり話を振られて困った顔をしていた。

 

「すみませんが触った事すら無いです」

「わたくしも触った事がないです」

「やり方教えるからゆっくり覚えて行こうか」

 

因みにだが束とクロエは仕事でスマブラの強い順は俺、悠坂本、岳斗、束、クロエ、一夏となっている。

前回坂本とクロエがやった時は坂本が手加減して負けたらしくその事を知ったクロエが本気で戦って下さいと言い、再戦して瞬殺されたらしい。

三タテされて20%しか与えられ無かった時は何故か4016円の顔になったなクロエが。

 

それと何で一夏達が居るかと言うと今朝携帯からメールが来て誰かなーと確認したら一夏君だった。

内容を確認した所今日友達を連れてそちらに行ってもいいか?というメールで、何もすることないが、どうぞっと返信し今に渡る。

 

「Yボタンをちょん押ししてみん、少ジャンするから」

「ここから色々繋がりますのね」

 

俺は金髪の子セシリアに教えて、一夏君はポニテの子箒の方を教えてる。

だからこっちを睨むなツインテ少女、お前の名前鈴からツインテ少女に改名するぞって脛蹴るないてーから。

 

「ちょっと貸してね」

「どうぞ」

 

セシリアからコントローラーを受け取り、カチカチとスティックを上手く使いながら操作する。

 

「慣れてくるとこんな感じに動けるから頑張って」

「凄い滑らかに動きますわね(案外ゲームも馬鹿にできませんわね)」

 

画面にはヌルヌルと動く素麺(鳥)が居た。

 

一方、一夏達は......

 

「剣の先っぽに当てると吹っ飛びとダメージ上がるから意識しといた方がいいぞ」

「ふむ」

 

箒が選んだキャラは剣繋がりで白馬の王子を選択した、一夏が愛用してるキャラと被ったが逆に教えやすくなった一夏は好都合と考えた、自分が使ってるキャラならアドバンテージにもなるしデメリットも教えられるからと。

 

「こういうのは苦手だがこのゲームなら出来そうだな」

「それは良かった」

 

一夏と箒が何処か嬉しそうに笑みを浮かべていた。

一夏はゲームの世界を知って貰えて、箒は一夏と一緒に何かを出来るという事を。

 

鈴の方は、

 

後ろで見ていた鈴はこうやってゲームの世界に引き込まれて行くのかっと何かを悟った顔をしながら見ていた、カステラを食いながら。

途中で田中が戻って来て、疲れたと言いながら椅子に座った。

 

「大丈夫なんですか?」

「あー大丈夫だから気にしないで」

「田中さんは一緒にやらないんですか?」

「俺手加減とか出来ない人だからやらんかな、折角ゲームに興味持って貰えたのに手加減無しで行ってつまんなって言われると結構心に来るからさ」

 

何か分かる気がする、自分の好きな物を相手に勧めてつまらないと返された時は結構心にきたわね。

最初はちょっとずつ知ってもらって行くのが良い、グイグイ行きすぎると逃げられてしまうからね。

 

「そうですね、ちょっとずつ知って貰うのが一番ですね」

「せやろ?ひろがる」

「プラズマーって何言わせるんですか」

「君もこっち側の人間とはたまげたなぁ....」

「えぇー」

 

 

田中が思い出した様に聞く。

 

「IS使ってひろがる」

「プラズマーは出来ませんよ」

「出来ないのかじゃあ麻雀も出来ないのか」

「何でそれをチョイスしてくるんですか」

「安全でいいだろ」

「安全ですけど......」

 

普通に手で打った方が面白いだろう麻雀は、そもそもISを何て考えてるのかすら分からない直接聞いた方がいいだろう。

 

「田中さんはISを何て考えてますか?」

「愛犬ロボてつ」

「微妙に合ってるから困る......冗談抜きの考えは?」

「一つ手を間違えれば変わる凄い宇宙服で一部の女性が何としてでも手に入れたい物、そして儚い夢物語」

 

 

巫山戯てる様でちゃんと考えてる、よくわからない人だ。

私が思った事は。

 

「モッピーカウンターだ」

「モッピー!?」

 

田中に言われたとうりカウンターをしたら見事に成功したが、ギリギリバーストしなかった。

 

「田中さん裏切りましたわね!」

 

セシリアが振り向いて文句言ってくるが田中が前見ろ前見ろと言われ文句言う暇も無かったセシリア。

 

「セッシー上スマでバーストするぞ」

 

セシリアも言われたとうりにスティックとAボタンを同時に押して画面外まで上に吹っ飛びバーストする。

 

「田中さん!」

 

箒も振り向いて文句言ってきるが田中は口笛を吹きそっぽを向く。

 

「誰もチームを組むとは言っていないし指示を出すなとは言っていないからな(ゲス顏)

 

二人は共ぐぬぬぬと言いながら交代し後ろで見ていた一夏は苦笑いしていた。

箒とセシリアの試合は終わり次は鈴と一夏に交代。

 

 

 

 

「二人共どうだった?」

「日本のゲームは面白いですわ」

「最後田中さんが助太刀したせいでなんとも」

「でも楽しかっただろ?」

「否定はしません」

 

田中は笑い声をあげながらそうかそうかと頷いていた。箒はお茶で一服しセシリアは紅茶とクッキーで一服。

 

「ISの試合ってあんな感じだろ?以下にダメージを喰らわないで相手を落とすか」

「確かに同じですけどISは体全体使いますので何とも言えませんわね」

「その辺は俺には分からない世界だわ」

 

