戦姫絶唱しないシンフォギア~転生者と不思議な道具~   作:高性能脂肪

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スマホ買い替えました…XDが遊べました!


ギャラルホルンと藤本弘〜その3〜

 今日はギャラルホルンで面白いネタを探しに行く日! 俺が行く世界は安全な世界だから安心していけるし、何かあってもひみつ道具でどうにかすることができるからな

 

 

「んじゃ…弘行っきまーす!!」

 

 

 ギャラルホルンで異世界に行く時は何と例えたらいいんだ? う〜ん…あっウルトラホール、ポケモンのウルトラホールに似てるな! あれの障害物が無くて、他の出口が無いバージョンだ。ちょっと酔いそうになるのが問題点のウルトラホールだ

 

 

「おっ着いた着いた。さて石ころぼうしを被って…面白いネタを探さないとなぁ…うへへへ」

 

 

 前はおもしろアイドルだったからな〜今回はどんな感じになっているのかなぁうへへへ〜。みんなYouTuberになってるとか、年齢が逆転しているとかだったら面白いんだけどな!

 

 

 

 

 

 

 探し始めて少し経ったときエルフナインちゃんを見かけたから追いかけたんだけど〜〜いや花束持ってるからてっきり彼氏とかに渡すって思って面白いネタが手に入ると思ったんだよ。そしたら見晴らしのいい……墓地でな

 

 

「弘さん…遅くなりました。本当は皆さんと来る予定だったんですけど、響さんの宿題が沢山残っているらしくてって多分見てますよね」

 

「えっちょっと待って…これってあれか?」

 

「ですから今日は僕一人で来ました! 弘さんは心配するかもしれませんが僕だってS.O.N.G.のメンバーですので、ちゃんと一人で来ましたよ」

 

 

 

 

 

 

 俺死んでるー! ひみつ道具持ってた俺死んでる!!

いや平行世界の俺は違う転生特典貰っているかもしれないからな……うん多分そうだよな!

 

 

「弘さんがフエールミラーで増やしてくれたLiNKERのお陰でマリアさん達が戦う事が出来たんですよ」

 

「ひみつ道具持ってた平行世界の俺死んでるー!」

 

「ですけど…戦いが終わった後、みなさん一時的に少しおかしくなったんですよ。一番凄かったのは響さんで毎日性格が変わって…弘さんなら楽しみそうですけど大変だったですから」

 

「あっそれは結構気になるな…ネタになりそうだし」

 

「ある日は軍人の方のような口調と目付きでしたし、その翌日は何処からか竪琴を持ってきて、私のウリはこの竪琴と艶やかな低音(アルト)でしてよ…って響さんに似合わない言葉で話しかけられたんですから」

 

 

 軍人のような響ちゃん……お嬢様言葉の響ちゃん……駄目だ、どっちにしても響ちゃんだからポンコツな感じになるなw いやぁそれにしても…

 

 

「その後大丈夫だったのか? ちゃんと何時ものおかしなキャラに戻ったのか?」

 

「でも皆さん、今はちゃんとしっかりしてるんですよ。時々おかしかった頃を思い出して悶てますけど」

 

「それは良かった。悶えられるくらいまで元気なら何かあっても大丈夫だろう」

 

「それも弘さんのお陰なんですよ…これのお陰です」

 

 

 

 ん何か残してたのか平行世界の俺? ちょっとエルフナインちゃんの手元を見せてもらって……これは

 

 

「S.O.N.G.の皆さんと撮った写真…弘さんが思い出にと、働いている人すら無理矢理連れてきて撮ったこの集合写真…これのお陰で皆さんが普通になったんです」

 

「……何が役に立つか分からないもんだな。絶対平行世界の幽霊の俺も思ってるな」

 

「弘さんはただ思い出作りにと思ってるので驚いているかもしれませんが、これのお陰で皆さんが立ち直ったんですよ」

 

 

 今更思うけど…平行世界の俺は何で死んだんだ? スナイパーライフルで狙われたのか

 

 

「……ダウルダブラのファウストローブを纏ったキャロルのビームを響さん達から弘さん自身へ向けてくださったお陰で今を過ごす事が出来てますが本当に弘さんは死んだのですか? 死体もないですから…どこからかひょっこり出てくるような、そんな感じがします」

 

「あぁ〜それ生きてるわ。絶対どこかで生きてるな」

 

「どこでもドアもタイムマシーンも故障していましたし、タンマウォッチを使ったのならあの後出てきているはずなので生きている訳が無いのはボクも理解しています……ですがやっぱり生きているんじゃないかと思ってしまいます」

 

「どこだかドアだな、んで帰る機会を見失ってるだけだわ。なんだ死んだと思って損した…もう帰るか、面白い事もなさそうだし」

 

 

 

 んで何の収穫もなく元の世界に帰ってきた俺だが……

 

 

「ひ、弘さん大変です!」

 

「ん、どうしたのエルフナインちゃん? そんなに慌てて」

 

「ひ、響さんが、響さんが!!!」

 

「響ちゃんが?」

 

「弘さんが作ったダウルダブラのファウストローブのレプリカを持って…私のウリはこの竪琴(ダウルダブラのファウストローブ)と艶やかな低音(アルト)でしてよ、と軍服を着た響が演奏しながら歌い出しまして」

 

「……………未来ちゃん呼んできたら、一発で治るから大丈夫!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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