魔法少女リリカルなのは~幻英の書~(更新停止) 作:零乃龍夜
ようやく無印編になりました!
今回でようやく戦闘シーンが書ける・・・
それでは魔法少女リリカルなのは~幻英の書~
無印編
第1話「幻英と二つの不屈」
始まります。
1話「幻英と二つの不屈」
朱奈side
皆さんおはよっぷ~♪朱奈だよ~♪
さあ電波を受信したことで謎の挨拶をしたことだし本題に入ろう。
・・・まあ簡潔にいうと4年生になりました☆
そして昨日少年と怪物が戦っている夢を見てユイに話した所原作が始まったらしいです☆
( ^ω^)・・・はあぁ~ついに始まったか~
てか原作知識を消したのはいいのだがユイ辺りが知っているから残した方が正解だったんじゃないか?
それと僕は何があっても他の転生者に目を付けられたくないから介入する時は変装することにした。
・・・この時のための準備は十分にできている大丈夫だ。問題ない(フラグ
さて今日朝起きて魔法と魔力変換資質の勉強をしている所です。
「朱奈、ここはこうして・・・」
「(・_・ フムフム」
「で、ここをこう・・・」
「(・_・ なるほど」
「・・・朱奈?」
「ん?」
「・・・先ほどユイが言っていた話はジュエルシードが関係する話ですよね?」
「・・・そうだが急にどうした?リニス」
今勉強を教えてくれている使い魔のリニスが突然問いかけてきた。
彼女と会ったのは3か月前。
夜、歩いていたら少し大きい猫が倒れていたので家で保護したら使い魔だった。
だから自分の魔力を送ってそのまま使い魔として契約をし、飼い猫として暮らしている。
その間に彼女の前の主人の事、魔法を教えた少女の事、そしてあそこで何故倒れていたかを聞いた。
「前に話しましたがプレシアはジュエルシードを求めている。それは知ってますね」
「うん」
「そしてそれはここに住む魔導士たちも関わってくると」
「まあ、ジュエルシードを回収するにあたってその手伝いとかはするだろうなここの魔導士たちは」
「その内フェイトたちも来てジュエルシードの取り合いになる?」
「だろうな。回収は元の持ち主に返し封印するためだし、その反対にフェイトたちは回収をしてプレシアの実験とやらのために使われるからそれぞれ違う目的で回収しているから戦うことになるだろう。特にフェイト側は状況からして話し合いの余地はないのだろう?」
「・・・はい」
そうリニスの話によるとプレシアはアリシアを蘇らすためにジュエルシードを求めているらしい。
そしてそのジュエルシードを使って次元世界の狭間にある『アルハザード』に時を操る魔法と復活の魔法を手に入れアリシアを復活させる。
さらにリニスから聞く話だとプレシア自身も病を患いそう長くは生きられないとか。
「で、リニスはどうしたいんだっけ?」
「・・・フェイト達に協力してプレシアを止めたい。そしてアリシアを別の方法でよみがえらせたいです」
「・・・そうか」
そう、プレシアの計画は確実に失敗する。
そもそもジュエルシードをすべて集めたとして本当に『アルハザード』に行けるとは限らない。
そしてアルハザードそのものが存在するかもわからない。
最後にアルハザードにその魔法が存在するかがわからない。
・・・あまりにも不確定要素が多すぎる。
これらがすべてそろっても何らかのデメリットが存在することが明らかな上彼女は指名手配の犯罪者。
管理局にバレ中途半端に終わるのが見える・・・
まあそもそも・・・
「僕が蘇生できるから行く必要がないんだよね・・・」
「・・・本当にできるんですよね?」
「モチのロン!そのための手配もすでに済ませいる」
そう・・・アリシアをよみがえらす方法は他にもある。
なにせその気になえれば『不老不死』にしてやることもできるからね。
改めて自分の特典の強さを思い知らされたよ。
「本当にユイには驚かされたよ。流石、魔導書管理してくれている事だけあるよ」
「・・・あの魔導書はいったい何ですか?明らかにロストロギアなのはわかるのですが・・・」
「う~ん・・・精霊となった英雄達と世間に忘れられた世界の住人達を繋ぐ魔導書?」
「何故、疑問形なんですか・・・」
「ま、まあいいじゃん。この魔導書のおかげで安全にアリシアが蘇生できるんだから」
