戦姫絶唱しないシンフォギア~転生者と不思議な道具~ 作:高性能脂肪
という事でどうぞ!
「あら、これも美味しいわね」
「…………ジーーートーーー」
「次はこっち……うん思った通りの味で最高じゃない!」
「おいこら…それ以上食べるなら、そろそろ俺も怒るぞ」
「もう弘君ったら……そんなんじゃ彼女の一人も出来ないわよ」
「うっせ……というか話ながら食べるなよ了子さん」
見た目は美少女月読調ちゃん、中身は永遠の拗らせBABA櫻井了子だ! 正直こんなスピードで戻ってくるとは思ってなかったから、あのときはマジでガチで半端ないくらいびびった。なんで今回だけそんなに早く現世に来るんだよって思ったし、三途の川をバタフライで渡っておけよとも思った
「というか何で調ちゃんの中に居座ってるんだよ? 早く現世に別れを告げて来世にこんにちはしろよ~居てもいいけど調ちゃんにちゃんと家賃払ってる? 払ってないんだろ、だったら早く出ていって記憶持たずに来世に行けよ了子さん」
「あらら~弘君ってそんな男の子だっけ? そんなに口の悪かった記憶が無いんだけど」
「少なくともボコ殴りにされた時からこんなんだよ。あんたのせいでこんな口の悪い男になっただから、責任とって来世に行けよ了子おばばばばばば‼」
「こら、おばあちゃんって言わないの!それにボコ殴りにしたのは弘君のせいだし、事前に宣告しておいたからおけおけオッケーでしょ?」
あれはネフィリムがウルトラ怪獣みたいになって、ソロモンの杖でノイズ達の待機場所の空間を開いて、戦って…………今思うとソロモンの杖をぶん投げて、あの空間まで投げた未来ちゃんが怖いわ! 生身だったのになんであんな事出来たの? ま、まぁそれは忘れよう……そのあとの事だった。いい感じの雰囲気の中、なんかヤバそうなオーラを纏った調ちゃんが近寄ってきて、あれ? 目の色が金色って何処かで見たことがあるような……と思ったら了子さんでの、しこたまぶん殴られた
「そういえば……切ちゃんが絶唱して、自分のやった事に絶望して自害しようとした時に調ちゃん、もとい了子さんが凄い勢いでぶつかってきて助かったって言ってたけど」
「そうね……あはははははは‼ いっ異端技術ってスゲーー っていう感じね」
「おい調ちゃんの体でそんな事言うんじゃねぇよ! 調ちゃんのイメージが崩れるだろが」
イメージしてほしい……調ちゃんが腕を組ながら、大きな口でそんな言葉を言う瞬間を。駄目だろ、了子さんなら別に何かあったんだな…程度に思われるけど、調ちゃんならすぐさま病院に連れて行かれるレベルだ
「……おいさっきも言ったけど味見スプーンで味見しまくんなよ。調ちゃんが了子さんのボッキュンボッボディとは反対のキュッボッキュンボディになるだろうが」
「大丈夫よ~異端技術の力で太らないようにしてあるから」
「太らないように出来る異端技術があるなら……あるのなら! 調ちゃんのボディを了子さんボディに変えてあげ「出来たら私だってしてあげるわよ‼」おっおう……」
異端技術でも、どうにもならない事がある……俺は今日それを学んだ。後で了子さんに今までの体がどうだったか聞いたら、全部ボッキュンボッだったらしい……調ちゃんだけがすーーーーーーとんっらし、えっ何でMIKUSANこっちに来るんですか? その手に持ってる名状しがたき物は……バールですか。それで何をしようとゴンッ