何で迷子になったんだろう
???「ここで何やってるの?」
・・・。誰だろうこの綺麗なお姉さん
心なしか、物凄く殺意を向けられている気がする
「あ、あの…お花、踏んじゃってごめんなさいっ!色々あって、気づいたらここにいて、そしてお花、踏んじゃいました。本当にごめんなさいっ」
「・・・私、花について何か言ったっけ…?」
「え、だって何か怒ってそうだったので、怒る理由があったとしたら、お花を踏み潰してしまったことかなぁ…と思ったので」
とりあえず、弁解を試みた
「ふーん…でも、私の大切な花を傷つけた報いは受けてもらうわよ」
「え、ちょ、ここで?!花畑ですよ?いいんですか?!」
ヤバイヤバイヤバイ
絶対あの人怖い人だよ 殴るの?蹴るの?
「フラワーシューティング」
「え、ちょ、いやあああああああああ?!死ぬっこれ死ぬよおおおおおおおお 」
私は咄嗟にとういうか反射的に身を屈め手で、その攻撃的な何かを塞ごうとした。
シャラン♪
あぁ、天使が迎えに来たのかこの音は…
「って・・・あれ?死んでない」
てか、何か目の前に薄い青っぽいバリア?がある
「っ!な、私の攻撃を防いだ?!貴女、まさか能力持ちの人間なの?!」
「え、えーと…能力って何ですか?」
「・・・そこからなのね。いいわ、私の家へ一旦移動しましょう。お茶とお菓子出すわ」
「え、あ、ありがとうございます!」
こうして、私は綺麗なお姉さんの家に行くことになった。
「そろそろ本題に入ってもいいかしら?」
「あ、はい大丈夫です。モグモグ」
このお菓子美味しいなぁー
「貴女…人間?」
「人間以外に何かあるんですか?!てか何で私、生きてるんですか?」
「はぁ・・・、何もわかってないのね。ここが何処だかはわかる?」
「わからないです。」
「・・・。はぁ、一から説明するわね。ここは、幻想郷。日本の山奥で結界で覆われた世界よ。主に忘れられた物とか、あとたまに人間が迷いこんだりするわ。ちなみに帰れる方法は二つ。一つは、とある妖怪の能力で帰ること。滅多にないけど。二つは、とある神社にいる貧乏巫女に幻想郷を覆っている結界から、出させて貰うこと。でも、貴女は、二つ目の方法は無理ね。能力があるっぽいし」
「成る程…ん?妖怪?妖怪って本当にいるんですか?」
「えぇ、いるわよ。ここにも」
「へぇーー…え?お姉さん、妖怪なの?!」
「あ、まだ自己紹介してなかったわね。風見幽香、妖怪よ。花を操る程度の能力よ。」
「み、未羽恵痲です。あ、あの能力って何ですか?」
「能力とはね、ここの世界の住民のほとんどが持っているいわゆる自分だけの魔法よ。私は花を操る程度の能力で、言葉通り花を操るのよ。貴女は…きっと、音を操る程度の能力ね。早急、無意識だったけど、音の壁を作り出していたしね。才能がありそうだわ。」
「音を操る程度の能力…?じゃあ、音の壁を作ったり、音での攻撃をしたり、演奏とか出来るんですか?」
「私もどんな能力かは知らないわ。だって自分の能力じゃないもの。・・・あ、あとスペルカードっていうのも説明しとくわね。」
「スペルカード?何かかっこいい…!」
「この幻想郷内で、揉め事や争いなどを解決するためにの、必要以上に力を出させないようにする為の決闘ルールよ。ルールは今度説明するわ。んで、はい。スペルカード」
「真っ白ですね。これがスペルカード?」
「本当は人間にここまで手を貸さないけど、貴女は強くなりそうだから、とりあえず五枚渡しとくわ。自分でどんな技にするか決めなさい。」
「ご、五枚も…」
自分だけの能力の必殺技か…
とりあえず、面白そうだということがわかった
「わかりました!頑張って作ってみます!」
※多少オリジナル設定入ってます
幽香ちゃんの口調が時々迷子に・・・ウヘェ
とりあえず、主人公に、もう一つ能力を追加する予定
てか、この後の展開が全く決まっていない