一夏ちゃんを無双させたいが為のインフィニット・ストラトス 作:銭湯妖精 島風
とりあえずラファール・リヴァイヴを無力化してから打鉄2人の方は考える事にして、武装担架を稼働させて突撃砲のチェーンガンで打鉄に牽制をしつつラファール・リヴァイヴへ長刀を振るう
「速い?!っくぅ」
完全に私を嘗めていた彼女は持っていた銃火器を犠牲にして私の長刀を交わす
「おや?間合いを図り損ねましたか、では次は胴を割って見せましょう」
「嘗めた口を聞いてんじゃぁねぇ!!」
ラファール・リヴァイヴは頭に血が登っているのか、乱暴にアサルトライフルを右手に展開し私へ銃口を向けるが加速して間合いを詰めて左手の長刀の峰でアサルトライフルの横を叩き射線をズラし、右手の長刀で左手首を斬り落として回し蹴りの要領でラファール・リヴァイヴの腹を蹴り海面へ叩き落し反転し、打鉄の方へ向き
「さて、貴女方は如何しますか?次は手加減して生身を傷付けない様に斬れないかも知れません、大人しく投降すれは命の保証はしますが?」
私の言葉に打鉄2人は困惑している様で2人固まり小声で相談をしている
爆装をしているとはいえ、あくまでも艦載機や対艦を意識した装備なのだろう
それに高機動装備のラファール・リヴァイヴは足の遅くなりがちな爆装の打鉄の護衛も兼任していたのだろう
そのラファール・リヴァイヴが小破とはいえ、容易く海へ叩き落とされたのだから相談するのも仕方ない事ではある
そんなこんな1分程待っていると、背後に水柱が上がりラファール・リヴァイヴが復活して滞空していた
「意外とタフですね、衝撃で気絶すると思っていたのですが」
一先ず打鉄2人からラファール・リヴァイヴへ向き直り言うと
「嘗めた真似してくれなテメェ、テメェは私が殺す、殺した後は私がソイツを使ってやるよ」
そう言い右手に近接ブレードを展開し口に入った海水と唾を吐き捨てる
まぁそんな事はどうでもいい今、彼女は私にとって聞き捨てならない事を言った
「今、貴女は私を殺して此の子を貴女が使う・・・と言いましたか?」
私は涌き出でる怒りを抑え静かに尋ねる
「あ?聞こえなかったのか?そう言ったんだよ愚図が、それとも命乞いしてみるか?」
彼女は実に勘に触る表情で言うので
「・・・そうですか、なら仕方ありませんね」
私は溜息を吐き言い意識を集中する
向こうで私は父の親戚の家に養子になり、とある剣術を習う事になった
二刀流の型を成し、
その会得した技の1つに特殊な間合いの入り方をして相手の無意識に潜り込むモノがある
名は、抜き足
この技は まさに初見殺し、相手はあたかも一瞬で眼前に敵がいる様に錯覚する
分かっていても長い修練を積んで漸く見える様になる技だ
まぁBETA相手には無駄な技ではあるが、人間相手に此れ程効果的な技はない
そんな訳で私は抜き足を使用しラファール・リヴァイヴに近付き近接ブレードを持っている右腕を肩口からバッサリ斬り落とす
「おや?ISには絶対防御なるモノが有った筈ですが、容易く斬れてしまいましたね?あぁ早く腕を拾わないと無くしてしまいますよ?」
彼女は斬り落とされた右腕を呆然と眺めているので、そう言うと遅れて叫び始めたので思いっきり膝蹴りを溝尾に入れ気絶させて黙らせる
「さて・・・貴女方は如何しますか?別に、この人と同じ様にしても私は構わないのですが?」
ラファール・リヴァイヴのうなじ付近の装甲を持ち2人に見せて尋ねると
「と、投降するわ」
「だから、助けて下さい」
そう言い打鉄の爆装を全て投棄し、両手を上げて降伏してきた
「分かりました、すみませんが貴女、この人の腕を拾ってきて貰えますか?運が良ければくっ付くでしょうし」
「は、はい。喜んで」
私の言葉に打鉄の片方が直ぐに腕を拾いに行く
うーん、少しやり過ぎただろうか?
まぁいいか、情報は得られそうだし
ふぅ、なんとか予定の内容がかけました
とりあえず、捕虜確保しましたw