魔法少女リリカルなのは~幻英の書~(更新停止) 作:零乃龍夜
今回は日常回
誘拐事件とその後数日の話
他の人が何をしてたかの話です。
それでは
魔法少女リリカルなのは~幻英の書~
無印編
十三話「日課とこれから」
始まります♪
朱奈side
「はあ~~・・・・・」
皆さんどうも、只今寝不足の朱奈です・・・・・
さて、すずかとアリサに頼まれて二日経ちました、デバイス制作を行っているのですが・・・・・正直言ってキツイです。
いや、家にリニスさんというデバイス製作に詳しい方がいるから寧ろ順調と言うべきか・・・・・
現在、AIを組み込み、デバイスの外形、中の演算処理能力もかなりのハイスペックな仕上がりです。
おそらく、なのはの持っていたレイジングハートに負けないくらいの性能はあると思う。
魔力変換資質の非殺傷設定も仕上がり後は本人に渡して実際に使ってもらう事でようやく終わるのだが・・・・・
正直、渡していいのかわからない。
まあ・・・・・2人のことだから間違った使い方はしないと思うのだが、それでも仮にも魔力変換資質持ち。
素質を持っても制御出来ないと暴走して、周りに被害が及ぶ可能性があるし本人にも危険が生じる。
実際、魔力変換資質は制御するのは難しい、何度も練習してようやくモノに出来るのだが2人は魔法に浅い。
周りには魔力変換資質がわんさかいて最初は気にしてなかったがそれは転生者だから元々制御できるように神様が調整している事で2人はそう言う理由にはいかない・・・・・
「本当に渡してもいいのかな~・・・・・」
正直、二人がデバイス持つことはかなりメリットがある。
二人がデバイス持ち、魔法を手にする事は自衛目的にも使えるからだ。
二人は色んな意味で有名で、お金持ち、美少女、お嬢様。
唯でさえ見た目がアレだから周りの危ない紳士達?とか、前回みたいな誘拐なども今後も起きるかもわからない。
デバイスを持ってくれる事で自衛、身を守る方法を一つでも出来た方が良いだろう。
もう一つはジュエルシード。
リニス曰く、今回の現在、ジュエルシード以外にも何らかの力が干渉しているらしい。
その証拠にあの腕と足が宙に浮いてた鎧の化け物・・・・・
それと誘拐事件の時に起きてたらしい神社でのジュエルシードの捕獲の時にもイレギュラーが起きたらしい。
リニスはあの異形はジュエルシードとは別に現れるナニカだと・・・・・
そういった事もあるから2人にデバイスを持ってもいいと思うのだが・・・・・
「はあぁ~・・・・・」(ヽ´ω`)
「ま~た溜息ついとるん?」
「だってなあ・・・・・色々と悩みがあって、それは他の人に余り言えない物だし・・・・・眠いし・・・・・巻き込みたくないし・・・・・眠いし・・・・・かと言ってまた誘拐とかの事件が起きたらやだし・・・・・眠いし・・・・・」
「・・・・・これは重症やなぁ~」
と現在、僕は図書館の机にだらけながら同じ図書館の虫となっている八神はやてと話をしている。
もちろんの事だが彼女には魔法の事やデバイス製作については話していない。
かなり変換しながら話して、デバイスを護身物、友人二人が誘拐事件に巻き込まれたとかしか言ってない。
・・・・・普通そんな事は図書館で話す事じゃあないんだけどね。
でも今日は人が少ないみたいで図書館にいるのは僕とはやてだけ。後は図書館の管理人だけど受付で寝てる。
よくクビにならないなコイツ・・・・・
「でもどうやって作ったん?普通護身物って買うものやないの?」
「スタンガンもん小学生に持たせないでしょ・・・・・まあそのスタンガンの小型で装飾品みたいにした奴と言うべきかな・・・・・作り方はまあ・・・・・文学少女のはやてには難しいよ」
「誰が河川敷でシチュエーションを楽しむ少女や。それとそう簡単にスタンガン作れる人いないやろ・・・・・」
「何を言うか。世の中釘打ち機と木の板とガムテープでネイルガン作れる人がいるんだぞ」
「それは漫画の世界やろ!」
とかまあ・・・・・そんな会話が続いていく。
「まあ、作って欲しいって言われたんなら渡してええんちゃう?それで問題が起きたら自己責任やで。何なら契約書作って一切の責任を持たないようすればいいんちゃう?」
「・・・・・・・・・・腹黒たぬき」ボソッ
「なんか言ったん?」( ^ω^)ニコッ
「いえ、ナンニモ」
はやてさんのものすごい笑顔に顔を晒す。
怖い、はやてさん超怖い・・・・・
