戦姫絶唱しないシンフォギア~転生者と不思議な道具~ 作:高性能脂肪
次回辺りアンケートもどきを元にしたヤツを書こうと思うだけ思っています
「それにしてもアダムの黄金錬成は凄かった」
「いきなり部屋に来て、アーシ達に言う事がそれ?」
「まったくもって脈絡も無い訳だ」
「いきなり部屋に来ても、脈絡が無くても良い……私達の安全は貴方によって成り立っているのだから。だとしても食事中に入ってくるのはおかしいでしょう」
怪獣化したアダムを響ちゃんが倒してから世界中がサンジェルマンさん達の扱いについて話し合っていたが……もれなく俺に貸しがあるのでS .O .N .G.預りという俺の意見が通った。まぁ一応これからの戦いに優れた錬金術師の助けがいる、という理由でそうしてもらった
まぁそんな事があってマリアさん達がS .O .N .G.預りになったときに収容されていた部屋にサンジェルマンさん達がいる。そしてその部屋に俺が入ってきたという訳なんだが……
「いや攻撃も出来て、なおかつ金を作れるっていうのが……唯一アダムが凄かったところだなって」
「まぁアーシもあんな力技出来ないけどね~女性だし」
「カリオストロが嘘をついた訳だ」
「ちょっとプレラーティ! アーシは女よ…お、ん、な」
「元男というのがつき忘れている訳だ」
「食べながら話すのは行儀が悪い……それに私が女性に変えたんだから二人とも女性、それでいいでしょ」
オカンだ、オカンがおる。マリアさんに続くオカン属性をもった存在が現れた! まさかマリアさん以外にオカン属性をもった女性が出てくるとは思ってもいなかった……しかも子供が二人というところまで同じという
「あんな事出来た貴方だったら簡単に黄金錬成出来のでは?」
「そうよそうよ~アーシ達の死に場所を奪ったデタラメ君なら出来るんじゃないの」
「逆に出来ない所が想像出来ない訳だ」
「…………そんなに言うならやってやろうか? 場所も使っていい所があるからな」
そこまで求められたのなら答えてあげよう! 俺がアダムが凄いと思ったのは攻撃を兼ねているからであって、黄金をつくるだけならあんな被害出さなくてもいける。しかしこれをやってしまうと色々と問題があるが……別にいいか
「ほら俺の黄金錬成を見せてやる……錬金術師の常識をぶっ壊してやる」
「アーシを騙そうとするなんて、ダメなデタラメ君ね~そんな嘘が通じるわけないじゃない」
「あれは嘘をついている男の目じゃない訳だ」
「そうよカリオストロ。今さら黄金錬成出来たところで驚く事がないでしょう」
散々な事を言われたが気にしない……だって男の子だもん! ということでどこでもドアで弦のおっさんの家の庭に行って……これがバレたら怒られるな、俺が
「まずはこちらの錐を物体変換銃で金に変える。そしたら地面に穴を掘って、合成鉱山の素を入れる……ここでさっきの金を入れて、はい終わり!」
「ちょっと待って……アーシ達にも分かるように説明して欲しいんだけど」
「物体変換銃は元素組成を操作できるひみつ道具でやり方は~例えばダイコンをラジコンに変えるときは、ダイコンマイナスダイ、プラスラジという風にする。今回は錐の一文字を変えて金に変えた……その代わり15分しか持たない。合成鉱山の素は入れた地面を鉱山に出来る……これは鉱物だけじゃなくて物品や食べ物を入れてもいい。入れてから半日経つとそれが無数に埋まっている状態になる、OK?」
「OKではない訳だ‼」
「……………………なるほどね、やっぱり」
「? じゃあ明日地面を掘り返したら金が出るからまた明日来よう」
そして部屋に戻ってきて、部屋から出るときにふと後ろを見たら……何故か真っ白になったカリオストロとプレラーティ、じっとこっちを見るサンジェルマンさんが見えた。何か怖かったからスタコラサッサと走って帰った
ここからが短編です
~おや?サンジェルマンの様子が~
「そういえばサンジェルマン、何でデタラメ君の事じっと見てたのよ」
「これはサンジェルマンが惚れた訳だ」
「ふふっ違うわ。今回の事で確信した、ただそれだけ」
「あ~そんな事言っちゃって、アーシは女だから分かるんだけど」
「だからカリオス「次言ったら眼鏡割るからな」……やっぱり男な訳だ」
「(やっぱり彼は私のお母さんを助けてくれた、あの自称錬金術師なのね)……そこまでにしなさい! 男のようなキャッツファイトをしたら服が破けるでしょう」