魔法少女リリカルなのは~幻英の書~(更新停止) 作:零乃龍夜
零騎です!!
ようやく来たくしました!!
因みに熊本県に行ってました(`・ω・´)ゞ
今回は8.5話!
アリサと天上院の回です!
・・・ごめんなさい9話は早めに出しますのでしばしお待ちを!!
題名見てわかる人。
壁の準備を!
それでは
魔法少女リリカルなのは~幻英の書~
無印編
第八.五話「あたしって、ほんと単純」
始まります♪
アリサside
私、アリサ・バニングスは今起こっている状況に追いついていけない。
突如現れた黒い車に連れていかれ、拘束されていた。
男達が近づき私を襲おうとした時に同じ学校の天上院に救われた。
・・・そこまではいいの・・・いや、良くないわね・・・
天上院は左手から黒い炎?みたいなのが出てきたし・・・
何か剣とかも持ってたし・・・
まるでファンタジーとかでよくある魔法のようだった・・・
それで今は・・・
「さて・・・状況を説明してもらおうか・・・」
「うむ、よかろう高町恭也・・・さん」
ものすごい怖い顔をしながら天上院をみる恭也さんと忍さん。
・・・どうしてこうなったの・・・
「一つ聞きたいのだけど、すずかは?どこにいるの?」
忍さんが天上院を睨みながら訪ねる。
「それなら心配ないだろう、です・・・あっちには白銀朱奈がいったはずだ、です・・・」
「あんた、無理に敬語にしてる感があるわよ」
天上院がものすごく苦い顔をしながら話している。
普段から変な口調をするからよ・・・
「・・・朱奈が来ているのか・・・」
「恭也、朱奈っていつも話している彼?」
「ああ、あいつが来ているってことは多分大丈夫だろう。もしもの場合でも時間稼ぎする位できるから問題ないだろう」
「そう・・・」
恭也さんは朱奈さんの事をとても信頼しているようだが忍さんは疑っている。
「それならすぐに向かおう。君たちはこの場で待っててくれ。天上院だったな。もし余裕があるならアリサと一緒に先に下に降りてくれ。そこにいた連中は片付けといたから大丈夫だ」
「でも、すずかが!「わかった」ちょっと天上院!」
「ここは年上に任せるべきだ。それに・・・お前はもう限界だろ?」
え?何を言って・・・あれ?
足に力が入らない。
震えている・・・
体がいう事を聞かなくて・・・
「高町恭也、さん・・・と月村忍、さん・・・後は任せます」
「わかった、朱奈の事は任せろ。行くぞ忍」
「・・・えぇ」
恭也さんと忍さんが行ってしまった。
・・・しばし静かな時間が流れるが天上院が口を開く。
「大丈夫・・・ではないだろうな・・・バニングス」
「なっ・・・なによ・・・あたしは・・・別に、なんとも・・・ッ」
座り込んだまま天上院と会話する。
私でもわかるくらい声がとても震えている。天上院もわかっているんでしょうね。
「とりあえず何ともなくてよかった。フッまあ俺の力にかかればざっと」
「そういえば・・・あれは何だったの?あんた・・・何したの?」
「ギクッ」
何がギクッよあんなの見てそういう反応するに決まっているでしょ。
「あれは・・・何?まるで魔法みたい・・・だったじゃない」
「あれは・・・ふ」
「ふ?」
「フゥウウハッハッハッハッハ!あれは我が真の闇の力の「そういうのいいから!ちゃんと答えなさい!!」あっハイ」
こいつは隙あらばふざけるんだから。
まったく・・・
「と言ってもなんて答えればいいものか・・・バニングス、お前は魔法を信じるか?」
「・・・少し前ならくだらないで済ますけどね。・・・あんなの見た後だとちょっと」
「・・・」
やっぱり信じがたいけど、そういう事ね・・・
「頭の良い貴様なら何とも非現実的だろうけどそういう事だ。俺は魔法を使える魔導士だ。まあ、魔導士の中でも少し特殊な存在だろうけど・・・」
「なによそれ、魔導士?」
「フッ、流石のバニングスでも理解に苦しむか。そう!俺は他の人間と違い、魔法を使い。空を飛ぶことができるのだ!!・・・まだ飛行魔法は使えないが」ボソボソ
またカッコつけるかのように左手を顔を覆うように被せる。後半、なんかボソボソ言っていたがわからない。
「・・・・・あんた、それ恥ずかしくないの?」
「?何がだ?」
「はあ~・・・まあいいわ。それより肩貸してくれないかしら?朱奈さんたちは恭也さんたちが向かったから大丈夫でしょうけど、あたしたちはこのままここにいても意味ないでしょうしね。」
「むうぅ、そうだな。それにしてもえらく冷静になったなバニングス。お前の事だから助けに行くとかいうと思っていたぞ。」
天上院が驚きながら首を傾げる。
「あんた見ていると冷静になったわ・・・」
「うむ、バーニングらしからぬ行動だな」
「だれがバーニングよ!と言うかあの時言ってたラボメンナンバーってなによ!私聞いてないわよ!!」
「何を言っている!我がラボメンナンバー002!燃えるひ「だからなんでそのくだらない組織みたいなのに私が加わっているのよ!」くだらなくはない!」
本当にコイツは!