「片言何やけど・・・・・まあ、そんな事より朱奈君そろそろ頼むわ♪」
「はいはーい」
「はい、は一回や」
「はーい」
「伸ばさんでええ!」
「へい!」(*ゝω・*)ノ
「はい!」
そんなやり取りをしながら図書館を出る。
今日もはやての買い物の荷物持ちと車椅子を押す。
図書館で会うといつもこんな感じで最近では日課に近い。
「そう言えば最近どうなの?新しくお世話になってる人とは」
「それが凄いんよ。咲夜さん、何でも家事こなすし、それも全部私がちょっと目を離した隙に全部終わってるんもん。お手伝いしようにもなんも出来んから最近暇やなぁ~。あっでも料理の時はよく一緒にやってるで」
「そ、そうですか・・・・・」
そう、最近咲夜にははやての家で身の回りのお世話を任せている。
正直、家にはリニスが新しくお世話役がいるので前々から忙しそうだったはやての方に行ってもらうよう頼んだ。
まあ・・・・・それ以外にもあるんだが・・・・・
てか咲夜さん?能力めっちゃ使ってるじゃないですか・・・・・
咲夜さんならバレるようなミスしないと思うんだがちょっと不安。
「ん、どうしたん?」
「いや、なんでも。あっこの挽き肉安いよ。」
「おお、ホントや!なら今日はハンバーグやな!!」
「・・・・・食べに行ってもいい?」
「ふふっしょうがないな~ええよ。でも家の方は大丈夫なん?」
「今電話してOK貰った」( -`ω-)b
「はや!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「はい!という事で第5回幻英の会議始めます」
「いや、ご主人様。すごくサラッと始まりましたが何ですコレ?」
所変わって夜、僕は守護騎士とリニスを読んで部屋に集まってもらっている。
ユイは今、幻英の書とシャイニングハートの調整をしている。
いやぁはやてと咲夜さんが作ったハンバーグは凄く美味しかった。
何あれ、そこいらのレストランのハンバーグよりも全然美味しい。
なんかソースも市販物じゃなくて作ってたし、高級ホテルの夕食かよと思ったわ・・・・・
「いやね、今の現状の報告と今後の行動を話そうと思って開いたんだよ、特にタマモとアルトリアは現在のジュエルシード捜索の状況を聞かないと行けないしね。アリスとリニスは家とその周り、咲夜さんははやてのアレについて聞かないといけないしね」
「それはいいのだけど、此処で大丈夫なの?すぐ近くの部屋に直葉の部屋があるわよ」
とアリスが本を読みながら聞いてくる。
「大丈夫。防音はしっかりしてるし、誰か入ってきても今皆にはアルトリアの風王結界で見えないし、咲夜の時止めがあるからね。てか、アルトリアはいつの間に風王結界の規模が大きくなってるんですか?あれって剣を隠す事しか出来なかったですよね。」
「そこはあれです。毎日鍛錬をしたら自然と・・・・・」
「あなた一応英霊なのに成長するのですか?」
「・・・・・ねえ、二人共ちゃんとジュエルシードの捜索してるんだよね?」
「大丈夫ですよご主人様。残りのジュエルシードは既に分かっています。誘拐事件の時に神社に現れた犬型のジュエルシード、今日現れたのは公園の遊具。どちらも難なく封印していたみたいです」
「それと同じくイレギュラーの方も起きてたみたいです。見た目は余り詳しくは言えないのですが両方共、巨大な人型で、神社の方は真っ黒で公園では銀?に近い白い奴でした」
「どちらも苦戦していた見たいですがあの時と違って難なく倒してました。何やらご主人様の言っていた人数とは違って、茶色のツインテールの子と直葉様、茶髪の赤い籠手付きの男、サムライボーイとガール。後はイタチの皮を被った奴と聞いてましたが、それ以外にも銀髪でうるさい、何処ぞのE☆MI☆YAさんみたいに剣をポンポンだすバカみたいな人と黒髪の「わたし、お嬢様です☆」感をいかにも漂わせた猫被りしてそうな女。最後に金髪の胡散臭い奴もいて何ともカオスな状況でした。」
「うん、ちょっと待って」
なのはとスグ、一誠は分かったただサムライボーイとガールは宗次郎とななみかな?ユーノに関しては悪意ある言い方だし、銀髪のバカは和真だろ、黒髪は愛川さんなのは分かったけどこれも言い方悪いな・・・・・で、最後は天野少年か・・・・・うん
「行かなくて良かった・・・・・」
