魔法少女リリカルなのは~幻英の書~(更新停止) 作:零乃龍夜
今回、スマホからの投稿です!
多分謎の文章になってますが多分編集するので暖かい目で見てください!
それでは
魔法少女リリカルなのは~幻英の書~
五話「捜索、闇の炎は星になる」
始まります!
朱奈side
アリサ、すずか捜索の10分前の話。
僕はこの日も放課後に音楽室でピアノを弾いてから帰った。
今日はエンジェルビーツ!の「The〇〇 of SSS」を弾いた。
今日は気分的にピアノオンリーだったので、その分長く弾き続けた。
まあ、そんなことをしているから帰りは1人になるんだが突然携帯の電話が鳴り響く。
本来、校則上持って来てはいけないものだがそこはまあ、優秀なデバイスがあるためどうにかなっている。
今日はキーブレードは調整の為に家に置いて来た。
その代わり僕は神様印のインテリジェントデバイスのシャイニングハートを持って来たのだ。
いやだって「私の出番はまだですかマスター?」とか「暇です。構ってくださいよマスター・・・(*´・ω・`*)」ともの凄い寂しそうな声で言ってくるんで仕方なく持って来た今日この頃。
てかシャイニングハートが最近、感情が豊かになってやがる
一体何が・・・(棒
閑話休題(そんなことはどうでもいい)
鳴っている携帯を確認するとスグからの連絡だった。
「ん?どうしたスグ?僕はこの後市立図書館で本を〈お兄ちゃん大変!アリサちゃんとすずかちゃんが!〉はい?」
突然のスグの大声に少々驚く。
スグは電話越しでもわかる位に焦っているのがわかる。
「何かあったのか?てか今、アリサとすずかって・・・」
〈お兄ちゃん大変なの!アリサちゃんとすずかちゃんが攫われたの!!〉
「ふ〜ん・・・・・ハア!?」Σ(゚ロ゚;)
〈さっき偶然アリサちゃんとすずかちゃんが黒い車の中にいた男の人に無理やり連れていかれる所を見たの。助けに行こうとしたんだけど男の人がナイフを持ってて・・・・・私・・・・・〉
「落ち着けスグ、黒い車の特徴は?ナンバーとか言った方向とか」
〈えーと・・・わからないの。今、私は〇〇の所にいて、車はそこから西に行ったよ!わ、私はどうすればいいかな?〉
「わかった。今からその周辺に向かう。スグはこの事を恭也さんに知らせてくれ」
〈え!お兄ちゃん行くの!?危ないよ!?〉
「大丈夫。恭也さんが来るまで無茶はしないから。見つけたら連絡して待つって恭也さんに言ってくれ。」
〈えっ!?ちょっと待っておに〉ピッ
スグの言葉を最後まで聞かずに僕は電源を切る。
「シャイニングハート。今の会話聞いたね?」
「はい!バッチリ聞きました!今それらしき車があるか検索とユイさんに連絡しました!」( ̄^ ̄ゞ
「ありがとう。ユイはなんて?」
「ちょっと待って下さい・・・・・ユイさんはこちらから射命丸さんと百の貌のハサンさんに捜索を頼んだみたいです。」(・ω・)
「そうか・・・・・良し!僕らも行くぞ!」
「はい!それじゃあセットアップを「いや、使わないよ?」なんでですか!?やっとDE☆BA☆Nなんですよ!?」(゜Д゜;;)
「いや、移動ならこいつを使おうと思っていたから」
そう言いながら手を突き出すとボード状の何かが現れた。
「ちょっと!なんですかその板!?」Σ(゚ロ゚;)
「何ってスケボーだよ。ちょっと改造して移動専用のデバイスにしただけの」
「いつの間にこんなの作ってたんですか!?それに何処からそれを!?」((((;゜Д゜))))
「ほらアナライズの特訓で作ったんだよ。それとこれは家に置いたものをキーブレードの力を利用して空間を【開けて】取り出したんだよ」
そう、僕は様々な特訓をしていく中でたくさんの事を学び、応用した。
その一つがアナライズの単一使用方のデバイス。名付けて【ソロデバイス】だ。
まあ、単純な話使える魔法系統が一つだけに特化したデバイスだと思えばいい。移動専用なら移動系の補助専用なら補助系の魔法のみ、それも数に限りのあるデバイスである。
使える魔法は少ないが魔力消費も少なく燃費が良い上に魔法の威力や速度も特化型というのもあり強力になっている。
「こいつの名前はロードだ移動専用のデバイスで魔力や霊力を送れば自動で動く」
そう言って僕はロードに魔力を送り展開させる。
するとデバイスは光を纏い、消滅するとそこには黒がメインでボードの両側に翼のような形に白のラインが所々入ったスケボーが現れた。
「これでOK!行くぞシャイニングハート!サーチを頼む!!」
「ちょっちょっと待って下さい!道路上で乗るのはキケ、って聞いてますか!?無視ですか!?」(´;Д;`)
シャイニングハートの言葉を無視して僕は霊力を流し走行する。
・・・・・シャイニングハートの感情がやけに豊かなのは気のせいか?
