一夏ちゃんを無双させたいが為のインフィニット・ストラトス   作:銭湯妖精 島風

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島外派遣

 

 

 

IS学園への潜入が決まってから1週間が経った日の事、正式に戦闘部隊全員が召集され、島外派遣任務に行くメンバーの発表される

 

「今回集まって貰ったのは、島外派遣任務についてです。もう知っている方も居ると思いますが、人類初の男性IS適性者が発見され、彼はIS学園に入学が決定しました。故に彼を害敵から守る為に我々は彼の直衞を内々に派遣します」

 

格納庫に並んでいる仲間の前に立って、タブレットPCを見ながら喋る

 

「では派遣メンバーを発表します、島の防衛や他作戦への影響を考え小隊規模での作戦行動をします。ではパトリシア・ジャクリーヌ・ブレア、エイダ・スレイマニ、ライザ・フォルク、以上3名は私に随伴し任務に当たります。拒否権はあります、出来るだけ早く申告して下さい」

 

 

タブレットPCから顔を上げ言う

 

「では、島外派遣メンバーは10分後に第1ブリーフィングルームに集合して下さい。その他の方は各自持ち場へ戻って下さい」

 

 

タブレットPCを脇に抱えブリーフィングルームへ向かう

 

 

とは言え、距離自体は大して遠い訳でもないので直ぐに着く訳だが

 

10分後、島外派遣メンバーが全員揃ったので私は口を開く

 

「では改めて、貴女方は島外派遣のメンバーに選出されました。拒否権はありますので出来るだけ早く申告して下さいね?」

 

そう言い彼女達を見渡してから

 

「作戦を説明します、我々島外派遣メンバーはIS学園の職員または生徒として潜入します。そして来たる害敵を迎え撃ち、奴等の尻尾を掴む事を狙います。仮に失敗しても抑止力として働くと思いますので各自の奮闘を期待します」

 

私の言葉にブレアが手を上げ

 

「隊長〜、要は織斑一夏を護りつつ奴等をブっ殺して情報を取れれば言いんすよね?」

 

「可能なら半殺し程度にして捕虜に出来るのが1番ですからね?」

 

やや物騒なブレアに苦笑しながら釘を刺しておく

 

「うーす」

 

そんな訳で私達はIS学園へ派遣される事が正式に決まった

 

 

メンバーは皆が皆、一癖も二癖もある人達だが悪い人達ではないので、頑張って行こうと思う

 

 

そして数週間の時が流れ、私達が島を旅立つ日がやって来た

 

 

「遂に旅立つ日がやって来ました、各々の職務を全うしましょう」

 

輸送機に荷物を積み込み、小隊のメンバーに声をかけると、一応返事は聞こえたが

 

ブレアは適当で、エイダは声が小さく、ライザは気の抜けた気怠げの返事が返ってきた

 

皆腕は確かなんだけどね、腕は

 

とりあえず輸送機で最寄りの協力者が手配してくれた空港に向かい、乗り継ぎをして日本へ向かう事になっている

 

流石に直接IS学園へ乗り込むにはリスクが有るので、仕方ない

 

さて、どうなるかな

 

少し心配では有る

 

 

 






今回は少し短めです

よいよ、派遣されましたね

これからどうなるでしょうか?


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