「ほんとです。何ですかアレ!あのカオス!特に銀髪と金髪!会った瞬間即NA☆GU☆RI☆A☆Iとか何処のバーサーカーでやがりますか!?つうか金髪の方なんて金色の波紋を周りに出してましたし、あれ完全に英雄王でしたよ!本人いたら即ギルティーだぞアレェ!!」
「落ち着いて下さいキャスター。朱奈様、とりあえず次は私とアリスの報告をさせて頂いてもいいでしょか?」
「う、うんお願い」
「では・・・・・私の方は今の所安全です。はやて様と一緒にお話もしてますし、お料理の方も手伝って下さるので。正直、小学生があそこまで家事をこなせるとは思いませんでした。それと・・・・・やはり獣が二匹が私にはやて様に関わるなと言って来ましたので、とりあえずご退場頂きました。最近は見かけなくなったので今の所問題ありません」
「次は私、家の方は問題ないわ、それとその周辺も。一つ気になるのは最近近くの商店街に金髪の女の子と黒髪に茶色の目をした男の子がいたのだけど、二人共それなりに魔力があるのよ。それと金髪の女の子はリニスが言っていた女の子にとてもよく似てたわ」
2人の方は問題無さそう・・・・・でもアリスの言ってた2人は気になるな・・・・・
「フェイトが此処に・・・・・それよりも男の方は?どういった感じでしたか?」ズイッ
「え?あ、え~と・・・・・普通?」
「どう普通でした?大丈夫そうですか?私は今や朱奈の従者ではありますがやはり心配です!問題ないですか?何なら消しに行きますか?よし、イキマショウ!」
アリスはリニスの変化にかなりドン引きしている。
タマモとアルトリアに止めてもらって・・・・・
「とりあえずはやてはの方は咲夜にこのままお願いするとして・・・・タマモはスグを見ていてあげて。正直、不安しかない・・・・・。アルトリアは別の新しい事をお願いしたい。アリスはそのまま家と周囲の状況把握をお願い。で、リニスは僕と行動。宜しくね」
「かしこまりました朱奈様」
「わかりましたマスター」
「いいわ、私もまだ色々と見てみたいしね。出来れば・・・・・魔理沙辺りをと行きたいのだけど・・・・・いいかしら?」
「うん?いいよ、その時は僕に言ってね」
「私もわかりました。待ってて下さいフェイト・・・・・朱奈とフェイトに這い寄る無視を私のプラズマセイバーで・・・・・」ブツブツ
うん皆納得してくれそうだな。
リニスから後半、不吉な声が聞こえたが僕は知らないよ。
ホントウダヨ
「じゃあそういう事で「ちょっと待って下さい!ストップ・プリーズ!!」
そう待ったをかけるタマモ。
そう言えばタマモだけ了承してなかった。
「ご主人様、今回ばかりはその内容に異議を唱えます!正直に言いますと・・・・・あの状況にまた立ち寄りたくねーです!スグ様のストーキング・・・・・元より護衛はいいとして、それをするという事はまたあの混沌空間に私もINしなければならないですよね!?こればっかりはNO!ていうか・・・・・アルトリアさんの方が適任じゃないですか?何で私何ですか!?」
「いやだってタマモは狐になれるから怪しまれないで行けるかなと・・・・・じゃあタマモにアルトリアの内容を任せる?アルトリアは大丈夫?」
「私は問題ありません。一応確認ですが・・・・・もしもスグハに危険が及んだら、守護と敵の排除。それで問題ないですか?」
「うん、ちゃんと顔は隠しといてね」
「わかりました。サーヴァントセイバー。アルトリア・ペンドラゴンがマスターの命に従い、スグハの護衛を」
うん、アルトリアは特に文句を言わず了承してくれた。
「いやぁアルトリアさんありがとうございます!正直、戦闘は不向きなので助かります。という事でご主人様。私の別内容の説明プリーズ☆。出来ればご主人様こ身の回りのお世話とか!此処に来て良妻巫女の見せ所。最近余り登場の無かった私にも遂にヒロインの座がキター!」
「お願いします。じゃあタマモそういう事で・・・・・やって欲しい事を言うね」
「お願いします!お願いされます!ご指名とあらば即☆参☆上!!あなたの隣に現る良妻!玉藻の前にぜひご命令を!」
「じゃあ・・・・・咲夜みたいに優姫 ユウナさんの所に行って貰ってもいい?」
「・・・・・はい?」
はい。という事でアリサとすずかは参加予定です。
なんか守護騎士立ちとの会話を入れたかったので・・・・・
まあこんな不定期更新ですが
温かい目で見てくださいお願いします<(_ _)>
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