・・・後でユイに魔導書の状況を聞かないと。
てか主に永琳さんがすごい、流石優曇華を生贄にしているだけはある。
~そのころ幻想郷~
「さあ優曇華。今日はこの薬の効果を確かめるわよ」
「まっ待ってください!今日はてゐで試してみては・・・」
「てゐ、抑えてなさい」
「は~い♪」
「えっちょっと!まっ・・・待ってくださ・・・イヤァァァァァ!!!!」
ピチューン!・・・・・
----------------------------------------
ハイ皆さん朱奈です。
・・・放課後デス。
まあ、学校は平和でしたよウン・・・
今回はななみと宗二朗共同じクラスになった。
スグは原作キャラ、愛川さん、劉崎、天上院くん、一誠と同じクラスになったとか。
天野少年は隣のクラス。
それと遠山少年はさらに別のクラス。
こうもスグがなのは達とクラスが分かれないのはなぜだろう・・・
まあ心配ないだろう。最近劉崎はスグには近づいていないみたいだし。
学習したのか天野少年にも近寄っていないみたいだからクラス内で喧嘩もなくなっているらしい。
まあ原作キャラ達には言い寄っているらしいけど。
その度にななみが僕と宗二朗に助けを求めてくる。
僕に聞くな宗二朗だけに聞けよカップル。
あっそれはそうとななみと宗二朗何だが、どうやら付き合い始めたらしい。
・・・本当にようやくだなこの二人は┐(´д`)┌ヤレヤレ
本人たちは気づいていないようだがハッキリ言ってイチャイチャしすぎです。
せめて人のいないとこでヤレ(誤字あらず
まあたいして発展はしてないらしい。
毎日帰りに手をつないでいるくせに・・・・・
閑話休題(まあ、そんなことはどうでもいい)
現在放課後になり僕は帰らずに音楽室に向かう。
最近自分の中でのブームで音楽室のピアノを弾いてから帰るのが習慣のごとくなっていた。
今日は何を弾くかは決めてある。
めらにほっぷさんの「絶対的一方通行」をピアノのみで演奏。
この歌いながらの弾きはかなり自分の中で熱が入る。
いろんな曲を弾いて歌うのだが、最近こういう曲をばっかり弾いてしまう。
何だろう・・・悲しい曲ばかりを歌ってしまい唐突に涙を流してしまう。
気持ちを切り替えて明るめの曲にしてみるとそういう気分ではなくなる。
なんでだろう・・・?
まあ、たいして問題ないし。それに今の生活に不満があるわけではない。
寧ろ充実・・・ああ、そうか・・・
前世はこんなにも充実していなかったからだ・・・
前世と今の自分が『この時だけ混ざり合っているんだと思う』。
まるで・・・ワスレテハイケナイヨウナ・・・
・・・落ち着こう、今は演奏することだけに集中しよう・・・
「さてと・・・~~~~~♪」
見るな。来るな。
知るな。渡るな。
それ以上こちらに歩みを進めるな。
これは彼の中では歌であり警告である。
コレイジョウコチラニキテハイケナイ。ナゼナラコチラハ・・・・・
・・・・・・バケモノノセカイナノダカラ・・・・・・
この幻想の時間がとても長く・・・そして短く・・・儚く崩れるように現実を戻す・・・
少年は知らない。ただ一人と思われるこの空間にいつも廊下の片隅で聞いている影を・・・
----------------------------------------
ななみside
ななみです。
現在夜の街を走っています。
え?何故ってそれは・・・
「なのは!早く来なさい!!」
「まっ待ってよお姉ちゃん!はあ・・・はあ・・・」
そう私となのははいよいよ原作が始まる動物病院に向かっている。
学校の放課後、私とソウジ、なのは達、それと直葉ちゃんは原作に登場するユーノ・スクライヤから『・・・たすけて・・・』と念話が送られ、見つけたので近くの動物病院に連れてった。
そして夜になった時に『だれか!僕の声が聞こえる方、どうか僕に力を貸してください!!』と広域念話が発せられ私となのはは一目散に外に出て魔力が発せられる方に向かった。
それと直葉ちゃんとは動物病院の時に互いに転生者であることは話しといた。
当然のごとく直葉ちゃんは私が転生者であることはわかってたみたい。
試しに兄の朱奈はどう?と聞いた所、「転生者かどうかわからない」との事。
微量の魔力しか感じないからやっぱり違うのかな?