現在・・・・・
「ちょっとシャイニングハート!まだ見つからないの!?」
「仕方ないじゃないですか!黒い車なんてたくさんあるんですから!それより射命丸さん達の方が先に見つける方が早いですよ!」。゚゚(*´□`*。)°゚。
「それでもいいから頑張ってよ!クソッ!このままだと「\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!」・・・は?」
な、なんだあれ?
「走れディアボロス号!我がラボメンのピンチだぁぁぁぁ!」
・・・・・あいつチャリでこんなスピードを出せるなんて、なんというケイデンス!(驚愕
とか言ってる場合じゃあない!
「ちょっとマスターあれなんですか!?あんなの普通の人間じゃあ出せない速度ですよ!」∑(゚Д゚;)
「・・・・・よく見たらアイツ天上院じゃん、何して・・・・・!?」
もしかしたらアイツ!
僕は全力で霊力を流して追いかける。
「ま、マスター!どうしたんですか急に!?」(;´・ω・)
「あいつに協力を要請する!おそらくあいつもアリサ達関連だ!」
「どこにその根拠が出るんですか「ラボメンだよ」はい!?」Σ(゚д゚;)
「さっきあいつが言ってたラボメンの中にアリサが含まれているんだよ!前にそんな会話を廊下で聞いたんだ!」
以前学校内でアリサと天上院が学年トップで争ってたのを見た。
天上院の奴は転生して小学生になったとはいえかなり頭がいいらしい。
え?僕は?中の上位の成績ですが何か?
まあ、そんなことで天上院とアリサはよく競い合ってていつの間にか天上院が勝手にラボメンだと言ってた・・・・・という愚痴をアリサから直接聞いた・・・・・
「まあ、そんなことがあって多分僕達と同じで探しているんだと思う」
「でも、あの人当てはあるんですか?」(´・ω・`)?
「・・・・・わからん・・・・・」
見る限り何も考えずに捜索しているように見える・・・・・頭いいんじゃないのか?
「てか止まれよもう!」
「マスター追いかけるのはいいのですがよろしいのですか?」(´・_・`)
「何が?」
「転生者だとバレますよ?」(´・ω・`)
「あっ...」
わ、忘れてた・・・・・
でも今はそんなこという状況じゃないし・・・・・
・・・・・ええいなるようになれー!
「もうバレるとかどうでもいいや!」
「チョッ!早すぎませんか!?今までの苦労が水の泡ですよ!?」Σ(゚ロ゚;)
「そんな事を言ってる状況じゃない!おい!止まれ!そこの爆走自転車!!」
「何奴!?・・・・・貴様は?」
やっとこっちに気づいて止まってくれた。
・・・・・ものすごく警戒しているが。
「天上院で合ってるか?僕は白銀朱奈。スグ・・・・・白銀直葉の兄だ」
「なら貴様が・・・・・って待て!何故今の俺のスピードに着いてこれた!?さては・・・・・」
「そう同類だよ。まあバレたのは君が初めてだけど・・・・・それよりも君もアリサ達を?」
「そうだと言ったらなんなんだ?俺の邪魔をするのか?クソッ!ここで組織の妨害が「違うから!とりあえず話を聞け!」お、おう」
おかしな事を言い始めたのでとりあえず彼に自分の転生から今までの事を省きながら説明した。
そして現在アリサ達の捜索をしている事で協力して欲しいと頼んだ。
「・・・・・と言う事で手伝って欲しい。それとなるべく僕は転生者の面倒事には関わりたくないから君のつるんでいる愛川さん以外には伝えないでくれ?」
「・・・・・何故愛川は言ってもいいのだ?」
「彼女の特典を知っているからでいいか?それともどうやって知ったかも行ったほうがいいか?」
「いや、特典の事は後で構わんさ・・・・・今は時間が欲しい・・・・・」
「そうだな・・・・・そろそろ手掛かりがないと「マスター!射命丸さんが見つけたようです!」何処!?」
射命丸からの情報だとここから少し遠い廃ビルにいるらしい。現在アサ子さん『達』が見張っており、現状は縛られて動けないらしい。
「誘拐犯の数は視認15人・・・・・かなりいるな・・・・・」
「どうする?偵察の奴らを蹴散らしてる間に殺されたり、人質として脅されるとこちらも迂闊には手を出せない。せめて階にもよるが彼女達の所までバレずに進めれば・・・・・」
バレず・・・・・隠れながらは厳しいから・・・・・!?
「シャイニングハート。アリサ達が拘束されている場所が何階にあるかわかるか?」
「え?ちょっと待って下さい。今射命丸さんに聞きます」(*´・д・)?
「・・・・・何か策でもあるのか?」
「いや・・・・・何かもう・・・・・面倒臭いからさ・・・・・」
「は?」
そう、隠れるとか面倒臭い・・・・・
「マスターわかりました!12階建ての7階にいます!」(`・ω・´)ゞビシッ!!
「了解・・・・・じゃあ僕と天上院の周囲に認識阻害魔法をかけて。それと・・・・・本出して」
「了解です!」(`・ω・´)ゞビシッ!!
