戦姫絶唱しないシンフォギア~転生者と不思議な道具~   作:高性能脂肪

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見返してみると何か違う感じしかしなかったので、かなり書きかえる事にしました。

ので色々多めに見てください……後時間軸は完全にバラバラです


天羽奏とタイムふろしき

 色々あって転生して、色々あって二課に所属することになった。転生するときに神様に「お主が行く世界は戦姫絶唱シンフォギアだから」と知ってるだろうという雰囲気で言われたけど、俺は知らなかったから取り敢えず生き残れるようにドラえもんのひみつ道具を貰って転生させてもらった

 

 

 

 その時の俺の判断に感謝しかできない。ノイズという人間を消し炭にするモンスターが時間と場所関係なく出てくるなんて誰が考えられるか‼ 確かに出てくる可能性は低いけど出ない訳じゃないから、その当時の俺は怖くて怖くてやくよけシールを貼って、何時でも石ころぼうしを出せるようにしていた

 

 

 まぁ今ではある程度安心して暮らせているので満足だ。そんな満足な俺はツヴァイウィングの片翼であり、予備のシンフォギア装者である奏に呼ばれたからどこでもドアで部屋に入ろうとしている途中である。しかしあの姉御肌が呼ぶなんていったい何があったんだ?

 

 

 

 

 

「奏……呼び出したのはまさかとは思いますが、この机の上の物に関してではないですよね?」

 

「いやぁ頼むよ弘、なっこの通り!」

 

「この机の上にある賞味期限切れの食べ物をどうすればいいんですか? まさかとは思いますけど」

 

「タイムふろしきで賞味期限が切れる前に戻してほしい」

 

「ひみつ道具の無駄遣いにも程があるなおい!」

 

 

 どこでもドアで部屋に入ると、そこにはばつの悪そうな顔の奏と机の上に乗せられた食べ物が大量にあった。入った瞬間に何を求められているのか分かったけどまさかと思って聞いたら想像通りだった……でもなぁ

 

 

 

「奏……タイムふろしきって何に使ったのか覚えてますよね」

 

「勿論!アタシが絶唱して死にかけた時に、その状態になる前に戻してくれたんだよな」

 

「そうですよね!そんな凄い道具を賞味期限切れの食べ物を切れる前に戻すのに使うのはどうかと思いますけどね‼」

 

「そうだけど! 最近は装者の仕事がかなり減った代わりに、ツヴァイウィングとしての仕事とかアタシ単体の仕事が増えて中々帰ってこれないから仕方ないだろ」

 

「仕方ないってそれで済まさないでくださいよ。外で食べる事が多くなってるのが分かってるのに買って、賞味期限切れになったからタイムふろしきで戻してってのは無いでしょうに」

 

 

 確かに今をときめくツヴァイウィングが食べ物を大量に捨てるというのはあまりよろしくはない。ないけどそれは俺がどこでもドアで俺の部屋に戻ってごみ箱に捨てればいいから気にしなくても良いんだが……それにしてもこの机の上にあるものは 

 

 

 

「シャウエ○セン、卵、牛乳、各種フルーツ……まんじゅう、どら焼、ケーキ、プリン……鶏皮、各種ホルモンって奏さんの冷蔵庫に入ってそうな物から無さそうな物まであるじゃないですか。何でこんなに……」

 

「…………弘には色々世話になってるから弘の好きな物でもてなそうとしてけど、仕事が忙しかったし、弘も忙しかったし」

 

「こ、こここ今回だけ、だけですからね! 今回だけ戻しますからね‼ 勘違いしないでくださいよ、嬉しかったとかそんな理由で戻す訳ではないですからね‼」

 

 

 

 そう、そんな理由でタイムふろしきを使ったわけではない……けどそれらを使った料理などは美味しくいただきました。今回だけ、今回だけは大目に見て使ったけど次はこうはいかないぞ!

 




こんな感じに短編にしていきます

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