そんなことより今はこっち。
「はあ・・・はあ・・・やっと着いた・・・」
「はあ・・・はあ・・・お姉ちゃん・・・速いよ~・・・」
槇原動物病院。ここはユーノを預けた場所でさらにここで登場するのは。
と考えていると突如大きな音が鳴る。
「キャッ!」
「なっ何!?」
爆発音のような音が響き渡ってそれと同時に周りの景色が変わる。
私には封時結界が展開されたことはわかるがなのはは突如起きた状況に慌てる。
「えっ!?何この状況!?」
「落ち着いてなのは!今は・・・!?」
すると突然病院の壁の一部が崩れ土煙がお切る。
その後突如小さな何かが飛んできてそれをなのはがキャッチする。
「にゃっ!?あの時のフェレットさん!?」
「来てくれたの?」
「しゃっ喋った!?」
「ふぇっ!?なんでフェレットさんが喋ってるの!?」
私はわかっていたがとりあえず驚いた反応をする。
なのはは当然のように喋りかけたユーノに驚く。
そして先ほど土煙の起きたほうを向くとそこには『黒いナニカ』がそこにいた。
「ってそんなことよりなのは!逃げるよ!!」
「えっ!?う、うん!」
なのはも黒いナニカを見て危険を感じ一緒に逃げる。
とりあえずこの場は逃げながらユーノの話を聞かないと。
「はあ・・・はあ・・・その、何が何だかよくわかんないんだけど、いったい何なの!?何が起きてるの!?」
「今は詳しいことは言えないのだけれども、君たちには素質がある」
「素質?なんの素質よいったい・・・」
「お願い僕に少しだけ力を貸して。魔法の力を!」
走りながらユーノの説明を聞いている私たち。
あのユーノ・・・それ普通見ず知らずの人、それも管理外世界でホイホイ言って言い物じゃないよね?
「魔法?それっていったい・・・」
「!?なのは!!」
走っていたらさっきの黒い物体が上空から襲いかかって来た。
私は迷わずなのはを抱きしめながら横に避ける。
またも土煙が起き、私たちは何とか避けられることができた。
「お礼は必ずします!だから僕に力を貸してください!!」
「お礼とかそんな場合じゃないでしょ!?」
「そうだよ!もうどうすればいいの・・・」
普通この状況はかなりまずい一般の人から見れば謎の生物から少女二人が襲われているのだから。
そしてその黒いのは再度私たちに向かって襲い掛かる。
「「きゃあああああああああああああっ!!」」
・・・目を瞑って来るはずの衝撃に耐えようとはお食いしばるが一行に来ない。
恐る恐る目を開けるとそこには・・・
「そ、ソウジ!」
「すまない!大丈夫か!?」
「宗二朗さん!?なんでここに?」
「さっきななみに電話をもらってねもしもと思って来てみればビンゴだったよ!」
バリアジャケットを展開したソウジの姿がそこにはあった。
見た目は薄青い色をした和服で所々に武士がつける鎧の一部が型と膝、胸の部分についており、手には刀のような武器を持っている。
「あなたは魔導士!?なぜこの世界に!?」
「説明は後にしてくれ!ここは一旦僕が相手をする。行くぞゲイル!!」
「了承!【小鴉】起動!!」
ソウジのデバイス、ゲイルクロウからお面をつけた和服の人みたいなのが現れる。
その者は両腕が見えないが、その部分から刃のような物が見える。
「僕が時間を稼ぐ!その間にななみ達は早く!!」
「GAoooooooooooooooooooo!」
「わかった!・・・そういう事だからフェレットさん。早くその力の使い方を教えて!」
「わっわかりました!」
フェレットは自分の首についている二つのネックレスを器用に取りそれを咥えてなのはと私に渡す。
なのはには赤い球体を私には青い球体にそれぞれ渡された。
「それを手に目を閉じて心を澄ませて、僕の言うとおりに繰り返して。まずはレイジングハートを持つ君から、管理権限!使用者設定、オープン!」
「All Right, New Master Entry Start.」
すると球体が光りだし、桜色の魔法陣が展開する。
「僕の言葉を復唱して!いくよ!!」
「うん!」
「我、使命を受けし者なり。」
「我、使命を受けし者なり。」
「契約のもと、その力を解き放て。」
「えっと、契約のもと、その力を解き放て。」
「風は空に、星は天に、」
「風は空に、星は天に、」
「そして不屈の魂(こころ)は」
「そして不屈の魂(こころ)は」
「「この胸に!!」」
「「この手に魔法を。レイジングハート!セット・アップ!!」」
「 Standby Ready. Setup. 」
なのはが掛け声と共に桜色の柱のような光が発生し見えなくなる。
「落ち着いてイメージして。君の魔法を制御する魔法の杖の姿を。そして、身を守る強い衣服の姿を!」
「えっ!?じゃ、じゃあとりあえずこれで!」
そういうとさらに光が強くなり。なのはの姿が見えなくなり。
