神魔の素質を持つ者も異世界から来るそうですよ?   作:リフェア

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予定より一日遅れましたが出来ました

ではどうぞ


3話 星導覇瑠徒の恩恵

色々あった覇瑠徒達は黒ウサギに言われた通り何時までも外にいるのは忍びないないので黒ウサギのコミュニティに向かっていた。

 

「なあ覇瑠徒」

「なんだ十六夜?」

「世界の果て見に行かないか」

「世界の果てか・・・・・面白そうだないいぞ行こうぜ」

「よし、決まりだな」

「じゃあ飛鳥と耀、黒ウサギに聞かれたら”ちょっと世界の果てを見てくる”って言っといてくれ」

「分かったわ」

 

そう言って覇瑠徒と十六夜は世界の果てを見に行った。

 

「覇瑠徒って凄いな」

十六夜と覇瑠徒は今世界の果てを見るためにその途中にある森を駆けていた

「どういうことだ?」

「俺と同じ速度で走ってるからさ」

「そんな事か」

「今まで無かったことだからな」

「十六夜のいた世界はそんな世界だったのか?」

「俺より凄いやつは多くはなかった」

「ふーんそうか、まあでもこれぐらいでそんなこと言われてもな」

「そんなことって結構凄いと思うけどな」

「今は俺の身体能力だけだからな、ここに来る前は空を飛ぶ事もできたし」

「空飛べたのかそれは凄いなでも今できないのはなぜだ」

「正しい事は分からんが多分招待状に全てを捨て箱庭に来いって書いてあったからだと思う」

「と言うと空を飛ぶのは自分の力じゃないのか」

「ああ、契約して使えてただけだからな」

「覇瑠徒の世界は契約すれば空を飛べるのか、凄いじゃねえか」

「人によるけどな、そろそろ森を抜けるぞ」

 

森を抜けるとそこには大河があった。

 

「世界の果てにはもうちょっと掛かりそうだな」

「そうだなじゃあスピード上げるけどいいか?」

「ああ、問題はないだが普通に行ってもつまらないから競争しないか?」

「それいいな、じゃあそうしようぜ」

 

その時、目の前に身の丈三〇尺強はある巨躯の大蛇が現れた。

 

『貴様ら何しにここに来た?』

「うわーでかいなこのミミズ」

「そうだなミミズにしてはでかいな」

『貴様らふざけてるのか!』

「真面目にふざけてるよ、なあ十六夜」

「ああそうだな真面目にふざけてるよ」

 

覇瑠徒と十六夜は楽しげに目の前にいる大蛇を挑発した。

その挑発に易々とのってしまった大蛇が周りに水で竜巻を四つ作り出し怒りを露にした。

 

『ちょうどいい試練を与える、貴様らにみせてやる我が力を』

「だそうですけど、どうする十六夜あの蛇多分神の一種だよ」

「試練って言ってるから倒した方がいいんじゃないか?」

「じゃあ任せた」

「任せたってお前は戦わないのか」

「えーだっていま戦ったら俺死んじゃう」

「えっ、お前俺のスピードには追い付いたのにあんな奴は無理なのかよ」

「あんな奴って蛇神だと思うけど、まあとにかく先に十六夜が戦って良いよ少ししたら俺も戦うからさ」

「わかった早くしろよ覇瑠徒の力見たいからな」

「OK、早くする」

『貴様ら何をぐずぐずしている、まさか怖気づいたか?』

「すまないな蛇神様ちょっと話し合いをして俺か先になった、だからいくぞ蛇神」

 

そう言って十六夜が跳躍して蛇神に向かって行った。

 

『人間ごときが我に一人で挑むとは後悔させてやる』

 

こうして十六夜と蛇神の戦いが始まった

 

「さすがに十六夜は一人でも大丈夫そうだな」

その時覇瑠徒に向かって声が聞こえてきた。

『俺達の出番か?』

「やっぱりお前たちの封印は解かれてたか」

『ああ、急にだったけれどまさか覇瑠徒が別の世界に行くとは』

「それは俺も驚いた、だがお前達どれだけ俺に迷惑かけたと思っていやがる」

『あの時はすまなかった』

『でも俺達だって困ったんだからな』

「えっなんで?」

『だって実際俺が自分の家でごろごろしてたら、急に入って来たんだから』

『俺だって急に今日からここお前の家だからって入ってみたらあいつが居たんだからな』

「おいおい、お前たち俺の体を家扱いしないでくれますかねえ」

『まあとにかく今は俺たちの力が必要なんだろ』

「ああそうだった、じゃあ力貸してくれよ」

『それについてだが魔王の方は大丈夫なんだが神の方が一からやり直しになったから』

「は?マジかよ俺が積み上げたものは何だったんだよ」

『まあ一回封印されたから仕方ないな、それなりに使えるようにしたから頑張って一から始めようぜ』

「分かった」

『まっ頑張れよ』

 

覇瑠徒は会話が終わって目の前の景色を見ると来た時と一変していた。

 

「なに独り言、言ってるんだ覇瑠徒」

「独り言じゃねーよ、まあとにかく準備は終わったから俺の番だな」

「よし、見せてくれ覇瑠徒の恩恵(ちから)

 

「見せてやるよ神魔の力」




こんな感じですがどうだったでしょうか?

クオリティは徐々に上がればいいなと思います。

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