「おい!何をする気だ!」
「大丈夫大丈夫。ちょっと7階まで一直線に飛ぶだけだから」
「何処が大丈夫だ!そんなことしたら誘拐犯に見つか・・・・・ってなんだその本は!?」
僕の言葉に警戒しながら突如現れる魔導書に混乱する天上院。
認識阻害も使ったしこれで良し。
「マスター準備ができました。それで、どうするんですか?」(´・ω・`)?
「ん?ちょっと待ってね・・・・・魔理沙!一飛びしたいからあれ貸して!」
『ん?ああ、イイZE!けど、このあと何か奢ってくれるならな!』
「了解~っと」
そう言って魔導書が開きパラパラとページがめくれる。
ページが止まるとそこから突然・・・・・箒と八角形の形をした何かが現れた。
「それじゃあ・・・・・魔理沙、コネクト頼む!」
『了解だZE!☆』
「『幻想接続(コネクト)!』」
すると僕の周りが光だしやがて消えてくと黒のローブを纏い、リボンのついた黒い三角帽を被った自分が現れる。
「ほう・・・・・貴様、どうやら相当強力な特典を貰っているようだな。ならば、俺も準備をしないとな。ダーインスレイブ!セットアップ!」
そう言うと天上院もバリアジャケット・・・・・いや騎士甲冑を展開する。
全身を覆う黒コートで所々にチェーンがついている。(参考、中二病でも恋がしたい!のダークフレイムマスター)
「フゥゥッハッハッハ!これで俺の闇の力が解放す「そう言うのいいから行くぞ」・・・・・どうやってだ?」
僕に途中で止められた天上院はこちらを睨むがそこはスルー。
僕はとりあえず左手で彼の腕を掴む。
「な、何を「まあまあ、さっき言ったじゃん」・・・・・本当にできるのか?」
「任せといてよ。それじゃあ・・・・・」
『朱奈、行くZE!☆』
さてと・・・・・ちょっと星になるか・・・・・
「スペルカード!」
箒の後ろにミニ八卦炉を付け八卦炉から虹色の光が発せられ・・・・・
「お、おいまさかお前」
「彗星」
それを推進力として・・・・・
「ブレイジングスター!」
僕と天上院は一つの光となって空に飛んでいく。
「ぎゃああああああああああああああ!?」
「イヤッホォォォォイイ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
ヤバイ!テンションが上がってきたあぁぁぁぁ!
「ま、マスターが壊れ・・・・・いや、霧雨さんみたいになっていますね」(´・Д・`)
さて・・・・・ここで「幻想接続」について少し説明しよう。
これは幻想郷の住人と一体化する事で程度の能力以外にスペルカードのしようができるのだが、絆が低いに連れて言動や口調が住人側よりになってしまうのだ。
現在魔理沙との絆Levelは10。
これは世間一般でいう所の友達である。
ん?某ソシャゲみたいに絆levelの上限が10?残念、そんな事はなかった。
アテナさん曰く、僕の幻英の書は他者から力を借りる事を基本としているため使い魔とかの主従関係ではない。
あくまで手伝う、頼む。などがこの本の能力故に英霊と住人とはより良い繋がりが必要とされている。
llevel1は契約をして間もないので赤の他人かちょっと知り合い程度。
そこから徐々にランクアップしていくらしい。
しかも契約した奴によっては絆levelが10でも【友達程度の関係】にならないらしく。結局は相手側の信頼がどの位得ているかはわからないらしい。
もしかしたら利用しているかもしれないし、裏切る可能性もあるとの事・・・・・でもその時はユイの管理の元危険な者は消去しているから改善しているらしい。
まあ、それはいいとして
魔理沙なのだが一応信頼はある・・・・・と思う・・・・・
これは流石に僕にはわからない、でもよく喋るし、一緒にお茶も飲むし、はたまた街に出かけた事もあるからそれなりに絆は良い。
多分幻想郷の住人の中で一番いいのかもしれない。
あ、因みにさっきから言われてない守護騎士達だが、彼女達は完全に主従関係らしい・・・・・それについては完全にどうでもいいと僕は思っている。
とは言うもの彼女達は最初は(タマモ以外)とても硬い態度ではあったが現在は家族としてそれなりの関係で接している。
つまり契約した奴らより断然絆は深いと思う。
・・・・・ただ、アルトリアはよく食べるし、タマモはよく夜に襲いかかるし、咲夜は鼻血をよく出し始めたし・・・・・
唯一まともなのはアリス位?アリスは余り喋らなけど、最近はよく一緒に紅茶飲んでるし人形の作り方とかも教えて貰っている。
・・・・・あれ?アリス以外、余りまともなのがいない?
さて現在ブレイジングスターで廃ビルに向かって飛んでいるのだが・・・・・
・・・・・着地はどうしようか?
はい!どうでしたか?
今回は天上院が登場です!
それと少し幻英の書についての話とコネクトの説明です。
・・・・・多分説明になってないが・・・・・
次回はアリサか、すずか視点です。
・・・・・果たして無事、救助できるか・・・・・