すぐに光が収まると、そこには学校の制服に似た白いバリアジャケットを着たなのはの姿があった。
「えっえぇー!?なにこれ!!??」
「よし!成功だ。次にレイジングソウルを持つあなたも同じく復唱して!」
「わかった!」
「我、使命を受けし者なり。」
「我、使命を受けし者なり。」
「契約のもと、その力を解き放て。」
「契約のもと、その力を解き放て。」
「風は海に、太陽は天に、」
「風は海に、太陽は天に、」
「そして不屈の魂(たましい)は」
「そして不屈の魂(たましい)は」
「「この胸に!!」」
「「この手に魔法を。レイジングソウル!セット・アップ!!」」
「 Standby Ready. Setup. 」
今度は海色の魔法陣が展開しなのはと同じように光が発生し見えなくなる。
その後、光が収まると、そこにはなのはのバリアジャケットと同じデザインをした私が現れる。
優いつ違うのはなのはが白の部分が私は水色に近い青になり、青の部分が黒になり、赤いリボンが黄色のリボンになっている。
そして手に持っているのが杖ではなく小太刀と同じ形状の武器になっていた。
「あ、お姉ちゃんと色違いなの!」
「まあ、そうしようと思ってしたからね」
「二人とも終わったか!?」
「「うん!」」
「凄い!この魔力なら・・・!?」
すると黒い物体の魔力と思われるオーラが大きくなる。
「な!?まだ強くなるのか!?」
「そんな!?この力、さらにジュエルシードの魔力が跳ね上がっている!?」
「ど、どうすればいいの?」
「封印を!レイジングハートとレイジングソウルには封印の魔法が組み込まれています。呪文はあなた方二人の心の中にあなた方の呪文が浮かぶはずです!」
「とりあえず私もソウジと一緒に食い止めるからなのはは呪文の準備をして!」
「ふぇえー!?うっう~ん・・・」
最初は驚くも了承し、唸るなのは。
さてと・・・
「とりあえず止まりなさい!レイジングソウル!」
「All rigt. オーシャンシューター」
すると私の周りに水色の球体が3つ展開される。
「シュート!」
それら3つの球体は黒い球体にぶつかるがあまりダメージが入っていないようだった。
まあ攻撃がメインじゃないからね。
「レイジングソウル。早速だけどお願いね!」
「わかりました。オーシャンシューター、ウォーターバインド展開!」
するとぶつかったはずの球体から水色の鎖が展開される。
それらは黒い球体に巻き付き拘束する。
「ゴギャアアアアアアアアアアッ!!」
「無駄だよ引きちぎろうとしても元々水でできているから何度も再生するのよ。ソウジ!」
「ああ!小鴉!!」
黒い物体が動けないうちに私とソウジは接近し互いに小太刀と刀を構える。
「神速!」
「疾風!」
同時に斜めに切り、さらにその上からソウジの小鴉が縦に二つの切線を作る。黒い物体に斜め十字と縦二つの切り跡が見える。
黒い物体は悲鳴を上げながらこちらに触手を伸ばしてくる。
「ッシ!」
「ッフ!」
ソウジと私はそれぞれ別の方に避け、触手から逃れた。
しかし
「なのは!」
「ふぇっ?」
なのはの方に一本の触手が伸びる。
ソウジと私は避けるのに精一杯だったから援護に行けない。
なのはは杖を前に出し目を閉じ始める。
だが・・・
「!?GYAAAAAAAAAAAAAAA!!??」
突如黒い物体がなのはに向けて伸ばした触手が切り刻まれ、さらに本体に赤い一線が直撃した。
「・・・大丈夫かなのは?」
なのはがいた方を向くとそこには・・・
「い、いっせー・・・くん・・・?」
そこには白と黒のワイシャツ、黒がメインのブレザーを全開にし、黒のズボンに赤色のTシャツを着ており。
左手に赤い籠手、右手には赤色のフィンガーグローブを身に着けている神龍一誠の姿がそこにあった。
はいななみのデバイスはレイジングソウルになりました。
・・・いい名前が思いつかなかったからまあレイジングハートの姉妹機という事で。
安易すぎるかな?(´・ω・`)
それと一誠のかっこいい登場シーン
もう彼が主人公でいいんじゃないか?
それと朱奈の過去に少しだけ触れました。
まあ、まだ当分は気にしなくていいかな?(意味不
それと彼の演奏を聴く影・・・
正直一人は必ずいると思うんです。
敵か味方か、あるいは・・・
それとリニスなんですが。
ごめんなさい個人的に好きだから無理やり朱奈の所に行かせました!!
この作品は急激な展開が多いと思うのですが気にしないでください。
なるべくなのは自身のセット・アップの所やユーノのセリフは原作を見直したりしながらやったのでそのまんまだと思います。
まあ、初期の敵がすでに原作と違う時点であれなんですが・・・(-_-;)
とりあえず温かい目で見てくださいお願いしマウス!<(_ _)>
感想・コメントをお願いします。