デカビタを飲みなが窓を見て今日もいい天気、とクッキー☆を脳内で思い浮かべたら謎の寒気がして思い浮かべるのはやめた。

 

「所で箒さんや」

「何ですか?」

「篠ノ之神社の人だよね」

「そうですけど、何故私の家を」

「昔ガスマスク装着して行ったの思い出して、俺を見て泣いた子かなぁって」

 

私が泣いた?と昔の記憶を急いで探り出し、とある出来事を思い出した。

何故か自分の足が痙攣しだし腕で抑える。

 

「あのガスマスクって田中さんだったんですか!」

「やっぱりあの子か!いやー久しぶり」

「あれ凄く怖かったんですよ!」

「許してヒヤシンス」

「あれだけは許しません、ガスマスク付けた男に追いかけられる気持ちを考えてる下さい」

 

あれは凄かったな、竹刀を持って立ち向かおうとして俺が一歩近づくと子供の頃の箒は一歩下がり最終的に追いかけっこが始まり、姉に泣きついてあの人追い払ってっと頼んでたのを今でも忘れやしない。

 

「お詫びに一曲弾いてやるから許せ」

「お断りします」

「あら、田中さん何か弾かれますの?」

 

逆にセシリアが興味を持ち箒はお茶を飲みながら一夏に目線を向ける。

 

「三味線とか色々と」

「聴いてみたいですわね」

「俺も一回だけゲームやってからでいいか?」

「分かりました」

 

よし、一夏君と鈴には本当のヤムチャ視点を見せてやろう。

 

「俺も仲間に入れてくれよ〜頼むよ〜」

「コントローラーどうぞ」

「あれ、やらないんじゃ」

「気が変わったから一回だけ参加」

 

田中が選らんだキャラはCFで一夏と鈴は王子と配管工の兄。そして始まった、約束された試合が。

 

「ちょ、メテオ完璧に決まったのに何で戻って来れるんですか!?」

「ズラしから半確でじゃあな」

 

一夏はメテオを決めたがズラしを使われて下に落ちるはずなのに左上に受身を取ら膝蹴りを使われ一機ダウン

 

「次は貴様じゃああ」

「こっち来ないで下さい!ピンクの変態で!」

「ピンクの変態ちゃうわCFや」

 

配管工はCFに掴まれ横投げループから掴み下に投げで膝蹴りで終わった。

何とも悲しい結果なのだろう、鈴はセシリアに抱きつきアイツ大人気ないと愚痴り宥めて貰ってた。

 

「君にはイイコンボをあげよう」

「入りません!」

 

何とかカウンターで吹っ飛ばすがズラしで受身を取られ中々バーストしてくれない、478%でバーストしないってどうなってるんだと思うがこれで倒せれば俺の勝ちと焦りながら何処かチャンスを待ってるが

 

「捕まえた」

「あ」

 

一夏はコントローラーをガチャガチャするが暴れてくれない。

掴み下から空A擦り当てからダッシュAを繰り返され、おて玉状態で最後に膝蹴りを喰らって終了した。

何とも酷い試合だったのだろうか。

 

「三味線取って来るわ」

 

田中は涼しい顔をしながら楽器を取りに行った。一夏と鈴が何とも言えない顔をし二人揃って「あの人とはやりたくない」と言っていた。哀れ田中いつか一緒にやってくれる人が現れる日を待つんだ。そしてゲームは終了し田中の演奏が始まった。

 

 

 

 

「自分の曲でいっか」

 

テーブルに置かれたノートPCに繋がれたスピーカーから音楽が流れ、自分のパートだけを弾く。

フルートの音と三味線の音が合い、綺麗に音が合わさる。

流れてるBGMからはハウスリミックスという類で三味線と相性が良くYouTubeとかで一部の人によく聞かれる。3分と短い曲だが聴くと長く感じる。

曲は終了し、小さく拍手された。

 

「とても綺麗でしたわ」

「どうも」

 

弾いた甲斐があったなと、田中は思う。

 

「次はリクエストどうぞ」

 

一人の演奏会が始まり、ギャラリーは4人だがそれでも関係はない。

聴いてくれる人が居なきゃ音楽は成り立たないのだから。

 

 

 

 

「お帰りー」

「ただいまーりゅーちゃん」

「ただいまです」

 

現在は夜。一夏達はまた遊びに来ますねと言い帰って行った。

 

「仕事お疲れ様」

 

仕事から帰って来た束とクロエを出迎え、リビングに誘導する。

 

「本当に疲れたー坂本さん厳しいよー」

「了はあれだからなぁ」

「田中さん私達は飲み物を要求します」

「へいへい」

 

冷蔵庫から酒とデカビタを取り、テーブルに置く。

クロエと束の最近の楽しみは仕事帰りの冷えた飲み物らしい。

デカビタは俺が飲んでる時にクロエが気になって一本上げて飲んでみたら気にったらしい。

 

「あ、最近ね束さんを追ってる人達が此処に来てるから気を付けてね」

「マジかよ」

「最悪りゅーちゃんにも被害がいくかもしれない」

「はぁ.....まぁええわ」

「もし被害が来たら私達は田中さんをお守りします」

 

別に俺は守って欲しいとは言っていない、普通に過ごせればいい。

 

「自分の身は自分で守るからいいよ」

「しかし....」

「いざとなったら彼奴らも巻き込んで荒らすから大丈夫だ。そしてこの話は終わり!閉廷!」

 

自分はただの一般人で何が出来るかと言われたらそれまでだ、だがただで被害は受けたく無い。

俺の人生なんだから自由に生させろ、てめぇらに俺の人生を決める権利何てねぇんだから。

 

 

 

 

 


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