輸送船員が鎮守府に着任し(誘拐され)ました!これより(深海棲艦の)艦隊の指揮を始めます!   作:風月 雪桜

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遅くなりました!
最近、アルバイトを始めたんです

物凄く緊張しますが、やってみると面白いですね!


ショートランド泊地の(元)艦娘達

俺達はスイーツを食べ終わった後も無駄話に華を咲かしていた

 

「やっぱり、深海棲艦も甘い物好きなのか?」

 

「僕らは勿論好きだよ

艦娘の中で甘い物が嫌いな娘はいないでしょ?」

 

まあ、確かに俺の知る限り甘い物が嫌いな艦娘は聞いたことがない

 

「イ級とかも好きなのか?」

 

「はい!

時たま、ケーキとかクッキーとか作って一緒に食べますよ」

 

三日月が疑問に答える

 

マジか...

なんかシュールだな

ホールケーキをガツガツを食らうイ級を思い浮かべる

 

ガチャ

「そろそろ、夕食だよ~

って提督起きたんだ?」

 

軽巡の鬼怒が入ってくる

 

「あ、俺は橋本 公太です

よろしく

後、提督じゃなくて只の輸送船員だから」

 

「あ、私は鬼怒だよ

テートク、よろしく~」

 

「だから、提督じゃない」

 

「愛称だよ!

親しみやすい方がみんなとすぐ仲良くなれるじゃん!」

 

自信満々に鬼怒は主張する

 

「なるほど、愛称か

なら、今度から提督と...ってな訳あるか!!」

 

「ナイス、ノリ突っ込み!」

 

はあ、全く

それにしても、この鎮守府には元艦娘の深海棲艦は何人いるんだろうか...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂に元艦娘達が全員集まる

 

総勢、13人

加賀、蒼龍、鳥海、衣笠、鬼怒、由良、木曾、時雨、夕立、白露、村雨、春雨、三日月

 

...凄く多いです

 

艦娘の鎮守府に比べれば確かに少ないが、姫級が13隻が一ヶ所に集まっていると考えると人類側は絶望的と言わざるおえない

 

ちなみに俺はそんな姫級の前で自己紹介してます

いや、マジでどうしてこうなった...(困惑)

「俺が拐われてきた橋本 公太です

ちなみに、輸送船員でした、よろしく」

 

「航空母艦加賀です

貴方が私の提督なの?

それなりに期待しているわ」

 

「提督じゃないけどよろしく」

 

一人一人に挨拶していく

 

「挨拶は終わったね?

じゃあ、そろそろ夕食にしよう」

 

出されたのは、カレーだ

だから金曜日かな?

 

「今日は土曜日だからカレーっぽい!

誰が担当だったっぽい?」

 

「私です!

三日月、司令官に食べて欲しくて頑張りました!」

 

ご飯が三日月の形になっている人目で三日月の作ったカレーと分かるようなカレーだ

 

「あ、うん

ありがとう、三日月」

 

というか今さらだが、なんでこんなに親切なんだろうね?

深海棲艦って無差別に人間を攻撃すると思っていたんだけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プルルル...ガチャ

 

時雨は執務室の電話を取る

「はい、こちらショートランド泊地...」

 

「あ、君か...

うん、作戦は成功...まあ、トラックの戦力を削げればもっと良かったんだけどね...」

 

「うん、その点も大丈夫、僕も他の娘も」

 

「提督の様子?

うん、初日から納得するとは思ってないから...

それは奥の手だよ...

 

じゃあ、第二次作戦頑張ってね」




最後まで読んで下さりありがとうございます!

次からはのんびりした深海棲艦と輸送船員の日常を書こうかなと思います!

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