「もう!こんなくだらない話は後よ!さっさと降りるから手伝いなさいよ!!」
「まったく、これだからお嬢様はと言うものは・・・だから学校でツンデレとか言われるのだぞ」
なッ!?
「今、それ関係ないでしょ!てかちょっと待ちなさい!!ツンデレってなによ!?だれよそんな事言った奴!」
「ハア~もうよい。それよりそろそろ下に行くぞ。これ以上ここにいても意味ないからな」
「ちょっとそれよりも教えなさい!だれよそんなふざけたこと言った奴「学年男子全員」なッ!?」
な、何ですって!?
ゆ・・・許さない・・・全員風穴開けてやる!
本気で男子全員覚悟し・・・な・・・さ・・・え?
「・・・へ?」
「ん?どうしたバニングス?まあいい行くぞ」
「えっいや!ちょっと降ろしなさい!」
「・・・何がだ?」
いや・・・だって・・・
「なんであたしを持ち上げるのよ!肩貸すだけいいから降ろしなさいよ!!///」
ちょっとこれ!///
完全におっおっお・・・お姫様抱っこじゃない!!??///
「いや、お前腰が抜けてるだろ。肩貸すだけだと面倒だ、こっちで行くぞ」
「ちょちょちょ、ちょっと!あんたこれどういう事かわかってないの!?//」
「ん?お姫様抱っこだろ?別にリアルお嬢様なら問題ないだろ。どうせ親とかにしてもらっているだろ?」
「問題大・あ・りよ!とにかく降ろして!お・ろ・し・て!!」
こんな恥ずかしい恰好で外に出るなんて・・・死んでもいやよ!!///
「却下だ。行くぞ」
「ちょっと!・・・後で覚えてなさいよ!!///」
「ハイハイ」
「ハイは一回!」
「は~い」
「伸ばさないの!!」
「・・・ヘイッ!」
「ハイですらないじゃない!あんた後で風穴開けるわよ!?」
「違う。それは別の釘宮ボイス」
「あんた頭おかしいんじゃないの!?」
さっきからこいつは!
ッ~~~~~///
本当にこの体制どうにかならないの!?
はあぁ・・・
・・・それにしても・・・
『撃てよ。おれは遊びで来てるんじゃない。本気で助けに来たんだ』
本当・・・なんでこいつは助けに来たんだろう・・・
『俺はアリサを助ける。だから・・・』
あの時はアリサって呼んでたわね・・・素だったのかしら?
『来いよ、5対1なら勝てるって幻想を、俺が殺してやるよ!』
・・・なにカッコつけてるのよ・・・
あれじゃあ・・・
『さて・・・大丈夫かアリサ?』
あんなの見たら・・・
本気でかっこいいと思うじゃない・・・///
「・・・急に黙りだしたな」
「なっなによ・・・悪い?」
もしかして今考えてたのバレて・・・
「・・・悪かったな」
「へっ?」
「その・・・怖い思いをさせた・・・すまない・・・」
「ッ・・・・・///」
そんな顔すんじゃないわよ・・・
ああ・・・私ってバカだな・・・
「・・・アリサ」ボソッ
「ん?」
だって・・・
「アリサって呼びなさい。あの時もアリサって呼んだのだから。今更バニングスじゃおかしいでしょ」
「・・・・・」
私はこんな単純に・・・
「わかった・・・アリサ」
こんな奴の事好きになっちゃったんだから・・・///
「・・・ねえ」
「・・・何だ?」
「少し・・・あんたの胸・・・借りるわよ・・・」
「決定事項かよ・・・好きにしろ・・・」
そういった彼の胸に顔を埋めて我慢してた涙をいっぱい流した。
彼に救われなかったら。今頃私はどうなってたか。
想像するのも嫌だった。
でも・・・
こいつが助けてくれた・・・
本当にあたしって・・・
・・・・・単純ね・・・・・
ドンドンドンドンドン!(壁
という事で天上院×アリサ回です。
これ、決定事項です!(真顔
次回こそ!戦闘です。
・・・長いか短いかはさておき・・・
まあこんな不定期投稿ですが・・・
温かい目で見てくださいお願いします<(_ _)>
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